未使用の犬用のベッドとマットをいただきました。
サイズは小型犬用です。
七山に置いてあります。
取りに来られるか、レッスンの時にお渡しできる方に差し上げます。
ご希望の方はご連絡下さい。
追記:受取先が見つかりましたので募集を終了します。10月16日21時
未使用の犬用のベッドとマットをいただきました。
サイズは小型犬用です。
七山に置いてあります。
取りに来られるか、レッスンの時にお渡しできる方に差し上げます。
ご希望の方はご連絡下さい。
追記:受取先が見つかりましたので募集を終了します。10月16日21時
今はお預かりクラスを初めて利用する1歳未満の犬たちの観察に追われています。
はじめて自宅を離れて家族と離れて過ごすこと、場合によっては大人の犬といっしょになることもあり、まだ成熟していない犬たちの行動には成長期にみられる性質の特徴を見ることができるので毎回楽しみにしています。
お預かりクラスを利用したときにどの犬といっしょになるのかということも犬の行動に影響はしますが、犬の性質は変わらないのですからどんな部分が見え隠れするのかという程度です。
一緒になった犬が何歳なのか、どのくらいの預かり経験があるのか、その犬の性質はどうなのかということもはじめて預かりクラスを利用する犬の行動に影響を与えます。
たくさんの情報が知りたいという気持ちと、犬に負担をかけすぎてはいけないという気持ちが行き来しながら対面をさせつつ行動の変化をうかがっています。
自宅では自由気ままにわがままいっぱいで怖いものなしのように振舞っている犬が、預かり場所ではキョロキョロ、おどおどしているのは珍しいことではありません。
特に室内犬の場合には、だれにも襲われることのない安全かつゆるーい空間にいるのですから、七山の山の中の環境に置かれるだけでも犬にとっては驚くことがたくさんあります。
特にこの季節は蜂がぶんぶんと頭の上をよく通過するので、私もときどき大きな蜂の羽音に座り込むことがあります。
昨年、スズメバチに刺されてから少し敏感になっているかとは思います。
室内で暮らす犬にとって、休んでいるときに頭上にまで配慮しなければいけないという環境はありません。
犬はお気楽に慣れすぎてしまいあまりにも無防備かつ無知にもなっているような気がします。
自然の中とか犬にそんな怖い思いをさせるのはかわいそうだと思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、キングギドラが頭上から舞い降りてくるわけではありません。
犬という動物であればみんな出会う可能性がある小さな生物が空を飛んでいたり地面をはっていたりするだけのことです。
そんなことにびっくりして自分のクレートに戻っていこうとする犬も珍しくありません。
しかし、最初はおどおどしているはじめてのお泊り犬たちも数日を過ごすようになるとたくましく変化していきます。
「そうだわたしは犬だった」と気づいたかのように、飛んでくる虫にカツリと威嚇をしたり身をかがめて隠れたり、地面を動く虫に気を奪われなくなったりしていくのです。
これは犬の野山に対する社会化というものですが、本当であればコンクリートよりも先にこちらの社会に社会化させることが大切です。
なぜ大切なのかというと、犬の脳の発達はそのような仕組みになっているからです。
続きはまた。
ついにオンライン犬語セミナーを開催することになりました。
しかし題目にあるとおり「犬語プレ・セミナー」として開催いたします。
比較的なんでもやってみるタイプなのですが、慣れないツールが増えすぎてしまい使いこなせるのかも不安でなりません。
今回のプレ・セミナーでより良い形のオンライン犬語セミナーを構築する機会とさせてください。
新しい生徒さんに必ずといっていいほど聞かれる質問。
「いつもはどちらにお住まいなんですか?」
どちらにというのは、福岡なのか七山なのかということです。
毎回答えに詰まりますが、住まいは福岡、スクールは七山なのです。
犬のお預かりクラスやトレッキングクラスのある時は七山にいます。
季節にもよりますが半分は七山にいたいと思いつつも、訪問レッスンが増えると福岡に滞在します。
都市空間と自然の真逆の環境を行き来しているのは仕事の為に結果としてそうなったというこですが、今のところこれが理想的ではないかと考えています。
同じことを早くから実践して薦めているのが解剖学者の養老孟司先生です。
知識だけでなく人格者としても尊敬する先生が薦めて下さる生活なので、自信をもって人にも薦めています。
すでに田舎に育ちそこにコミュニティがあり家族がいて生活が成り立っている方は、わざわ都会で暮らす必要はありません。
行き来しなければいけない自分などは、仕事にために都市に行く必要があり、また大家族というコミュニティを持たないために孤立怯えるからです。
都市空間で育った私が自然環境に出向くことになったのは犬のためです。
知識で学んだわけではありませんが、オポ連れて山や海に出かけることは「オポ」にとって必要なことだと思っていたからでしょう。
この事を誰からも教えてもらったことはありあません。
言葉では伝えくいことですが、一度でも犬と山で遊んだことのある人なら、山の空間の中で広がっていく犬の感性というものがあることに気づくはずです。
犬何を必要としているか?を常に考えているわけですから、この気づきは当然のことでした。
話を元に戻しますが、この都会と田舎を行き来する生活について薦めている養老先生も、これを人にすすめると贅沢だと言われると話されていました。
お金があったらできるんだけど、ということについては、実際にはお金があってもしなものですよね。
自分にとっての必要性の最重要項目にならなければ、人は環境を変えられないものです。
その都会の生活の中で犬たちがストレスを抱えています。
福岡市内はもちろんのこと、福岡の新興住宅地も都会の付属品です。
ストレスによって犬に起きているのは問題行動ばかりではありません。
歪みなら修正が効きますが、障害となると時間がかかります。
欠損となると回復は難しいものです。
犬の脳や精神が壊れる前に、犬を自然環境で過ごさせましょう。
福岡の新興住宅地も都会の付属品です。
飼い主さんができないということで、お預かりクラスもやっています。
行き来には労力もかかりますが、犬に必要な事を提供するためならまだまだ頑張ります。
街中でフレキシブルリードを使って散歩している人をよくみかけます。
フレキシブルリードとは、巻尺のように長く伸びるリードです。
フレキシブルリードの使用目的は、広場などの広い場所で犬と歩くために使用する道具です。
「広い」という意味にそれぞれの価値観が入ってしまいます。
私の価値観では30平方メートルの見晴らしの良い場所で誰もいないときなら。
さらに、フレキシブルリードは長さが5〜8mありますので、その範囲であれば呼び戻し「おいで」の合図に応じることが使用の条件です。
犬の呼び戻し練習のためにこの道具を使うこともあります。
*クラス生のみなさんは段階になったら説明しますのでそれまではお待ちください。
フレキシブルリード使用時に犬に伝える指示は「フレキシブルリードの可動領域内で活動すること、ただし合図があればすぐに応じること」です。
フレキシブルリードの使用時に、オスワリ、フセ、マテ、ツイテ、トマレ、オイデなどの活動の指示に応じて行動できるように教えます。
犬の全てのリードは、犬の活動を制限するものではなく、犬に活動の機会をあたえるもにです。
しかし、多くの犬の飼い主はできないことに制限をつけるためにリードを使用しています。
結果としてできることは広がらず制限は増え続けます。
犬を理解して道具を正しく使ってトレーニングすれば、出来る事は増えて犬の生活は楽しくなります。
フレキシブルリードを正しく使いましょう。
短く制限しても移動のルートでは役立ちません。
何故でしょう。ここは宿題です!
犬語セミナー開催の再開にあたり、平日のご希望があり以下の通り企画いたしましたのでお知らせします。
犬語セミナー
日時 11月5日金曜日 12時~14時
場所 グッドボーイハート七山
参加費 おひとり2500円 ※中学生以上
資格 どなたでもご参加になれます。
定員 あり
同日午前中10時からグループトレッキングクラスを開催します。
参加ご希望の方はメールか電話、もしくはお問い合わせフォームでご連絡下さい。
犬のしつけ方を教えてもらっているというと「犬がかわいそう」と言われたことがあるという生徒さんがいらっしゃいました。
おやつなどの食べ物を与えるために犬に「お座り」や「伏せ」をさせることはかわいそうだと思わない一般の方も、「待て」や「飼い主について歩く」などのしつけについては「犬がかわいそう」と思うらしいのです。
私は自分の愛犬だったオポにオスワリ、フセ、マテ、ツイテ、ベッドなどの合図を使って指示を出したのを見た人に「オポがかわいそう」と言われたことはありません。
むしろ「おりこうさんですね。」とか「さすがは先生の犬ですね。」といわれることばかりでした。
この差を考えてみたのですが、オポは嫌々従うようなしぐさを見せることはありませんでした。
むしろ「当たり前」に私の指示に従ってヘルプをしてくれました。
もしかしたら他人に「犬がかわいそう」と思われている犬は、できないことをできるようにさせる段階であるのかもしれません。
しかし、その奥にはもっと深い理由があるのです。
しつけをする犬がかわいそうだといわれる理由は、飼い主さんが犬に対してきちんとしつけをすることに対するかすかな抵抗があるからではないでしょうか。
かすかな抵抗とは、もっと犬を甘やかしたいという自分の欲求を抑えているということです。
育てるという関係の中には、厳しくするのか、甘やかすのか、常にその間を行ったり来たりすることがあるのは、犬育ても子育ても変わりはありません。
子育てに対しては、子供の将来の成長のために厳しくしつけをしたという飼い主さんも、犬くらいは甘やかしたいという気持ちになることがあります。
たかが犬なんだから別にいいじゃないかという緩い気持ちでいたいのでしょう。
ところが犬も、正しく厳しく愛情をもってしつけをされた犬はストレスに強く能力も発達するのですが、逆にごまかしと甘やかしの中で、ナデナデしながら好きなようにさせてきた犬は大変ストレスに弱くなります。
ストレスに弱くなった犬の中には吠える噛みつくといったストレス行動が増えてしまい結局トレーニングとして改善しなければいけない状態になるケースもたくさんあります。
しかし中には、ストレス状態であるけれど犬が自分の体をなめたりアレルギー体質になったり、飼い主に付きまとったり、留守中にイタズラをする程度の場合もあります。
それでも、この甘やかされて育った犬は、社会的にとても弱く他の犬との豊かなコミュニケーションができるような生活を送ることはありません。
そしてそもそもそのような犬は、犬自身がストレス状態を抱えているという事実をきちんと見つめてあげてほしいのです。
私自身もある程度は厳しく育てられたと思っています。
周囲の友達と比較していろんな規則が多くそれを守らることを求められて育ちました。
ただ大人になって厳しく育てていただいたことを両親に感謝しました。
社会活動の中で起きるたくさんの困難を超えながらこうして仕事を続けて来ることができたからです。
だから私も犬を厳しく育てることに対しての抵抗はありません。
むしろ「犬を規律正しく厳しく愛情をもって育てること」が犬を本当に愛することだと思っています。
厳しく育てるというのは体罰のことではありません。
犬ができるようにたくさんの時間と労力と根気強さを使って、向き合い続けることを言います。
弱い犬はすぐに吠えたり逃げたり噛みついたりしようとしますが、それがなくなるのもこちらの態度次第です。
あなたのことを心から思っている、だから私はあなたに厳しくできるのだと思えるようになれば、犬は必ず変化していきます。
なんども書きますが、犬は本当にすばらしい動物なのです。
規律正しく厳しくできることを増やしていき、境界線を守るルールを徹底させて下さい。
愛をもって厳しく育てられた成長した犬は豊かな社会生活を送るでしょう。
今回は特別なクラスを開催しました。
生後1歳未満の犬たちの数頭だけでトレッキングクラスを開催したのです。
いつもは成犬たちの中でおとなしく歩く年少の犬たちですが、1歳未満の犬たち同士となるとどのような行動をとるのかの観察も楽しみでした。
若い犬は生後4ケ月から年上の犬は生後8ケ月までと、人の年齢に例えるなら小学生低学年から中学生くらいまでの年齢の犬たちがいっしょになったのです。
まだまだ好奇心がいっぱい、でも若い脳は吸収力が早いですね。
深い山を飼い主と歩くトレッキング時の行動も、どちらかというと抑えの利かなくなった成犬よりはずっと落ち着いているようにみえます。
少なくともどの犬たちも、コンクリートの雑然とした空間を歩いているときよりはずっと安定して歩けています。
山は犬という動物が本来過ごしてきた場所ですから、都会の街中よりもずっと社会化しやすい場所です。
たくさんの獣の匂いがある山の中で、フグフグと匂いを嗅ぎながら歩いている若い犬たち。
一時停止のオスワリもとても上手にできていました。
家庭訪問レッスンで、初めてのお散歩に同行してサポートいたしました。
犬くんは生後3ケ月半を過ぎたくらい、混合ワクチン接種がようやくおわり外に出られるチャンスを待ち望んでいました。
福岡市内ではよくあるケースですが、ほとんど犬たちが集合住宅に住んでいます。
つまりは「庭のない生活」をしているわけです。
戸建てに住まれる方もいらっしゃいますが庭部分はほとんど駐車場になっていることが多く、福岡の犬は自宅で土に触れることはないのです。
だから「初めてのお散歩レッスン」は歩道を散歩するレッスンではなく、お庭変わりの場所を見つけて安全に遊ばせながら学習することを覚えていただくことです。
ご自宅周辺で毎日通えるより良い公園はどこなのか。
その公園まで犬をどうやって連れていけばよいのか。
公園にいったら犬に何をさせたらいいのか。
散歩中に注意しなければいけないことは何か。
飼い主さんは尋ねたいことがたくさんあるでしょうし、こちらも伝えたいことがたくさんあります。
はじめて屋外の公園で過ごす犬が、どのような行動をするのかという観察についても注意を向ける必要があります。
こうした初体験の行動には、犬の社会性、子犬の性質、また行動に影響を与えているものあ何かなどの情報が満載なのです。
まさに犬語セミナーに使える動画だったかもしれません。
子犬ちゃんは歩いたり、寝転んだり、草を食べたり、松ぼっくりをかじったり、飼い主さんといっしょに走ったり飛んだりと、楽しい表情を見せてくれました。
初めてのお散歩はこれから毎日ずっとずっと続きます。
そうです、犬が歩けなくなるまで、飼い主は犬といっしょに散歩に出ることが役割となります。
同時に犬は散歩にでる飼い主に従いつつ歩くことを学び始めます。
子犬がどのように変化し成長していくかとても楽しみです。
数日前に数名の生徒さんから伺ったSNSで拡散された情報があります。
その内容は福岡市中央区の公園内の草むらに毒物が撒かれていて数頭が被害にあったらしい、散歩中の人に拡散してほしいという旨の内容でした。
インスタグラムやFacebookなどのSNSで拡散されていたり、ある生徒さんは散歩中に他の方から声をかけられたとのことでした。
最初にこの情報を聞いたときには、たくさんの生徒さんが利用する公園だったためまず安否が気になりました。
しかし同時にそのようなニュースであれば、公的なメディアで報道があるはずなので、信ぴょう性を確認するためにネット検索などのニュースを検索しましたがそのような内容は確認できませんでした。
実際にこの場所を利用している生徒さんと直接お話する機会があり「真実を確かめることの方が重要」とお話したところ、早速福岡市中央警察署に確認されたのですが、そのような届け出は出ていないということでした。
ということは、この拡散された情報は間違った情報である可能性もあるということです。
犬にまつわるデマ情報の拡散は今までにも繰り返しありました。
以前は「ブリーダーが崩壊したから飼い主を探している」というメールで問い合わせ先のメールに連絡するように以降するチェーンメールがよく回ってきました。
生徒さんをまわりまわって私のところにもやってくるので「情報の出元がわからない限り動かないように」とお願いしていたものです。
こうした嘘情報を出す人の目的は不明です。
最近では炎上によってより多くの人につながりたいという単純な目的で行わているのかもしれませんが悪質です。
本日は話題にあった公園には犬を散歩する人の姿が全くなかったという報告を生徒さんからいただきました。
今回の情報の信ぴょう性については、週末が開けてから保健所等にも確認してみます。
しかし、こうした情報が出るたびに犬の社会生活が脅かされることは他のことでもたくさんありそうです。
たとえば食事のことでも、病気のことでも、しつけのことでもそうです。
たくさんの人がやっているから、言っているからそれが真実ということでもありません。
真実かどうかは自分で確かめるのが一番です。
犬とのより良い生活を続けるために、真実を見つける眼を失わないでいたいと思います。