グッドボーイハートは人と犬が共に成長して調和することを目指すドッグトレーニング・ヒーリングスクールです。

トップページ
お電話でのお問い合わせ
お問い合わせフォーム

犬として人として成長するきっかけを得た、ダンスタンくんと飼い主さんの出会いと今

グッドボーイハートで学ぶ生徒さんに、クラス受講の感想文をお願いしています。

今回は今年で11歳になるボーダーコリーのダンスタンくんの飼い主さんからいただきました。
生後10ヶ月にご縁をいただき、必要に応じてグッドボーイハートでの学びを重ねていらっしゃいます。

10年という月日を思い出されるように書いてくださったので、クラス受講の感想文というよりも、ダンスタンという犬への思いの溢れる言葉をいただきました。

なつかしいダンスタンくんの写真と共に紹介させていただきます。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


ダンは生後1か月でうちにやってきました。
本名は「ダンスタン」といいます。ダンが相性になっています。

実は、犬を飼うのは初めての経験です。
ですが、たくさんの人が犬を飼っているのは見たことがあったので、
特に心配することもなく、普通に犬を飼えると思いました。

「なぜ、ボーダーコリーを買ったのですか?」と尋ねられるのですが、
ただ、イギリスの犬だということで選んだのがボーダーコリーでした。

P1000012
 小さい頃はおとなしかったダンが急に激しく吠え始めました。
同じころに、散歩中のリードの引っぱりもとても強くなりました。
ダンが6か月過ぎた頃でした。

すれ違う犬に吠え続けるダンを力でとめることができなくなり、苦肉の策でリードを肩に担いで引っ張りや吠えるのをとめようとしたこともあります。
そのとき、ダンは前脚を宙に浮かせたまま、引っ張って歩くような状態になりました。
恥ずかしさと情けなさで、泣きながら早足で家に帰ることもありました。

猫に瞬時に反応してリードを引っ張るダンを、腕の力だけでは止めることもできませんでした。
相撲のしこふみのような格好をしながら体重を落として、リードを私の腰に巻き付けて、自分をリードでぐるぐる巻きにしながら何とか猫からダンを引き離すという散歩の状態が続きました。

家の中でもちょっとした外の物音に過剰に反応するようになりました。
このときは、部屋の中を走り回り周るようになってしまい、たまりかねて外で飼うしかないと思い、庭につないでいましたがこれも上手くいきません。

庭にいるダンは、家の周囲の音や気配をすばやく察知してさらに吠えるようになりました。
これ以上、ご近所にも迷惑をかけるわけにもいきません。
これから先どうしていいか途方にくれていたころが、ダンが生後10か月くらいの時でした。

このときに、近所の方に紹介していただいたのがグッドボーイハートでした。

2006年12月24日0027

 しばらくはスタッフの方が家庭訪問レッスンにきてくださり、途中から宮武先生にバトンタッチされました。
最初に先生がダンと対面して言われた言葉を覚えています。
たしか「あれ?耳を倒したりしないんだね。」でした。

耳を倒すってどいういう意味なんだろう??? というところからスタートしたのです。
そのあともずっと、いろんな???がしばらく続きました。

結局「耳を倒す」の意味は頭では理解できそうなのですが、奥が深くダンの気持ちも含めると十分に分かったといえませんでした。
こうした行動の意味やダンの状態や気持ちも含めて、実際に心にしみて分かりかけてきたのは、それから10年たった最近のことです。

それで今、ダンが耳を倒すことがあるかというと、耳を倒す行動は見かけるようになりました。ただ、本当に耳を倒すような状態が続くかというと、まだ怪しいところがあるなと感じます。

飼い主として何が変わったかというと、私がダンの状態に一喜一憂する事が減ったことです。

以前はダンが犬語セミナーのビデオ教材として取り上げられると、ダンが上手にできていないのではないかと落ち込むこともありました。ときには、犬をあまりにも知らなかった自分たちが犬を飼ったのは間違いだったのではないかと思うこともありました。また、他の犬と比較して他の犬を羨ましく思ったり焦ったりもしました。 

また、セミナーの中で使われる参加者の意見や感想も、人それぞれが持っているその言葉のイメージが微妙に違うために、自分の持つその言葉の定義とどのように折り合いをつけたらいいのかわからず、考えに行き詰ってポカーンとしていることもありました。


 こうして、いろんなクラスに参加しながらダンスタンことを学びましたが、ある時ふとある考えが頭をよぎりました。
それは、ダンは犬という種としてどう行動し、どう過ごしているのかということです。

この考えにいたったのは大きな変化でした。
犬という動物を飼っていたという事実からはじまっているのに、ダンを犬という種に所属する動物としてその行動を見たり考える姿勢に立てたからです。

さらにこのことは「では自分はどれだけ、どのようにヒトという種であることを引き受けているのか」という見方に発展しました。
そう考えると、なんだか自分のことなのに、それも心もとなくなってしまいました。

P2011_0504_165452


 ダンに求めるだけではなく、私もヒトとしての在り方を見つめようと思い、とりあえず朗読を習い始めました。そうすると今度は、50年以上も日本語を使い続けているとも思えない、言葉の解釈の浅さ、読みのリズムの悪さ、体験やイマジネーションの足りなさ、人に伝える表現力の無さに直面するはめになりました。

でも、朗読の学びには収穫といえる事もいくつかありました。
犬の事を擬人化している限り、ヒトの感覚や言葉の範囲でしか犬の事を捉えられないこと、表現方法は未熟であっても、表現するという基本的な自由は犬にも与えられて当然なのではないかということでした。

ダンが吠えたり走り回ったりしていた事の中にも、それが過剰であったり、人から見ると不適切な部分はあったにしても、何かそうせざるを得ないような、犬としては正当で健康な部分も含まれていたかもしれません。

吠える事や走り回る事一切を叱られ、防衛せざるを得ないような状況の中に置かれながら、防衛する行動自体までを人に封じられてしまうのでは、ダンの立つ瀬もなかったところも大いにあったのだろうと思います。

ダンがオス犬で体力もあった事もあって、犬が自ら耳を倒したいと思う飼い主になろうとする前に、自分の都合のいいようにダンを屈服させようという方向に向かっていたのだろうなと申し訳ない気分にもなりました。

IMG_0594

 犬と飼い主は似るといいます。
ダンの犬としてのキャパシティは、飼い主としての私のキャパシティの低さの影響が大いにあるのは認めながらも、今は「まあ、少しずつ、お互いそれぞれの種としてのキャパシティを増やしていこうや、ねぇ、ダンや」という気分で過ごしています。

ダンはお爺さんになり、私もお婆さんに近づきつつあるせいもあるのかもしれません。ダンとの信頼関係も以前はそれを目指して頑張らねばならないように思っていましたが、特に室内犬の場合は日常を共にするのですから、とってつけたように頑張っても私の場合長続きもせず、何気ない日々のやり取りの中で、何だかお互いにもう少し信用してもいいのかなと、毎日の小さい出来事が積み重なっていくといいな、と思っています。

 ちょっとだけ欲をいうと、ダンが人から褒められたりご褒美をもらったりするような人から与えられるごほうびがなくても、ダンが少しでも自分で行動できる事自体を自信にすることができればいいなと思っています。

 欲張って考えると、ダン自身が今よりもっと落ち着いて安心して暮らせることを実現できるとも思うのですが、それも私の願いの範囲に留めておくつもりでいます。


 ダンが、人と暮らすっていうのもそんなに悪くはないなと思ってくれるようであれば、私もちょっと嬉しいです。

DSC_0012
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

子犬のころのダンスタンの写真を始めて拝見しました。
このころから、ダンスタンの個性というのが現れていますね。

犬と共に長く学びを続けてこられたために、とても深い気づきを得られたのだなということが文章から受け取れます。

犬を飼ったんですよね。
そうです、始めて犬を飼ったんです。

この「犬」という言葉のなかにどの程度のものが含まれているのか、
ほとんど人によって全く違うということに気づかれるでしょうか。

この犬の中には、犬はこうだ、犬はこうあるべきだ、犬はこうすればいいといった
人の個人的な価値観がたくさん入り込んでいます。

こうした個人的なフィルターを通してしまうと、犬の真実を見ることができなくなります。
つまり、犬を犬として理解することはどんどん難しくなるのです。

犬と暮らしている人、犬を好きだといいきる人の方が、このフィルターがしっかりとしすぎていて、犬が本当に伝えたいことを見失ってしまうこともたくさんあります。

ダンスタンくんは吠えたり、走り回ったりするのは、犬がそうせざるを得ないいろんな状況を人がつくって来たからだということに気づくと、最初はすっかり落ち込むかもしれません。

純血種の犬の場合には、その状況は飼い主だけが追っているものではなく、純血種の繁殖という過程を通して歴史的に作られているものもあります。

だから、ダンスタンの行動を責めるのではなく、必要があってやっている行動であり、それを人がどのように受け取り、どのように応えるのかというところに返っていくのです。

自然の中で感性を高める飼い主さんといっしょに、ダンスタンも山と共に成長を重ねてきました。苦手だった山歩きも今では生き生きと、そしてとても落ち着いて頼れる存在として飼い主さんに寄り添って歩いています。それは、結果としてそうなったということかもしれませんが、結果よりも大切なのは過程です。

ひとつひとつの時間、ひとつひとつの場所、ひとつひとつの出会いを大切にする飼い主さんがその過程をつくってこられました。

11歳というのは節目の年齢でもあります。
11はドアの形をしていますね。ひとつのところから次のところへ向かう11歳というドアを通って、これからダンスタンくんと飼い主さんがまた深い関係を築いていかれるのだろうとワクワクしています。

最近では、グッドボーイハートの若い犬たちのお相手にも協力してくれているダンスタン。
わたしもまた、ダンスタンとの関係が合うたびに変化していくことを感じています。
そして、またこれからもお互いに犬として人として、共に成長できることを楽しみにしています。


Posted in 受講生のコトバ

すみれちゃんとお互いを尊重できる関係を目指して:フレンドリーな犬より、犬として生きることが大切

グッドボーイハートのクラスを受講した生徒さんから感想をいただきました。

今回は黒柴犬のすみれちゃんの飼い主さんからです。

すれみちゃんは子犬のころに飼い主さんの元にやってきました。
子犬期に起こりやすい問題とは別に、すみれちゃんの抱えている問題といっしょにカウンセリングを受講されたのがきっかけでした。

現在ではすみれちゃんは10歳を超えて元気に過ごしています。

飼い主さんは「犬語セミナー」や「トレッキングクラス」に参加しながら、犬との学びを続けています。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
すみれがパピーのころに、いろいろと困ったことが起きていました。

すみれの前にも柴犬を飼っていたのですが、そのときとはすみれが違うことと、
以前の犬のときに克服できなかったことを今回は事前に学びたいとも思っていました。

それでプライベートのトレーニングクラスを受講しました。

同時に、博多駅南にあったグッドボーイハートのデイケアクラスに通いました。


宮武先生やオポくんの指導のもとに、なんとか家族の一員として落ち着いた生活ができるようになりました。

他の犬たちとも過ごせるようになり、全く歩けなかった散歩もリラックスしてできるようになりました。

自宅の中でもよく言う事をきき、とてもオリコウサンのすみれになりました。

041

すれみが3才を迎え、先生の言われている「三歳のとびら」は開いてもなかなか光が見えませんでした。

グループクラスでは、リードを外したとたんに、ひとりで走り出すことがありました。

トレッキングクラスではみんなと協調していっしょに歩くことができません。

飼い主との関係の希薄さを思い知らされました。

また、動物病院では大の注射嫌いで、大暴れして診察を受けることができず、

これはもう、病気をしないようにするしかないと決意して、すみれは病気知らずで成長しました。

そして、体だけでなく心も共に健康であってほしいと思い、ドッグヒーラー養成クラス(ミラグロクラス)を受講しました。

019

ミラグロクラスでは深く、犬のこと、自分のことを考える機会をもつことができました。

犬と人を癒す自然のエネルギーを受け取るにはどうしたらいいのか?

まず、自分が癒されて変わることからスタートだと思うと、私にとっては少し難しいことでした。

でも、自然とのつながりなしでは、人生も犬生も全うできないという基本の姿勢だけはわかった気がします。

野山に出かけたときは、以前ならすみれが興奮して走り回るのを喜んでいると勘違いして一緒にはしゃいでいました。

今では、早く落ち着きを取り戻して、共にしっかりと大地に根を下ろしたいと思います。

すみれもそんな時間を気持ちよさそうに過ごしてくれます。

また、すみれの体調が悪そうなときには「お知らせ」と受け止め、こちらが慌てることなく

薬や獣医さんに頼りすぎることなく、すみれの治癒のときを見守ることができるようになりました。

015

すみれを飼った当初は、他の犬や人に対してフレンドリーな犬に憧れていました。

すみれにもそんなフレンドリーな犬になって欲しいということを最初のカウンセリングのときに宮武先生に伝えました。

でも今では、すみれに、ただ犬らしくあってほしいとだけ思っています。


何が起きても、自分もすみれも動じないで落ち着いていられるように、

また、自然の中で生き生きと輝くすみれの姿を、いつまでも見ていられるように、

そして、お互いの立場を尊重しあえる関係になれたらいいなと思います。

そのための信頼関係作りは、まだまだ途上にあることを、日々実感しています。

dav
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

飼い主さんと犬の出会いというのは本当に不思議なものです。

どのような出会いであっても、どうやって出会ったのかには全く意味がありません。

意味があるのは、どのような関係を築いていくのかということだけです。


過剰に増えるペット産業の中で心に不安を抱えた子犬のひとりがすみれちゃんでした。

最初は可愛そうという気持ちから始まったとしても、可愛そうという気持ちでは犬は救われません。

すみれちゃんと毎日少しでもできることをしながら、関係作りをすすめてきた飼い主さん。

すみれちゃんの行動や表情の変化の中にその関係を見ることができます。

犬との関係が途上だと言い切れるのは、飼い主さんが犬と今でも向き合っている証拠です。

フレンドリーな犬がいいという一般的な価値観を超えられたのは、飼い主さんが犬との関係を通して

自分の価値観を作り上げてきたからこそです。

飼い主さんが自分の姿勢をきちんと持って学びを続けてこられたからです。

飼い主が自分をしっかり持つことは、犬にはとても大切なことです。


野山にひっそりと咲くすみれの花。

本当に小さいけれどその存在を知ったものにとっては大きな心の安らぎになる花。

すみれちゃんは目立たないときほどその輝きを発する、すみれの花のようです。


何才になっても成長する。犬も人も同じことです。

何才になっても関係作りは続く。これも同じことです。

すみれちゃんといっしょの一歩、これからも楽しんで進んでください。

Posted in 受講生のコトバ

自分で考える飼い主を目指して:コウちゃんの成長から学ぶ自然の力と恵み

グッドボーイハートの生徒さんから、クラス受講の感想をいただきました。

今回は家庭訪問レッスンと通学レッスンを受講された
コーギーのコウちゃんの飼い主さんからです。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

大田こぞうさんのラジオ番組「月下虫音」に先生が出演しているのを聞き、
少しずつ自分の犬について疑問を感じるようになりました。

たとえば、当時うちの犬はお腹を天井に向けて寝る
いわゆるへそ天と呼ばれる状態で寝ることがありました。

ラジオを聴くまでは、リラックスして寝ているのだと思い込んでいました。

しかし、ラジオでこれはリラックスしているのではなく、
逆にストレスがかかっているときに寝る格好だということを知り愕然としました。

他にも、いろいろと犬の行動について思い違いをしていることがありました。

dav

ある日良いタイミングで「今日は行ける!」と思い急遽電話しました。
その日に七山校で開催された犬語セミナーに参加しました。

そのことがきっかけで、訪問カウンセリングを受講することになりました。

そして七山に通学してトレーニングクラスを受講することになりました。


トレーニングを通して環境が一番大切だということに気づき
できる範囲で、犬の環境を少しずつ変えていきました。

自分たちの接し方の間違いにもたくさん気づきました。
やはり、気づいたことをひとつずつ変えていきました。

そのことで、犬にはいろんな変化がありました。

まず、家の中での行動が変わりました。

以前は小さな物音やわたしたちに聞こえないような気配でもバフバフとよく吠えていましたが、
今では、とてもリラックスして過ごすようになって、
特定の状況下以外では吠えることはなくなりました。

dav
室内で導入した備品は、ソフトクレートです。
もともとハードクレートには入れるようになっていたのですが、
ソフトクレートに変えたことでクレートの使い方が今まで変わりました。
すぐに、2個準備しました。

ソフトクレートを上手く使ったことで、
時々ちょっかいを出す家族からコウが身を守ることができるようになりました。
お腹を壊すこともなくなったので、病院にいくこともなくなりました。

散歩の様子も変わりました。
前は散歩に行くのが億劫でしたが、今では散歩が楽しくて仕方ありません。

散歩に出かけるときに興奮して飛び出していたのが、ゆっくりと出るようになりました。
吠えかかる犬にも、することなく、やり過ごすこともできるようになりました。

ブラッシングも大好きになりました。
先生に勧めていただいたレデッカーのブラシを使いました。
今までブラシがとても苦手だったのに、今はブラシをするのを待っています。
ブラシをかけて上げることも楽しみのひとつになりました。
おかげでシャンプーの回数も少なくなりました。

食事の内容を見直して、排便の切れがよくなりスタイルもよくなりました。

dav
飼い主の気づきとしては、とにかく犬との生活が変わったことです。

犬の学びを思い切ってはじめたのは、自分の今年の目標として
自分で知って自分でやろうということを決めていたこともありました。

これまでも犬の訓練を学んだりいろいろな情報を得ていましたが、
今回はいままでとは全く異なる、何か違うものを感じました。

そして後悔のないようにやろうと思い行動したことを、本当に良かったと思っています。

ブログを読んでいる方には、ぜひ一回は自分の犬を先生にみてもらうことをおすすめします。
健康診断だと思ってぜひ一度みてもらってください!

遠方だったため七山に通いましたが、七山という自然あふれる環境の中で
いろんなことを学びました。

コウといっしょに山歩きもしました。


これからもまだまだ夢があります。

コウといっしょに歩いていきます。

dav
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

コウちゃんは7歳になります。

犬のしつけの解決について尋ねられる質問の中に、年齢に関することがあります。

つまり「もう●歳になったから遅いですよね。」という飼い主さんの言葉です。

しかし、コウちゃんの飼い主さんは年齢のことは全く気にしていませんでした。
犬が何才であろうと、飼い主が犬のことを理解するために受けるレッスンに
年齢制限はありません。

犬が10歳でも15歳でも、今犬のことを知って遅いということはありません。


これまでに、コウちゃんにやってきたしつけやトレーニングについても、
今までのことよりこれからのことが大切、今知って変えられることがあるならやりたいと
とても前向きな姿勢で取り組まれていました。

コウちゃんの生活環境はどんどんと整えられ、できることをひとつずつと変化していきました。

その変化でコウちゃんはとても落ち着きのある犬くんに変化していったのです。

草刈ボランティアと称していつも尾歩山の手入れをお手伝いしてくださり
自然の恵を自らの力に変える力をもつ飼い主さん。

犬も自然のひとつです。
人工的に変化させてしまった部分を変えることはできませんが、
その精神と心は常に自然とのつながりを求めています。

犬と人がいっしょに自然とひとつになる時間をこれからも大切にしてください。



Posted in 受講生のコトバ

小さくてもパワー全開のカレンちゃんの変身:『犬を飼う』から『犬と生きる』へと変化したこと

 グッドボーイハートの受講生からいただいたクラス受講の感想文です。
毎回、それぞれに犬と飼い主さんの成長を感じられる文章をいただきありがとうございます。

今回はシェットランドシープドッグのカレンちゃんの飼い主さんからです。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・グッドボーイハートのクラスを受講したきっかけは?

やっとやっと飼いたかった子犬(生後3ヶ月過ぎ)を迎えましたが、
最初3日間くらいなかなか近づいてはくれませんでした。
そのうち慣れてくれるだろうと様子をみていました。

それでもなかなか来てくれないので、 気を引くためにおやつをよくあげました。

少し近くに来てくれるようになってからは、
甘噛みが酷く自分達の服が破れたり、
トイレシートを噛んでは散らかしてしまうといった毎日でした。
それも、幼いからやんちゃなのは当たり前だと思って過ごしていました。

生後5ヶ月になるころには、問題はますます悪化してきました。

おやつを見せてもお座りをしてくれない
外に出ると座り込んで散歩に行けない
糞を散らかし食糞
部屋のあちこちで排尿
そして食後の唸りがだんだんと強くなる

などといったことで悩んでいました。

ドックスクールを 探していたところ、グッドボーイハートのホームページを拝見しま した。

犬を通わせることばかりを考えていましたが、
犬を飼うことが初めてなので環境も整えたいと思い
家庭訪問型のクラスを受講させていただくきっかけとなりました。

カレン2
・家庭訪問トレーニングクラスを受講して気づいたこと感じたことは?

まず犬を飼うことがこんなに難しいと思いもしませんでした。

犬を迎える前に自分たちなりに勉強したつもりでいましたが、
本などのマニュアル通りにはいきません。

幼少期の成長スピードが早いことも理解しておらず、まだ子犬だと思いずっと幼稚な扱いしていたところ、
先生から『 彼女は人で言えば、中学生から高校生です』と言われたときは衝撃的でした。

犬へのレッスンではなく、飼い主へのレッスンであり、
『できない』のでなく適切に『教えていない』ということ、
たくさんのサインを見逃してきたことにも気づきました。

犬が何故そういう行動をするのだろう、表情、気持ちを汲み取る事もなく、
こちらの理想ばかりをおしつけてしまい、人と犬の間に大きなズレがあると感じました。

それから、 宮武先生の犬に対する熱意真剣さもお手本にすべきところだと感じています。
犬を通じて動物のこと生態系のこと多岐にわたり考えさせられます 。
私たちもいろいろなことへの興味もできてきました。

カレン子犬

・犬が変化したこと、自分が変化したことは?

犬の変化として、、、

ある日突然唸らなくなり、庭で排尿できようになり、便の位置が自宅より遠くなりました。
目つき表情がやわらかくなったり少しづつ少しづつ変化があります。

自分の変化として、、、

『犬を飼う』ということはドックランへ行きお友だちができて~という意識でしたが、
今は『犬と生きる』という意識への変化があります。

犬のことをただかわいいと『見る』から、『視る』に変化してきました。

カレンお外

・これから犬とどのように暮らして行きたいですか?犬とどのような 関係をつくりたいですか?

この犬を迎えなければ、出会うこと無かった様々な方との出逢いが有り、
今まで学ぶことのできなかったたくさんのことを教えてもらっています。

犬は飼い主を選べませんが『ここへ連れてこられてしまった』のでは無く、
『ここに来なければならなかった』と思ってもらえような居場所を作っていき、
共に歩んで行けるような生活を築いていけたらと思います。

karen ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

シェットランドシープドッグ、通称シェルティは国内ではあまりみかけなくなりました。
繊細で感受性が高く、環境に対する反応がとても高いのが犬種の特徴です。

小さな物音で吠えたり、散歩中もいろいろな刺激に対して吠えたり逃げるという過敏な反応を示すこともあります。
シェルティがリードをつけてクルクルと周りながら散歩しているのを見たことのある方もいるかもしれません。警戒心が防衛行動を生むため、リードの範囲でクルクルとまわって歩きながら進むことで周囲を防衛しているのです。

カレンちゃんはまだその状態には達していませんでしたが、すでに吠えたり防衛しながら散歩に出ていました。室内でも回る、吠える、咬みつく、唸ると、様々なストレス行動がありました。
まだ年齢の若い乳歯の生えている子犬ですから、やんちゃなのでそのうちにおさまると飼い主さんは思ってしまったようですね。

さらに、念願の犬を飼ったというときに陥りやすい穴にはまってしまうことがあります。
テレビなどのメディアが賞賛する犬との暮らしへの憧れです。
その映像は、本当に犬が幸せになるやり方なのでしょうか。

本当に犬が安心して飼い主と信頼できる関係を築くためには、飼い主としてたくさんの疑問に答える必要があります。

犬とはどんな動物なのだろう?
犬が求めているのは何か?
犬が言いたいことってどんなこと?

カレンちゃんは、ストレスを感じやすく表現しやすいという犬種としての特徴と、個体としての性質を持っています。しかしその前に、カレンちゃんは犬です。

犬という種としてまず認め、犬という動物にとって必要な生活環境や接し方、テリトリーを与えることがまず先決です。

飼い主さんの変化でカレンは少しずつですが、確実に大きな変化を遂げてきました。
まさに犬の成長は飼い主の成長から。


カレンの選んだ飼い主さんと共に、これからもお互いを鍛えあいながら前進していかれるでしょう。
ますますの成長を楽しみにしています。

Posted in 受講生のコトバ

怖がりさんだったリロと飼い主さんの成長の足跡:犬の行動を理解することは飼い主の役割

 グッドボーイハートのクラスを受講してくださっている生徒さんたちの感想をご紹介しています。
今回はチワワの2才になるリロくんの飼い主さんからクラス参加についてのお言葉をいただきました。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・グッドボーイハートクラスを受講するきっかけについて

 リロは1才までペットショップにいました。そのためなのか、私以外の人にはなかなかなつかず、すぐに逃げたり隠れたりしていました。特に、主人に対して強く怯えるようになってしまいました。

 主人になついてほしくて、いろいろと試してみたのですが、さらに怯えがひどくなってきているように思えました。主人も自分になつかないためか、リロのことをまったくかわいいと思えないと言い出してしまい、どうしていいのか分からなくなって、グッドボーイハートに相談しました。

 主人や他人になつかないというこの他に、散歩をこわがって全く動こうともしないし、自分もどう接していいのかわからなかったのです。他にも不思議に思える行動がたくさんありました。

 最初に家庭訪問のカウンセリングクラスを受講したときに、自分が思っていたことがずい分違っていることに気づきました。もっとリロのことを知りたいし、リロと主人が仲良くなって欲しかったので家庭訪問トレーニングのレッスンをはじめました。

リロ
・家庭訪問レッスンを通して得た学びと気づき

 レッスンを受けるたびに、犬の一つ一つの行動にはそれぞれに意味があることを知りました。そのリロの行動の一つ一つを少しでも理解してあげることも、飼い主の大切な役目なのだということに気づきました。

 リロがやっていることを見てわからないことがあるたびにレッスンの時に先生に質問しました。そのたびに、犬の行動にはこんなにいろんな意味があるのだということを知りました。それで、ますますリロをよく観察するようになりました。

 観察していると、リロのやっていることにはいろんなメッセージがあることに気づきました。今までは笑って過ごしていたようなことも、リロのメッセージとして受け取ることができるようになりつつあります。


リロ1
・レッスンを通して変化したリロのこと

 レッスンを重ねるうちに、リロにもいろんな変化が起こりました。まず家の中でのトイレの失敗がなくなったことです。最初はペットシーツでさせていましたが、ときどき違う場所でしてしまうこともありました。トイレはすぐに室内ではしなくなり、庭に出てするようになりました。庭でのトイレも最初はリロを誘ってしていたのですが、今はひとりでトイレに行って戻ってくることができます。

 庭でのトイレをさせるためにペットドアをつけました。リロがひとりでは庭には行かなかったのですが、次第にひとりでも行けるようになってきました。ペットドアも最初は通ることができず、リロがペットドアを通れるようにいろんな工夫をしてやっとできるようになりました。

 庭におりるためには階段があります。階段はリロが来る前に作っていたので段差が高くてリロはなかなか下りることも上ることもできませんでした。でも、これも克服できました。こうしてひとつずつリロがいろんなことができるようになってきています。

 朝起きたときに走り回るような行動をしていました。留守番の後にも同じようにしていました。その走り回り行動は最初は喜んでいると思っていたのですが、それはストレス行動であることを教えてもらいました。レッスンを続けていくと、朝部屋の中を走り回る行動もいつの間にかしなくなっていたのです。

 家の中でいろいろと教える練習もしました。最初はオスワリを教えて、フセやマテもできるようになりました。ベッドに行く事も覚えました。お手も最近できるようになりハイタッチも教えました。とても元気にしてくれます。

 散歩に行けるようになったのことも喜びのひとつです。最初は怖がって歩かなかったりリードをひっぱっりしていましたが、今ではとても上手に歩けています。特に散歩は主人と行くのが好きで、散歩や外出のときには、自分よりも主人にべったりになっています。

 室内ではいつもクレートに入って出てくることがなかったのですが、少しずつクレートから室内に出ていられるようになりました。そしてついに、リビングで横になってリラックスして寝ているのを見てビックリしました。それも、グッドボーイハートのトレッキングクラスで、そのときお泊りにきていたボーダーのワンちゃんといっしょに山歩きさせてもらってからのことです。こうした変化がいきなり出るので驚く同時にとてもうれしく思います。

リロ山歩き3 

・これからもリロと良い関係作りを

 家の中ではリロはまだ多少、主人に警戒しているようですが、家の外へ一歩出ると、主人が大好きになってくれたことがとてもうれしいことです。散歩もとても上手いなって、リードをたるませていても、ロングリードを使っているときでも、ちゃんと主人の右横にいてペースをあわせるようにして歩いてきてくれます。いっしょに山歩きにもいけるし、野原で元気に遊ぶこともできるようになりました。宮武先生のレッスンを受講するたびに、リロが良い子になっていくことを感じています。

 リロが家の中でも主人と良い関係を気づいて、今少し怖がっていることを克服できるようにしていきたいと思っています。そのために、リロが上手に自分でテリトリーを作れるようになってほしいですし、リロも私達もいっしょに落ち着いて過ごせる空間作りをしていきたいと思います。


DSC_0057 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 この時代に人と暮らしている純血種犬の多くの犬たちは、人為的な繁殖や販売といった過程を子犬のころに経験しています。これもすべて人が犬に与えている影響のひとつですが、この経験の中には犬の発達や、性質形成に強い影響を及ぼすこともあります。

 リロちゃんは1才までペットショップで過ごしていたようです。その経験はリロちゃんの人に対する社会性の発達について一定の影響を及ぼしています。これは特別なことのように思われるかもしれませんが、実は自分の犬たちも多少なりともそうした人の及ぼす影響を受けてきています。犬を飼うということは、こうしたことも含めて理解して飼うということです。

 犬を迎えたあと、思ったようになつかないとか、思っていたように言うことを聞かないというフラストレーションをかかえることがあるかもしれません。でも、ピンチはチャンスなのです。これらの犬の抱えている問題を、どうとらえていくのかという飼い主力が人と犬の関係を変えていきます。

 リロちゃんの飼い主さんは、最初は困ったと感じた問題を、リロと自分たちのためになんとか解決していこうと取り組みを始めました。実際に取り組んでみると、今まで思っていたことがずい分を違っていたことに気づきます。気づいて接し方を変えたり、リロちゃんの生活に必要なものを整えていくと、次第にリロちゃんに変化起きてくるのを観ることができます。

 その犬の変化は、ある日突然できるようになるというものもあるし、ゆっくり改善するというものもあります。どちらにしても、毎日犬をきちんと観ることが習慣づくと、なかなか変わらないといって不満を漏らすことがなくなるのは不思議なことです。犬のしつけや犬育ての際に、犬がなかなか思ったように変わらないと思われるなら、すでに犬を変えようとしていることに無理がありますよとお伝えします。

 なぜなら、変わるべきは飼い主であって犬ではないからです。

 その変化の中で、リロちゃんの飼い主さんは、犬をちゃんと観て理解することは自分の飼い主としての役割なのだと気づき、そして自分を変化させてこられました。犬のすばらしいところは、この飼い主の変化を敏感に感じ取り、そこに安心と安定を見出すことです。

 先日もクラスの中で、リロちゃんの以外な一面を見ることができました。まだまだ隠された部分もたくさんあり、表現できていないこともたくさんあるのでしょう。これからも一歩ずつ、リロちゃんが自分を表現できるように成長していくことが楽しみですね。


image1

Posted in 受講生のコトバ

保護犬から家族との暮らしを取り戻した“さくちゃん”と向き合う日々

グッドボーイハートの家庭訪問トレーニングクラスを受講されている生徒さんからいただいたメッセージです。

今回は、マルチーズのさくちゃんのご家族からいただきました。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
保護犬だった2才のさくを譲り受けて、もうすぐ2年になります。

わが家に来て間もない頃は、歩と犬にありがちな分離不安傾向が強くありました。

たとえば、留守番の間ずっと吠える、ケージの中のトイレシートを食いちぎってビリビリにしていたり、下に敷いているベッドを破壊する日々が続きました。

わたしが動くとすぐについて回ったりと不安なのかなと思える行動もいくつも見られました。

さらに、困ったことがありました。排泄の失敗が続きなかなか指定の場所でしてくれるようになりませんでした。

こんなさくの状態に途方に暮れていたわたしに友人が紹介してくれたのが、宮武先生です。

サクちゃんフセ
家庭訪問でのトレーニングを続けるうちに、さくに少しずつ変化が見られるようになりました。

いつも家族の誰かの膝の上や、人が座っている椅子の上に乗ってきたさくが、自分のベッドやクレートで落ち着いて長い時間過ごせるようになりました。

自分からベッドに乗って寝ている姿もよくみられるようになったのです。

サクちゃんベッド
散歩のときにも、とても緊張しているようで早足で歩いたり、身を隠すように道の隅っこを壁にくっついて歩いていました。

はじめのころは、散歩中歩いているときにいきなり立ち止まり排尿をすることもありました。

散歩コースを選びなおしたり、散歩のやり方などを練習したりして、少しずつ引っ張りもなくなってきました。

dav

散歩中にはまだ緊張しているさくも、七山でのトレッキングのときはかなり様子が違います。

リードから解放されてゆっくりと土のにおいを嗅ぎながらわたしたちといっしょに歩いていきます。

途中で草を食べたり、草の上にコロコロと寝転がってにおいつけをするようなこともします。

そして、ときには立ち止まって遠くを眺めてみたり、など。

そんなさくを見ていると、わたしたちもうれしくなってきます。

dav

以前、先生に「犬にとっての幸せって何ですか?」と質問した事があります。

先生は「犬らしく生きること」とおっしゃいました。

この言葉を忘れないでいようと思います。

さくにとっての「頼れるリーダー」になるためには、まだまだ時間がかかりそうですが、ゆっくりと良い関係を作っていきたいと思います。

サクちゃんハウス
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 小さなさくちゃんですが、きちんと環境が整わないとできないこともたくさんあって、環境整備を進める毎日が続きました。

 特に初期に環境を変化させてトイレトレーニングを開始したときには、環境の変化により一時的に飼い主さんにとっては予測のたたないような状態も生じます。そのたびに飼い主さんとなんどもメールや電話でお話ししました。

 順調に変化していると思われる行動も、一日でトイレ成功という状態にはならないので、飼い主さんが不安をかかえられるのも当然のことです。それでも着実に変化を重ねていくうちに、ある日突然できる日が来ることもあります。さくちゃんのトイレトレーニングの変化は、小さな変化をくり返しながら、本当にある日突然できるようになるという形で起きました。ごほうびや罰は使っていません。さくちゃんは準備されていたトイレ場で排泄を自らするようになったのです。さくちゃんが自分で選択したことです。

 しかし同時にさくちゃんが選択したことがあります。飼い主さんの膝や人の座っている椅子に執着しないようになったことです。飼い主さんが椅子から立つとすぐに座椅子に座ったりしていたさくちゃんが全くそのことに関心を示さなくなったと同時にトイレを指定の場所でするようになりました。

 狭いケイジにいれたまま留守番をさせていたことを悩まれていました。ケイジの中のシーツやタオルを破壊するなどケイジはさくちゃんにとって落ち着かない場所となっていました。今では、リビングを解放して必要なときには自分でベッドにあがったりハウスに入ったりして留守番をすることができるようになりました。さくちゃんにとってお部屋が安心できる場所に変化したことが安定した留守番ができるようになったの理由です。

 囲いのある室内や犬たちの多すぎる都市空間の散歩コースから解放されて山歩きをするさくちゃんは全く別の犬のようです。動きもゆっくり、臭いを嗅いだり草の上に寝転んだり、排泄もちゃんとできます。飼い主さんに執着することもなく、かといって興奮して走り出したりもしません。みんなが歩く速度でいっしょに山を登っていくのです。見かけは本来の犬の姿からずい分と変化してしまったさくちゃんの中に、イヌという動物の血が流れているのを感じる瞬間でとてもうれしく感じてしまいます。

 小さなさくちゃんは案外メリハリがきちんとしています。ベタベタされることよりも、お互いに良い距離感を持っていることがさくちゃんの安心につながっているようです。家庭訪問にレッスンに行ったときには、飼い主さんいわく「実力以上」の出来栄えということらしいのですが、きっとこれがさくちゃんの実力なんだろうなと思います。「やっぱりさくちゃんは犬なんですね。」とこぼしたときに、飼い主さんが「とにかく犬でよかったです。」と応えられた笑い話もありました。

 その飼い主さんから「犬にとっての幸せって何ですか?」と尋ねられたことを覚えています。自分の犬の幸せとは何かと考えられる人も実はわずかです。それを犬にとってのといえるようになるまでにはとても時間がかかることですが、さくちゃんの飼い主さんは元からそのセンスをお持ちであったということでしょう。

 自分の犬の幸せですら間違えていることもたくさんあります。なぜなら、最初から犬はこれが好きと決めてかかってしまうからです。このゴハンが好き、この人のことが好き、このオモチャが好き、抱っこされるのが好き。そして好きなものを与え続けることが幸せだと勘違いされてはいないでしょうか。

 幸せって何かというと価値観もあり哲学でもあり、なかなか難しいことではあります。それでも唯一いえるのは、犬として生きること、人として生きるということかなと思うのです。まだまだ多くの犬が、犬という動物として生きることが許されていないのが身近な犬たちの状態です。土の上を歩くことも、草の臭いをかぐことも、風に当たることも、どれも犬に戻っていくために大切な時間なのです。

 様々な理由で保護された犬たちの中には、複雑な経験をしてきた犬もたくさんいます。
今まで飼っていた犬とは違うということや、きちんと環境を整えようとしても、なかなか上手くいかないこともあります。しかし、それだけに相手を理解する必要があるため、たくさん学ぶことができます。さくちゃんはそんな学びをたくさんくれるさくちゃん先生です。さくちゃん先生、これからもよろしくお願いします。


 犬のしつけについてのご相談、犬の問題行動を解決する家庭訪問トレーニングはこちらで紹介しています。問題があってもなくても、犬を知る機会として一度チャレンジしてみてください。

Posted in 受講生のコトバ

老犬と寄り添い心安らかに過ごすこと:15歳の夏を迎えた光太郎くんと飼い主さんの日々

クラスの受講生からメッセージをいただきました。
ラブラドル・リトリバーの光太郎くんのご家族からです。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 生後2か月で、初めて犬を飼うウチの子になった光太郎。
 宮武さんのレッスンが始まったのも光太郎が来たその日。以来、5歳でアジソン病になった時も、12歳の時に腫瘍で脚を切断するかどうかの決断の時も、宮武さんからは控えめで的確な提案をもらいました。


KIMG0015


 15歳になった今年の春、突然ご飯を食べなくなった光太郎を慌てて病院に連れて行ったところ、獣医師から遠回しに対処療法以外の治療はない、と告げられました。ぐったりして点滴をされている光太郎を見て、治らなくてもいいから少しでも楽になる方法を探そう、と考え、十数年ぶりに定期的にカウンセリングクラスを受講する事にしました。その過程で、ドッグヒーリングクラスも受講することになりました。


KIMG0016



 ヒーリングの事は前々から知っていましたが、受けるつもりはありませんでしたし、宮武さんから勧められた事もありませんでした。初回に、宮武さんが手が痺れる、とおっしゃった時も、そういうものなのか…と軽く思っていました。
それだけに、その夜、落としたパンをめがけて光太郎が立ち上がリ、2歩3歩と歩いた時は感動的ですらありましたし、パンをかじりながら私を見上げる、その得意げな顔には大笑いしました。とは言え、その後、光太郎が歩いたのは数える程で、今はすっかり歩けなくなりましたが、ヒーリングの後は目がぱっちりして機嫌が良く、上体を起こすのにも力強さを感じます。


 ヒーリングと同時に、光太郎の食事、環境にもアドバイスを頂けるのはありがたい事です。気がつけば、真夜中に悲しそうに吠えるのも、腰を支点に円を描くように這うのもしなくなりました。何より嬉しいのが、食欲が戻ってきた事。食欲のないラブラドル・リトリーバーなんて張り合いないです。


KIMG0026

 光太郎はもちろん、飼い主側も心穏やかでいる事を大切にしたいと思っています。
緩やかに確実に衰えていく光太郎を見るのは切ないものですが、安心しきって眠っている寝顔を眺める気持ちは、仔犬の頃と同じです。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 子犬の頃に家庭訪問トレーニングクラスでお声かけいただき、やんちゃな子犬だった光太郎君と楽しく勉強したことを懐かしく思い出しています。大柄の光太郎君はオス犬で力も大変強かったので、成長が安定するまでは大変なエネルギーを必要とされたことでしょう。屋外飼育だったのに、いつ会っても犬の住まいの周辺も光太郎くんそのものも臭いもなく清潔に管理されているのを見るだけで、犬がどのように飼われているのかを知ることができます。

 成長ご近所でのお付き合いを大切にされていたので、光太郎くんは地域の犬としての居場所をきちんと持っているようです。若い時期には光太郎くんご用達のタクシーに乗って、たまにグッドボーイハートの集まりにもお越しいただくことがありました。毎日のお散歩からお世話やコミュニケーションまで、犬と飼い主が共に向き合って生きてこられた事が、今の光太郎君を通して十分にわかります。犬をイベントなど犬の集まりに連れていくことが目的となってしまい、一番大切な犬と向き合うことを置き去りにしている方々へ対して、こうした犬ときちんと向き合うということを知っていただきたいとなと思います。

 犬の生きる時間の長さは、人と比較してしまうとつい短いと感じてしまうこともあります。別れを思うと辛く苦しく、犬の前でつい悲しい気持ちになってしまったりもします。でも犬はなぜ飼い主がそんなに不安で悲しいのかがわからず犬を苦しめることになってしまいます。大切な犬との別れもいつかはやってきます。どのような形でやってくるのかは誰にもわかりません。人は犬の生をコントロールしようとしていますが、犬の尊厳ある死までもコントロールすることはできないのです。だから、犬のことを思って悲しく泣いてしまうときは、犬と離れている場でこっそりと(それでも犬にはなぜかばれてしまいますが)、そして本当に泣くのは別れが来たあとで十分に間に合います。今、犬と過ごせる今この瞬間が何よりも大切だと感じられれば、そのときから老犬との安らかな日々が始まります。

 光太郎くんと飼い主さんの安らかな日々にときどきお邪魔させていただき、その幸せを分けていただきながらこれからもできることをさせていただきます。ありがとうございます。


dav

Posted in 受講生のコトバ

子犬を迎えたら訪問トレーニングを!:梨江ちゃん育てに学ぶ「犬のこと、人のこと」

グッドボーイハートの家庭訪問トレーニングクラスを受講されている飼い主さんから、受講の感想などをいただきましたのでご紹介します。

子犬の名前は梨江ちゃん。1歳のチワワです。

家族のお姉ちゃん犬の萌江ちゃんは、3歳になるチワワです。

そして、一番大きなお姉ちゃん犬の芽江ちゃんは9歳です。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

仔犬を迎え入れることを検討していて、訪問レッスンを受けるようになりました。

りえもえちゃん2

迎えた仔犬が水頭症だったため、成長がゆっくりでした。
庭に自分の力で降りられるようになるまでに、とても時間がかかりました。

健康面でも心配が多かったので、食べ物やハーブ、フラワーレメディーの使用や
日常生活の注意点などを教えていただいています。

りえもえちゃん1

病気の仔で良かったこともあります。

成長がゆっくりペースなので、他の子を育てるときには気づかなかった、
仔犬が少しずつ部屋の中のテリトリーを広げていく過程や自分の足で外の世界を獲得していく様子を
じっくりと見ることが出来ました。

訪問レッスンの良いところは、飼い主と犬の関係だけではなく、同居犬との関わりも見てもらえるところです。

もえちゃんと

日常の犬たちの様子を観察してもらってるときのことです。
それまでプレイバウだと思っていた行動が、ストレス行動であることを指摘されたのは衝撃的でした。
以来、本やテレビの情報のさまざまな誤りが気になるようになりました。


りえもえちゃん3
最近は、ヒトに依存する同居犬の影響を他の犬が強く受けていることを痛感しています。

日々起こる問題行動にあたふたしながらも、どこか楽しんでいられるのは、いざという時に頼れる先生のおかげです。

めえちゃんと
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ブログの感想文と別にこんなお言葉をいただきました。

「この頃、16年前に教えてもらったこと、10年前に話されたことがすとんと腑に落ちる瞬間があります。」

実は、飼い主さんとの出会いはご家庭では2代目となる花江ちゃんが子犬のときでした。
当時、西日本新聞に掲載していたコラムを読まれたということで家庭訪問トレーニングに伺いました。

子犬にまだ問題がないのにトレーニングを始められる方はまだまだ珍しいです。

飼い主さんは、何かの情報で子犬を飼ったときに準備したものでよかったものというものの中に、子犬のしつけ・トレーニングと書かれてあったのを見たそうです。それですぐに家庭訪問トレーニングを申し込まれたということでした。

その後は大姉ちゃんの芽江ちゃんが子犬のときも家庭訪問クラスをご利用いただきました。

16年前というと自分ではまだまだ何もわかっていなかったと思えるほど未熟な状態です。
もちろん今でも成長途中で、毎日、毎月、毎年と新しいことを知ることになります。
お言葉をいただいたとおり、何年もどうなんだろうと思っていたことが突然理解できるようになることもあります。

梨江ちゃんはご自宅にしてしばらくしてから、病気の症状が出るようになりました。
他の犬たちと同じように発達はしない、けれどきちんと梨江ちゃんのペースで発達していきます。
梨江ちゃんの日常生活を観察していただきながら、できることから一歩ずつ進んでいます。

他の犬と同じように犬のトレーニングの目的は、犬たちが落ち着いて安らかにそして豊かに生きていく事です。
その犬の生活で、人の接し方や思いがいかに犬の行動に強く影響しているのかを知ることになります。

人が変わることで犬も変わることができる。だったらすることはひとつです。

感想の中にあった「プレイバウ」という行動は、上半身を下げてお尻をあげる行動です。
犬の遊び行動とみられる行動の中でなんども見られるので「遊びのおじき」という行動として広まりました。
しかし、この行動は必ず遊びというわけではありません。
その上、遊びをどのように定義付けられているのかも大変不明確です。

またブログやクラスを通して行動の意味とその発現について、できるだけわかりやすくお伝えしていきます。

自分が理解できたとしてそれを相手に真から理解していただけるようになるまで、さらにしばらくの時間が必要です。実はこちらの方がたくさんの時間を必要とします。

新しいことを知ると今まで間違っていた自分に対して嫌悪感が出たり、なんでこんなことにもっと早く気づかなかったのだろうと悔しく思うことも度々です。それは自分がそのときはその程度だったということだけのことです。すべてを知ったつもりになることほど恐ろしいことはありません。

まだ自分が知らないことがたくさんあるはずだという思いが、ここまで犬のことを学ぶ動機付けになりました。

花江ちゃんから学び、今は芽江ちゃん、萌江ちゃん、梨江ちゃんの3姉妹の毎日の成長を通して、またひとつずつ学ぶ機会をいただいています。ありがとうございます!


Posted in 受講生のコトバ

犬の家具の破壊行動はストレスのシグナル:一歩ずつ成長するクールちゃんと飼い主さんの足跡

トレーニングクラスやプライベートトレッキングクラスに参加しながら、共に成長している犬と飼い主さんをご紹介する受講生の声です。
今回はゴールデンリトリバーのクールちゃんの飼い主さんから、クラス受講のきっかけや感想をいただきました。
以下のとおりご紹介します。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
6月に2歳になったゴールデンレトリーバー♂の飼い主です。

GoodBoyHeartとの出会いは、知り合いの方から紹介されて訪問カウンセリングを受けたことです。
当時は、クールが1歳になる少し前でした。

その頃のクールは、いろんな行動をしていました。
家具をかじったり、絨毯をかじったり、ソファを掘ったり。
庭は穴だらけだし、キッチンに脚を掛けてゴミあさったりもしていました。
来客があると興奮してしまい、その上、散歩に行くと他の犬にガウガウ…など。

%e3%82%af%e3%83%bc%e3%83%ab%e3%83%99%e3%83%83%e3%83%89%e3%81%a7%e4%bc%91%e6%86%a9

クールが来たのはこんな経緯でした。
ブリーダーの方がドッグショーに出せないのであげようか?と声をかけられました。
犬が好きでいつか犬を飼いたいと思っていた私は、すぐに子犬だったクールを貰いました。

ですが、大型犬をちゃんと飼うためにはもっと勉強しなくてはと思いました。
本を買い、パピー教室に行き、しつけ教室に行き、ネットで調べてたりしてましたが、どこも私の目指す!?犬の教室がありませんでした。

dav

dav

そのころに知人にGoodBoyHeartを紹介されてグッドボーイハートのホームページを見たのです。
そのとき「これだ!」と思い、すぐに連絡しました。

トレーニングクラスやトレッキングクラスを受けながら、少しずつですが私もクールも変わって来ました。

家の中で落ち着いて過ごせるようになりました。
新しいソファを買ったのですが無キズです!!

山歩きの歩き方、宮武先生にアドバイス頂いたこと、犬の行動学のお話しなどホントに勉強になります。


dav

自分の子供(人)を育てていた頃に、いろいろ考え、学びながら育てていたことを思い出しました。
まだまだ私もクールも学び足りてないところですが、3番目の息子として共に学び成長していきたいです。

10年後にはお互いに分かりあえる関係になって、クールと一緒にゆっくりゆっくり山歩きをしている自分を目指してます。その頃までお互いに健康でいないと!


dav


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 クールちゃんは大柄のオスのゴールデンリトリバーで、エネルギーも大変高いタイプです。

 ゴールデンリトリバーは比較的活動性が低く、ストレスがあっても行動に起こせず体の方に影響がある犬が多いようです。しかし、クールちゃんの場合は、環境の不安定さや成長と発達が行き詰って生じたストレスを、行動を通して飼い主さんに伝えることができました。それが家具の破壊行動や吠える行動などです。

 飼い主さんは犬の問題行動を単に困った行動として封じ込めるのでなく、どうしてこんなことをするんだろうと考える力をお持ちだったことで次のステップに進むことができました。

 忙しさの中にもクールちゃんとの生活や日常の大切な時間を少しでも安定できるものに変えようと努力されている姿勢には、頭が下がります。なかなか成長しないと思っていても、一気に変化する時期もあります。クールちゃんにもいくつかそんな時期がありました。

 子犬期にできなかったクレートトレーニングも一歩ずつステップをあげて、お預かりクラスでいっしょに過ごすこともできました。そのときは大変な大雪でわたしの方が緊張しましたが、クールちゃんにとって良い体験になりました。やっぱり山の神様の仕業かなと有り難く雪遊びを楽しみました。

 お山歩きも少しずつ落ち着きの行動を拾い上げることができるようになり、クールちゃんからクールくんへの変化ももうそろそろかなと期待も高まります。とはいえ、過度な期待はエゴです。これからもクールちゃんと飼い主さんが成長を楽しんでいかれるよう、ガイドとして気を引き締めてまいります。


IMG_0699

Posted in 受講生のコトバ

ドッグタッチクラスを受講して:みかんちゃんと飼い主さんのお言葉

先日、ドッグタッチクラスを受講してくれたみかんちゃんの飼い主さんに受講の感想をご紹介します。
文章を書くのは結構大変なのでなかなかお願いしにくいことですが、快く受けていただきました。

みかんちゃんが3才のときに、家庭訪問トレーニングクラスでご縁をいただきました。
小さいけどパワーのある元気な男の子でした。
ずっと、みかんちゃんと飼い主さんの共同生活で関係を築きあげて来たのですね。

そのみかんちゃんが17歳なり、老犬のお世話のご相談と同時に、みかんのことをもっと知りたいということで
ドッグタッチクラスを受講されることになりました。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

私は、みかんという17歳の犬と暮らしています。
去年の10月に脳梗塞で右半身不随になりましたが1ヶ月程で自力で立てるようになり、
年末頃には部屋の中を歩き回ることができるまでに回復しました。

ただ、おむつが必要だったり、自力で水を飲む体勢をとるのが難しかったりと
以前と全く同じいうわけではなく、何かと不自由な生活をしていました。

こうしたら快適かなとか、もっとこうした方がいいんじゃないか等手探りで介護をしていました。

そんな時、3歳の頃にトレーニングでお世話になっていたグッドボーイハートのホームページを本当に久しぶりに拝見しました。
もっともっとみかんにできることをしたいという思いが強かった私は、
宮武さんに相談に乗っていただくことにしました。

DSCF5571-1

カウンセリングで宮武さんが訪問されるまで一週間。。。

私のトレーニングは始まりました。みかんの部屋の片づけです!
4畳半のみかんがいる部屋の半分は物置になっていました。
大慌てで片づけをし、部屋を整えました。
福岡市の45リットルの大袋のゴミ袋が13個にもなったのは内緒です(笑)

カウンセリングを受けて、やはり気になっていたドッグ・タッチクラスを受講することに決めました。

DSCN7288-1



ドッグタッチクラスの開始から終了までに、私が気付いたみかんの変化です。

・夜の10時~12時頃に落ち着かず、うろうろしながらふーんふーんと呼んでいたのがなくなって、
 よく眠るようになった。起きていたとしても、呼ばなくなった。

・表情が明るくなり、目がキラキラしている時間が増えた。

・毛がピカピカになってフケや皮膚の赤みが減った。全体的に毛が柔らかくなった。

・腰の曲がりも緩やかになった。

・後ろ足としっぽの毛のちぢれが減ってストレートに近づいた。

・いちばん動きのいい左前足を触ることへの拒否反応が薄くなった。

・おしりを使って不自然な立ちあがり方をしていたけど、今は自然な感じで立ちあがっている。

・寝る時、右の後ろ足の付け根に辺りある関節しか曲がらず、足先が顔の近くにあるという
 不自然な寝方をしていたけど、最近は他の関節も曲がって自然な寝方をするようになった。

気付いていない変化も、まだまだあるかもしれません。


DSCN7101

私事ですが、今40歳の私は34歳の時に鬱病になりました。
それからはみかんだけを心のよりどころにして、みかんに依存して生きてきました。

みかんが脳梗塞になって、それにさらに拍車がかかった気がします。
みかんがすべてだと思いこみ、必死にみかんの世話をすることで自分を肯定し、
存在価値を見出そうとしていたのだと思います。
愛情というよりは病的な執着に近いものがあったように思います。

クラスを受講して、宮武さんからいろいろなことを学ぶにつれ、
客観的に自分を見て、みかんになんて惨いことをしてきたのかということに気付きました。

みかんがそばにいてくれるだけで幸せだというのは今も変わりませんが、
今までのそれは一方的な私の押しつけと自己満足であり、みかんの幸せとは程遠いものでした。

DSCN6716-1

毎日、目をキラキラさせて嬉しそうにしているみかん。
きちんとコミュニケーションを取るだけでこんなにも体に変化が起きたみかん。
そうなるように導いてくださった宮武さん。
今までのみかんと私との関係を考える機会をくださった宮武さん。
受講の感想を書いてと言って下さった宮武さん。
感想を書くにあたり、今までのことをまとめたから見えることもありました。
「感謝」の一言では足りません。心から受講してよかったと思っています。

みかんとの豊かな暮らしへ一歩前進できました。
毎日のふれあいの時間を大切にして
これからもみかんと一緒に歩み続けて行きます。

2016.6.24-8-1-11
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ドッグタッチクラスは3回のクラスです。

クラスで学ばれたことを継続して続けられることで変化が見られます。

みかんちゃんはドッグタッチクラスの1回目から変化が見られました。

伺うたびに顔つきが変化していくのがはっきりとわかりました。

犬の変化に敏感なので、小さな変化も見逃しません。

みかんちゃんは明らかに毛に艶がでて瞳がキラキラとしています。

ご家族にもわかるようで「最近、目がキラキラしているね。」といわれたそうです。

ドッグタッチクラスはスキルを身につけるクラスではありません。

だからこそ心を伴って望まないと、その変化はわかりにくいものです。

グッドボーイハートのすべてのクラスがスキルを身につけるクラスではありません。

うそのない真実の犬との関係を築いていく機会を飼い主さんと犬が得られますように。

学びの機会を下さったみかんちゃんと飼い主さん、ありがとうございます。




Posted in クラスのこと, 受講生のコトバ
1 / 41234