グッドボーイハートは人と犬が共に成長して調和することを目指すドッグトレーニング・ヒーリングスクールです。

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Monthly Archives: 6月 2025

7月のグループクラス開催のお知らせ

梅雨明けしたようです。いつもよりずっと早い梅雨明け、活動するには助かりますが雨不足は多少気になります。

長い夏がやってきますが、犬にとっては短い夏です。

犬にとっては十数回のうちの1回の夏を一緒に楽しみましょう。

来月のグループトレッキングクラスは以下の日程で開催します。

7月27日 日曜日 9時30分開始

雨天もしくは気温によっては中止することもございます。

前日までに決定します。

※日程を間違えて記入しましたので訂正いたします。


 

Posted in お知らせ

梅雨の合間にグループトレッキングクラスを開催しました。

梅雨。雨の続く毎日は犬にとっては休息の日々です。

今月のグループトレッキングクラスも雨予報となり、雨天中止としようかなと考えていたのですが、「雨でも参加します!」といつも通り上級者の生徒さんからの連絡を受けてグッドボーイハートらしく雨天決行となりました。

グループトレッキング 皆が気にしているのは入口に作っていただいたオポガーデン



都会から山へとやってくる犬と飼い主の気持ちが届いのか、なんとトレッキングの時間だけ雨が上がりました。

みんな雨を覚悟してレインコート持参で来ていたため、ほっと一安心。それどころか、風がとても冷たくイオンシャワーがあふれる癒しの空間の山の環境でした。

梅雨明けに襲ってくる蚊もまだ出てきていないし、地面も濡れていないし、ほんとにラッキーな山歩きでした。

グループトレッキング



集合場所の地面にはオオバコが花をつけて立ち上がっています。オオバコのある環境は土が肥えているらしいのですが、少しずつ広がったオオバコのあるオポ広場は年々変化しているようです。

久しぶりに参加したので緊張気味の犬ちゃんもいましたが、犬達も慣れてきたようで寛容に対応していました。


ちょっとした環境の変化に敏感な犬は、飼い主の日々の仕事が忙しくなるだけでストレスを抱えることもあります。犬はとてもゆっくりとした動物で、たくさんの時間と空間を必要としている動物ですが、その時間と空間すらも群れがいないと成り立ちません。


山歩きはいつもゆっくりペース。すれ違う樹々の成長を見ながら話しかけながら、手入れをしながら、山の中に入るのは山の中に馴染むということだから、ゆっくりゆっくりと。


写真は休憩場所で水を飲むアルクくんです。飲み水は必要な犬もいるし要らない犬もいます。それぞれの犬の性質や体調を考えて行動するのも飼い主の役割です。


最年長は10歳のクールくんでした。暑さが苦手のゴールデンリトリバーですが、この日は歩きもスムーズでした。


Jも先頭で参加しました。山では大好物の杉の実拾いが始まり、皆に「何食べてるの?」と不思議がられていました。私も杉の実をこんなに食べる犬を初めて見ました。これもまた個性というものなのかもしれません。

グループトレッキング



他の犬との空間共有があまり得意でない犬も、一列に並んで歩く集団の移動はスムーズに受け入れていきます。

他の生物がたくさんいる山という空間だからこそ、何が安心&安全なのかを知っているようです。

これから夏にかけて山歩きはベストシーズンとは言えませんが、厳しい季節があるのは山も同じです。山だから自然だからといっていつも快適を与えてくれるわけではありません。

梅雨が明けたら夏が来る、辛抱の季節をJも初めて迎えます。


ガーデニング部の皆様、素敵な花壇をありがとうございます!

Posted in クラスのこと

2025年のGoodBoyHeartオリジナルTシャツが完成しました!

今年もTシャツを作らないのですか?という言葉に乗せられて、またオリジナルTシャツを作ってしまいました。簡単にオリジナルTシャツが作れる時代になりましたので、日々を楽しむためのちょっとした遊び心に大切なメッセージをのせました。

昨年は「ノージャンピング&ノーマーキング」とか「ドントタッチ ドッグ」といったNOメッセージだったので、今年はDOメッセージへと転換しました。

グッドボーイハートのDO!といえば、やはりこのメッセージです。



アレンジもあります。


グループトレッキング風景をTシャツに。


トレッキングだけでなくてキャンプにも行こう、ということで。


このTシャツにはフランス語バージョンもあります。

キャンプTシャツはいろんなものを作りました。

 

Tシャツの色違いはこんな感じです。


 





プリントのバリエーションがあるのは「犬とキャンプ」のみです。

Tシャツの生地色は選べます。

詳しくはこちらのページでご確認下さい。

グッドボーイハートのTシャツショップ

グッドボーイハートでもご注文が可能です。

在庫はなく入荷までに4日ほどかかりますのでご了承下さい。

料金 

ホワイトシャツ 2717円(グッドボーイハートでは2700円)

カラーシャツ 3157円(グッドボーイハートでは3000円)

今年は私のチャットGPTもちょっとだけ活躍しました。

「公園にいる犬」の制作から一年が経ち成長を感じることができました。

 

犬と山を歩こう!どんどん歩こう!

Posted in おすすめのアイテム

犬が成長することの難しさとは…

J(ジェイ)を迎えてから4ケ月が経ちました。

迎えた当時のジェイは走るのもおぼつかない、ジャンプ力もお粗末なものでした。それが、数ケ月で軽くジャンプするようになり、ぼとぼとだった体型はシャープに引き締まり後ろ脚にははっきりと筋肉が見えるようになりました。

そんな変化したジェイを見て「ようなったな~」と微笑むダンナくん、我が犬の成長を喜ぶ飼い主の気持ちを共感できるようになったようです。

どの飼い主さんも「うちのコ、成長しましたよね。」とか「うちのコ、成長していますか?」と我が犬の成長に関しての関心度は高いものです。

どの犬も適切な環境の中で育てば、生後三歳位までは成長を続けます。なぜかというと、肉体的な発達のピークが生後三歳頃に訪れるからです。

子犬の成長は身体の成長と発達です。毎日どんどんできることが増えていきます。筋肉と骨が発達してジャンプしたり回転したり走ったり止まるという動きの能力が優れていくのが目に見えて解ります。成犬であるジェイも今月で2歳を迎えますので、まだまだ身体的に発達する要素があったのでしょう。

もちろん、生後三歳までに発達するのは体だけではありません。完全な保護を求める子犬期から保護や安全を離れていこうとする発達の動きを見せる青年期へと向かっていく過程で飼い主や成犬との関係性にも変化が見られます。

保護と安全を望むことと、成長を求めて行動をすることには対立が生れます。保護の殻を破って歩き出せばそこには危険が存在するからです。卵の殻を割って出る小鳥のように成長はリスクを伴うものです。

野生動物の中には巣立ちという親元を絶対に離れなければいけない時期がくる動物もいますが、イヌ科のオオカミを基本とする種類の動物には親元を離れる巣立ちはありません。そこにあるのは、依存から服従へと変わる関係性だけです。

犬は個体の性質(個性)によって、自立を望むものと依存の継続を望むものに分かれます。肉体的には成長するが精神的には成長を拒むのは後者の方です。

依存を望む性質の犬は、体は成犬となり成長をするため三歳くらいまでは成長していると感じられるのですが、三歳を過ぎても精神的には子犬のままとなり体と脳の間では常に葛藤が起きます。

犬の中にある成長欲求が途絶えてしまえば、その犬は活動性を失いほとんど寝ている大人しい犬となるかもしれません。成長の中で生まれる服従性を引き出されることもないため飼い主とは長い依存関係を続けることでしょう。

また、自立を望む性質の犬も成長を望むが飼い主との服従関係を拒む自立は孤立を生みだします。昭和なら逃走を繰り替えす犬や放浪生活を好んだ犬がこちらの部類に入りますが、今はそんな気ままな生活は許されません。国内では全ての犬が「飼う」ことが義務付けられているからです。

犬の服従性の発達について熱心に語るのは、それが犬がグループ(群れ)で自らの適性を発揮する場を持つということだからです。

適性というと何かの役割を特別に求められるだと思われがちです。たとえば、盲導犬になるためには盲導犬になるための適性が必要です。では盲導犬にならなかったジェイには、何の適性もないということなのかというと、そういうことではないのです。

ジェイには家庭犬としての素晴らしい資質があります。その資質の中に服従性質も含まれています。私達がジェイを群れの一員として迎え、毎日の活動を通してその服従性が引き出されるような環境を整えていけるかどうか、それがジェイの成長に繋がっていきます。

ジェイが肉体的に発達していくことはとても嬉しいことです。だからこそその発達した身体能力を持って役割を発揮することができるように共に過ごす時間を大切にしています。

人間なら青年期に自分が何に合っているのかが分からなくて自分には合わない仕事について悩むこともあると思いますが、犬には服従性という大きな適性がありますので悩むこともありません。愛玩犬も立派な服従関係で成り立つ仕事です。それは依存関係とは大きく異なります。

犬を見ていて子供らしくていいなとか自由でいいななど、ペットに自分を投影して喜びたいという気持ちが起きることも起こりやすい現象ですが、犬は飼い主の求めたように振舞う性質を持っています。犬が自然に成長できる環境を整えるためにも、犬に自分の投影を求めないこと、つまり飼い主自身が幸せであることは何よりも大切なことです。

本日は考えながら書いた記事となり、まとまりがなくなりました。また追記をしていきたいと思います。

尻尾が太くなり高くあげるようになったジェイ

Posted in 犬のこと