グッドボーイハートは人と犬が共に成長して調和することを目指すドッグトレーニング・ヒーリングスクールです。

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<受講生のコトバ・クールちゃん編>犬の家具の破壊行動はストレスのシグナル:一歩ずつ成長するクールちゃんと飼い主さんの足跡

トレーニングクラスやプライベートトレッキングクラスに参加しながら、共に成長している犬と飼い主さんをご紹介する受講生の声です。
今回はゴールデンリトリバーのクールちゃんの飼い主さんから、クラス受講のきっかけや感想をいただきました。
以下のとおりご紹介します。

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6月に2歳になったゴールデンレトリーバー♂の飼い主です。

GoodBoyHeartとの出会いは、知り合いの方から紹介されて訪問カウンセリングを受けたことです。
当時は、クールが1歳になる少し前でした。

その頃のクールは、いろんな行動をしていました。
家具をかじったり、絨毯をかじったり、ソファを掘ったり。
庭は穴だらけだし、キッチンに脚を掛けてゴミあさったりもしていました。
来客があると興奮してしまい、その上、散歩に行くと他の犬にガウガウ…など。

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クールが来たのはこんな経緯でした。
ブリーダーの方がドッグショーに出せないのであげようか?と声をかけられました。
犬が好きでいつか犬を飼いたいと思っていた私は、すぐに子犬だったクールを貰いました。

ですが、大型犬をちゃんと飼うためにはもっと勉強しなくてはと思いました。
本を買い、パピー教室に行き、しつけ教室に行き、ネットで調べてたりしてましたが、どこも私の目指す!?犬の教室がありませんでした。

dav

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そのころに知人にGoodBoyHeartを紹介されてグッドボーイハートのホームページを見たのです。
そのとき「これだ!」と思い、すぐに連絡しました。

トレーニングクラスやトレッキングクラスを受けながら、少しずつですが私もクールも変わって来ました。

家の中で落ち着いて過ごせるようになりました。
新しいソファを買ったのですが無キズです!!

山歩きの歩き方、宮武先生にアドバイス頂いたこと、犬の行動学のお話しなどホントに勉強になります。


dav

自分の子供(人)を育てていた頃に、いろいろ考え、学びながら育てていたことを思い出しました。
まだまだ私もクールも学び足りてないところですが、3番目の息子として共に学び成長していきたいです。

10年後にはお互いに分かりあえる関係になって、クールと一緒にゆっくりゆっくり山歩きをしている自分を目指してます。その頃までお互いに健康でいないと!


dav


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 クールちゃんは大柄のオスのゴールデンリトリバーで、エネルギーも大変高いタイプです。

 ゴールデンリトリバーは比較的活動性が低く、ストレスがあっても行動に起こせず体の方に影響がある犬が多いようです。しかし、クールちゃんの場合は、環境の不安定さや成長と発達が行き詰って生じたストレスを、行動を通して飼い主さんに伝えることができました。それが家具の破壊行動や吠える行動などです。

 飼い主さんは犬の問題行動を単に困った行動として封じ込めるのでなく、どうしてこんなことをするんだろうと考える力をお持ちだったことで次のステップに進むことができました。

 忙しさの中にもクールちゃんとの生活や日常の大切な時間を少しでも安定できるものに変えようと努力されている姿勢には、頭が下がります。なかなか成長しないと思っていても、一気に変化する時期もあります。クールちゃんにもいくつかそんな時期がありました。

 子犬期にできなかったクレートトレーニングも一歩ずつステップをあげて、お預かりクラスでいっしょに過ごすこともできました。そのときは大変な大雪でわたしの方が緊張しましたが、クールちゃんにとって良い体験になりました。やっぱり山の神様の仕業かなと有り難く雪遊びを楽しみました。

 お山歩きも少しずつ落ち着きの行動を拾い上げることができるようになり、クールちゃんからクールくんへの変化ももうそろそろかなと期待も高まります。とはいえ、過度な期待はエゴです。これからもクールちゃんと飼い主さんが成長を楽しんでいかれるよう、ガイドとして気を引き締めてまいります。


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