グッドボーイハートは人と犬が共に成長して調和することを目指すドッグトレーニング・ヒーリングスクールです。

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<おすすめのアイテム>クレートトレーニンの最後はこれで「ソフトクレートを買ってください!」

 室内犬であれ外飼いの犬であれ、犬との暮らしで何かのときにどうしても必要になるのがクレートです。特に室内犬の場合にはクレートトレーニングは犬の安心と安定のためとても重要になります。クレートトレーニングは犬が安心できる場所を確保するためのトレーニングであると同時に、クレート周りを飼い主がいかに守っているのかを犬に教えるためのトレーニングでもあります。そのクレートトレーニングの最終地点で導入したいのがソフトクレートです。「ソフトクレートを買ってください!」と飼い主さんに言うときには、クレートトレーニングが最終段階に入っていますよ、というお知らせの合図です。

 犬にとっての快適なクレートを考えた上で、おすすめのアイテム「ソフトクレート」についてご紹介します。


● どんなクレートを使うのか?

 クレートトレーニングをするためにはまずクレートを購入する必要があります。最初はプラスチックでできた入り口だけが金属製になっているものを選びます。クレートが頑丈でないと犬が不安定になるからです。いろんなメーカーのものがありますが、入り口の金具が安全であることと、内側に犬が噛んでひっかけてしまうようなものがないことを確認してください。まれに床がデコボコになっていることがあります。重ねるためのデコボコなのかなとも思いますが、床がデコボコでは犬は落ち着きません。床面はフラットなものにし、足元がすべりにくいように中に入れるものを工夫してください。

 サイズは子犬のときには少し大きめを購入しますが大きすぎると失敗します。大型犬でも2回くらいは買い直しをする覚悟で少しずつ体のサイズにあわせてクレートのサイズを変えていってください。なぜなら、大きすぎると犬が落ち着かなくなるからです。クレートは巣穴代わりの場所ですから、体をひっつけることができて広すぎない方が犬が落ち着いていられるのです。

 サイズとしては立ち上がっても頭が天井につかない、伏せているときに前脚先までがクレートに入る、コの字型になって寝ているときに、脚を極端に曲げなくても良い、これがサイズの選び方です。


● ソフトクレートとはどんなものなのか

 クレートトレーニングが進み犬がクレートで安定していられるようになったら最後に準備していただきたいのがソフトクレートです。素材は布とネット生地でできたもので入り口はジッパーで閉まるようになっています。
 名前はいろんな呼び名があり正式名称はありません。ソフトクレート、ネットケージ、ソフトケージ、ネットキャリーなどいくつかを検索するとそれに該当するものがでてきます。形は以下のようなものです。

ネットケイジ
 同じようなものでもメーカーによって若干耐久性が違いますが種類はそれほど多くありません。

 他のクレートやケージの利用のときと同じように、カバーが必要です。しかし、ソフトクレートの場合には中に入っているときの安定感が高いため、置く場所によってはカバーをかけずに利用することができます。たとえば寝室で寝るときや他人の入らないスペースでの利用ではクレートカバーは不要です。いろんな場所で利用できるようにするためにカバーは最初から準備しておく方がいいです。最初はカバー付で練習して、その後に場所に応じてクレートカバーを外すという感じです。


● ソフトクレートの利点とは

 犬のクレートトレーニングの進み具合に応じて、今まで使っていたハードクレートの代わりにどのようなシーンでも使えます。室内で、車の中で、移動のときにも利用できます。

1 涼しくて快適  夏の間はプラスチック製のハードクレートでは温度が高くなり犬も不快です。ソフトクレートなら涼しくて快適です。

2 軽くて楽ちん  クレートよりは軽いですし、何よりも折りたたんで移動させられるのは助かります。

3 洗えて清潔  ほとんどのソフトクレートが拭いたり洗ったりできます。清潔さもキープできるのもうれしいです。

4 緊張しない  入っているとき、入るときに頭は体が硬いものにぶつかると緊張します。ソフトクレートなら急いではいっても体を中で動かしてもあたるのはソフトな感触、寝ているときもあたっているのはネットのソフトな部分です。ときどきネット側によりかかってネットが膨らんでいることもあります。体を土に預けるような感覚で気持ちがいいのでしょうね。

5 なぜか安心できるソフトクレート  
 これは個人的な感覚ですが、実際にケージ、ハードクレート、ソフトクレートの3つに入ってみたことがあります。もちろん入り口は閉めてもらいました。入っている方はどんな感じなのだろうと思ったからです。一番落ち着いたのはソフトクレートでした。面側がネットの網でできているためか、内側からはわりと外が見えるのに、外側の人は中の犬がはっきりと見えません。その外側から見えてないという感じが犬にも伝わっているのかもしれません。だからでしょうがクレートの表越しに目が合うようなことがソフトクレートではないのです。
※実際にソフトクレートに入ってみたいという方は七山校の方にありますので申し出てください。


● ソフトクレートの購入先

早速ソフトクレートを準備しようと決意された方への参考情報です。

ネットショップの方が比較的安く購入できるようです。以下に参考ページを添付しておきます。当校とは関係のないショップなので購入者責任で選んでください。

アマゾンの購入ページ

楽天市場の購入ページ

 クレートトレーニングは今まで関心がなかったけどやってみようかなと思われた方はお問い合わせフォームからご連絡ください。


dav