グッドボーイハートは人と犬が共に成長して調和することを目指すドッグトレーニング・ヒーリングスクールです。

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犬のテレパシー<ミリちゃん編>

犬と関わりながら過ごしていると、ときどき不思議なことが起こります。
今日はこんな形で起こりました。

グッドボーイハート福岡の近くにお店を持っている生徒さんがいらっしゃいます。日頃からスクールやボランティア活動のチラシをおいてくださり活動に協力していただいています。チャリティイベントのチラシが出来上がったので、昼頃にお店にポスティングに行きました。

その後、外出することになり、用件を済ませて戻るバスの中で携帯電話が受信を知らせます。ポスティングした生徒さんからの連絡でした。そのとき私は「ああ、チラシを見られて電話をかけてくれたのだな。」と思いました。バスを降りる直前だったのですが、バスを降りすぐに折り返し電話をかけました。すると、何か生徒さんのお話が思ったのとは違ったのです。

電話で「あ、先生!今マンションにいらっしゃいますか?お仕事ですか?ミリがどうしても先生にごあいさつすると聞かなくて、今少し離れたところにいるんですけど…」ということだったのです。それで、バス停にいるけどすぐに事務所に戻れることと、ミリちゃんといらしてくださいという旨をお伝えしました。

このとき、私の中では次のようなストーリーが出来上がったのです。
まず、ミリちゃんの飼い主さんが、ポスティングした私からの連絡を受け取った。
次に、飼い主さんがグッドボーイハートと私のことを意識したか、もしくはミリちゃんに「先生からお手紙が来てるよ」と言葉に出して言った。
それでミリちゃんが、グッドボーイハートの事務所のあるマンションの前に止めてある私の車の横に止まって、「先生にごあいさつする」と主張した。

この程度の推測なら筋は通っていると思うのです。「先生」という言葉で私を認識し、その上で、事務所の私の車の横で止まるくらいのことなら、犬の認知能力としては十分に可能性のある行動です。

ですが、今回のストーリーはこのことをはるかに越えていました。

ミリちゃんと飼い主さんが事務所に到着しました。チラシを受け取られたと思い込んでいる私は「チラシとお手紙を見られたんですよね。」というと、飼い主さんは「え?すみません。見てません。」ということでした。

飼い主さんの説明では、ミリちゃんの様子はこんな感じだったそうです。
「お店に行く前にこの建物の前を通ったんです。先生の車があっても、いつもミリはそんなに反応しないんですけど、車の横に止まって建物の中に入るといって、どうしても先生に会うといって聞かなくなったんです。先生はお仕事しているかもしれないよといっても、ミリはどうしても入ると聞きません。それで、あんまりミリがいうもんだから先生に電話してしまったんです。」

これは偶然だね、と思う方もいるかもしれません。確かに偶然だと思うことの方が信憑性が高いとは思います。ですが、こうも考えられるのです。

ポスティングした封筒に、今朝になりミリちゃん用にお手紙を書き添えました。先日バザー用品などをいただいた日に、ミリちゃんが事務所に入りたがっていたのに対応する時間がなかったため、また今度連絡するね、と約束していたからです。それで手紙には「この日ならミリちゃんが来ても大丈夫ですよ。」と書いてお店のポストに入れたのです。

私がミリちゃんに出した手紙を、ミリちゃんが直接受け取ったと考えることもできます。あまりにもファンタジーですが、否定することもできないと思います。犬にはそんなテレパシー的な能力がきっとあるのだと思うのです。それは原始的な生活をしている人たちが、遠くてもつながりを持てるのと同じようなものではないかなと、ですね。
もちろん、これには行動学的な証拠は何もありません。だからこのことを主張する気もありません。ただ、さすがミリちゃん、ありがとうと思っただけのことです。

ミリちゃんは事務所に入ってからも、ミリちゃんパワーを全開にさせていました。電話台になんども飛びつきます。行儀の良い犬なので興奮しすぎることはないのですが、結構しつこくしていました。何も置いてないはずなのにと思いつつ電話台の上をみると、ミリちゃんの良く知っている亡くなったオポの写真があります。写真を手にとり、ミリちゃんの顔近くまで下ろしてあげました。ミリちゃんはオポの写真に鼻をちょこっとつけて、満足したように電話台から離れていました。子犬のころからオポに会うときちんとご挨拶することを覚えたミリちゃん。オポの写真にも何か言いたい事があったのかもしれませんね。

ミリちゃんは9歳の小型犬のワンちゃんでミリちゃんの飼い主さんのことは一度コラムでも紹介しました。
コラム「たくさんの知識が必要なのか~しつけトレーニング~」

ミリちゃんは普通の犬です。ですが、飼い主さんが真剣に向き合って育てられミリちゃん自身も今でも飼い主さんを真剣に見ている犬だなと感じます。

犬にも人にも、すべての動物にはテレパシーとか、つまり言葉では表現できない能力というのがあると思います。「虫の声」ですね。そして人との関わり方によって、その力の使い方も違ってくるのではないかなと思うのです。

ミリちゃんに「ミリちゃんは先生のお手紙を直接受け取ってくれたんだね。」というと、ミリちゃんは得意げな顔をして、飼い主さんは笑っていました。

みなさんは犬のテレパシー力を感じたことはありませんか?
犬の不思議な話しを笑いながらもっとしたいものです。犬ってスゴイよねって。

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熊本被災ペット支援ネットワーク
http://kumanimal.blog.fc2.com/blog-entry-3.html

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クラスメイト:トレッキングクラスでパニック症を克服したコロ助くんのこと

クラスメイトのコーナーです。
今回は柴犬のコロ助くんです。

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私がコロ助を飼いはじめたのはコロ助が生後2ヶ月の時です。

それまでの私は「犬かわいいなぁ。いつか犬を飼いたいなぁ」とずっと思っていました。
そしてコロ助を飼うことになり、犬と暮らせる!という期待に胸を膨らませていました。

しかし実際コロ助を飼い始めて一緒にいると、
膝の上に乗って来てはガウガウ唸る、目の前でくるくる回りだしてしっぽをかみ始める、
挙句の果てには私の服の裾や手をかみ始める・・・。
これは何なんだ?と思いつつ、どうしたら無くなるのかもよくわからず、月日が過ぎていきました。

そうこうしているうちに、さらに困った状況に。
朝晩問わず数時間塀の近くで飛び跳ねながら、キャンキャン鳴き続けるようになってしまったのです。

当時のコロ助は6才。
犬に詳しい人に相談しても、「6才だともうしつけは入らない」と言われ、
どうしたらいいのかわからない状態でした。

八方塞がりの状況で、助けてくださいと連絡したのが宮武先生でした。
6ヶ月過ぎ頃に、宮武先生には訪問でトレーニングに来ていただいていました。
スクールが七山に移転してから、コロ助が車が苦手だったこともあり足が遠のいていました。


連絡後に家庭訪問のカウンセリングを受けました。

その後トレッキングクラスへのお誘いをうけ、何かしなきゃという思いで七山校に通い始めました。

しかし最初は「えっ!山の中で自由にさせるの??
あっという間にいなくなって今生の別れになるのでは・・・。」と思っていました。

なんとなく予想はしていましたが、山でのコロ助はあっという間に私たちの先を行き、
リードで止める。呼び戻そうと名前を呼んでも来ない。
先に行かないように長い木の枝で動きを止めようとすると、枝に逆ギレして吠えて噛みつく・・・。

いつかゆっくり歩ける日がホントに来るのかなぁ??と思いながら通い続けました。

それでも2か月、3か月と通ううちに、少しずつ変化が見えてきました。

最初に変化が現れたのはコロ助のしっぽでした。

通常柴犬のしっぽはくるんと巻いているんだそうですが、コロ助のはピーンとまっすぐ立っています。
歩いても、ほとんど揺れません。
しっぽの毛も、すすきの穂のようにゴワゴワ・バリバリ。
そんなしっぽの毛が柔らかくなって、歩くと揺れるようになってきたのです。


また「私の声が聞こえていないのでは?もしや耳が聞こえないとか・・・」
と思いたくなるほどに無反応だった呼び戻しですが、
10回に1回、5回に1回と徐々に反応する頻度が上がってきて
「コイツは聞こえていないのではない!呼ばれていることがわかっていて来ないのだ」と思い知らされ、
情けない気持ちになることもありました。
今では百発百中とは言いませんが、十発五中くらいでは戻ってきているかなぁと思います。

学校に通うきっかけだった自宅でのキャンキャン鳴くパニック行動も、今では無くなりました。

こうした変化はある時をきっかけに劇的に変わったわけではなく、
どれもこれも徐々にじわじわとやってきて、後から考えてみるとそういえば・・・と気づくことばかりです。
少しずつですが、ここまで来たなという印象です。

私自身、嫌なことがあったな~疲れたな~という状態でも、
山に行くといつしか忘れています。気持ちがすっきりします。
コロ助も同じなんじゃないかなと思います。

学校に行き始めてから、私はコロ助のことをよく見るようになりました。

今の行動何なのさ?と思っても、今まではそこで止まっていました。
でもトレッキングクラスや犬語セミナーで、犬について知るようになって、
コロ助は何でそんなことしたんだろう?何を考えてるの??と気になって
とりあえず一緒にいるときはジロジロ見ています(笑)。

今ではコロ助の方が「この人は僕をジロジロと・・・何なのさ?」と思っているかもしれません。

でも見ているとわかることがたくさんあります。不安なのかな?
ああ、あそこにネコがいるんだとか、落ち着いているのかな?
おお、座った。フセした。
前は私の近くで落ち着いて過ごすなんて考えられなかったよね~・・・という風に。

なんだかコロ助のトレーニングというより、私が犬を知るトレーニングに
学校に通っているのかもと思うことがあります。
二人で勉強中です。

コロ助は9才ですが、発展途上です。
最近では自分から!車に乗り込めるようになったし、
今までは見向きもしなかったクレートに入るようになり、中で眠る時間も増えました。
まだまだみんなの背中が見え始めたところですが、
これからも小さな変化を大事にできることを増やしていきたいと思います。

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コロ助くんは青年期に訪問トレーニングを受けていただいたのですが移転で少し中断してしまい
不安定行動が表面化したことでグッドボーイハートに連絡してくださいました。

家庭環境のルールを改善しながら、パニック行動への対応をさせていただきました。
トレッキングクラスはストレス解消にはなりますがそれだけではありません。
犬同志が仲良く一緒に遊ぶクラスでもないのです。
犬の安定性をじっくり引き出していきます。

コロ助くんは急に変化したように見られがちですが、実はじっくりと変化の下積みがあって
その変化が表面化してきたというだけです。

飼い主さんの根気が勝利の秘訣でした。

そろそろ新しいクラスへの挑戦も始まるのかな。楽しみですね。

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クラスメイト

生徒さんの紹介クラスメイトです。

今回はラブラドル・リトリバーのエルちゃんです。

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うちのエルはまだまだイケイケガールです。
毎日、朝夕の散歩の時にボール遊びをしたり、ひっぱりっこをしたりして
元気いっぱいにとびはねています。

どんなに寒くても、北風の中
「エルのためなら!」と散歩に行き、
暑い夏には朝5時に起きて、がんばってしまうエルママです。

エルはチョッピリ臆病&用心深い性格のようです。
食欲がすべてのラブラドル・リトリバーのわりには
拾い喰いをすることもできません。

以前はエルママ命だったのですが、
最近では他のワンちゃんやよその人と遊ぶ練習をすることで
ぐっと自立して大人のエルになりつつあります。

飼い主が犬社会のルールや犬とのコミュニケーションの方法を知る事によって
犬と人間の関係がこんなにも楽しくなるとは思ってもみませんでした。
「犬ってこんな動物だったんだ!」
と本当に驚きと感動の連続です。

「エルうれしい」=「私うれしい」と思えることが
我が家の幸せ。

エルに癒してもらっているエルパパ。
そして、エルを癒したいエルママ。
エルで始まりエルに終わる日々。

犬と暮らす楽しみに出会って、エルも家族もとっても幸せです。

右側がエルちゃん、左がオポ

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このコメントは2004年5月発行のグッドボーイハート機関紙に掲載されたものです。

オポと年齢の近かったこともあり生涯の友となりました。

エルちゃんは現在老年期を迎え、毎日エルママに癒されながら
健やかな日々を過ごしています。




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クラスメイト

クラスメイトのコーナーです。
今回はミックスのビビちゃん(2才のオス)
同居猫はぽぽちゃん(6ヶ月のメス)です。

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ビビはすごく甘ったれで初対面でも膝枕で眠ってしまうほど!
名前の由来はビビリのビビだったんですけど、
今はあんまりビビる事もないです。

とにかく走ることが大好き。
狭いマンションに住んでいることもあって、
自由に走れるところに行くとひたすら走ります!

一方、猫のぽぽさん仕草や動きをみているだけで楽しいです。
今、何を考えているんだろう??と想像するのも楽しいです。

レッスンを受講する前に比べると、私もビビも別人です。

押し付ける事では犬と仲良く暮らせないんだ、ということが
よくわかりました。

それと、私もビビも楽しみながらトレーニングできるのがすごく良いです。
ビビといることが何倍にもなりました。

最初は私もビビも戸惑ってばかりでしたが
今は少しずつでも信頼関係が生まれてきていると思います。

以前の私は、歩くことすら嫌いだったのに
ビビと一緒だと散歩やお出かけが楽しいです。

気持ちよさそうに走り回るビビを見ると
ゴロゴロしてはいられないです。

面倒臭いと思っていた事も
「ビビのためだ!」と思うと不思議とヤル気が出てきます。

最近は散歩から変えるとぽぽさんが
「お帰りなさいニャー」とやってきて
ビビと鼻をくっつけあって猫式?のあいさつをしています。

一緒にお腹を出して寝ている姿はとても微笑ましいです。

トイレや食事などの面で、種類の違う動物と一緒に暮らすのは大変なこともあるけれど・・・。
3人?毎日たのしく暮らしています。

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このコメントはグッドボーイハートの機関紙(2004年12月発行)に掲載されました。

ビビちゃんはエネルギッシュなタイプのミックス犬でしたね。

都会のマンションで育てるには大変な努力と労力が必要になります。
車がない飼い主さんなので、とにかく「歩いて、歩いて」。
とても努力されていました。

エネルギッシュな犬はなんとかしようとするとこちらが疲れます。
だけどそのエネルギーをもらって自分にもエナジーが湧き上がると
あれ不思議?今度は飼い主さんの方が行動的になっていきます。

犬はこうして人をサポートしているのだろうなと教えてくれたビビちゃんでした。

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クラスメイト

クラスメイトのコーナーです。
今回はチワワのピースくんです。

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はじめまして。
うちのピースの紹介をさせていただきます。
ピースは臆病で甘えん坊です。

いろんなことを飼い主といっしょにするのが大好きですが、
中でもオヤツを使ったトレーニングには目がありません。
家の中では宝探しやボール遊びなども好きで、
体が小さくていつも元気いっぱいです。

何かを教えようとすると、とにかく真剣に向かってくるので
いつの間にか芸持ちになってしまいました。(笑)


楽しい笑顔はもちろん、
毎日違った表情をもみせてくれます。
ですから仕事での疲れを癒してくれる存在でもあります。

あのまん丸の目でみつめらえると、もうメロメロですよね。

トレーニングを通して犬とのコミュニケーションのとり方を学ぶことで
お互いがより理解しあえるようになりました。

お散歩会や専門学校でのデイケアレッスン
グループレッスンなどを通していろいろと経験させてもらっています。

とにかく楽しくて楽しくて・・・といった感じです。

みなさんとのふれあいを通して、
最近では好奇心旺盛になってきたんですよ。

一緒に暮らし始めてから、いろんなことが変わりました。

犬との関わりにより、純粋な気持ちを持てるようになりました。

散歩で四季を感じたり、自然とふれあう機会が多くなったのです。
期待しなかったような喜びをピースとの生活の中で得られています。

これからもピースと共にmかれにとって「幸せ」と思えるような
犬生を送らせてあげたいと思っています。

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このコメントはグッドボーイハート機関紙(2004年11月)に掲載されたものです。

ピース君は現在14歳ですね。
今では二人の弟ができて長男になりましたね。

飼い主さんは訪問トレーニングを通して犬のことをたくさん学ばれました。
飼い主さんの深い愛情の上に、正しい理解が加わり、
怖がりのピース君がどんどん積極的に行動できるようになった成長が感動的でした。

オヤツに夢中になる犬も
オヤツが好きでトレーニングしているのか
飼い主さんに応えたくて行動しているのかは
見ると区別がつきます。

ピース君はもちろん後者。
飼い主さんの気持ちに敏感で共感を得ていたのですね。




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クラスメイト

クラスメイトのコーナーですが
今回は海外のセミナーで数回ご一緒した知人からいただいたメッセージです。

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みなさま。はじめまして。
みなさまと可愛いワンちゃんは幸せにお暮らしですか?

私の生活は動物とは何の関係もありません。
「じゃ何故ここに?」との疑問に対しての答えはまたいつか。

先日あるランニング雑誌に「Q熱(慢性になった患者の65%が死亡)」になったランナーの記事が出てきました。

当然、治るまではランニング禁止。
きびしい闘病生活を救ってくれたのが愛犬ポピーとの散歩だったそうです。
「走れない辛さもポピーの顔を見るだけで和らぎました。」
とありました。

私にもこういう経験があります。
アラスカのある山から下界に戻ってきたとき、
出迎えてくれた友人が連れていた犬に、疲れていた登山者たちが
どれだけ元気をもらったことか。

世界中どこでも人は犬と暮らしているようです。
自宅前の芝生に愛犬と一緒に寝転びながらランナー達に拍手を送るのはホノルルマラソンの典型的な応援風景です。

エベレストのベースキャンプ(6,000m)付近でも
犬を連れている人を見ました。

一方、RSPCA(イギリスの動物保護団体)のセミナーや
動物福祉関係のシンポジウム等に参加すると、安易に動物を飼い
その結果として動物虐待がいかに多く行われているかの実態を知ります。

コンパニオンアニマルから受け取る恩恵は
双方が幸福
であってこそ生まれると信じます。
皆様とご家族の一員であるワンちゃんたちの生活が幸せでありますように。

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このコメントはグッドボーイハート機関紙(2005年1月発行)に掲載されたものです。

コメントをいただいたKさんは7サミットを2クール登頂され
ホノルルマラソンのボランティアも勤められています。
そして、犬の飼い主でもなく専門家でもありません。
犬のセミナーで数回お会いしたときにとても不思議な存在でした。

何か関心を持たれたことに向き合うこうしたKさんの姿勢が
厳しい自然に向き合う姿勢と同じであることを感じることができます。

犬と暮らしいない人も、犬との暮らしを考えています。
自然と生きる方は、動物たちとも生きています。

学びの機会をありがとうございました。

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クラスメイト

クラスメイトのコーナーです。
今回はラブラドル・リトリバーのさくらちゃんです。

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私は4月生まれのせいか桜の咲く春が一番好きな季節。
死ぬときもぜひ桜の樹の下でと思うくらいです。

それだけの理由で7月生まれであってもの彼女の名前は
「さくら」と彼女が来る前からそう決めていました。

ラブラドル・リトリバー=盲導犬のイメージで飼ってしまったのが
そもそもの間違いでした。

さくらが来てから、マニュアルに弱い私は、育犬本、インターネット
人の教えなど、さまざまな情報を駆使してさくらを従順なお利口な犬に
しようとしました。

案の定、素人にも限界。
さくらが何をしたいのか、
してほしいのかさっぱり分からなくなっていました。
私もお手上げ状態でした。
彼女も最悪な家に来てしまったと後悔したことでしょう。
そんな私たちを救ってくれたのは宮武先生でした。

最初のカウンセリングで感じたことは、
私がさくらの行動をよく観察していないこと。
どんな行動をとったのか詳しくいえなかったことです。

多分、見ていなかったし、見ようとしなかったから
彼女の言いたいこともわからなかったのだと思います。

レッスンを続け、課題をこなすことで、
さくらとのコミュニケーションの幅が増え、
だんだんさくらの言い分がわかるようになりました。

そしていっしょに勉強しているみなさんとワンちゃんを見ていると
私達はまだまだ努力が足りないなと思うことも少なくありません。

また、いろんな犬に対する考えかたや、
犬と人間社会との関係についても知る機会があり
私の犬に対する考えはかなり変わったのではないかと思います。

人間に都合のいい犬を育てるのではなく、
犬らしく生きてもらう、人間と一緒に生きてもらうのが
犬にとって幸せな犬生かなと最近考え始めました。

犬らしく生きてもらうという点においては、さくらはまだまだ未熟です。
時折、洗面器や枝をもって走り回る、強烈な匂いをつけてアピール
過度なごあいさつでご迷惑をおかけしますが暖かく見守ってくださると幸いです。
最後にたくさんの出会いを運んで来てくれたさくらへ
ありがとう!

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このコメントはグッドボーイ機関紙(2006年3月発行)に掲載されたものです。

さくらちゃんは桜の花がよく似合う美人さんですね。
今では妹分のリトリバー犬と自然の中で暮らしています。

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犬語セミナー

先日このブログでもご紹介した犬語セミナーについて「犬語セミナーファン」より感想文をいただきましたので以下にご紹介します。

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犬語セミナーで何を学ぶかと言うと、それは「犬を知るということ」につきると思います。

犬とずっと暮らしておきながら、こんなにも彼らが表現していた様々なことをスルーしていたなんて、
なんてもったいない事をしてきたんだろうと悔やまれます。

あの子は何て言っていたんだろう、
あの子は何を伝えていたんだろう、
あの子とあの子はどんなふうに会話を楽しみ、
私のことを何て言っていたのかな・・・。

犬語セミナーに参加して、自分がどれだけ犬のことを知らなかったのか、
知った気になっっていただけなのかということがわかって落ち込むこともありましたが、
それよりもむしろ自分たちに与えられたツールを使って犬たちが一生懸命自己表現しようとしている姿に、
そしてうまく伝わらなかったり、答えられなかったりして思い悩んでいる姿にちょっと嬉しくなったりもしました。
当たり前なんですが、犬なんだなぁと改めて思い知らされる気がしました。

犬語セミナーで、犬たちの豊かなコミュニケーションの世界を知った今となっては、自分のすぐそばにある小宇宙をのぞかないわけにはいきません。
きっと映像では伝わりにくいツールもふんだんに使っているに違いありません。
その世界に触れて初めて、犬を知ることができるのではないかと思います。
先は長いですが、あせらずゆっくりと楽しみながら、
犬語マスターへの道を歩んでいきたいと思います。

「犬語セミナーファン」より

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「犬語」のファンがいるなんて犬たちが知ったらきっと喜ぶことでしょう。

「犬のコトバとその世界」を忘れてしまった犬も多くなり『ところでボクタチって一体何者?』と
いつか犬に聞かれるのではないかとドキドキしているところ。

『あなたたち、犬なのよ。』と私が諭す前にきっと自分たちで気づいてくれるでしょう。
そのチャンスさえあれば…。

私たちが人という動物であるということに気づくことはそのチャンスのひとつなのだと感じています。

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クラスメイト

GBH生徒さんの自己紹介のコーナーです。
今回はナティボコースを受講中の現役のペットシッターの方からです。
ではどうぞ。
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ナティボクラス初級コースの授業も、残すところあと1回になってしまいました。
通い始める前は、正直言って「七山、遠いな・・・」と思っていましたが、
ふたを開けてみれば何のその、毎回あっという間の道のりでした。

なぜなら、七山へ向かっている間は、こんなことも聞いてみよう、あんなことも聞いてみようと頭の中のモヤモヤを整理し
逆に帰りには、あれはどういう意味だったんだろう、こういう場合はどうなんだろうと新たなモヤモヤを抱えて帰っていたからです。

これも、私達の疑問にさっと答えを差し出すのではなくヒントとなる情報や方向性を指し示してくださる先生のおかげだと思います。
そうやって自分で考えれば考えるほどやはり“犬って面白いな”とますます犬の世界にはまっていってしまいました。

ナティボクラスは、その名の通り「犬の本質」を勉強するクラス。
犬とは本来どういう動物なのかを体のつくりや行動などから読み取っていくという内容でした。
ある程度わかっていると思っていた犬の新たな姿…
というよりは本来の姿にふれることができ毎回新鮮な驚きがありました。

授業の日に帰宅したあと我が家では愛犬「のも」がごはんの間中じっと観察されたり、口の中をのぞかれたり、
狼爪をさわられたり、といい迷惑だったかもしれません。

私を含め多くの飼い主さんは、 自分の犬を「犬」としてではなく、まず「○○ちゃん」として認識しがちだと思います。
散歩は好きじゃない、お外は怖い、一緒に寝なきゃダメなど、
「他の犬は知らないけどうちの○○ちゃんはこうなの、それがこの子の個性なの、犬じゃないみたいでしょう」という声を仕事柄よく聞きます。

でも本当にそうなのかなとずっと思ってきました。
本来の犬の姿を知らずして犬を飼うことが、犬たちにどんなに大きなストレスを与えているかを考えると本当にこわい事だと思います。

犬の本来の姿やベースを理解したうえで自分の犬がどれだけベースからずれているか
もしくは自分の生活環境の中で犬が犬としてストレスなく暮らしていくためには
どうしたらいいのかを今一度考えるいい機会になりました。

我が家の愛犬のもさんは「のも」である前に「犬」です。
のもが犬らしく過ごしながら、人間との暮らしを楽しんでくれれば何よりです。
グッドボーイハートにはその助けになるようなヒントがまだまだいっぱい詰まっていそうです。
まだまだグッドボーイハート歴半年の私ですが、これからも新たな発見や気づきをもとめて
七山への道を走っていきたいと思います。


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ナティボクラスでは毎回質問の熱心な生徒さんです。

「良い学びを得るためには良い質問をする」
ただ知りたいことを質問するのではなく「良い質問をする」というのがポイント。

質問を聞くとみなさんが何に関心をもっているのかが講師の側からははっきりとわかります。
また、その質問を通して講師側は自分が触れることのない自分の知恵の一部に触れ質問によって講師である私も共に成長していくことができます。

ペットシッターという仕事は犬たちの素の環境に触れることが多く、犬がどのような生活を送り、その生活の中でどのようなストレスを抱えているのかを自然と知ることになる立場でもありますね。

ナティボコースの学びが犬と飼い主さんの対等な関係や幸せに貢献できるかどうかは受講者の思いと行動にかかっています。

そんな思いを行動にできる勇者のおひとりとこうしてクラスを通して出会え講師としてもやりがいのある時間でした。
これからも共に学び共に行動し共に成長する仲間としてどうぞよろしくお願いします。

アマルの里の上

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クラスメイト

グッドボーイハートの生徒さんたちが自己紹介をするクラスメイトです。
今回はミックスの女の子らぶちゃんの飼い主さんです。

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私とらぶとグッドボーイハートの出会いは5年前になります。
それまで関心があったにも関わらずさけてきた保健所の犬の写真集
「動物たちのレクイエム」をなぜか手にしてしまいました。
その犬たちを人と生活ができるようにトレーニングをして新しい家族をみつけてあげたいと思いました。

そのために犬のトレーニングを教えてくれるところを探していた時
『犬語を話せるようになりませんか?』というコメントでグッドボーイハートにたどりつきました。

宮武先生と2年を共に学ぶことになるトレーナー養成クラスの同期生との出会いでした。
2週間毎に行われたトレーナー養成クラスは毎回驚きと発見と後悔の連続でした。
クラスが進むたびに自分がいかにらぶに間違ったことを教えていたのかに気づき
私の接し方に問題があったことを思い知ることにもなります。

自分の犬でさえまともにしつけられていないのに他の犬のトレーニングなどできるわけがない。
『いくつになっても学ぶ姿勢があれば大丈夫』との先生の言葉に後押しされて
“らぶ7才”にしてトレーニングを開始しました。

散歩中の引っ張り、興奮して私の腕を甘噛みすること、初めてのケイジ、アイコンタクト、ジェントルリーダー。
いろんな道具にもお世話になりました。卒業したものもあるし今でも活用しているものもあります。
『らぶちゃん賢いね。』と何度先生に言われたことか。

らぶはケイジでの留守番ができるようになり、引っ張り回していた散歩も随分楽に歩けるようになり
私が「無駄に触らない、興奮させない、犬の表情やしぐさから犬の気持ちを理解すること」を学ぶ中、腕への甘噛みもほとんどなくなりました。
もっと早く気づいていたららぶもどんなにストレスフリーな犬生を送れたか、と思うと
残念な気持ちもありますが、でもきっとこれが私とらぶの変わるベストのタイミングだったのでしょう。

そうするうちに、先生がドッグスピリッツというボランティアの会を立ち上げられ早速参加しました。
まだまだ未熟でなんの貢献もできていませんが、おかげでまた学びの機会を得られました。
わかっているつもりでもいざ人に説明しようとすると頭が真っ白になり、しどろもどろに。
会で行っているしつけ方相談会の終了後に行われる反省会ではたくさんの収穫があります。
まだそれを充分に活かしきってはいませんが・・・。

トレーナー養成クラスの最終クラス「インストラクター講座」の修了間近という時期に
博多にあったグッドボーイハート校が佐賀の七山に移転することになりました。
「佐賀?七山ってどこ?」
都会派の私は地図をみて「・・・」
でも私とらぶの先生は宮武先生でなければならない。

先生には(オポ先生にも)申し訳ないけど、本当に泣く泣く通いました。
毎回のように道に迷いやっとの思いで講座を修了しました。

この講座が終わる直前にらぶの乳腺と腹部に悪性腫瘍が見つかりました。
体の組織の一部を摘出する手術を受け、できるだけ体に負担のない方法を獣医師と相談した結果
免疫力を維持するサプリメントと予防のための注射、定期的な検査で様子をみることになりました。
2年たった今、予防薬や検査もずいぶんと減らすことができました。

この期間にも勉強を重ねるうちに私の中で何かが変わりつつありました。
ヒーリングとの出会いはこの頃ではなかったかと思います。
もともと物事を深く考えたり先のことを考えて行動するより
自分がどう感じているかなど感性によって行動していたので興味のある分野でした。

犬のヒーリングを学ぶミラグロ初級コースに入って得た素晴らしい仲間との出会い。
そして、トレーナー養成クラスをはるかに上回る驚きの連続とらぶとの絆の再確認。

ただ、私の人生にもいろんな出来事が起こっているときで
すでに自分の感性はセンサーとしての働きを失っていたようです。

仕事に追われ子供たちの行事にも参加できず毎日心に少しの余裕もなく引きずられるように生活していました。
仕事は好きだったのに仕事に行く時はまるで水を含んだ洋服を実に付けているような
体の重さを感じるようになっていました。
らぶはその間ずっと私のそばにいてくれました。
はうように仕事に出かける私を見るらぶの目がとても悲しみに満たされていた。
らぶにこんな思いをさせて毎日長い留守番をさせて、私は一体なにをやっているんだろう。
私の価値観がどんどん変わってきました。
その変化に自分が一番戸惑っていました。

なんとか抜け出したいとあがき、らぶと共にヒーリングを受けましたが
先生のおっしゃることはいつも同じでした。
『らぶちゃんは滞りはあるけど少しハートが開いているよ。ママの方がね・・・。』
ヒーリングを受けるたびにすぐに眠ってしまう私。「出るものが出てくる」という感覚も無縁の状態。
いつも最後に『でも私はあきらめていませんよ』との先生の心の言葉に愛と勇気をもらうのですが
体がいうことを聞かない、心が開かない・・・。

仕事にやりがいを持ち直すことができず、そしてらぶのあの目が忘れられず。
ついに退職の手続きに入りましたが引継ぎの作業がきっかけで執着が強くなり
退職の際にいろいろとあり心がすっかり滅入ってうつうつとした日々を過ごしていました。
朝起きれない、家事に気持ちが入らず食事の準備も億劫。
体が重くてだるく眠って眠って毎日を過ごしました。
毎晩音楽を聞きながらひとり泣きながら眠りました。

そんなとき参加したクラスの後で『すぐヒーリングしないとね』と先生に声をかけられヒーリングをしていただきました。
先生はいつも考える道筋やヒントは与えてくれますが、その先は自分でみつけなければいけません。
でも今回だけは具体的にどうしたらこのトンネルから抜け出せるのか尋ねました。
『執着を捨てること。何も考えず身を任せること。毎日感謝して過ごすこと。』
また、身に着いた感性は消え去りはしないということと
今執着しなくても、いずれ縁があればまためぐり会えることも。
そうしているとやっとの思いで通った七山がとても居心地がいいことに気づきました。

ミラグロクラスのアフタークラスの時に強くそれを感じます。
みんながありのままの私を受け入れてくれる。
同じ志を持っている人の集まりだから居心地がいいのかな。
「自分の居場所がみつかった」そう思いました。


最近は定期的にヒーリングやトレッキングクラスなどらぶと参加できるグループクラスや
草刈大会など、七山に通いつめています。
毎朝6時に起きてらぶと散歩し、庭の草むしりをしながらお日様にあたったり
今置かれている状況を受け入れ心静かに穏やかな日々を過ごしています。
ときどき心に闇が立ち入ることがまだあり、自分の内面を目のあたりにして
苦しんだり悲しんだりもしますが、それでも少しずつ何かが変わりつつあります。

泣くことも笑うこともできなかったのが、泣き笑えるようになりました。
殺していた感情がよみがえってきつつあります。
まだまだ時間がかかるでしょうが謙虚さと学びの姿勢をいつまでも忘れずに
日々感謝して自分の道をみつけていきたいと思います。

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「犬の役に立ちたい」という気持ちで始めた学びが
「犬を理解したい」に変わりそして「自分を知ること」へと変化していく。

動物を心から理解したいと望むと
犬という家族に私たちが与えている影響について知ることになります。

犬を変えることばかり考えて自分が変わることを忘れていないだろうか。
成長という変化は自分たちがこの世を去るまで続く。
私たちが学びながら成長しそして犬と共に歩みたいと望めば犬たちは自然と変化していくのでは・・・。

そんな七山グッドボーイハートの学びを続けているらぶママさん。
12歳にして緊張さんのらぶちゃんは始めてのグループクラス、始めてのデイキャンプと犬たちと共に過ごす時間をもてるようになりました。

共に学び成長することをあきらめなかったから。
病気や転職など生きる中には学びのチャンスがいっぱいですね。
自分がそのことをどう受け取りどう変化していくのか。
必要なものは全て与えられていると感じます。

現在はトレーナー養成クラスがバージョンアップした犬ナティボコースで
さらに驚愕しながら学ぶらぶママさんが、これからどんな犬語の通訳者になられるのか心から楽しみにしています。

そして、12歳という年齢はただ老いるのではなく、いかに老いるのかというとき。
生きている限り成長するのだということを犬たちは知っているのですね。

2011/06/27 15:46

2011/06/27 15:46

Posted in 受講生のコトバ
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