グッドボーイハートは人と犬が共に成長して調和することを目指すドッグトレーニング・ヒーリングスクールです。

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犬のしつけをしたいなら、犬をドッグスクールに通わせるよりもっと良い方法があります。

グッドボーイハートにはいろんなお問い合わせが入ってきます。

そのお問い合わせの中に「犬を学校に通わせたいんですけど…」といわれることがあります。

グッドボーイハートはドッグスクールなので「犬が学校に通う」という見方は全く間違っていません。

でも、犬だけがドッグスクールに通ってきても、犬の問題はなかなか解決しないのです。

たとえば、グッドボーイハートではお預かりだけのトレーニングをしていません。

トレーニングクラスの過程として「お預かりクラス」をすることはありますが、飼い主さんが学ぶプライベートクラスは受講するのが必須となっています。

なぜなら、犬だけをお預かりして犬がおりこうさんになったとしても、飼い主の元に戻ったらまた同じことを繰り返すだけだからです。

お預かりしてトレーニングするシステムのドッグスクールでは、短くても3ケ月、通常は6ケ月くらいの期間を預かり訓練されます。

これは、人間の年齢として考えると約1年間~3年間ほど飼い主から離れて暮らすということなのです。

こうした長期の犬の預かり訓練の場合は犬が変化して帰宅することがあります。

犬だけは大人になったということですね。

特に1歳前後の青年期には犬の行動が不安定になるため、この期間の長期預かり訓練では効果を出すこともできます。

ですがグッドボーイハートでは長期でしつけをする預かり訓練を受けていません。

理由は、グッドボーイハートという犬の学校は、犬と飼い主が共に学ぶ学校だからです。

冒頭の「犬を学校に通わせたいんですけど」というお問い合わせについての答えはこうです。

「こちらは飼い主さんも犬と一緒に学んでいただく学校なのです。」

この答えの意味を、グッドボーイハートで学ばれた方なら理解していただけると思います。

しかし、まだ非常に多くの方が「なぜ飼い主の私が学ぶ必要があるのか?学ぶべきは犬であってわたしではない。」と思っているのです。

ドッグトレーナーに犬を預けて犬だけおとなしくなって戻ってきてくれたらいいと思うなら、犬を飼う楽しみのほとんどを放棄したようなものです。

犬を飼うことは本当に大変なことです。

今まで簡単に犬を飼っていたという方なら、まだ犬の面白みを十分に味わっていないのかもしれません。

犬はとても知的でよく動き人を観察して行動を変化させることができる動物です。

犬は人のテリトリーの中で一緒に暮らすことができ、苦楽を共にすることができる動物です。

犬は本当に特別の動物で、犬を飼う前に「犬を飼うための学校」に通うべき動物です。

今のところ犬を飼う前に学ぶ学校がありません。

でも犬を飼ったら飼い主が学べる学校はたくさん開校されています。

飼い主が学べる学校など私が学生時代にはなかったのです。

時代の必要性に応じて出てきた犬を飼ったら飼い主が学べる学校として、毎月開催していた犬語セミナーが今月から復活します。

本当に久しぶりなので機材のテストも完了しました。

週末は飼い主さんだけで一緒に学びましょう。


 

 

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はじめてのお預かりクラスで犬の性質を探るヒント・自然環境にどのように反応をするのか

今はお預かりクラスを初めて利用する1歳未満の犬たちの観察に追われています。

はじめて自宅を離れて家族と離れて過ごすこと、場合によっては大人の犬といっしょになることもあり、まだ成熟していない犬たちの行動には成長期にみられる性質の特徴を見ることができるので毎回楽しみにしています。

お預かりクラスを利用したときにどの犬といっしょになるのかということも犬の行動に影響はしますが、犬の性質は変わらないのですからどんな部分が見え隠れするのかという程度です。

一緒になった犬が何歳なのか、どのくらいの預かり経験があるのか、その犬の性質はどうなのかということもはじめて預かりクラスを利用する犬の行動に影響を与えます。

たくさんの情報が知りたいという気持ちと、犬に負担をかけすぎてはいけないという気持ちが行き来しながら対面をさせつつ行動の変化をうかがっています。

自宅では自由気ままにわがままいっぱいで怖いものなしのように振舞っている犬が、預かり場所ではキョロキョロ、おどおどしているのは珍しいことではありません。

特に室内犬の場合には、だれにも襲われることのない安全かつゆるーい空間にいるのですから、七山の山の中の環境に置かれるだけでも犬にとっては驚くことがたくさんあります。

特にこの季節は蜂がぶんぶんと頭の上をよく通過するので、私もときどき大きな蜂の羽音に座り込むことがあります。

昨年、スズメバチに刺されてから少し敏感になっているかとは思います。

室内で暮らす犬にとって、休んでいるときに頭上にまで配慮しなければいけないという環境はありません。

犬はお気楽に慣れすぎてしまいあまりにも無防備かつ無知にもなっているような気がします。

自然の中とか犬にそんな怖い思いをさせるのはかわいそうだと思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、キングギドラが頭上から舞い降りてくるわけではありません。

犬という動物であればみんな出会う可能性がある小さな生物が空を飛んでいたり地面をはっていたりするだけのことです。

そんなことにびっくりして自分のクレートに戻っていこうとする犬も珍しくありません。

しかし、最初はおどおどしているはじめてのお泊り犬たちも数日を過ごすようになるとたくましく変化していきます。

「そうだわたしは犬だった」と気づいたかのように、飛んでくる虫にカツリと威嚇をしたり身をかがめて隠れたり、地面を動く虫に気を奪われなくなったりしていくのです。

これは犬の野山に対する社会化というものですが、本当であればコンクリートよりも先にこちらの社会に社会化させることが大切です。

なぜ大切なのかというと、犬の脳の発達はそのような仕組みになっているからです。

続きはまた。

 

はじめてのお預かりクラスでクレートから世界をのぞくグリーズちゃん

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犬用フレキシブルリードの正しい使い方

街中でフレキシブルリードを使って散歩している人をよくみかけます。

フレキシブルリードとは、巻尺のように長く伸びるリードです。

フレキシブルリードの使用目的は、広場などの広い場所で犬と歩くために使用する道具です。

「広い」という意味にそれぞれの価値観が入ってしまいます。

私の価値観では30平方メートルの見晴らしの良い場所で誰もいないときなら。

さらに、フレキシブルリードは長さが5〜8mありますので、その範囲であれば呼び戻し「おいで」の合図に応じることが使用の条件です。

犬の呼び戻し練習のためにこの道具を使うこともあります。

*クラス生のみなさんは段階になったら説明しますのでそれまではお待ちください。

フレキシブルリード使用時に犬に伝える指示は「フレキシブルリードの可動領域内で活動すること、ただし合図があればすぐに応じること」です。

フレキシブルリードの使用時に、オスワリ、フセ、マテ、ツイテ、トマレ、オイデなどの活動の指示に応じて行動できるように教えます。

犬の全てのリードは、犬の活動を制限するものではなく、犬に活動の機会をあたえるもにです。

しかし、多くの犬の飼い主はできないことに制限をつけるためにリードを使用しています。

結果としてできることは広がらず制限は増え続けます。

犬を理解して道具を正しく使ってトレーニングすれば、出来る事は増えて犬の生活は楽しくなります。

フレキシブルリードを正しく使いましょう。

短く制限しても移動のルートでは役立ちません。

何故でしょう。ここは宿題です!


 

 

 

 

 

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生後1歳未満の犬たちのグループトレッキングクラスを開催しました。

今回は特別なクラスを開催しました。

生後1歳未満の犬たちの数頭だけでトレッキングクラスを開催したのです。

いつもは成犬たちの中でおとなしく歩く年少の犬たちですが、1歳未満の犬たち同士となるとどのような行動をとるのかの観察も楽しみでした。

若い犬は生後4ケ月から年上の犬は生後8ケ月までと、人の年齢に例えるなら小学生低学年から中学生くらいまでの年齢の犬たちがいっしょになったのです。

まだまだ好奇心がいっぱい、でも若い脳は吸収力が早いですね。

深い山を飼い主と歩くトレッキング時の行動も、どちらかというと抑えの利かなくなった成犬よりはずっと落ち着いているようにみえます。

少なくともどの犬たちも、コンクリートの雑然とした空間を歩いているときよりはずっと安定して歩けています。

山は犬という動物が本来過ごしてきた場所ですから、都会の街中よりもずっと社会化しやすい場所です。

たくさんの獣の匂いがある山の中で、フグフグと匂いを嗅ぎながら歩いている若い犬たち。

一時停止のオスワリもとても上手にできていました。

1歳未満の犬たちのトレッキングクラスで一時停止のオスワリ



子犬の一番の変化は、生後6ケ月に乳歯が永久歯に生え変わるときです。

それまでは素直に飼い主のいうことを聞いていた犬も反抗期を迎えて主張が強くなります。

生後6ケ月齢までに甘え行動を抑えきれなかった犬は、キャンキャン、キュンキュンの鼻慣らしなどの要求行動が以前よりも増えると同時に、唸るや吠えるなどの要求も増してきます。

トレッキングの後はオポ広場で恒例の対面クラスも開催しました。

犬は生後4ケ月齢で社会化期が終わると簡単に馴れていたものに対して、対立や警戒の方が高まるようになります。

特に若い犬同士といっても生後2ケ月齢で対面させたときとは少し違う行動をするようになります。

おおよその予測通りの行動をする子犬を微笑ましく思えますが、飼い主さんの方は頭を抱えてしまう時期でもあります。

「どんな犬とも仲良く優しく穏やかに接してほしい…」

おそらく多くの飼い主が自分の犬に対してそう期待しているでしょうが現実は甘くありません。

参加した子犬のお供できていた成犬のゆいちゃんにもたくさんのお手伝いをしてもらいました。

また来月も機会があれば若い犬だけのトレッキングクラスを開催したいと思います。

オポ広場でサークルを組む子犬と飼い主さんたち



 

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生後4ケ月の子犬くん、はじめてのお散歩レッスン

家庭訪問レッスンで、初めてのお散歩に同行してサポートいたしました。

犬くんは生後3ケ月半を過ぎたくらい、混合ワクチン接種がようやくおわり外に出られるチャンスを待ち望んでいました。

福岡市内ではよくあるケースですが、ほとんど犬たちが集合住宅に住んでいます。

つまりは「庭のない生活」をしているわけです。

戸建てに住まれる方もいらっしゃいますが庭部分はほとんど駐車場になっていることが多く、福岡の犬は自宅で土に触れることはないのです。

だから「初めてのお散歩レッスン」は歩道を散歩するレッスンではなく、お庭変わりの場所を見つけて安全に遊ばせながら学習することを覚えていただくことです。

ご自宅周辺で毎日通えるより良い公園はどこなのか。

その公園まで犬をどうやって連れていけばよいのか。

公園にいったら犬に何をさせたらいいのか。

散歩中に注意しなければいけないことは何か。

飼い主さんは尋ねたいことがたくさんあるでしょうし、こちらも伝えたいことがたくさんあります。

はじめて屋外の公園で過ごす犬が、どのような行動をするのかという観察についても注意を向ける必要があります。

こうした初体験の行動には、犬の社会性、子犬の性質、また行動に影響を与えているものあ何かなどの情報が満載なのです。

まさに犬語セミナーに使える動画だったかもしれません。

子犬ちゃんは歩いたり、寝転んだり、草を食べたり、松ぼっくりをかじったり、飼い主さんといっしょに走ったり飛んだりと、楽しい表情を見せてくれました。

初めてのお散歩はこれから毎日ずっとずっと続きます。

そうです、犬が歩けなくなるまで、飼い主は犬といっしょに散歩に出ることが役割となります。

同時に犬は散歩にでる飼い主に従いつつ歩くことを学び始めます。

子犬がどのように変化し成長していくかとても楽しみです。

初めてのお散歩中の子犬くん

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グループトレッキングクラスを開催しました。

暑さ寒さも彼岸までというのは本当のことですね。

秋のお彼岸を越えて山ではすっかりと涼しい季節がやってまいりました。

みんなで山歩きするグループトレッキングクラスも、良い天候の中で開催できました。


毎回ご参加いただいているベテランたちと初めて参加されたビギナーまで。

一緒に協力しあって安全に山歩きをして元のテリトリーに戻ってくることが本日の任務です。

山にはいつ何が起こるかわからない仕掛けがたくさんあります。

イノシシの気配なのか、他の動物の足跡の匂いなのか、上を飛び交うスズメバチなのか、もしくはひらりと落ちる落ち葉なのか。

何があっても驚きすぎず、衝動的に吠えたり飛び出したりせずに、警戒心と勇気をもって落ち着いて歩くことが大切です。

犬にも人にも集団心理というものがあり、皆が同じ行動をしていると自分もまたその行動に合わせようとする力があります。

集団化は明確な方向性と安定性がなければ危険な武器になることもあります。

集団の力の中から安定を引き出すためには、ゆっくりと大地を踏みしめるようにしっかりと歩くことがポイントです。

飼い主さんと犬のひとつのグループがお互いの信頼で結ばれていることもとても大切なことです。


それにしても気持ちの良い空気が流れていました。

北風が山の中をゆっくりと回っているのを感じます。

時間と共にさす日差しの位置が変わると山の風景がとたんに変化してしまいます。

ここさっき通った道だよねと思うほど光と影の力で山が変わっていきます。

この季節の山を「山装う」と言いますが、昔の方はよく言ったなと思います。

犬たちもみな心地よい空気を感じていたようです。








 



なかなか良い写真が取れませんが、こうして輪になって同じ空間の空気を吸って気持ちが良いと思えるだけで素敵なことだと思います。

山歩きは地味なので、派手なキャンプやドッグスポーツのように注目を浴びませんが、やっぱり山はいいです。

来月は少し紅葉していると思います。

この季節を犬と楽しんで下さい。

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犬との山歩き・トレッキングクラスデビューで感じたことを大切に。

ここ2週間ほど山では雨の合間に心地よい天候の日々が続いています。

山には秋がやってきたようですね。

この季節を待っていた生徒さんたちがはじめてのトレッキングクラスに犬といっしょに山歩きのために訪れています。

初めてのトレッキングクラスは、ほとんどの方が思った以上に「山」であることに驚かれるところからスタートします。

七山に入ったところからグッドボーイハート七山校までたどり着くまでにそういう印象が生まれるのでしょう。

山と谷に囲まれた不思議な地形の中にある山の学校です。

そしてもっと大きな驚きは「犬が思ったよりもずっと落ち着いて歩いている。」ことです。

山歩きというと、山の中を走り回る犬の姿を想像されて来られる方が多いのですが、グッドボーイハートのトレッキングクラスは犬が山を走り回るクラスではありません。

人と犬がお互いに協力しあって山歩き行動を行う、協調性を求められるクラスです。

その歩行はゆっくりゆっくり。

多分みなさんが想像されているよりもかなりゆっくりのスロースペースで歩きます。

初めてのトレッキングクラスでは、ワクワクドキドキ、風景や雰囲気を楽しむのでいっぱいです。

気持ちが良かった、犬が楽しそうだったともう一度、犬との山歩きをやってみたいと思っていただければそれで充分です。

繰り返し、犬と山歩きを続けていると、歩いているときにふと人と犬の互いの息があっていると感じられるときがきます。

その瞬間は、人と犬の間に心地よいコミュニケーションが通っているときです。

犬と仲良くなりたい、犬とコミュニケーションをとりたいと思っている飼い主の多くしていることは、おもちゃを投げたりオヤツを上げたり体を触ったりなでたりすることです。

これは自分の気持ちを犬に一方的に伝えるためには有効ですが、お互いを尊重しあって過ごす時間とは少し違いがあります。

山歩きなそんな日常の人と犬の関わりを変えてくれる時間にもなります。

みなさんが初めてのトレッキングクラスで何を感じていらっしゃるのか、みんんなそれぞれであってかまいません。

気持ちよかった!楽しかった!と感じていただけたら、これから犬とずっと続けていただきたい「犬との山歩き」

明日、明後日もトレッキングデビューが続きます。


 

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犬と犬のコミュニケーションを学ぶ。犬と犬の対面クラスを開催しました。

プライベートクラスを利用して七山で犬と犬を対面させるクラスを開催しました。

お預かりの犬たちが数頭いたこともあり、いろんな組み合わせでの対面ができました。

犬と犬の対面のクラスとはどのようなクラスなのか?

犬と犬の対面とは、犬と犬を会わせるということです。

リードつきで対面させることもあれば、リードを外して対面させることもあります。

犬の状態によって変えています。

リードをつけた犬と犬の対面について

リードを付けた状態で犬と犬を近づけることは、お散歩ではよく見かけられるリードを近づける行為になります。

日常の散歩ではリードを付けたまま知らない犬に近付けさせないようにお願いしています。

リードをつけた対面には特にやり方によっては犬にストレスを与えることや、トラブルの危険があることがあるためですが、飼い主さんにやり方を覚えていただくことで犬のあいさつを上手に進められるようになることもこのクラスの目的です。

次に犬と犬を対面させると、犬と犬の間でコミュニケーションが生じます。

その行動を読み取ることで、お互いにどのようなコミュニケーションをとろうとしているのかを学びます。

2頭の犬の間で起きている「犬語」を読み取るクラスです。

リードつきで対面させる時間は短ければ数秒、長くでも数分程度でそれ以上はありません。

対面の状態によってはオフリードでの対面に切り替えていきます。

リードをつけた犬同士の対面で飼い主が学ぶこと

また、リードがついているということは、リードを少しフリーにしたとしてもそこにリードを持っている人とのコミュニケーションも発生しています。

他の犬に近づいてよいという合図がリードで送られる、同時に他の犬に対して行動を起こすときには犬の方からリードを持つ人に対してどのように行動すべきかという逆の合図もあります。

リードをつけて犬と犬を対面させるためには、リードを通して犬と会話ができる技術も必要です。

リードをつけた犬が散歩中に他の犬や人に対して近づこうとしたり走り出そうとしたりしたあとに起きる行動をみたことがあるでしょうか?

他の犬や人に対して興奮しやすい犬、かつリードをつけて飼い主とグループ行動ができない犬は、この興奮した対面行動によって社会性を落としていきます。

犬と犬をリードなしで対面させることの危険性とメリットとは

オフリード(リードがない状態)で対面させる場合は、オンリード(リード付き)での対面が上手くいった場合のみです。

同時にオフリードで人の合図に従わなければいけません。

何らかの方法で人が犬の首輪を持てる状態になることを前提としてオフリードで犬と犬を対面させます。

オンリードでは対面が難しい犬、またオフリードでは飼い主がコントロールできない犬をドッグランなどの囲いのある場所でフリーにする状態で対面させると他の犬に対する社会性はどんどんと落ちてしまい、他の犬に吠える怯える行動が増えていきます。

逆に、飼い主もしくは誰かが犬のコントロールができる状態で犬と犬の相性があう状態ではオフリードで対面させることでコミュニケーションはすすみ関係性も進みます。

結論になりますが、結局飼い主は犬をリード上で信頼関係をつなげるようになること、リードなしでもお互いの役割を果たせるようになることが犬の世界を広げるということです。

プライベートクラスでの対面クラスは、グループクラスで相性のよさそうな犬の飼い主さんにお声かけして開催することもあります。

まずはリードをつけた散歩の練習からしっかりとがんばりましょう!


 

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犬は違いを見分けるのが上手。“わたし”に特別待遇をしてくれるたくさんの犬たちについて。

犬の行動について説明をするときは、実証されていることの積み重ねで行っていきます。

たとえば、犬が吠える行動をしたときには、いつ、どこで、誰に対して、どのような声で、吠えるのかという情報をできるだけ詳しく把握します。

その中で、「吠える行動」にどのような意味や目的があるのかを推測することで、犬の行動から情報を得ていきます。

ところが、それがたまに特定の人に対してだけ他の対象とは違う「反応」を示すことになります。

今回の話は、犬が他の人にはしないのにわたしに対してだけする行動がとても多いというなぞについてです。

「わたし」に対してだけ違う反応をする犬の例

家庭訪問レッスンの回数が進んでくると、犬はわたしが訪問したときには特別の態度で迎えてくれるようになることは今までにもお話しました。

それは、わたしが特に犬に対してすごく訓練をしているわけではないのにです。

家庭訪問レッスンの目的は「飼い主に対する指導や説明」ですから、簡単なリードの持ち方や多少のやり方をアドバイスする程度で、基本的にはあまり犬に直接的に接しないようにしています。

それでも、家庭訪問レッスンに行ったときのわたしに対する犬の反応は、他の一般的な来客に対する反応とは違う場合がかなりあります。

回数が進むたびに飼い主がいう「いつもはこんなじゃないんです。」のセリフ。

レッスンを受講されている生徒さんたちはこの行動の変化を見ることになります。

はじめての「わたし」との対面でも他者とは違う行動をする犬たちのこと

その違いもいろいろありますが、「こんにちは。」と部屋に足を踏み入れたときにいつもの来客とは違う行動をする犬もいます。

いつもは飛びついていく犬が後ずさるとか、

いつもはそんなに吠えないの、吠え続けるとか、

逆にいつもは近づかないのに近づいてくる犬などいろいろです。

はじめてでも直接対面のときにはわたしの服についている他の犬の匂いや、バッグについている古い犬たちの匂いなどがありますから、「普通ではない」と犬が違いをかぎ取ることがあるでしょう。

しかし、匂いを嗅ぐ相当前から反応をする犬もいるのです。

インターホンを鳴らしたときに「わたし」に対して特別の行動をする犬たちのこと

玄関を入ってもいないのに、まだ一度もあったこともないのに他者とは違う行動をした犬たちもいます。

一頭ではなく数頭、こうした犬がいました。

はじめての訪問カウンセリングのときに、玄関のインターホンを鳴らすと部屋の中から「ワンワンワン」と声が聞こえてきます。

よくあるインターホンに対する吠える行動なのだろうと思い戸口を開けると、犬はかみつきそうな勢いで戸口の前まできています。

「すみませーん。リードをつけていただけますか?」というわたしの声に、びっくりしたようにリードを準備する飼い主さん。

ようやく部屋に入ることができたのですがワンワンと吠え続ける犬にリードをつけて持っている飼い主さんと大声で会話をした結果わかったことは「今まで他人に吠えたことはないんです…。」ということだったのです。

そのときにもこのような例はよくある行動だったので、わたしの方は「そうなんですね、よくあることですから。」と受け流しました。

この犬のように特別な反応をする犬が他にもいます。

わたしのインターホンにだけ吠えてくれる犬について

上記で紹介した犬に似ているのですが、別の犬ちゃんはわたしがインターホンを鳴らしたときだけ吠えてくれます。

宅配のときも友達のときも来客のときも、マンション下のインターホンにもドア前のインターホンにも一切吠えないのに、なぜか「わたしのインターホン」にだけ反応してくれます。

吠えるという行動なので「警戒」であることは間違いありませんが、わたしにだけ反応してくれるわけです。

こちらは過去にもこうした例があったので、何かが違うのだろうなと思うのですが、わたしが見えてもいない状態で「わたしのインターホン」だけに反応するわが犬が何を察しているのかを一番知りたいのは飼い主さんの方でしょう。

もちろんわたしも知りたいです。

わたしが他の人と違うのは何なのか?

いつかそんなこともわかるようになりたいです。


 

 

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犬の多頭飼いで2頭目に子犬を迎えるならいつ頃がベストなのか。

「先生、子犬を飼いたいんですけどいいですか?」

推定7歳になる犬とトレッキングクラスに通っている生徒さんからの突然の質問でした。

今まで、7ケ月くらいの犬や3歳くらいの成犬を保護犬として迎えて育てて来たけれど、一度も子犬を育てたことがないので一度は子犬を迎えたいということでした。

先住犬と4年ほど暮らしているので、おそらく推定ですが7歳くらいか。

そうなると子犬を迎える時期は、このコが旅立ったあとに迎えるか、もしくは今迎えるかのどちらかになります。

先住犬が10歳にもなってしまうと活動力が落ち、子犬に対応する体力も気力もなくなります。

先住犬は社会活動を縮小しようとするのに対し、子犬は成長と共に社会活動を広げることになり、共に活動することが難しくなります。

これは、犬との活動場所のほとんどが室内だという飼い主にはどうでもよいことです。

でも、先住犬と毎日山歩きをしているような彼女には重要なことです。

「子犬を迎えるなら今…ですね。」

多頭飼いを始めるために必要な環境とは

多頭飼いとなると他にも考えなければいけないことがあります。

・生活上のスペース

犬と人が生活をしているスペースが十分にあるのかという問題です。

室内でそれぞれの犬ともちろん人も休める広さがあるのか。

庭に2頭の犬がお互いにリラックスできる広さがあるのか。

2頭の犬を別々に散歩に連れていくこともあれば、場合によっては2頭をふたりで、もしくは2頭をひとりで散歩にいくことになるかもしれません。

車に乗せるなら、2頭の犬をのせて移動ができるのかどうか。

・物質的な問題

2頭の犬を飼育するための資金が確保できるのか。

2頭目を迎えることで先住犬の生活の質が落ちるようなことはないか。

動物病院に連れていく資金があるのか。

子犬のトレーニングクラスのための資金があるのか。(※重要!)

・時間の問題

留守番を数時間程度にとどめられるほどの時間的余裕があるのか。

・家族の問題

小さな子供やお世話の必要な家族などにかかわる時間や労力を減らすことなく子犬を飼えるのか。

・社会性の問題

先住犬は子犬を迎えられるほどに精神的に成長しているかどうか。

先住犬は子犬の社会性の発達を阻害しないような安定した性質であるかどうか。

先住犬は子犬が成長して多頭飼いとなった場合、今よりも豊かな社会生活が送れるのかどうか。

そのような柔軟性のある子犬の確保ができるかどうか。

 

考えなければいけない問題がたくさんあります。

先住犬のいる環境に子犬を迎えて多頭飼いを始めたいとなると、最初の条件をクリアした上で迎えて下さい。

「子犬を迎えるなら今…」と思い悩んでいたような生徒さんですが、翌日になると「子犬を見てきました!」とラインで報告がありました。

思い悩んでいたように見えたのですが、すでに子犬を迎えることは決まっていたようですね。

子犬は先住犬と共にスクスクと成長しています。

新しい子犬が来たことで、先住犬も成長する、飼い主も成長する、飼い主の家族も成長する。

家族が豊かになりその成長が周りの人々へも影響を与えていく。

これが多頭飼いの目指すところではないでしょうか。

子犬くんはそろそろトレッキングデビューしそうです。


 

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