グッドボーイハートは人と犬が共に成長して調和することを目指すドッグトレーニング・ヒーリングスクールです。

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犬と見つめあっていたい?それとも犬の見ている風景をいっしょに見たいと思いますか?

週末はお預かりやトレッキングクラスで七山でゆっくり…とはいきませんでしたが、体をよく使いました。

最近インスタグラムを始めたからか写真を撮らなければいけないと思ってしまって多少反省しています。

自分が写真撮影をすることで犬の時間を邪魔したくないというのが私のポリシーです。

だから写真を撮るときには犬にこっちを向いてと言わないようにしています。

そのせいか撮影した写真はとてもインスタグラムに投稿できるようなものではありませんがブログと同じように日々の日記だと思って気軽に続けています。

そういえばオポの写真はほとんど後ろ姿でした。

今スマホに残されているわずか数枚の写真もほぼ後ろ姿です。

犬を真正面から見つめてかわいいなと思うのは、犬がよく休んでしまってからです。

犬が屋外で活動をしているときは、犬が見ている風景を自分も見たいという気持ちが先に立っています。

犬が何を見ているのか?

犬が何に興味があるのか?

犬が何を感じているのか?

そんなことを知りたいと願っているため、犬の見ている風景を見る。

自然と犬と同じ方向を向いています。

犬たちを見ていてなんとなく感じるのですが、顔をそむける癖があったり、顔をしたに向ける癖があったりする犬は、いつも人の方を向くように要求されてきたのではないでしょうか。

飼い主がリーダーだから自分を見るように教えるという方法もありますが、(実は私もやってみたことがありますが)それは実際の注目とは違うものだと今は思っています。

犬が見ている方向を私が見るように、本当に大切なときには私が感じていることを犬も感じる事ができるようになることの方がずっと大切だと学びました。

それもこれも、犬との山歩きの趣味が犬との山暮らしへと移り変わった犬との生活の中で得た貴重な学びです。

トレッキングクラスで犬たちは何を見ているのでしょうか。

山ではもう人の臭いを嗅ぎ続けなくていいのです。

山ではもっと大切な臭いを嗅いでそして自分を、つまりは犬を取り戻してください。

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お預かり期間のヒントを養老孟司氏の話から得たこと

グッドボーイハートのトレーニングクラスの特徴のひとつが、犬を自然の一部としてとらえるということです。

犬に限らず私たち人間も自然のひとつであることは間違いありませんが、犬も同じなのです。

犬と自然をできるだけ近付けて、犬を犬として過ごす時間を尊重する。

それがグッドボーイハートのお預かりクラスの奥にある目的です。

お預かりクラスを利用される飼い主さんたちは、旅行、出張、冠婚葬祭などのペットホテル替わりとしてのご利用と、飼い主さん側に特別な事情がなくてもお預かりクラスを利用されます。

グッドボーイハート七山校が自然の風が流れる空間にあること

多くの時間を屋外活動で過ごすこと

私たちインストラクターが犬を犬として扱うこと

これらの環境整備によって預かりクラスは構成されていきます。

そこで預かりクラスを利用される際には、

「どのくらい預けたら犬にとって良い方向になるでしょうか?」

というご質問を受けます。

単なるペットホテル代わりであれば、日帰りでも一泊でもお預かりします。

ですが当校で学ぶ飼い主さんたちは、犬のより深い成長に関心を持たれます。

そのため「期間が延びることで犬に良い影響があるならそうしたい。」と希望されることがよくあります。

その期間を説明するのに良いヒントを、先日拝見した養老孟司氏のインタビューの中に見つけました。

その期間は3泊4日を超える。

この数字はいつも私が生徒さんにご説明するのに、できれば3泊4日~が変わるとご説明しているのと同じ数字です。

この数字について養老先生のインタビューではこんな内容の話でした。

養老先生は都会と自然を行き来する生活をしていることはご存知の方も多いでしょう。

自然環境に行って体を整えることが人にとって大切なことだと日頃から力説されています。

仕事の多くを都会でされるのでしょうが、自分の体の声に応じながら自然の中に出かけていらっしゃるのかと推測しました。

養老先生が自然の拠点に移動された際には、3泊を超える4日目から自分の体に変化が訪れるということでした。

「ここにきて4日目から変わり始めるんだよ。」

3泊4日目からです!

先生はお茶目にも「そこで4日目には飯はどうするっていうことになるんだ」と続けられました。

どうやらご婦人不在で田舎生活を続けておられる様子。

自然に移動して4日目の夕飯には行き詰ることになり頭を悩ませるということです。

人と犬とでは寿命も違い流れている時間の速度も違います。

しかし環境が変化してから新しい環境に自分の体が適応し始めるこの4日目という数字は人も犬も同じことのようです。

2泊3日と3泊4日。

一日しか変わらないのに大きく違うのは、預かっている犬だけでなく飼い主の方にも訪れます。

2泊3日だったら犬なしでも生活をなんとかできる飼い主も、3泊4日となると耐えられなくなる可能性が大です。

飼い主さんが長期の出張や旅行のときには別として、今まで犬のいた生活空間の中に4日間、犬が不在で人間だけとなると人はとたんに落ち着きをなくしてしまいます。

このミラクル数字ですが、本当に変化が起きるかどうかは、犬の行動の変化によって現れます。

3泊4日を超えた時に起きる奇跡の瞬間。

一度起きてしまえば次の預かりの時にはもっと早いステップとなります。

今月はゴートゥーということでお預かり犬ちゃんたちが大変多いため、奇跡の瞬間を見守ります。


 

 

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薪ストーブのチェック完了!しかしまたもや難問が生じて頭が痛いこと。

先日ブログでご紹介したグッドボーイハート七山の薪ストーブのオーバーホール。

分解に関心のある方には興味深くご覧いただいたようです。

その後の薪ストーブのチェックですが、無事に昨日完了いたしました。

七山の薪ストーブ点灯



今年の冬もドブレの薪ストーブにお世話になることができます。

とりあえずホッとしました。

薪ストーブなどは山暮らしのご褒美のようなものです。

倒れた倒木を片付けるのもおっくうになるところ「これが薪に変わる」と思うと俄然やる気になってしまうのですから本当に不思議ですね。

山の恵みを利用する形で生活をしてきたのが長い文化の日本人なのでどこか血が騒ぐのかもしれません。

薪ストーブが一安心というところに、また難問が降りかかってきました。

それは床下問題です。

 

先日、無料のシロアリチェックのお知らせを受けていたので、家の定期健診ということで受けてみました。

シロアリはいなかったのですが、床下の木々が一部腐食しているとのこと…。

ほんとうに、やっぱり…という気持ちでした。

山側の湿気が気になって土を出す作業を今年はやろうと決意して取り掛かっていたところだったからです。

※その作業中にスズメバチに襲撃されて作業が一時断念したのです。

現在、土出しの作業は細々とですが確実に進行中です。

でも間に合わなかったか。

腐食した木を基に戻すことができなけれど、応急手当が必要です。

その総額がかなりの高額でびっくりしました。

毎年、裏側を注意していれば良かったのですが、土地の形状上致し方のないところもあります。

それでも今までの放置を少し悔やみました。

できることはやってきたつもりだけど、七山と福岡を行き来して仕事をしているのでなかなか手が回らなかったというところです。

過ぎてしまったことを悔いても仕方がない。

今できることをするしかありません。

たくさん考えなければいけないことがあるとき、自然の風と太陽、そして薪ストーブの炎は気持ちを落ち着かせてくれます。

シーズンには少し早いですが、動画をインスタグラムの方にアップしましたのでご覧になってください。

インスタグラムの薪ストーブの動画はこちらから

 

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犬が脚の指をちゃんと使えているかをチェックしよう!

犬との山歩きをおすすめする理由のひとつは

 

犬と山を歩くという、とても古典的な行動をトレッキングクラスなどといったハイカラな名前を付けて皆さんにおすすめしているたくさんの理由のうちの一つがコレです。

犬が脚の指をちゃんと使えているかどうかを知ること。

脚の指?そんなものはついているだけで使えていると思っているなら大きな誤解です。

まずは前脚の指が片足で五本ない犬もいるのです。

犬の前脚の親指にあたる「狼爪」が切り取られている犬が増えています。

プードルやミニチュアシュナウザー、チワワなどの犬種で指のカットがされているのをなんどか確認しました。

飼い主さんに理由を尋ねられるのですが私の方が聞きたいくらいです。

犬の4つの脚にそれぞれに指があったとして、長さが短い犬が増えています。

指先を使うことがなく短くなった=退化させてしまったようです。

指先の短い犬は山の傾斜でうまくバランスをとることができず、飛び跳ねが多くなります。

そんな指をちゃんと使えていない犬たちのことを考える中、自分にもある出来事が起きました。

つい最近足指の不調が起きそれが現在でも起きているので、ちょうど良い素材として使ってみます。

 

自分の身に起きた足のバランスの崩れから考える

 

私に起きていること。

左足の指が思うように使えていないので、足の指裏の余分なところの皮膚が固くなってしまうという症状が起きています。

そのため明らかに左足の指と右足の指では大きさや厚みや固さに違いがあります。

違和感は、触るとしびれがくるなどといった他の状態などでも自覚できます。

理由は、長年にわたる長時間の運転によって左足裏で車のアクセルとブレーキを踏むという微調整が続いていること、

それに加齢という追い打ちがかかってしまい、足全体の筋肉が一気に減少していることでしょう。

足全体を上手く使うことができず、足の指と足裏に変なバランスがかかってしまい体全体のバランスに不調が起きています。

念のため整形外科でレントゲン写真も撮影したのですが、指が開いた状態になっており、指先が地面から離れているということでした。

(実は今年のはじめに親指を骨折したのですがそれは完治していました。治癒力ってすごい!)

指先を地面につけるように意識して体重を乗せる時間をつくるしかないということになりました。

しかし行きつくところは「山歩きするなら地面をつかむようにあるくと一番良いです。」という医師からのお話を聞くこともできました。

やっぱりね!です。

 

犬が山を歩くことで発達する指先の動きとは

 

犬は人以上に指先、つまり爪部分を土に差し込むようにして歩くように体の構造が設計されています。

人は平爪、犬は鉤爪。

犬はスパイクをはいたような状態だと思うと良いでしょう。

爪が地面に入るとまっすぐと立つことができるのですが、爪がフローリングやアスファルトにぶつかると指は自然に曲がっていきます。

これが結果として股関節の病気やヘルニアにもつながっていきます。

そもそも持っている体の部品をちゃんと使えていなければ体はどこかに負担が来てしまいます。

犬なら指をちゃんと使って歩いていなければ、体全体のバランスに不具合が起きます。

犬が屋外で生活していたころの、つまり野良犬や野犬の構造に近い骨格を持っていれば、正しい山歩きで犬の身体はちゃんと発達していきます。

ただ人の人為的(人のための)繁殖によってつくられた純血種のうちの多くは、骨格形成が本来の機能性の高さから離れてしまっています。

これらの犬の山歩きの場合には、それぞれのペースで無理のないように発達を促す手順が必要です。

今日はどうかな。いつもより安定があるかな。と見るべきところを見てあげることが大切なのです。

 

犬のことも大切だけど、まずは自分をもっと知ること

 

私は現在、自分の今の体の状態がもう少しわかるようになりたくて現在、整骨院の先生のところで教えていただいています。

自分の不調から自分の体の仕組みについて興味を持つことが、犬たちの体について考える機会になるからです。

私のような足指裏の不調からくる場合でも、腰に余分な負担がかかってしまい体のバランスが崩れていることは自分でもよくわかります。

ひとつが上手くいかないとこうなるのだなと感じます。

立て直すために、歩き方、立ち方、山歩き、タッチヒーリング、マッサージなど、

自分が持っているいろんなことを自分に試していきます。

ここを触るとここがしびれる。

呼吸を変えるとこんな風に変わると感じることで、犬はもっと全体がつながっているのだろうなと共感できるからです。

そもそも自分のことすらわからないのに、犬のことなどわかるはずがないというのが私なりの考え方です。

自分が今どのような状態なのか、自分を見つめて自分を知る時間をちゃんと作ること。

自分を客観的にみて自分を受け入れる時間を持つこと。

そのことが犬のことをより知るために大切だと感じていますし、今までもそうしてきました。

自分を大切にできない人は他人を大切にできないし、

自分を大切にできない人は犬を大切にできません。

犬のことを学べば学ぶほど、人として生きることを学ぶことになっています。

山歩きで脚指を使う犬

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スズメバチとの闘いその後「今度こそ私からのやられたらやり返す」で自然の原理を彼らに教えたい

数週間前にスズメバチにさされました。

詳しくはこちらのブログ記事をどうぞ

やられたらやり返す!スズメバチから倍返しならぬ千倍返しを受けた生涯の不覚

このスズメバチの襲撃を受けて家の周囲にスズメバチ用トラップを置きました。

やられたらやり返すは自然の原理です。

 

スズメバチ用のトラップ設置を決めた理由

 

先に行っておきますが私はそれほど好戦的な方ではありません。

事前に自己主張もできるしテリトリーもちゃんと持っているし守るべき家族もいます。

不用意に生物たちと戦うつもりはありません。

戦いを挑むということはこちらも応戦されるということお互いに関与しなくていい生物なら手出ししないことが安全策です。

そんな風に考える私でも戦わなくてはいけないことがあります。

相手が自分のテリトリーに侵入してきて攻撃をしたときです。

スズメバチの言い分からすると「お前がオレたちスズメバチのテリトリーを犯したんやろうが」というところでしょう。

しかし家の軒下は私のテリトリーです。

「先にテリトリーに侵入したのはあなたたちスズメバチの方じゃないの」

ということで巣は撤去したのです。

ところがひとつのスズメバチの巣がなくなったことで別のスズメバチの群れの数匹が軒下まわりをうろつくようになりました。

もう巣をつくる時期ではないですが、軒下周辺に集まりやすい虫を探しているようです。

いきなり刺したりはしないスズメバチも軒下周辺にうろつかれると作業もままなりません。

テリトリーを侵入してくる攻撃性の高い生物は事前に排除することにしました。

これは攻撃ではなく罠。

攻撃は相手を威嚇して近付けさせなくすることです。

テラスでスプレーをかけたりするのも攻撃のひとつです。

ところがスズメバチは動きの俊敏性が半端ないのです。

スズメバチ用のバズーカ殺虫剤をかけてもスプレーの噴霧よりもスズメバチの後退の方が圧倒的に早く効力がありません。

威嚇も通用しないならトラップをしかけて境界線をはっきりさせるしかない。

 

製作したスズメバチ用のトラップはこんな感じに

 

こんな理由でネットをみながら作ったスズメバチ用のトラップはこちら。

スズメバチ用のトラップ



ちょうど生徒さんからいただいた自家製のブドウがあったので皮を発酵素材として入れています。

家の軒下や家近くの木に下げてみました。

持って歩いているだけで虫が寄ってくるのではないかというほどのお酒のあまーい香りがします。

これなら数キロは臭いが拡散できそう。

スズメバチ用のトラップをさげて様子を見る



先日トラブルのあった家の裏側に集中させて4つ設置してみました。

製作にあたり悩んだのは「返し」のつけ方。

入ったあとに出てこないようにするために「返し」をつけるが「返し」がきつすぎると入ることが難しくなる。

「返し」が弱いと簡単に入れるが出て来れるような気もする。

入口のサイズも小さすぎると入らない。

オオスズメバチなら2センチはいるけれど今回は家周りにいるコガタスズメバチ対応ということで1.6センチで作ってみた。

敵はやってくるのか。

期待に胸が膨らみます。

 

トラップにスズメバチが入ったが唖然とした結末に…

 

翌日雨が降ってしまったが自分で仕掛けたトラップを家の窓からなんどか眺めていると大きなスズメバチ(コガタスズメバチかな?)がトラップの中に入っていくのを目撃した。

ずごい、やっぱり入っていった。

入ったことをダンナくんにラインで連絡しているその瞬間にびっくりする光景を見てしまいました。

なんとトラップのペットボトルに入った大きなスズメバチは一度甘い液を吸い込んだようなしぐさの後再び上にとびあがり「返し」に脚をかけて外に出ていったのです。

えーーーーー。ビックリです。

悩んだ「返し」はほとんど返しの意味がなかったのです。

ではどうすれば良かったのか?

返しのサイズか、返しの角度なのか。

ビデオ撮りすればよかったのですが一瞬のことでびっくりして何もできなかったのです。

しかし、その午後もまたふと窓を見るとスズメバチが入っていってそれから同じように外に出ていくのを同じトラップで目撃してしまいました。

多分同じスズメバチだったと思います。

日頃から肉眼で観察する癖がついていてビデオを撮影しようということが全く頭に入らずに2回目もビデオ撮りできず。

とりあえずペットボトルがないのでこのまま様子を見るということになり、戦いは来週に持ち越すことにしました。

こんなに小さな生物でも人間の生活を脅かすのです。

今みなが恐れているウイルスだってもっと小さな存在なのに私たちの生活を激変させました。

昆虫や哺乳動物たちとの共存は、ちゃんとした境界線を設けることです。

トラップは境界線の印だからちゃんとしたものを作らねば。

自然と共に暮らすことは体力、気力、知力を使いますが、脳は活性化してまた新しい学びになりました。

次回ご期待下さい!

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台風10号の爪痕が七山にもあった

100年に一度とニュースで報道された台風10号。

博多ではあまり影響を感じなかったけど、七山にはちょっとした変化が起きていました。

 

台風で折れた太い枝



全てを確認できていませんが、オポ広場周辺のいくつかの木々の枝が折れていたのです。

オポ広場には今にも倒れそうな小屋があるのですが、小屋の横に大きな木の枝が倒れており、ギリギリセーフで小屋は無事でした。

家の方は問題なく、家周辺の整備も途中になっていたのでとても気になっていましたが

こちらも大丈夫でした。

常日頃から地の神様にお参りしていますが本当に感謝です。

そしてオポも、いつもありがとう。

オポ広場を見回る預かりの犬ちゃん



いつも遊んでいる広場を見回る預かりの犬ちゃんも頼もしいですね。

折れた太い枝は暖炉の薪用として使わせていただくことになりました。

爪痕はあっても恵みもある。

自然はたくさんの喜びと恵みを下さるが同時に辛さも苦しみもあります。

だからこそ立ち向かう価値があると感じてしまうのかもしれません。

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やられたらやり返す!スズメバチから倍返しならぬ千倍返しを受けた生涯の不覚

あの悪夢の日から一週間がたちようやく腫れが引いてきたので起きたことを冷静に記事にできそうです。

タイトルの通りなのですが、これはかなりの長文なのでお暇のあるときにどうぞ。

 

スズメバチに刺された!事件はこうして起きた

 

その日、私は七山で午前中のトレッキングクラスと午後のヒーリングクラスを終えたあと裏庭の整備に集中していた。

預かり犬ちゃんもおらず、今日こそはこの裏庭を少しでも整備したいと気合が入る。

裏庭の斜面の草刈りをしながら土砂を運び出す作業を始めて20分ほど経過。

するとブンブンと近くを飛び回る虫がいる。

アブにしてはしつこいなと多少払うと、ものすごい羽音で顔面に向かってきた。

網のある帽子で防御していたが払いながら見える「スズメバチだ!」。

慌てて腰をかがめながら(本能的にそうするようになった)、一度は室内に退散。

スズメバチに深追いはされずに逃げ切ったあとに考えた。

なぜ、攻撃をされたのだろうか。

テラス周辺に巣を作ろうと思っているのだろうか、そうだとしたら生徒さんたちも危ない。

そういえばダンナくんも「スプレーで少し脅しといたほうがいい」と言っていた。

そうだ防衛は最大の攻撃なのだ。

殺虫剤を片手にテラスに出て裏の方を見ると、裏まで続く軒下に先ほど威嚇したスズメバチが飛んでいる。

スズメバチにスプレーをふるとすぐに姿がなくなった。

ああ、いなくなったな…これで…。と思ったくらいだったと思う、

左手の指にびりびりっと衝撃が走る、思わず払ったが間違いなくスズメバチが手に止まっているのが見えた。

再び腰をかがめながら室内に逃げ込む。

あーやられてしまった。

とスズメバチに刺された経過はここまでです。

 

スズメバチの毒性の高さを身を持って知る

 

ゴム手をしていたのに刺された箇所はゴムではなく綿素材の場所。

刺された瞬間に手袋を縫いたからか?針は刺さっていない。

まずは流水でガンガン流す。

でもあまり効果はないのか次第に腫れてきた。

ポイズンリムーバーがあったことを思い出して使ってみたが全くダメ。

針を取り出してつついて血液を出そうとしたが、腫れが進み針が全く皮膚に入らない。

剃刀を探すが切れそうなものがなく、カッターを当てたが皮膚の腫れがひどすぎて刺さらない。

思いっきりさしたら肉まで切れそうでできない。

ひたすら冷やすが痛みは全く止まる気配がない。

東洋医学の本には「梅干しを塗る」と書いてあったが冷蔵庫には梅干しがない。

とりあえずブヨは効果があるびわの葉エキスをぬったり、ブランデーだからとレスキューレメディを塗ったりしてみた。

ほとんど効果がなかったと思う。

そしてそのまま、腫れがじわじわと進んでいくことになった。

 

なぜ刺されたのかを冷静に考えて環境を調べた

 

とこの刺し傷に対応する間にもあることを調べてみた。

冷やしながらも「なぜスズメバチは私を刺したのだ」という疑問が頭から離れなかった。

スズメバチがこんな攻撃をしてくるということは、もしかしたらもう巣があったということのか?

そう思ってキッチンの窓から裏の軒下をのぞいてみた。

そうするとなんとスズメバチの巣が家の裏の軒下にあった。

ソフトボール大くらいのサイズになっていて、スズメバチが巣から出入りしている姿が見える。

この裏庭の掃除を七山に来るたびにしていたのに。

先週もここで長い時間作業をしていたし、この日の午前中もこのすぐ上の草を草刈り機で刈っていたのに。

スズメバチがここに巣を作っていったことを、今の今まで全く気付かなかった。

本当の灯台下暗しになったということだった。

巣があると知っていたら近付くバカはいない。

最初の攻撃を受けたときにもっと丁寧に見渡したら飛んでいるスズメバチの数メートル向こうに巣が見えたはず。

まだスズメバチの数が少なく巣によくあるようなたくさんの羽音が聞こえなかったので気づかなかった。

攻撃したスズメバチは正当で攻撃を受けた私の方がルール違反だということになる。

 

スズメバチに刺された夜の激高

 

痛みを気分転換で変えようととりあえずはダンナくんにラインで連絡。

その後も動画配信を見たり、ニュースを見たり、ブログを書いたりして気を散らそうする。

それでも時間がたてばたつほど、痛みはひどくなっていった。

その夜は、本当に眠れないほどの痛みをかゆみで一晩を超すことになった。

じわじわと広がる痛みとかゆみと腫れ。

しかも、ゆっくりゆっくりと腫れていく。

夜の12時くらいになると刺された左手はグローブのようになっていた。

痛みとかゆみからまた別の感情が生まれてくる。

怒り→適切に行動できなかった自分への怒り

悲しみ→蜂に刺されるという事件が起きたことへの悲しみ

後悔→あのときもっと慎重になればこんなことにはならなかったという悔い

そして再びの痛みとかゆみ。

自分の複雑な思いで押しつぶされそうになった夜だった。

 

スズメバチは本当に私を殺そうとしたのだと知った

 

そして恐ろしいことは一日では終わらなかった。

スズメバチに刺されたあと病院に行かなかった私の手はの手首からひじにかけて腫れが広がっていった。

それはじわじわというもので一気にではない感じ。

スズメバチの毒は私の体の中で炎症を起こしながらじわじわと脇の方へ上がっていくのだ。

刺されて24時間たったあとでダンナくんが七山に到着。

私の手をひと目みて「自分の想像の倍以上腫れてる…見れない」と。

病院へ行ってくれというダンナくんの依頼と同時に様子を見るのは明日の朝までにしようと決意。

翌日もまた腫れは進んでおり次第に握れなくなり手から腕へと広がった毒で腕が上に上がらなくなってきた。

このときに思ったこと「スズメバチは私を本当に殺そうとしたのだ」

犬に咬まれたとしてもその千倍は毒性が高い、いやそれ以上かもしれない。

病院よりも巣を撤去しなければ、それが先なのだ。

 

スズメバチの巣の撤去をする

 

私の悲報を聞いたダンナくん。

自分が撃退するといって買ってきたのは「巣ご退治峙するバズーカ殺虫剤」。

しかし「自分の想像以上の巣が大きい…無理かも」と弱気の発言となった。

以前スズメバチの巣を撤去して下さった唐津市の養蜂家に電話するも体調不良で仕事をしてないとのことでショック。

私は依頼者を七山の知人に変更した。

「スズメバチの巣を撤去して下さる方を紹介してください。」

その後連絡が取れて数日後に無事に巣を撤去していただいた。感謝です!。

家の軒下やその周辺に巣を作ったこと自体、スズメバチは境界線を越している。

境界線を越してくる危険な生物は抹殺されてしまうのはお互いのルール。

これは生物の掟だから仕方ないのだけど、巣がまだ小さいうちに見つけて撤去できればそれが一番よかったのかもしれない。

いやもっと良いのは、やはり裏庭をもっと整備して風通しの良い空間にしなければならない。

ずっと気になっていて今年はと思い手を付けていたのだけど、仕事があるからなかなか時間がとれずに進まなかった。

今年こそ本気でやろうという気持ちにさせてもらった。

広場や表庭やテラス周辺など、トンボが飛び交うところにスズメバチは長いをしない。

なぜならスズメバチはトンボに食べられてしまうから。

でもトンボはテラスなどの障害物の多いところを飛べない。

だからどうしてもテラスや木々の多い狭いところにスズメバチが身を隠そうとする。

動物の行動は案外単純なのだから刺される自分がやっぱり悪いのだ。

 

捕捉:七山診療所

 

どこの病院に行ったらいいのかわからなかったが、とりあえず地域の方が同じような事件も多いということで七山診療所に行ったらなんと移転していた。

新しい七山診療所は七山市民センターの中に入っていた。

スズメバチに刺されたことを説明し薬をいただいた。

やはり慣れているようで手慣れた感じだった。

薬を飲み始めて3,4日たっても腫れは残っていた。

今でも手首にしわがあるくらいは腫れが少しのこっている。

 

なぜすぐに病院に行かなかったのか?

 

生徒さんたちにも「なぜすぐに病院に行かなかったのか?」と尋ねられた。

病院に行こうという考えが全く思い浮かばなかったので悩まなかった。

ダンナくんが病院に行ってくれといったときに、そうか病院に行くという選択肢があったなと気づいたほど。

だって犬はスズメバチに刺されても腫れないから、自分だったら何日くらいで腫れが引くのか知りたかったのだと答えた。

しかし数日がたつと思った以上に腫れが広がっていくのに驚愕してしまったのも事実。

スズメバチに刺されても全く腫れない犬。

スズメバチに刺されたらほとんど死にかけそうになった私。

これも犬と人の違いであって、犬はやっぱり遺伝的に圧倒的に屋外の動物なのだ。

わたしたちが太刀打ちできる相手ではないほど体内の耐久性は高いのだ。

その彼らの能力を維持し続けてほしい。

だからこそ屋外で過ごす時間をたくさんもって欲しい。

結局そんな結論に落ち着いたところで、私の失態話は終わります。

もし抗体ができてしまったら2回目はアナフラキシーショックか。

それはそれで、宿命として受け入れます。

これは二ホンミツバチの巣



 

 

 

 

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お預かりクラスの風景:自然と距離を近づけていく犬の成長が楽しくて

グッドボーイハートのお預かりクラスの一番の目的は、飼い主さん不在のときに安全に犬たちをお預かりすることです。

一番の目的は一般的なドッグホテルと同じですが、これに追加の使命があります。

グッドボーイハートのお預かりクラス
グッドボーイハートのお預かりクラスの使命は、お預かりした犬を安全に管理すること、かつ最大限の自然体験を提供することです。

完全管理の預かりと自然体験では真逆になります。

管理は強ければ強いほどケガや病気のリスクは減ります。

犬を室内や限られたスペースにあずかる方がこれらのリスクは圧倒的に下がり物理的な管理をすれば手間もかかりません。

一方で犬の自然体験の方はケガや汚れ…とリスクが高まります。


では完全室内管理のドッグホテルにはデメリットはないかというとあるのです。

デメリットとは、犬が成長発達する大切な時間を室内拘束環境に置くことで阻害するということです。

さらに多数の犬が同じ空間に集まればおのずとストレスは上昇しやすくなります。

室内トイレを強要されると犬の習性にはダメージを与えます。


犬の預かりクラス中に自然環境の中で行動させることはケガなどのリスクを伴います。

同時にこの自然環境の中で犬が行動することを通して習得するものはリスクの可能性を差し引いても犬にとって圧倒的に価値のあることです。

さらにいうと犬に自然体験をさせることで成長を促すトレーニングはグッドボーイハートならではと自負しております。

犬の自然の中での学びは、自然の中で暮らしている方でも難しいことがあります。

犬という動物に対する知識が少ないからです。

逆に犬に対する知識がある程度あっても、自然の中での暮らしをしていないと環境をうまく使えません。

私は博多でドッグスクールをしている当時は後者の方でした。

都会育ちの私も九年間にわたり犬のオポと山暮らししたことで自然との距離感はかなり縮まりました。


預かり中はオスワリやフセ、マテ、オイデといった号令を報酬や罰で教えたりはしません。

しかし自然環境の中での共同作業中の行動管理で、犬はこれらの合図を自然と習得していきます。

人の合図に応えるこの必要性を考えずに行動することで身についていきます。

いっしょに行動することに価値を見出すからか人に対する余分なちょっかいはほとんどなくなります。

つまり飛びついたり抱っこをせがんだり甘噛みしたりするようなことはしません。

たくさん活動すればハウスとして使うクレートでよく休みます。

そして何より自然の中で探索し、自然の素材とコミュニケーションをとり、人という動物と自然の中で活動を通して犬が学ぶことは限られたお預かりの時間でも価値があると信じています。

その成果が芽生えるのはこの学びを継続して下さった飼い主さんの犬だけです。

お預かりうクラスのご利用いつもありがとうございます。

犬たちの成長を飼い主さん以上に楽しみにしているのはわたしの方なのです。

飼い主さんとしては「さびしい」という思いもあるでしょうが、いつかみなさんが生活を通して犬と学べる環境を得られるまでお手伝いさせていただけると光栄です。

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<クラスのこと>「初めてのトレッキングクラス」開催しました

福岡では酷暑の犬たちもくたくたになっていますね。

山は季節の流れがはやくてもう秋の気配が漂っています。

はじめてのトレッキングクラスが開催される日は天候がとても心配ですが今回も最高のお天気に恵まれました。

はじめて七山のグッドボーイハートに来た生徒さんたちの感想は「相当の山ですね」。

ほとんどの方が思っていた以上の「山」であることにびっくりされます。

みなさんはグッドボーイハートが唐津に平地の田舎にあると思っているようですが、七山の池原といえば唐津市の中でも一番標高の高いところです。

その分風の通りもよく冷たい風が心地よく流れています。

今回のはじめてのトレッキングクラスに参加してくれた犬くんは山に来たのもはじめて。

生後9ケ月の若さ溢れるやんちゃ盛りの男のコです。

いろんな臭いに興味があって興奮しているように見えるのですが、いろんな臭いを嗅ぐこともできはいほどはじめは興奮しています。

山は全部坂道です。

坂の途中で止まると不安定になってじっとしていることができません。

飼い主さんの方もまだバランスがうまく取れないのでお互いがふらふらと…。

そのうちに安定してくると地面の臭いを嗅ぐ、そして急に動こうとするを繰り返します。

トレッキングに慣れている犬たちの行動とは比較になりません。

リードを持っていてもほとんどもっていないかのようにリラックスして歩かせることの難しさを体験していただきました。

自分さえしっかりとしていれば、犬は次第にバランスを取り戻しそのうちにリードはたるみます。

クラス中も飼い主さんと私ではリードを持つ人によって犬の行動が激変するのを見て飼い主さんは驚いていました。

解決のヒントは犬に求めるのではなく犬のリードを持っている自分にあるということです。

これは犬のしつけや犬との関係作りにおいても重要なことです。

犬に言うことをきいてほしい、落ち着いた犬になってほしいと思うことは構いません。

でも犬の行動を改善していくのに犬にばかり求めても何も変わらないのです。

犬はただ今起きている状態を素直に受け取って返しているだけなのです。

犬は本当にシンプルに表現してくれるすばらしい動物です。

近くにお山があるとのこと、練習してまたクラスにご参加いただくことになりました。

次回のトレッキングクラスがとても楽しみです。

みなさん犬について深い学びをされています。

グッドボーイハートをやってきて良かったと思う瞬間でした。

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<犬・自然のこと>犬の自然治癒力を考えるために自分の自然治癒力を考える

ドッグトレーニングなのに犬の自然治癒力に注目している理由

 

犬のトレーニングなのになぜ?と思うかもしれませんが、自然治癒力は体の病気の治癒のはなしでは収まりません。

自然治癒力というのは病気のことだけでなく、精神的な傷の治癒力にも関係するからです。

犬のトレーニングの依頼には、吠えること、噛みつくことといった具体的な問題行動の他に、パニック症、不安行動、多動、異常行動、恐怖症、コミュニケーション障害といった症状が行動として現れていることもたくさんあるのです。

症状によっては犬の精神の一部が損傷を受けているわけなので、それが自然に治癒されるのにどのような環境とどのくらいの時間が必要なのだろうかと考えるからです。

今日は自然治癒力を考えるにあたって、自分の自然治癒力に関心を持っていただくことで話を広げていきたいと思います。

 

神田橋先生の書生から自然治癒力の働きについて学ぶ

 

そこでまた転載させていただく資料が神田橋條治先生の書籍「精神科養生のコツ」です。

同書の53ページ第四章「自然治癒力の働きを見つける」から転載します。

ここから…

いのちは、よくない状態から回復するためのいろいろな方法を、自然にもっているのです。

これが自然治癒力です。

病気のときには、必ず自然治癒力が働きます。

いのちが病気をなんとかしようとするからです。

ここまで…

神田橋先生の適格な自然治癒力の説明については先日のブログでも転載で紹介しました。

簡単にはこのような説明なのですが、病気はそう簡単にはなおりません。

自然治癒力が働いてすぐに勝手に治癒が進むのなら、医療はここまで発展しなかったでしょう。

草刈り中におきた小さな切り傷は放置しておけばそのうちに治癒しますが、

激しく損傷した傷は手術を受けないと治癒せずに悪化してしまうこともあります。

それだけでなく、自然治癒力というのは悪い状態から回復する段階では、いろいろ難点があるのです。

神田橋先生は同書にこのようにまとめられました。

ここから転載

まず第一に、症状は不快であるという点です。

症状を消したり軽くしたりするほうが「気持ちがいい」のです。

ですから熱が出ると熱を下げたり、痛みには鎮痛剤を飲んだりするのです。

第二は、症状が生活の妨げになるという点です。

また、熱が出て食欲がないので食事をしないと、体が弱ることもあります。

生活のためには、吐き気を薬で押さえて出勤しなければならないことも多いでしょう。

第三は、自然治癒力の作用は、少し遅れて始まり、少し遅れて終了するという点です。

ですから、もう胃の中がカラッポになっても、ムカムカ感や吐く動作は続くのです。

そのときにはもう、吐く動作のようはすんでいるわけですから、止めた方がつごうは良いわけです。

最後に第四点として、症状の中にある自然治癒力の働きについては、医学の世界でまだまだ新しい発見が続いているという点です。

いま行われている症状を止める治療が自然治癒力を邪魔していることが分かってくるかもしれません。

ここまで転載…

転載が長くなりましたが黒字が要約です。

要するに自然治癒力は、不快で、生活の妨げになることもあり、遅れて始まり、働きについてはまだ明らかにされていない、と不安定な要素が満載なのです。

「絶対に治ります」という言葉は医療現場では患者には言わない言葉だと聞いたことがありますが、自然治癒力の働きや作用は完治の保証もないもっと分からないものでつかみどころがないものだけにどうつきあえばいいのか不安になります。

自然治癒力に頼って本当に治るのだろうかと不安を抱えてしまうのも仕方ありません。

さらに治癒が働く際の自分の中に起きる気持ちの悪い変化に注目して過ごすのはなかなか難しいことです。

 

自分の内側に注目することで自然治癒力を感じることができる

 

でも自分が望んでも望まなくても個々の動物の中には自然に自然治癒力が働くシステムになっています。

どうやったって毎日このことが自分の中に起きているのだから、積極的に付き合った方が良いと私は思うのです。

自分の中に起きていることに注意を向けることで自然治癒力が今働いているかどうかを知ることができるということなので、これだけでもまずは習慣づけたいと自分の内側で起きていることに注意を払う習慣をつけています。

実はこのことに関して犬は圧倒的に人よりも勝っています。

犬や良い意味で自己中心的なのです。

自己中心的とは自分勝手に要求するということではありません。

自分に起きていることを一番大切にするということです。

そのため、環境が整っていないとか、自分の発達が追い付かず環境の中に安心を得られないと感じるとすぐに行動として表現してくれます。

犬は自分の中に違和感を覚えるとすぐに飛びついたり、噛んだり、吠えたり、走り回ったりといった興奮行動や攻撃行動をしてくれます。

犬は自分の内面に起きていることをちゃんと表現できるとても分かりやすい動物なのです。

ということは犬は自然治癒力が自分の中に働いているときにもすぐに行動に示します。

それは自然治癒力の操作としておきる「気持ちが悪い」という行動もたくさん入っています。

ヒトにからみると明らかに具合が悪そうな犬。

飼い主としては見過ごすこともできない気持ちもよくわかります。

下痢は止めたいし、咳も止めたいし、熱も下げたいし、震えも止めたいし、かゆみも止めたいです。

すぐに医学的な処置が与えられるでしょう。

外飼いの犬の場合には人に気づかれることがなく、少しの不具合は自然治癒力で解決していたことも、室内の犬となると飼い主の気づきも早くまたどこまでを見守っていいかがわからず手の出し方も微妙な感じになっていきます。

犬に起きている自然治癒についてわからないことばかりですが、まずは自分の中に起きていることをわかるようになることが先です。

もう少し勉強したいという方は神田橋先生の書籍「精神養生のコツ」を読んでください。

とても役立つ日々できる自然治癒力を感じる方法がたくさん書いてあります。

神田橋先生は自然治癒力を治療を考えず、養生と考えて取り組むことをすすめられています。

近々goodboyheartの本棚にもアップしておきます。

 

犬をなでて気持ちがいいだけでは本当の治癒にはならない

 

最後になりましたが大切なこと。

犬をなでたり触ることで人は「気持ちがいい」感覚を得ることができます。

これが人のいう「犬に癒される」という感覚です。

アニマルセラピーはこの「動物から癒される」効果を活用したセラピー活動です。

でも神田橋先生の書籍の中にもたくさん登場するとおり、本当の根の治癒は「気持ちがいい」という快楽だけでは終わりません。

気持ちがいいと一瞬癒されてもまた人は次のストレスをためてしまい、毎日犬に触って気持ちがいい繰り返すことは犬に負担をかけていることもあるのです。

触られる犬の方がどんどん落ち着かない感じになっているのなら、触れることも負担になることがあると受け取り別の「気持ちがいい」環境を探しておきましょう。

人が癒されたいと思っている以上に、犬も自然の力による治癒を必要としています。

だからいっしょに自然の中のもっと大きなエネルギーの中に入っていくために、犬との山歩きおすすめしています。

9月から多少昆虫たちがワイワイしますが秋はトレッキングに最も適した季節です。

ぜひ山歩きを習得して犬と共に癒される空間を見つけてください。


 

 

 

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