グッドボーイハートは人と犬が共に成長して調和することを目指すドッグトレーニング・ヒーリングスクールです。

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冬が終わってしまう前に犬と山歩きに行こう。

山のクラスでは極寒の数日を過ごしました。

インスタグラムなどをご覧になった生徒さんからは「大丈夫ですか?」のお声もありましたが、全然積もっていません。

とても寒い数日でしたが、少しだけ積もった雪景色に大興奮する今月1才になったばかりの若い犬たちの行動を見ていました。


オポと一緒に何年も山で冬を越したので、2月からの寒さのたびに春がやってくるのを感じられるようになりました。

雪解けと同時にみられる新芽や黄色の花たち。

雪が降った日は犬たちもふんふんと雪の地面を嗅ぎまわり、雪の下で起きている春の変化を敏感に感じ取っているように思えます。

都会で暮らす犬たちの多くは彼らの健康のために不妊去勢手術を行っていますから、野生動物のように春とともに出産を迎えるわけではありません。

それでも、動物にとって春の兆しというのは厳しい冬を超えてワクワクと何かが湧き出る感じがあるのではないのかな~と犬をみながら感じています。

どの空間にいても季節は感じるものですが、山の自然の風景の中で感じる季節感はやはり特別なものです。

その自然の空間の中で犬が何を感じるのかをじっと見ているのが楽しいのですが、寒さでダメージも大きいですね。本当に戦いです。


さて、犬と暮らすみなさんは犬が何をしているのを見るのが楽しいでしょうか?

犬の寝顔を見るのが好き。

犬がおもちゃ遊びをしているのを見るのが好き。

犬がごはんを食べているのを見るのが好き。

いろいろとあるかもしれませんが、犬が自然の中で探索しているのを見るのが好きという方もきっといらっしゃるでしょう。

だとしたら、この季節にしか見られない犬の特別の行動をぜひじっと観察してみてください。

山の中を歩く犬、山の中を探索する犬が何を思い何を感じているのか。

犬はそれを人のそばで見せてくれる特別な動物なのだということを知ったときに、犬はきっと今よりずっと豊かな時間を持てるようになるはずです。

Posted in 日々のこと, 犬のこと

新年あけましておめでとうございます。

新年明けましておめでとうございます。

令和四年の一年が皆様にとって素晴らしい年となりますように。

すべての犬と、犬と暮らす飼い主が絆を深める大切な時間を持たれますように。

グッドボーイハートの今年の抱負「真っ直ぐ」。

今までとおりまっすぐに進んでいきたいと思います。

もちろん、休憩あり、みちくさあり、ゆっくりモードありと、すべて犬を見習ってあゆみを進めます。

今年も宜しくお願いします。

Posted in 日々のこと, お知らせ

今年もたくさん学びました。年末はお預かりの犬たちと年越しします。

昨晩は同僚であり共に学ぶ仲間でもあるドッグトレーナーの先生と今年の反省会も含めてオンラインミーティングを開催しました。

家庭犬を取り巻く状況はますます厳しくなっていますね…という話が長くなりました。

犬と取り巻く状況とは、犬に対する価値観や思い込み、犬の幸せとは何かを感じる感性などがあまりにも作られたものになってしまったなということです。

犬という動物のすばらしさを知って感動しながら犬と暮らす感動を得る飼い主が少なくなっているなというため息をつきました。

犬の形がぬいぐるみのようで可愛いとか、犬を撫でるのが好きとか、犬をあちこちへ連れていくことが趣味とか、犬におもちゃを買って与えたり食べ物を与えることで犬が喜んでいると思っているとか…そんな犬との暮らしに満足する人が圧倒的に多くなったのです。

わたしたちの感じるところの「犬との暮らし」を体感するための道は結構長いようで、い一緒に歩いて下さる方は本当に貴重な飼い主なのだということも実感しています。

今年もグッドボーイハートと出会って真剣に学び続けて下さった生徒さんたちに心から感謝する思いが沸き上がりました。

そしてこれからもグッドボーイハートは犬のことを学び続けます。

今までは100人に一人の飼い主でいいから犬の本当の素晴らしさを知りたいと学んでくださる方と出会えればと思ってやってきましたが、これからは千人に一人の飼い主を探して引き続き活動を続けていきます。

年末にも数名の飼い主さんたちが草刈のお手伝いに来て下さいました。

わたしが十分にやりきれていない部分をサポートしてくださっていること重ねて感謝いたします。

また様々な形で今までグッドボーイハートで学び今も学び続けていることをお知らせして下さる飼い主さんもいます。

歩いていけばいつかはたどり着く素晴らしい場所も、たどり着くまでにはたくさんの困難な課題があってたどり着ける人はほんの少数です。

なのでみなさんはお気楽にたどり着いたらラッキーと思って、風景を楽しみながらゆるりと進んでいけばそのうちたくさんの気づきが生まれて夢中になって歩みを進めて行かれるでしょう。

さて、オポが旅立った翌年から毎年のことではありますが、今年もお預かり犬ちゃんと年越しをすることになりました。

寒いね、暖かいねと言いながら青空の下、曇り空の下、雪模様の中に山の中をうろうろ。

興奮しないで落ち着いて相手をよく見て、と心を落ち着かせて犬同士のやり取りを見守って、ああ、やっぱり犬っておもしろいなと思っている自分がいることを確信する今年最後の一日でした。

犬たちは一日遊んで大満足。

また明日も変わらず元気に過ごします。



 

 

Posted in 日々のこと, 犬のこと

今日は何の日、今日はオポの命日。

昨日は七山に懐かしい生徒さんがたちが集まって下さいました。

今日のオポの命日にあわせてお声かけしたメンバーはオポが亡くなった日に埋葬のお手伝いまでしてくださった生徒さんたちです。

オポのあとに旅立った犬の飼い主さんや、今も老犬の余生をゆったりと過ごしていらっしゃる生徒さんもいらっしゃいます。

この時期に集まって懐かしくお話するのが習慣になっていましたが、このご時世でできなかったお顔合わせが久しぶりにできてほっとしました。

わたしもオポという犬の一飼い主として、飼い主同志の対話ができることをグッドボーイハートで楽しんでいました。

わが犬が一番かわいいの自慢あり、自虐あり、他の犬とのかかわりの中で生まれた思い出や、若かった自分だったからこをできたことなど七山の風景とともに思い出します。

オポが亡くなってから6回目の命日を迎えました。

この6年でたくさんの犬と飼い主さんとの出会いと学びをいただきました。

オポがわたしに教えてくれたことはたくさんありますが、何よりもすごかったオポの力は私を七山という山奥に連れてきてしまったことです。

オポがいなければこんな山の中で犬といっしょに暮らすなどということを考えることも決めることも実行することもあり得ないことだったからです。

この集まりの前日にはじめてのトレッキングクラスに参加してくださった生徒さんも同じことを言われていました。

この犬と暮らしていなかったら、山歩きをしたり、マンションから戸建てに引っ越すなどあり得ないことだった、と。

また今日は別の生徒さんからのお手紙にこうありました。

犬のために始めたトレッキングは実はわたしのために必要だったのだと思うようになりました、と。

こうして私の周りで新しい人生を開いていく生徒さんの言葉を聞くたびに、これもまたすべてオポが私を変化させた結果なのだと、やはりオポに戻っていくのです。

だからオポは私の原点です。

みなさんの犬はまだまだ若いのです。

オポが七山に引っ越したのは7歳を過ぎてからです。

そして写真は11歳のときに七山の庭で寝そべる姿です。

この11歳のオポの姿、最後の輝きではありますが十分な輝きがあります。

わたしも最後の輝きに入る年齢です。

オポの姿を思い出しながら気合で犬と向き合っていきます。

19日開催のオポディでは、飼い主さん同士のつながりを深めていただく時間にしていただければと思います。

悩み、愚痴、自慢、なんでもありの時間です。

どうぞお気軽にご参加下さい。

家の前でひなたぼっこするオポ11歳

家の庭でひなたぼっこするオポ11歳

Posted in 日々のこと, オポのこと

雨の日でも犬を大地の上で遊ばせたいという飼い主の気持ち

一雨ごとに寒さが増してきました。

緩やかな一日は過ごしやすいのですが、こうして寒くなったり温かくなったりする緩急が訪れると気持ちが引き締まります。

先日も朝から雨模様の気配の日に、トレッキングクラスに来る予定の生徒さんがいました。

ご連絡しようか迷いましたが、あの飼い主さんならこの天候でも来られるだろうと思っていると案の定、犬を連れて到着されました。

雨が降ってきましたね。降り止むまで少し待ちましょう。

といいつつも、少雨になると待ちきれなかったように山歩きに出かけます。

七山の環境にも慣れていて犬もある程度の自由行動ができます。

生徒さんはいつも草刈鎌を片手に歩きだすようになり、腱鞘炎が続くわたしは「しないでください。」と釘を刺される方で、手持ち無沙汰でしたがいつもとは違う雨宿りコースで山を歩きました。

しばらくするとまたザーっと雨が降ってきて、いったん戻ろうということになり室内で服を乾かし、再び雨が上がったのでまた広場に行ってふらふらと。

一日の気温や天候の変化が激しくても自然環境の中ではあまりストレスを感じません。

飼い主さんも「雨の日の散歩がいつもの散歩コースだったら、いやだなと思うのにこういうところだろ全然いやじゃないのが不思議です。」と。

むしろ天気にあわせて外に出たり隠れたりと天候の変化を楽しめます。

犬たちも同様にまったりして気温の変わらないときはぼーっとしているのに、雨が降ったり急に晴れたり、風が吹いたり止まったりという変化が起きると周囲の環境の変化をいち早く知ろうとするのか集中している様子がうかがえます。

こういうことを重ねていくことが頭を使うということではないかと思います。

その日にトレッキングに来ていた犬ちゃんも雨の日は散歩に行きたがらなかったので、山の雨トレッキングも最初は少し抵抗があったようですが今では全然なんともないという感じで雨の中を歩いていきます。

お預かりクラスに来ていた若いオス犬たちは、むしろ雨を楽しんでいるように泥まみれになって遊んでいました。泣きたいのはこちらの方ですね。

でもドロドロになってみたいという若い犬たちの欲求を満たしてあげる方が、汚れることを怖がることよりもずっと大切だと思うのです。

わたしたちも彼らも同じ動物で、自然の中で活動するための知恵を身に着けることが最も大切なことだとどこかで知っているはずです。

成長期に犬の脳を発達させるというのは、知的玩具でおやつを探させることでも、囲われた人工的な空間に連れていくことでも、たくさんの人に撫でてもらうことでもありません。

大きな自然という環境の中で安心を獲得していくこと、そしてそこに信頼できる仲間が共にいること、この二つが犬にとって最も大切なことです。

といっても体力がいりますね。

やっぱり犬はパワーがあります。

グッドボーイハートの雨の日のトレッキング

Posted in 日々のこと, クラスのこと, 犬のこと, 自然のこと

ずっと七山に通ってくれていた仲間がまたオポの学校へ移転したこと。

長くこの仕事をさせていただきたくさんの犬たちとの出会いをいただいてきました。

その楽しい出会いにも必ず別れの時がやってきます。

先日もまたずっとお付き合いのあった犬ちゃんが旅立ったというご報告を飼い主さんから受けました。

博多駅近くに学校があるときから通ってきていただき、スクールを七山に移転させたあともずっと七山に通ってくれていた犬ちゃんでした。

1歳前から15歳までずっと犬ちゃんの成長を見せていただき、いっしょにトレッキングして楽しい時間をたくさん過ごしてきました。

飼い主さんはグッドボーイハートでずっと学んでくださっていたわけです。

すごくすごく長い時間をいっしょに成長してくださったこと、心から感謝いたします。

スクールで出会う犬たちとは先生と生徒の関係です。

飼い主さんと犬との関係ではなく、少し距離を置いて犬たちを冷静に観察するのが私の役割です。

といっても、長いお付き合いの犬たちには心が寄ってしまい、旅立ちのときには悲しみと寂しさがどっと押し寄せてきます。

飼い主さんのものとは比べようがないのですが、それでも大切なものを失った穴がぽっかりと開いてしまうのです。

でも、今は少し大丈夫です。

というのは、オポがあちらに先に行っているので、きっと旅立った犬たちを迎えてくれていると思えるからです。

こっちには私の学校、あっちにはオポの学校があって、こちらからオポの方に行ったのだと思うようにしています。

オポのことだから、オポのことを知らない犬たちにも声をかけて全部引き受けてくれると思い込んでいます。

私もいつかオポの学校に合流する日までは、こちらの学校で現役の犬たちと対峙する時間が続きます。

旅立った犬ちゃんのことをトレッキングをするたびに思い出しています。

豊かな時間をありがとう。

やっぱり犬ってすばらしいです。

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犬たちの社会生活を健全に守るために真実を知る努力をしよう

数日前に数名の生徒さんから伺ったSNSで拡散された情報があります。

その内容は福岡市中央区の公園内の草むらに毒物が撒かれていて数頭が被害にあったらしい、散歩中の人に拡散してほしいという旨の内容でした。

インスタグラムやFacebookなどのSNSで拡散されていたり、ある生徒さんは散歩中に他の方から声をかけられたとのことでした。

最初にこの情報を聞いたときには、たくさんの生徒さんが利用する公園だったためまず安否が気になりました。

しかし同時にそのようなニュースであれば、公的なメディアで報道があるはずなので、信ぴょう性を確認するためにネット検索などのニュースを検索しましたがそのような内容は確認できませんでした。

実際にこの場所を利用している生徒さんと直接お話する機会があり「真実を確かめることの方が重要」とお話したところ、早速福岡市中央警察署に確認されたのですが、そのような届け出は出ていないということでした。

ということは、この拡散された情報は間違った情報である可能性もあるということです。

犬にまつわるデマ情報の拡散は今までにも繰り返しありました。

以前は「ブリーダーが崩壊したから飼い主を探している」というメールで問い合わせ先のメールに連絡するように以降するチェーンメールがよく回ってきました。

生徒さんをまわりまわって私のところにもやってくるので「情報の出元がわからない限り動かないように」とお願いしていたものです。

こうした嘘情報を出す人の目的は不明です。

最近では炎上によってより多くの人につながりたいという単純な目的で行わているのかもしれませんが悪質です。

本日は話題にあった公園には犬を散歩する人の姿が全くなかったという報告を生徒さんからいただきました。

今回の情報の信ぴょう性については、週末が開けてから保健所等にも確認してみます。

しかし、こうした情報が出るたびに犬の社会生活が脅かされることは他のことでもたくさんありそうです。

たとえば食事のことでも、病気のことでも、しつけのことでもそうです。

たくさんの人がやっているから、言っているからそれが真実ということでもありません。

真実かどうかは自分で確かめるのが一番です。

犬とのより良い生活を続けるために、真実を見つける眼を失わないでいたいと思います。

グッドボーイハートの庭で休むレオンちゃん

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オンライン犬語セミナーZOOMテストミーティングを開催しました。

なかなか進まないオンライン犬語セミナーの準備に向けて、テストミーティングをやってみました。

数名の生徒さんにご参加いただいてZOOMミーティングを開催しました。

結果は、グッドボーイハート七山が光通信が届いていない奥地だということと、持っているパソコンの性能があまりにも低すぎることで動画配信に問題を抱えていることがわかりました。

まずは物理的に何ができて何ができないのかをはっきりさせることが大切なことだと考えるので、二つの環境整備の問題が明らかになり次のステップに進むことができます。

ホワイトボードの使用についても、課題があることがわかりました。

これも、クリアするための方法はわかっているので、あとはやるだけです。

オンライン犬語セミナーのテストミーティング開催前の風景



一番問題なのは、これらの問題解決のために新しい機材が必要になるということ。

先行投資と思えば大したことではありませんが、投資先は他にもたくさん必要です。

 

今、七山ハウスの至るところが劣化しているため、こちらの整備資金のためにほとんどの資金が投入されていきます。

福岡と七山のどちらに住まれているのですか?とよく聞かれます。

福岡はトレーニングスクールとしての拠点であることは間違いありません。

生徒さんの多くは福岡の方で、都会で抱える犬を飼う問題が一番多いことと、福岡で犬と暮らすからこそ生まれる疑問を解決してより犬と良い関係を築いていただくためのご提案をしたいからです。

その犬とより良い関係を築くための環境の提案として活用しているのがグッドボーイハート七山だからです。

しかし自然が近いと人工的なものは自然に帰っていきますね。

腐敗というのは自然現象のひとつでとても大切な過程ですが、家が腐敗するのは困ります。

さらに老化も自然現象のひとつですがこちらもいろいろとできることを減らしてしまいます。

自然と戦うのを止めて、敬意を表しながらその力を利用させていただくことが最善の策だという考えは変わっていません。

犬にも敬意を表しながら、それが正当に犬と向き合うという私の姿勢です。

オンラインセミナー開催に向けても背中を向けずに向き合い続けます。

また次のテストのときにはご協力、よろしくお願いします。

 

 

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豪雨で流れ込んだ土砂が七山のテラスに上がった風景のその後。

先日の豪雨で崩れた土砂に埋もれたテラスの一部にどんどんと山から水が流れ込んできてています。

ダンナくんが少しずつかきだしていますが、かなり苦戦している様子です。

土が水を含んでおり体積も容積も広がっているからです。

土と水ってすごく重いのだということを実感できます。

土砂災害の整備にボランティアが必要な理由がよく理解できました。

 

しかし、そんな土砂まみれのテラスの周辺にいろんな生物が集まっています。

特にトビムシたちがたくさん集まっているようです。

土砂は赤土のような粘土風のものですがおそらくたくさんの養分がはいっているのでしょう。

しばらくその風景を見ていて湿地帯のようだなと思いました。

そんなテラスの湿地帯を訪れた生物をダンナくんが撮影した写真がこちらです。


写真の中央付近に小さな羽のある生物、わかりますか?

興奮を抑えつつ早速、養蜂の師匠に写真を転送して確認を取りました。

師匠によると、ミツバチ…おそらく西洋ミツバチではないかという意見をいただきました。

日本ミツバチを待つ私たちですが、西洋ミツバチであってもかまいません。

こんな悲惨な状況でもこの1匹の生物で心躍りました。

心はすでに来年に向けて準備、準備。

その前に片付けですね。

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夏の必須アイテム:犬と過ごすベランダ・テラスで蚊に負けないためのパチパチくん

蚊と戦うための必須アイテム

今年活躍したアイテムは、蚊と戦う道具です。

犬が庭やベランダやテラスなど、家の周囲の屋外で過ごすときに一番苦になるのは「蚊」です。

広場や山ではうまくかわすことができる蚊も、なぜ家から屋外に通じるドアや戸口周辺では執拗に襲ってきます。

テラスに出るたびに蚊に刺されてしまうとへこんでしまい、犬といっしょにゆったりと過ごすこともできません。

そのために導入された蚊と戦うための道具たち。

蚊取り線香、ワンプッシュ、虫よけガード、網戸スプレー、ハッカスプレー、木酢など、古いものから新しいものまでを使ってきました。

それでも庭に出るときには「また蚊に刺されるのではないか…」という不安があった、その不安を消し去ってくれるアイテムに出会いました。


テニスのラケットのような形をしています。

名称は「パチパチくん」。

 

パチパチくんとの出会いと体験

初めての出会いは、家庭訪問レッスンに伺ったご家庭のお庭のレッスンのときでした。

犬を室内に入れるまえに、このラケットのようものでスルスルとふき取るように犬の周辺をさらわれていたのです。

犬が室内に入るときに犬の体によってきて室内に入る蚊を殺虫するために使っているとこでした。

ガードされた中心部分の網に電気が通っており蚊が網を通過しようとして電気の線に接触するとアウトとなります。

七山ではなく博多の庭の方が襲撃がすごかったので、早速パチパチくんを購入して庭の出入りのときに使用してみました。

目視できる蚊をめがけてラケットを振ると「パチパチ」といいます。

頭の後ろや背中の方にラケットを向けても「パチパチ」。

すごい!

かなりの確率で当たる上に、蚊が命中すると少し焦げた匂いがするので警戒してかしばらく他の蚊も寄ってきません。

さらにすごいのが、蚊ではなくブヨのようなもっと小さな虫にも効果があります。

わけのわからない虫刺されはゼロになりました。

毎日使っていたからか、庭の蚊の数が激減しました。

そして何よりも良かったのは、庭に出ることが億劫にでなくなりました。

 

パチパチくんは犬に影響があるのか?

はじめて生徒さん宅でパチパチくんを使用しているのを見せていただいたとき、パチパチの音に犬は無反応でした。

結構な音がするのですが、他の犬たちも大丈夫なのだろうか。

早速、犬がいるときに近くでパチパチくんを使ってみました。

数頭の犬たちの近くで試しましたが、初回に反応した犬が1頭くらい。

その反応も少し見るというくらいです。

音よりもむしろラケットを振り回していることに対して、何か新しいおもちゃではないかという反応をしていました。

おもちゃではないとわかると、関心を示さなくなりました。

パチパチ音も少し焦げた匂いも犬には刺激にならないようです。

ガードがついているので誤って接触しても大丈夫です。

もちろんオンオフの機能はついています。

 

最後に、注意点と追加の使い方について。

パチパチくんは充電式になっています。

説明書には屋内使用となっています。

おそらく誤って屋外で不適切なもの、水や雨、蜂などに接触すると危険だからかと思います。

庭の出入りでの使用は問題なく利用できましたが、注意してご利用ください。

蚊以外に功を奏したのは「コバエ対策」です。

七山のおちゃっぱなどやごみ箱周辺にうろつくコバエに使ってみました。

パチパチいいます。

見事にコバエもとれていきます。

コバエ取り器をいくつも置いていても効果がなく、ハッカスプレーをかけてもあまり効果がなく、あきらめかけていただけに助かりました。

マンションのベランダには蚊は上がってこないようですが、コバエなどは発生しやすいと思います。

犬たちと快適に屋外で過ごすために、使ってみてください。

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