グッドボーイハートは人と犬が共に成長して調和することを目指すドッグトレーニング・ヒーリングスクールです。

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<クラス>質問「どうやって止めさせたらいいんですか?」に答えはありません。

毎日のクラスを通して、飼い主さんからたくさんの質問を受けます。

質問があるのはすばらしことなのです。

わたし自身、セミナーに出席したときも終了後は必ず質問をします。

質問はあるのが当たり前ですし、良い質問はセミナーの質を上げると確信しています。

同じようにクラスを受講される飼い主側に質問があるのは当たり前のことですし、良い質問はクラスの質を上げます。


このたくさんの質問の中でも最も多い質問が、「犬の○○をどうやって止めさせたらいいんですか?」という質問です。

特にトレーニングクラスに入られて間もない生徒さんたちからこの質問が出ます。

結論から言うとこの質問に答えはありません。

例えるなら「うちの子供がゲームばかりをするのだけどどうやって止めさせたらいいんですか?」とか「うちの嫁がいらないものばかり買ってくるのだけどどうやって止めさせたらいいのか?」と尋ねているのと同じことです。

犬の場合のこのケースではこんな質問になるでしょう。

犬がとびついてくるのだけど、どうやって止めさせたらいいですか?

犬が家具をかじるのですが、どうやって止めさせたらいいですか?

犬が来客のときに吠えるのですが、どうやって止めさせたらいいですか?

犬が食糞をするのですが、どうやって止めさせたらいいですか?・

犬がリードを引っ張るのですが、どうやって止めさせたらいいですか?

犬がかみつくのだけど、どうやって止めさせたらいいですか?

・・・・・・・・・・・・・・・・

エンドレスですね。


継続して起きる動物の行動を止めさせる手段はないのです。

継続して起きる動物の行動の大半はストレス性行動というものです。

ストレス性行動はつまりストレス行動、動物にストレスがかかることで起きている行動です。

ストレス性行動は叱ったりほめたりしても全くなくなりません。

悪いと思っているのにやっているとか、私を困らせようと思ってやっているという考え方もいったん横に置いてください。

犬が日常的に落ち着かない状態にあるのですから、犬の生活環境を整える、接し方を変える、犬の欲求をきちんと満たすための機会や環境を与える、犬の習性に見合った環境を提供するなどの根本的な対応が必要です。

そしてこれらの対応は対処法とは違い整備にも時間がかかりますし、飼い主さんの理解と行動の修正にもかなりの時間を要します。

こうした変化を促すことが犬のしつけ方やトレーニングになるのですが、結果を早く求めたい飼い主はどうしても「止めさせる」という思考回路から抜け出せずにフラストレーションを抱えます。

じっくりと犬のしつけに取り組んでいただいても犬の行動に変化が起きるのに数週間とか数ケ月かかることがあります。

犬をよく観察したり理解できる人から見ると変化していくことが事前にわかるのですが、表面的にしか見ることのできない段階では飼い主目線でこの変化に気づくことができなくてつい焦りも出てしまいます。

トレーニングを受けても全く変わらないと感じるのか、少し変わったように思えるになるまでに時間もかかるのです。

焦ってしまい叱ったりほめたりすることに頼って犬の行動を変化させようとすると、犬はとても不安定な状態になっていきます。

叱ることとほめることがしつけだと思っておられるなら、この落とし穴から脱出しましょう。

落とし穴が浅ければ自力で脱出して穴の中から見えているものとは違うものを見てください。

落とし穴が深すぎて自力で脱出できなくなった飼い主さんには、私が脱出のためのはしごを提供しますので自分で上がって来てください。

叱ったりほめたりしようとしてなんとかしようとしているのは、世界が犬と自分だけになってしまっているからです。

私たちを取り巻く世界はもっと広いのです。その世界に気づいていただく機会をつくるためにトレッキングクラスをしています。

とても広く可能性もたくさんあるのに、小さな枠にとらわれているのは飼い主さん、そしてその囚われの中に入っているのが犬です。



どうやって止めさせたらいいんですか?の質問は、トレーニングクラスを重ねるうちに飼い主さんの口からきくことがなくなっていきます。

飼い主さんが変化されたのだなと感じるときであり、インストラクターとしてはとても喜びを感じるときです。

そしてここからステップアップが始まります。

焦らずじっくりと楽しみながら、犬のしつけは結果ではなく過程が人と犬の関係をつくっていくことを大切にしていただきたいです。

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<おすすめのアイテム>犬用ハーブについての追加の意見

先日、ブログで紹介した犬用のハーブについての追加の情報と意見です。

最初のご紹介ページは以下からご覧いただけます。

<おすすめのアイテム>サプリメントも使いかた次第:犬用のハーブは犬の健康のためにおすすめします


犬用のハーブと上手につきあっていくためには、自然療法というものとどうやって折り合いをつけたらいいのかということだと思います。

このことについて、自分が飼い主としてこうやって選んだり考えたりしてきたということをお話します。


たくさんある犬用のハーブを選ぶにあたり、どの商品を選んだらいいのかで迷われることでしょう。

まずはコストパフォーマンス、値段が安い方が良いに越したことはありません。

かといって安かろう悪かろうでは結局お金を無駄に使うようなものです。


ハーブは一度に使う量は少量と限られています。

100グラムのハーブを購入したとしても、小型犬なら1回に与える量は小さじの半分とか4分の1くらいの量です。

ほんの少量なので、100グラムのハーブで半年くらいは継続して使用できます。

ハーブは保管状態が良ければ悪くなることはありませんので、安いものを買うというよりも良いものを継続して使うことを考えて大きめのサイズを購入されることをお勧めします。


価格よりも先行して選択の理由としたいのは、むしろどのハーブが使われているかということでしょう。

ハーブは目的に応じて選ぶものですから、その目的にあったハーブを使いたいからです。

目的の例としては、デトックスとか、消化器系のサポート、関節のサポート、皮膚用など様々です。

目的にあったハーブを使いたいために、ハーブのどんな種類が入っているのか調べてみたり関心を持たれることはとても大切な勉強になります。

以外に身近なハーブが使われています。

たとえば、ショウガやアザミといったハーブも使われていて、人と同じ用途になっているので学ぶことも多いです。


ですがここで一番大切なことを忘れてはいけません。

個々のハーブにはそれぞれに効能的なものがあり、こうした作用がありますよといった分類に分けることができます。

ただハーブの力が本来発揮されるところは、これらの個々のハーブたちの「調合」にあります。

この「調合」がうまくいっていないと、ハーブたちは結束して力を発揮することができず、ただ競うあうだけの存在になってしまいます。


ハーブたちがうまく協力しあって作用してくれるように「調合」する専門家、それがハーバリストなのです。

調合に関しては漢方薬と同じと考えていただけます。

以前、漢方薬局で薬剤師の方に食事について質問されてたときに、雑穀を白米に混ぜて食べる十六穀米かなにかを食べていると自信ありげに話したのですが、それは調合の問題なのでたくさん食べればいいということではないと即答されたときには驚きました。

つまりはハーブも同じように、効果があるからとたくさんとりすぎても意味がなく、経験のあるハーバリストが調合したものこそエネルギーを発揮するということです。

成分的な作用はもちろんあるのですが、ハーブはそれ以上にエネルギーを用いた自然療法のひとつであることを否定できません。

私はハーバリストではありませんし、ハーブの専門家でもありません。

ただ自分が思う犬にハーブを与えるというのは、犬に自然エネルギーをいただくという意味を持っているということです。


ということは、他の癒しと同じように短い間で結果を出そうと取り組むと失敗に終わることが多いのです。

どんな癒しによる変化も、いつの間にかそうなっていたというように取り戻すように変化していくものであって、急激に良くなったと感じられるようなものではありません。

もちろん、こうしたハーブを自然の雑草の中からとるのは大賛成です。

犬たちはそれぞれに自らのハーバリストですから、自分の体調に応じて必要な雑草があればそれを体に取り込もうとするのは自然の力のなす技であり、ぜひその力を使ってほしいからです。

ところが、都会にはなかなか豊かな雑草の生える空間がありません。

豊かな雑草という言い方自体が間違っているといわれそうなくらい、雑草たちは都会では生えることも許されていません。


犬の中には自然とのつながりが遠くなってしまい、雑草を食べることもできなくなってしまった犬もいます。

こうした犬たちの中にはハーブを食事にいれるとごはんを食べない場合もあります。

これらの犬たちも山歩きを重ねていくと行動が変化してきて、雑草を食べるようになることがあります。

この風景は今までなんども見てきました。

雑草を食べなかった犬が、はじめて草を食べているを見たときの喜びはなんとも言い難いものです。


たかがハーブですが、ゆっくりと犬の体に浸透していきます。

結果もうれしいものですが、その過程をぜひ楽しんでください。

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<クラス>お預かりクラスが楽しい季節になりました

ブログの更新が遅くなりすみません。

1週間のお預かりクラスとトレッキングクラスの連続で、七山で羽を伸ばしすぎてしまいました。

お預かりクラスの犬ちゃんたち、どちらも数回目とあってこちらも気持ちが落ち着きます。

犬たちがどのくらいの速度で環境になじんでいくのか、またその過程がどのような行動をとっていくのか、犬によって違いがあるので犬の個体ごとに把握していきます。

もちろん、預かり経験があまり間があかずに続くと、環境になじむ「社会化」の速度は早まります。

社会化が進めば進むほど、新しい体験を与えやすく、犬との関係も変化していくので毎回楽しみにしています。

一方で、若い犬になるとそれだけではすみません。

特に生後2歳までは社会化の退行といった個体の中での変化もあるため、生後3ケ月くらいのときには安定していた環境が、生後6ケ月を過ぎることには警戒行動や防衛行動によって不安定になったように変化していきます。

これらの変化を見届けながら飼い主さんにご報告することもお預かりクラスの中でできることです。

毎度申し上げているのですが、グッドボーイハートのお預かりクラスはあくまで犬の飼い主のサポートであってそれ以上のものではありません。

ですが、自分が犬とかかわる限り、しかもレッスンではなく日常的に飼い主さんの代わりとして関わる限りは、犬のことをひとつでも理解したいとい欲求を抑えることができず、ついついやりすぎてしまいます。

今回のお預かりクラスの犬ちゃんたちともお預かり中、毎日連続でトレッキングに行きました。

トレッキングクラスに参加される生徒さんたちといっしょにいったり、山の手入れをしながら同伴させたりして過ごしました。

日常の活動スタイルを逸脱してしまいますが、自然の中で山を歩くという行為ほど犬をやる気にさせるものはありません。

行くときは張り切って出かけますし、庭に帰ってくると戻るのはいやだといって後ずさりすることもよくあります。

犬は山の動物なのだ、本当にそうなんだとこの七山にいると毎日のように確信できるので、また今週から都会の犬の飼い主さんたちに山歩きを推奨する活動に熱が入りそうです。

2月というのに3月かと思われるほど気持ちがいいのです。

今この季節に山歩きしなくて、一体いつするのでしょう。

3月初めにもう一度、竹切りをしようと思っています。

体力に自信のある方、ぜひご連絡ください。

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<クラス>トレッキングクラスと数秘セミナーを開催しました

週末はあたたかな2がつの休日となりました。

午前中は若い犬たちと老犬たちチームにわかれてのトレッキングクラスを開催しました。

まだ山歩きがおぼつかない犬と飼い主さんのペアなので、なかなかバランスとりが難しいようです。

こうして山を一生懸命に協力しながら歩いている犬と飼い主さんの姿を見ると、こうやって力をあわせながらやることって日常生活の中ではなかなかないのではないかと思うのです。

はじめてトレッキングに参加した若い犬ちゃんは、イノシシのにおいが気になってでしょうが鼻先を右に左にと動かしつつはじめはどうしてもテンションが上がってしまいます。

この興奮に上手にブレーキをかけられるようになるのが、トレッキングクラスの楽しいところです。

今後の若い犬たちの成長が今から楽しみです。

老犬たちも思い思いの場所で、ゆるやかにお山の時間を楽しんでくれました。


そして楽しみにしていた数秘セミナーです。

数秘占いをされているグッドボーイハートの生徒さんを先生にお迎えして、自分の数秘や犬の数秘を計算しながら、出会い、今、そしてこれからについて考える機会を得られました。

みなさんで楽しくワイワイとお話しながら、これからの犬との生活についていろいろと考えていただく機会を広げていただけたと思います。

占いで犬との暮らしが変わるわけではありませんが、どんなことにも法則やルールやヒントがありますから、そうしたものを自分を見つめる機会として活用できるようになれば、転換するチャンスを得られると思うのです。

1時間のセミナーでしたが、ワイワイと2時間くらい楽しくお話しながらすすみました。

まだまだ個人的にお話を聞きたいという方は、先生のhacoさんにコンタクトを直接とられてください。

公開されているブログを以下にご紹介します。↓

サロンhakoの数秘占い

人との出会い、犬との出会い、どんな出会いにも学びの機会がたくさんあります。

ただ犬を飼うことになっただけなのにと思っていても、そこから新しい世界が広がっていくことを楽しめるかどうかは飼い主さん次第です。

これはあくまでも結果を出すための行為ではなく、過程を豊かなにするためのチャンスです。


セミナー終了後やプライベートトレッキングクラス、スカイプ通信講座といろんな学びのクラスで楽しくともに学ばせていただきました。

今年は本当に暖かくトレッキングには最適の日々が続きます。

訪問クラスを受講のみなさんも、ぜひトレッキングクラスに起こしください。

これぞグッドボーイハートの本質、そして犬の新たな姿に触れる最高の時間です。

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<クラス・動画>家庭訪問クラスでお散歩の練習:首輪とリードで街中を歩くこと

家庭訪問トレーニングクラスのカリキュラムの中には、日常生活で犬のお世話や社会活動に必要なことが入っています。

どこから始めるか、何から学ぶかは犬の状態や環境、飼い主さんの希望などで多少手順は異なりますが、散歩のやり方や練習は必ずやってます。

今回ご紹介する動画は、一度お散歩練習風景として紹介させていただいた黒柴犬のカレーニンちゃんの練習風景です。

この日、カレーニンちゃんと公園で他の練習をした最後に、犬の状態を見てハーネスを外す提案をさせていただきました。

散歩練習の最初は、ほとんどの犬にハーネスの利用をお願いしています。

もちろん理由あっての提案ですが、ハーネスを散歩のときにずっと使ってほしいということでもありません。

犬の状態や環境など、必要に応じてハーネスの使用から首輪とリードだけで散歩する方法に切り替えるご提案もします。

逆にずっとハーネスをつけたまま散歩することをお勧めしている場合もあります。

散歩の道具としてハーネスを利用した方がよい犬や環境があるためです。

うちはハーネスを使っているという飼い主さんはご安心ください。

黒柴犬のカレーニンちゃんの場合には、リードの合図を送る道具をハーネスからリードに切り替えるご提案をしたということです。




※クリックすると動画が再生します。

●首輪とリードで歩く練習をはじめたカレーニンちゃん

生後6ケ月なのでまだまだ不安定な年齢です。

状態によってはまた散歩の道具を変える必要があるかもしませんが、環境に応じていくつかの道具を使いこなすのも飼い主さんとしての力量です。

また、この日新しい道具の提案もさせていただきましたので、近々バージョンアップしそうです。


以前こちらのブログでご紹介した散歩をはじめたばかりのカレーニンちゃんの動画はこちらでご覧になれます。
過去ブログ記事:<クラス>子犬のはじめてのお散歩トレーニング

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<犬のこと>お預かり中の犬ちゃんと山のお手入れする楽しみ:安定した犬だからこその行動のパターンとは

犬ちゃんのお預かりクラスのときに私が楽しみにしているのは、その犬ちゃんといつもはできない時間を過ごすことです。

犬ちゃんが普段はあまりできないけれどすることといえば、ドロ遊び、庭遊び、山歩きです。

庭が山になっているグッドボーイハート七山の学校ですから、山のにおいを嗅ぎながら山歩きもせずに返してしまうことはあまりにも酷です。

といっても初回のお預かりではなかなか安全に山を歩くほと落ち着きを得ることができないので、数回の預かりを通してやっと山歩きへとたどりつくといった感じです。

お預かりした犬ちゃんの状態によっては、もっとテリトリーに対して積極的になれるような山の活動をいれていきます。

それが犬をお供にしての作業「山の手入れ」です。

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山の手入れとは、山が健全に育つようにこの冬の時期、3月くらいまでの時期に無駄に生えている木々を刈り込んだり、倒木が藪を生まないように処理をしたりするものです。

足場は道もなく段差もはげしくロッククライミングのようにつかみかかって登るような場所もありかなりアクロバティックです。

そのような場で作業をするのですから、とても犬のことをしっかりと見ていることはできません。

むしろ犬の方が人の動きをよく把握して自分の身を守りつつも周囲のテリトリーを守ろうとする行動が引き出されてこなければ大変危険です。

なので、この山の手入れに連れて行ける犬は本当に限られています。

作業中に邪魔をされることは犬にとっても危険ですが、作業をする私にとってもとても危険なことです。

ではなぜそんな場所に犬を連れて行くのかということ、犬がこのことを通して引き出される行動には特別の意味があるからです。

特別な役割を任されているそんな力が犬の中に湧き上がってきます。

オヤツをもらうためでもない、人から命令されたわけでもないのに、なぜかその仕事をやろうとする犬。

これが最高に犬として楽しい時間のようで、その表情、行動も活き活きとしています。

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犬が小さい場合には段差や足場の厳しいところでは、抱き上げたり手を出してサポートすることもあります。

それでも必死でその困難を乗り越えて人と共に活動している犬の姿は本当に美しいものです。

自分自身も体力が落ちてきており、自分の年齢を感じる作業になってもいますが、私もこの山の手入れが大すきです。

夏場の草刈は太陽と汗と虫との闘いなので過酷すぎますが、この季節の山の手入れは気持ちがよく、体が温まり、終わると暖炉にあたってコーヒーを飲めるというごほうびもあります。

こんな山の手入れにつきあってくれる犬ちゃんがもっと増えればいいなと、勝手に期待を膨らませています。

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山の手入れのお供までいかなくても、山歩き、庭でのテリトリーの番、テラスの番犬など、それぞれにグッドボーイハートには犬の仕事がたくさんあります。

グッドボーイハートのお預かりのときには、泥まみれ、草がいっぱいついた状態でお返しすることは了解していただいていますので、犬ちゃんには楽しんでもらったらと思っています。

お預かりの犬ちゃんはトレーニングのために預かっているわけではありませんが、犬の性質や行動の特徴を観察して新しい発見をすることは、個人的にどうしても止められなくて突っ込んでしまいます。

お預かりクラスのときには睡眠不足で辛いですが、この楽しみがある限り続けていきたいです。

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<お知らせ>トレッキングクラス&数秘で読み解く犬と飼い主セミナー開催します

プチセミナーのお知らせです。

グッドボーイハートでは、私が様々な形で出会った人との出会いを通して、生きることを真剣に考える機会をつくるセミナーに発展させています。

過去にも、風水を通して犬との暮らしをステップアップさせる風水セミナー、整体の先生を招いて体調を整えながら犬との暮らしを改善する整体セミナーなどを開催してきました。

今回は、グッドボーイハートで犬の飼い主さんとして学ばれている飼い主さんとの出会いからセミナーを開催していただくことになりました。

そのセミナーとは、数という不思議な法則を通して自分に知る、犬との出会いやこれからの生活について考える機会を得るセミナーです。

題して

「数秘で読み解く犬と飼い主の関係と学び」セミナー

あなたがいるだけでそこはパワースポットになる。
それは人も犬も同じことです。

むしろ、犬のいる場が変わってしまう不思議を毎日体験されている飼い主のおひとりとして、犬との出会い、犬との学び、そして犬とのこれからの生活を知るきっかけを作ってください。

生年月日や手相には自分自身を知るための多くのメッセージがあります。気づいていなかった自分の個性、今まで歩んできた人生の謎や思い込みなどです。

なりたい自分に近づいて行くように、輝いて生きることが出来るように教えてくれています。

今回のセミナーでは、数秘占い、手相、オラクルカードから人生の予定表、個性をリーディングします。

メッセージを読み解き、活かしパワーに変えていきましょう。


日程 2月17日 日曜日 12時~13時 

参加費 おひとり1,000円(税込)

講師 徳川美砂子先生 ヒーリングカウンセラーhako

講師プロフィール 
福岡県在住
短大卒業後銀行、カルチャースクールに勤め結婚、出産子育てをしながら、主人の会社の経理事務をする。傍でアロマテラピーインストラクター、ハーバルセラピスト、フラワーエッセンスなどの資格を取得し、ジュージヤカルチャースクールなどで講師となる。
4年前に乳がんを経験し、自己治療のためヒーリングやレイキをマスターし、数秘と出会う。
現在は数秘占いを主に活動している。

フレンチブルドッグももちゃんの飼い主さんとしてグッドボーイハートで勉強中。

フレブルもも3
人生にはいろんな出会いがあります。

良い出会いも歓迎しない出会いも。

人との出会い、犬との出会い、それを自分がどのように受け取るのかで生きる時間は大きく変わっていくのだと思うのです。

せっかく出会ったのだから、この出会いをより良いものにしたい。

犬もきっとそう思い真剣に人に対峙してくれているはずです。

そんな犬たちと向き合うきっかけとして、セミナーを楽しんでください。

たくさん笑ってたくさん何かを持ち帰っていただければ。



●2月17日(日)午前中にはトレッキングクラスを開催します。

トレッキングクラス 10時開始

ご参加の方はグッドボーイハートまで直接お申込ください。

プチセミナーのため参加人数は制限させていただきます。

みなさんのご参加をお待ちしています。

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Posted in クラスのこと, 犬のこと, お知らせ

<クラス>犬語セミナーとトレッキングクラスを開催しました

今季はじめて雪、が降りました。

といっても1時間くらい吹雪があって積もったといっても1センチくらいです。

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雪の降る数時間前までお預かりの犬ちゃんと山歩きしながら草刈をしていました。

ゴーゴーと北から聞こえる音に犬ちゃんは鼻を高くあげて吹雪の到来を察知します。

鈍感な人間の私もさすがに聞こえる冬の到来の音。

部屋に入って暖をとって構え、気づくと外は真っ白です。

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雪はすぐに収まりほっとしましたが、翌日のトレッキングクラスに来られた生徒さんたちは、うっすらと白くなった尾歩山に驚いていました。

雪が降ると不便だけど少しテンションが高くなってしまうのは動物の共通する気持ちなのですね。

季節の移り変わりに気持ちが反応する、そんなとき人と犬は共感する気持ちを得られるのでこの瞬間が大好きです。

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トレッキングクラスにはまだ不慣れな子犬たちもいますので、安心安全、環境を確認しながらゆっくりとしたペースで少しずつ進みます。

普段は犬同志で興奮してしまう犬ちゃんたちも、同じ目的をもって活動をはじめると結束せざるを得ません。

集団行動というのは動物になんらかの影響を及ぼします。

そういえば、日本は特に体育の時間に集団行動の練習が多いものですが、これがアメリカとなると多少違うようです。

個々の能力を伸ばすことを大切にする文化では、全員が同じ行動をして協調するなどといった練習は好まれないのかもしれません。

トレッキングクラスはひとつの集団行動ではありますが、みながそれぞれの能力の中でできることをするという意味では動きをあわせているだけの集団化とは違います。

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集団化は個性を失なわせる行為ではありません。

犬も人も社会の中で自分の能力に合わせた活動をできる、トレッキングはその小さな世界です。

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トレッキングクラスの後は動画を見ながら犬の行動学について学ぶ犬語セミナーを開催しました。

犬の行動から犬の状態や気持ちを汲み取っていき、その先に犬が今必要としていること、それをどのようにしたら提供できるのかということも考えていきます。

犬に何をしてあげたらいいのか、犬が何を求めているのか、どうすれば犬は幸せになるのか、その答えは今の犬の姿を冷静に把握するしかないのです。

ところが、犬が何か問題になる行動をしていると気づいてしまうと不安になってしまうのが人の心理です。

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犬たちはすでに幸せで自分は何もしなくていいと思っていたいでしょう。

ところがそれでは、犬とちゃんと向き合って過ごしているとはいえず、もったいないことです。

毎日の仕事や家族のこと、食事のこと、買い物のこと、将来のこと、趣味のこと、人にはやりたいことがたくさんありすぎて、なかなか犬のことまで考えが及ばないかもしれません。

では、なぜ犬と暮らしているのでしょうか。

犬はメッセンジャーです。
犬は行動を通して、いつでも飼い主さんにたくさんメッセージを伝えています。

そのメッセージひとつでも受け取れるよう、また犬語セミナーで学びたいと思います。

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<クラス>家庭訪問トレーニングクラスで猫ちゃんと対話する

トレーニングクラスのためにご家庭を訪問したときに、猫ちゃんがいることは珍しくありません。

あまり多くはないのですが、ときどきそんなケースはあります。

猫派、犬派と分かれることが多いように、犬が好きな方は猫はあまり好まない傾向はある程度はあります。

でも猫のこんなところが好き、犬のこんなところが好きと、どちらの動物もいっしょに暮らしたいという飼い主さんもいるものです。

猫を飼われているご家庭にいっても、猫たちが犬のトレーニングクラスのときに必ず顔を出すわけではありません。

大抵が完全室内飼育をされている猫になりますが、ほとんどの猫たちは来客のたびに隠れてしまうようです。

「こんにちは」とお部屋に入ったときには猫たちは様々な隠れ場に避難しており、完全に気配を消しております。

この気配を消す感じは犬よりも数段能力が高いと思える瞬間です。

猫からいわせれば「わたしたちはすべてにおいて犬よりも上なのだから、比較の対象にもならない」と思っているかもしません。

実際、犬を足げにするような猫の優位的な行動はよく目にします。


猫の中にはどんなお客様にも「かまって」行動を示し、自己主張をするものがたまにいます。

先日も家庭訪問先にそんな主張の強い猫ちゃんがいました。

私が座る前に、私が座るイスの前のテーブルのスペースにまず乗っていてスペースを渡そうとしません。

ファイルをおかせもしないし、押しのけようとすると甘噛みして抵抗します。

ようやくスペースを確保してお話しを開始したのですが、立ち上がって他の環境を見に行き机にもどると、私のおいていたファイルとペンが机の下に落とされ、そこに猫が寝転んでいます。

数回の訪問でようやくテーブルのスペースは確保されたものの、犬の名前を呼んで注意を引こうとすると犬を追い回す行動を見せることもありました。

そしてついに先日、また新たな行動を起こしてメッセージを送ってきました。

犬にベッドで休むように教え、飼い主さんとお話しをすると犬がベッドに上がって待つようになってきたので「よく待てるようになったね。」と話しかけていました。

そして飼い主さんと話しチラリとベッドを見ると、そこには犬ではないものが。

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猫が犬のベッドを占領しないようにとやってきたので、今まで猫ちゃんが使うことはありませんでした。

ベッドに居座るこの猫ちゃん、私に対するアピール行動であることは明らかです。

一日中家の中にいてすることがないけれど、もっと社会とかかわりたいと思っている猫ちゃんもいるのですね。

できればこんな形ではなくもっと自然な形で環境に出て行けるようなそんな環境を人は作っていけるのでしょうか。

生徒さんのおひとりは、猫にリードをつけて散歩をしていると聞きました。

他にもそのような話を聞いたことがあります。

どのような環境をどのように歩くのかで猫の散歩のストレスも様々でしょうが、猫のメッセージも受け取らなければ犬も幸せにはなりません。

その前に、犬の散歩ですね。

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<クラス>暖かい週末の七山ではテントクラス、トレッキングクラス、お預かりクラスとヒーリングクラス

若干の天候の乱れはあったものの暖かい連休を迎えることができました。

1月なのに無謀にもテントクラスを希望された生徒さんたちにとっては、月明かりと星明りが最高にすばらしい夜となったようで、ゆっくりと犬と癒しの時間を過ごしていただけたようですね。


あわせて久しぶりにトレッキングクラスにご参加くださった生徒さん。

日頃から家庭訪問トレーニングクラスで学ばれたことを実践されて来られているので、久しぶりの犬ちゃんも一歩ずつ成長されているのがわかります。

犬ちゃんの生活環境がさらに良くなったこと、お散歩の行動が変化してきていることなどもご報告いただけました。

尾歩山のようなトレッキングコースはなかなかありませんので、久しぶりのトレッキングでは犬のバランス感覚などいろいろと試されることも多いものです。

試されるというよりも、犬の現在の状態を知るためにもトレッキングクラスは活用していただけるのですから一石二鳥の体験といえるでしょう。

歩くうちに安定が見られるようになり、やはり犬はきちんと変化していくものなのだなと実感します。

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はじめてトレッキングを体験した犬ちゃんと飼い主さんもいました。

生後6ヶ月過ぎくらいの若い犬ちゃんですが、持ち前の性質が良い方向へ働いており、とても落ち着いてはじめてのトレッキングを終えることができました。

山を歩いている犬ちゃんを見た飼い主さんがひと言「やっぱり動物なんですね~」

これってすばらしい気づきだと思いませんか?

犬と暮らしている人の多くが、案外犬が動物であることに気づいていないものです。

触りたくて飼ったのに、抱っこしたくて飼ったのに、リビングに寝ている姿に癒されたくて犬を迎えたのに、など。

そんな一方的な人側の目線から見てしまうと、自分が犬に対してしたいことしか思い浮かびません。

犬にしつけをする際にも、人側にメリットがあるような接し方しかできなくなってしまいます。

ところが、犬が動物であるということに本当に気づいていくと、犬にとって本当に必要なことってなんだろうと考えられるようになります。

実はここから、本当の犬のしつけと犬との関係作りがスタートするのです。

飼い主さんの言葉を聞きながら、ドキドキワクワクしてしまいました。

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お預かりクラスに参加してくれた犬ちゃんもいました。

以前のお預かり時とは違う行動をしたり、成長の一歩なのでしょうが、2才はまだまだ変化の時期です。

変化の中には迷える行動もいろいろとありますが、時には迷うことも必要な時期もあると肝をすえて向き合うのみです。

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そして、ヒーリングクラス。

最近は家庭訪問クラスやトレッキングクラスに重点を置いているためヒーリングクラスの開催は少し減っています。

ヒーリングつまり癒しは様々な状況で起きています。

家庭訪問のトレーニングでも、トレッキングクラスではもちろんのこと、そしてなんと犬語セミナーでも癒しは起きるのです。

グッドボーイハートは犬と癒しに出会う学校です。

犬の新たな一面に出会い、犬と共にワクワクドキドキ体験を重ねる機会として活用してください。

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