グッドボーイハートは人と犬が共に成長して調和することを目指すドッグトレーニング・ヒーリングスクールです。

トップページ
お電話でのお問い合わせ
お問い合わせフォーム

サルにまつわる話題が満載で学んだこといろいろ。

野生のサルと柴犬の小鉄くん

オポ広場の草刈をしようと準備をしていたときのこと、広場で小鉄くん(柴犬、一歳半オス)がワンワンと吠え始めた。

正確にはウォン、ウォン、ウォン、ウォン。

澄んだ中音程の繰り返す吠え声。

吠えている方向は広場から山に向かう方、少し高めに顔を上げているような吠え声。

イノシシが栗を拾いに来ているのだろうなと、草刈機を背負って広場に降りて行ってびっくり、上を向いて吠えている小鉄くんの上にサルがいたのです。

サルは広場の栗の木に移動した後に小鉄くんに吠えられたあとに電線に飛び移り、電線を渡って移動しているときでした。

細い電線の上を走っているサルの姿に感動しながら小鉄くんの近くに近づくと、サルは小屋の屋根を伝って柵の向こうへと消えていきました。

小鉄くんの吠える声はテリトリーに来客があったときの防衛的な吠えとは違っていて、何かを発見したことを伝える吠えでした。

その後広場の草刈を始めたのですが、小鉄くんは山の方に顔を向けたまま伏せていたり立っていたりと警戒を続けていました。

草刈を終えてから山の方を見ると樹木の枝が大きく揺れており、サルがまだいることを確認しました。

サルが人や犬を恐れずに行動するということと、小鉄くんの衝動性を抑えた執着しない野生動物に対する吠えに、動物たちのもつそれぞれの距離感を知りました。

 

サル群れがオポハウスに来たことを移動マップで確認

その2日後に表庭で預かり中の子犬ちゃんとバロンくん(1歳2ケ月オス)が遊んでいてペンキ屋さんと私が話をしているすぐ近くの木にサルがいてこちらを見ていました。

なんどか庭まで降りてきたことがあるのですが、ペンキ屋さんは初めて見たとのことでびっくりしていました。

その若いオスザルは木の上で体を掻いたりとなんの用事があるのだろうかという雰囲気でした。

写真を撮影しましたが、わたしたちを見張っているようにも思えました。


サルと私たちの距離は20メートルくらいでしょうか、子犬やバロンくんはサルの存在になかなか気が付きません。

私やペンキ屋さんが撮影したりサルに注目を始めるとバロンくんがサルに気づきワンワンワン。

サルは全く移動する感じもありませんでした。

この日はその後も栗の畑で2匹を見たため、群れで移動してきたのではないかと思ったら案の定、唐津周辺をテリトリーにするサルのA群がここまでやってきたという情報を入手しました。

サルの移動情報をアップしているサイトを生徒さんが連絡してくださったので確認できました。SNSすごいですね。

群れのサルにGPSが装着されているため群れの移動を確認できるマップがあるのです。

サルによる農業被害が深刻だということでこうした活動が行われているそうで、はじめてそのようなシステムを知ることができました。

人とサルの戦いは私のすぐ身近なところで起きていたのです。

毎年、柿の実が赤くなり始めたなと思ったら、ある日忽然と全部の実がなくなっていたのはやはりサルの仕業でした。

大好きな栗の実を拾うことを楽しみにしていたのに、栗畑に落ちているのは栗の皮ばかりです。

日本サルは希少動物のため捕ることを許されていません。農家の方々にとって最強の敵であろうと思います。

爆竹のようなパーンという音はサル除けにも使われるのでしょうが、サルにそんな脅しが効果があるとも思えません。

最後にサルと境界線を戦えるのはやはり犬ですね。

境界線を守る犬たちの復活を期待しています。

 

最後に、お尻がサルのようになった最近の自分。

そしてこの間に家と山間部の間の草刈最中に、キイロスズメバチに刺されました。

人生で2回目ですがショック症状はなく、今回は草刈用のガードがあったので刺された場所はなんと尻部です。

刺された場所が幸いしたようで1回目の手のときのように死にたいと思うほどの痛みはありませんでした。

注射+くらいの痛みがあって結構長ーく痛みが続き、夜になると腫れてきて痒いのと痛いので一晩は睡眠が浅くなりました。

いつもうろうろとする場所なので大体このあたりに巣があるということはわかっていたのですが、草刈機を持って上がること自体が滅多にできないことなのでもう少し刈りたいという欲求に負けて踏み込み過ぎました。

時間に余裕があればもっとゆっくりと草刈もできるのでしょうが、犬のお世話の合間なので早く済ませたいと思ってしまうのです。

スズメバチに刺されたらお世話もできなくなってしまうことを考えなければいけませんでした。今回はすぐに動けるような状態でしたので仕事には支障ありませんでした。

スズメバチに刺されることなどは普通の山歩きではありませんので、どうぞ山を怖がらないでください。

山で暮らすとなると、戦わなければいけない、警戒しなければいけない野生動物が出てくるのは当たり前のことなのです。

そのことが嫌だったら山に暮らさなければいいのです。

「怖いからしない」という考え方や行動のパターンもありますが、自分の場合にはいつか死ぬのだからある程度やりたいことはやるという気持ちが強いのです。

犬に対しても、ケガをしたら怖いから…と思ってしまうのであれば、犬をどこにも連れていくことはできません。

犬を室内に閉じ込めておくか、柵のあるドッグランで走らせるのか、そんなことしかできません。

動物にとって危険と好奇心はセットになっていると思います。

リスクのない冒険はありません。

何もしなくて安全だけど退屈な時間よりも、少し危険が伴うけれどその危険すら自分の判断や能力に委ねられていると、自分を試す時間がある方が人生はワクワクします。

犬も同じではないかと思うのです。

ちなみに、スズメバチに刺されたあとも病院には行ってません。この程度なら行かなくても大丈夫という感覚が自分の中にあるからです。

その後も、日本ミツバチを襲撃するキイロスズメバチを駆除したりと、怖いと思うことはありません。

怖いのは動物ではない、動物に対しての自分の行動です。

犬にはなかなか咬まれることない私ですが、思いっきり警戒しているからですね。

今後は野生動物のことをもっと知ってもっと警戒して、そして程より距離を保っていきます。


 

Posted in 日々のこと, 犬のこと, 自然のこと

体をリラックスさせてくれる空間が自然の中にあるのはなぜだろう。

ブログの更新が進まずにいる理由は、パソコンの前に座る時間が少なくなっているからです。

それでも、いつも頭の中には「これブログに書きたいな。」と思うことがたくさん浮かんできます。

そのほとんどが日常的に感じたり、起きている出来事から学んだことです。

現在は先日のめまい事件に引き続き、自分の体のバランスについて学ぶことが続ています。

そんな最中の今日、合宿参加の犬たちとともに山の学校にやってきました。

日中はさすがに風が止まり、草刈しなくちゃという感じでため息もでましたが、夕方になると涼しい風が流れていくのを肌で感じられるようになりました。

屋外にいる犬の行動も気温が下がってくると変化が見られます。

自分のバランスのことですが、痛みがあり動かなくなった部位がありまして、車の乗り降りにかなり時間がかかるような状態で山に到着しました。

夜中に床から立ち上がれなくなってしまった私の様子を案じたダンナくんも急遽、時間を割いて同行してきています。

こんな状態でなぜ山までやってきたのかというと、山に来たら体が変化するだろうと思ったからです。

案の定なのですが、今はこうしてパソコンをうちソファからの立ち上がりや座ることも、福岡の自宅にいるときよりも明らかにスムーズに動くことができます。

自分の中に何が起きているのかというと、体がリラックスして堅さが取れたことで血流も高まったと感じられるのです。

昨晩までのあのぎこちない動きが嘘のように動けるようになっています。

明日のトレッキングも無理ではないのかとダンナくんは心配していましたが、私の方はトレッキングをした方が体が元に戻るような気がすると思い明日は山に登る予定です。

いつも同じ選択をするわけではないのですが、自分の体のことがある程度わかるようになってからは、今は山に登りたいという気持ちがあればそれを優先させるようにしています。

まるで犬のようだと思うこともあります。

こういう行動の方向性にも自分の性質が出てしまうのでしょうが、引きこもるくらいならチャレンジしてみてダメだったら諦めるという方向でないと、なんとも居心地が悪いのです。

歩いてみて良くなったということが結構あるのも事実です。

しないという選択肢ではなく、するという選択肢しかないのもまた犬同様ですね。

動物の体や心が癒されるという過程の中で自然環境という大きな力は全く外すことができません、というか自然環境でなければ何をもって自分を癒すことができるのだろうと疑問に感じます。

犬が少しでも自然に近く、自然の中で本来の動物としてのバランスを取り戻す機会を作るために、この山の学校をこれからも大切にしなければと深く思った一日でした。

私もまたこうしてたくさん癒されています。

癒しにはゆっくりとした時間が必要です。

ゆっくりゆっくり、犬もまたゆっくりと変化していきます。

自然の中で涼をとるバロンくん



 

 

Posted in 日々のこと, 自然のこと

犬がくるくる回る行動は前庭疾患かそれとも興奮行動なのかを見極める。

数日前の夜に天井が回り始めたので「あー、これはまずい」と自分に起きていることをすぐに察知しました。

回っているのは天井ではなく、回っていると誤解してうけとっている私の三半規管の方です。

おそらく疲労などのストレス状態が上がってしまい、自律神経のバランスを崩したようです。

緊急性のこのようなめまいに対する対応法は心得てはいるものの簡単に状態は回復しないため、具合の悪い状態が一晩は続きました。

犬もくるくる回る行動が出やすい前庭疾患という病気というか状態になることがあります。

多くは老犬ですが、若い犬でも見られます。

体や頭を少し傾ける状態でくるくると回りながらあるき続ける行動をします。

回る行動がでない場合でも、目がゆれるような眼振が見られたり、体が左右にふれて足元がおぼつかないような状態になっていることもあります。

しかし、前庭疾患になっていない状態でも犬はくるくると回ることがあります。

前庭疾患とは少し違うなと思う周り方は、体全体は円形を描くように回っているものの頭の傾きが見られない場合や、環境を変えると回るのを止める場合。

例えば犬が関心を示す物や声を出すと、すぐに回るのやめたときにふらつきがなくまっすぐとたったり座ったりして眼振がみられない行動。

後者のくるくる回る行動をする犬は前庭疾患ではなく、単なる興奮性のストレス行動として円形を描くように回ります。

散歩中にリードの範囲でくるくると回りながら歩く犬もいますが、この犬も前庭疾患の場合とそうでない場合に分かれます。

後者の前庭疾患という病気ではないストレス性行動のみの場合は、規則のある管理状態に置かれると回る行動は減少していきます。

経過が進むとゼロに、犬は全く回らなくなります。

いろんな犬の行動を「病気」として見過ごしてしまっていることがあるかもしれません。

当時は「病気」であったものも、どこかで別の方向に向かっていることもあります。

どんな時点でも精査が必要です。

問題の解決方法が薬物療法なのか行動療法なのか、その犬にあったことをしなければ犬はストレス性行動から解放されない、同時に病気を克服できるチャンスを失います。

さて、私のストレス性めまい行動に対する対処は以下のとおりでした。

夜寝るときに気づいためまい、吐き気、ふらつき。

まずはダンナくんに「めまいする」の連絡をいれ万が一に備える。

交感神経に傾ていると判断して胃腸をゆっくりと活動させるために熱いお茶を入れる、胃腸を少し働かせるために少しだけ甘いものを食べる。この日はいただいた黒豆があった。

体をリラックスさせるために足元にブラシをかける。気分が落ち着いたら横になって目を閉じて動かしたい方向に体を動かす。

眠れないのですがこうして自分の体が良い方向に向かっていくのを感じていくことで安心できます。

犬たちが寝ている時間に体調を整えて、朝の5時半には準備を始めなければいけません。

朝はちゃんと起き上がりめまいと吐き気は止まりました。

人間だったら初期状態なら思考で考えつつ行動できるものですが、犬はそうはいきません。

飼い犬は環境を人間に完全にゆだねているために自分で環境を変化させることが難しいからです。

犬の異変に気付いて環境を整えるのは飼い主の役割です。

そのくるくる行動、どこから解決するのか、糸口をまず見つけましょう。

トレッキングクラスでリラックスするサンタくん。

Posted in クラスのこと, 犬のこと, 自然のこと

<83OPPO>昨日2回目の分蜂をした七山の日本ミツバチを観察する。

昨日の昼過ぎに大量の日本ミツバチが巣箱の近くの上空を飛び回っているのを発見しましてすぐに担当のダンナくんに業務連絡を入れました。

蜂のひとつひとつはどのように飛んでいるのか意識があるのかないのかわかりませんが、全体を見ると大きな渦のようになっていて、蜂と蜂の感覚はほぼ等しくあいています。

左右のどちらかに偏りのあるわけでもなく、全体としてひとつの大きな円の中を飛んでいるように見えたのです。

その後夕方にダンナくんが七山に到着したので、分蜂したかどうかを確認したところ、していないとのことでした。

でも、私が見たただならぬ風景は、あれは間違いなく何かが起きる兆しのはず。

夜になって「もう一度見てくる」と懐中電灯を片手に木々の枝を照らし、分蜂したブドウ球の蜂を探すと、あったやっぱり。

桜の枝の下に、本当に見つけました。

初めて実物のあのブドウの形を見て大感動でした。

ダンナくんの方は巣箱への強制収用に向けて準備が始まり、夜の七山で大騒ぎです。

犬たちはハウスの中に寝ていたのですが、1頭の犬はわたしたちのバタバタする声や動きに反応したのか、珍しく外に出ると言い始めて駆け出していきました。

何かいつもと違うものを感じとったようですね。

分蜂群はいったん巣箱に入ってもらいました。

数日とどまればしばらくはそこにいてくれるでしょう。

昨年いきなりやってきた日本ミツバチの群れが、これで3群れになったのです。

ここには巣箱が3つあります。

できるわけないと思って始めた養蜂が、こうして自分の目の前で繰り広げられるとやはり楽しいものです。

はちみつが食べられかったとしても、生態のいろんな不思議を身近に感じることができて、これからもっと勉強したいと思いました。

そして、犬のこと。

犬も養蜂と変わらないと思うのです。

犬の不思議な習性や犬としての性質に触れて、彼らが感じる世界や興味を持つもの、生得的な行動に触れることが、不思議で楽しくいつまでも見ていたいと感じるのです。

一方で犬と人がひとつの群れとして、自然に形作られる群れのシグナルで活動をできるようになったらどんなに素晴らしくワクワクするかと思うのです。

ある人にとってはどうでも良いと思える犬のしぐさやコミュニケーションが私にとってはとても興味深く、その不思議を紐解くために時間をいくら使っても良いと思えるのです。

これは犬という動物に対する価値観や興味のはっきりとした違いで、わたしの方は「犬がどのような動物であるかまだわかっていない。」と思っていることです。

すでに知っていると思った段階で、何も自分の脳の中には入ってきません。

犬のことをわかりたいという気持ちと同じくらい、犬のことが全くわからないと思うことがあります。

養蜂については最初から全く知らないのですから、どのようなものを見ても「初めて見た」もの、そこになぜという疑問が常に付きまといます。

養蜂楽しい、日本ミツバチがいつか全員でここを旅立って行ってしまう日まで、彼らのことをひとつずつ学び自然にときめきます。

そして、いつか皆さんにはちみつを食べていただきたいです。


 

Posted in 83ハチミツオポ, 日々のこと, 自然のこと

雨の日に山道を犬と歩くという経験をしたことがありますか?

しとしとと冬の雨が降り続いた一日となりました。

トレッキングクラスのときに雨予報になると開催するかどうかをすごく悩みます。

雨予報が1ミリ程度であれば、参加希望の方だけトレッキングしますというのがここのルールです。

降り止まない雨の中を数名の生徒さんたちが集まってきました。

みんなちゃんと雨具を装備して長靴を履いています。

それにしても、犬たちは元気元気。

5歳を超える犬たちは「雨か~」という感じでテンション低め。

若い犬たちはいつもとは違う環境だということでテンション高めです。


雨の中の山の風景はいつもと少し違います。

木々の色がいつもとちがいきらきらと輝いており、小雨の中の山の風景がわたしは好きです。

私たち人間は目で見て肌で感じることしかできませんが、犬たちはにおいでいつもとは何かが違うことを読み取っているようです。

山の風景の中にいつもと違うものを見つけたり、楽しいこともいろいろとありました。

樹木の根元に生まれる気泡



こんな風景に触れることができたのも、犬がいたからと感謝できます。

犬がいなかったら雨の日に山の中を歩くこともなかったのだと思うのです。

犬がいるから広がる世界。

犬が親しんだ自然の風景。

みなさんの世界が広がり、犬が豊に暮らすためにできることを考えいきましょう。

Posted in クラスのこと, 犬のこと, 自然のこと

寒さより心地良い犬との時間を過ごしてますか?福岡の山でトレッキングクラスを開催しました。

今年も早速トレッキングクラスを開催しました。

七山のトレッキングクラス最高なのですが、時間がなくなかなか七山まで行けないからたまには福岡でもトレッキングクラスを開催してほしいというご要望に応じて行っています。

小雪の降る福岡の空、雨の気配はないけれどただ寒いだけです。

この寒い中をこれから山を歩くのかと気弱な人間だからちょっと臆するのですが、元気に集まった犬たちの表情を見ると「よし、行くか」と気持ちは定まります。

都会の福岡が一望できる山を犬と飼い主さんといっしょにみなで歩きました。

止まると目と目を見つめ合い少し興奮気味になる犬もいますが、前方を向いて行進しているときには他の犬にかまわず、一列で歩いていくことに夢中になっているように見えます。

犬と山歩きをする理由を毎回尋ねられるのですが、犬が生き生きと活動する姿が見られ、犬と一緒に空間を体感して心地よいと感じる場と時間を得る最大の機会だからです。

他にもたくさんの利点があります。

犬は前進の筋肉を鍛えられ、バランス感覚がよくなります。

いつも使えていない後ろ脚に体重がかかるようになり関節も強化されます。

澄んだ空気を吸うことで、呼吸が深くなり脳がリフレッシュします。

山のにおいを嗅ぎながら探索することで脳は動きがよくなります。

飼い主と共に前進行動をすることで社会性が培われます。

そして集団行動に合わせることで協調性が育ちます。

あと一歩を踏み出す力を得ることで我慢強くなります。

そして、ここに書いたことは犬だけでなく人にも同じことが起きます。

毎週という以上に山を犬と歩いている私も、山歩きをすると自分の体調がわかるようになりました。

広い空間の中で自分の立ち位置を把握しながら、考えていることもすっきり整理できるようになります。

福岡でのトレッキングクラス。

2月は平日にと土曜日に開催予定です。

日程はすでに決まっていますので、ご希望の方はお手数ですがお問い合わせ下さい。

犬と暮らしているたくさんの飼い主の中で、犬と山歩きをしている人は一握りしかいないのです。

その最先端を行く犬の理解者として、飼い主さんのおひとりおひとりがもっともっと学んでいただけるように、セミナーの準備がんばってます!

Posted in クラスのこと, 犬のこと, 自然のこと

初めての犬との山歩きで子供のころの感じた自然がよみがえる時間。

先日もまた、初めてのトレッキングクラスで「初めての犬との山歩き」を体験していただきました。

何にでも初めてというのがあるはずですが、私自身が初めてオポと山を歩いたことがあまりにも普通に始まってしまってほとんど覚えていないのです。

そのこともあってクラスにご参加のみなさんが初めて山歩きをされたときにはできるだけ記憶しておこうと思い、こうしてブログにご紹介しています。

初めての犬との山歩きは、犬にとっても初めての山歩きでもあります。

今回の犬くんは数回の預かりクラスを利用されていたので、七山の自然の中で七山の家周辺で過ごす時間は作ってもらっていました。

それでも山を人と歩くという行為は特別なことなので、飼い主さんに初めての山歩きをいっしょに体感して欲しくて預かりの時にはデビューさせていませんでした。

お預かりのあとの山歩きでしたので、最初は少し興奮気味でしたが、次第に山という環境を深い記憶から思い出したのか、入念に地面のにおいをとりながらゆっくりとした足取りで歩くようになりました。

犬ちゃんはまだ生後7ケ月になったばかりです。

まだまだ若く好奇心も旺盛、新しいことにも興味深く、山のにおいは若い犬ちゃんにとっては格別なものであったはずです。

でも見ていると都会のコンクリートの上を、たくさんの人や車と行きかうときとは少し様子が違うようでした。

普段から散歩を見ているわけではありますが、想像するに明らかに街中の散歩よりも落ち着いて行動しているように見えたのです。

何のにおいを嗅いでいるのだろうと犬が知る世界を私たちが知ることもできず、いつものようにもやもやとしながらも、いつもとは違う犬の表情と行動にワクワクとしました。

飼い主さんの方は幼いころに過ごした自然の空間を思い出したとおっしゃっていて、小鳥の声や川のせせらぎが懐かしいととても良い時間を過ごされていたようです。

そして私の頭に残った印象的な飼い主さんの言葉はこんなことでした。

「もうドッグランに行きたいという気持ちがなくなりました。」

実際にドッグランに一度行って見られてもいいとは思いますが、山歩きの楽しさを知ってしまえば、ドッグランなんて全然楽しくないと思うようになるはずです。

犬の表情や行動をちゃんと見ることができる人なら絶対にドッグラン<山歩きですね。

こんな時間を犬と過ごして下さる飼い主さんに出会うことが、グッドボーイハートを続けている理由でもあります。

これからこの犬ちゃんがどのような経験を重ねていくのかとても楽しみです。

犬も人も自然の中から生まれました。

そして自然の中へと帰っていきます。

その生のある間も、ぜひ自然と共にありますように。

初めてのトレッキングクラスに参加したバロンちゃん生後7ケ月



 

Posted in クラスのこと, 犬のこと, 自然のこと

子供と犬の山歩きをもっと広めたいこと。

前回のブログ記事を読んで、子供教育の現場に長くお勤めの教師の先生からコメントをいただきました。

記事の内容には、普段街中を歩くのを嫌がる小さな子供が、犬といっしょに山歩きをするトレッキングクラスに参加して一時間もかかる坂道を楽しいと言いながら歩いたことを紹介しました。

子供の教育に携わる立場から、子供が山を犬と一緒に歩くという体験は、子供の脳や精神や肉体の健全な発達のためにとても役立つことだという後押しのお言葉をいただきました。

コロナの影響で福岡の子供たちにはタブレットが配布されて子供たちはいつでも気軽でタブレットを見れるようになりました。

このことは子供たちの成長を促進するよりも後退することにつながる可能性の方が高いというご意見も伺いました。

子供はYouTubeを見て時間を過ごすようになったことで、まるでYouTubeにお守をされているようなものだということです。

わたしも同じような考えを持っていたので、とても共感できました。

子供にとって大切なのはYouTubeを見続けることではなくて、自分の体を使ってバランスをとったり、木々に触ったり坂を歩いたり土に触れたり草をむしったりすることであるはずです。

さらに、子供だけが山歩きをするのではなく、犬と一緒に山を歩くことにとても大切な学びがあります。

山歩きでは犬が本来持っている能力を最大限に発揮することができるからです。

そして子供たちは山を歩く「犬」の姿を見て、必ず何かをつかみ取るはずです。

親が説明しなくても、犬が山を歩いている姿が部屋の中でボールを追いかけている姿とは違うということを、ただ見るだけで子供はわかるのです。

そこが大人よりも子供が優れているところです。

小さな犬をおもちゃのように子供が扱おうとするのは、山を歩く犬の姿を見たことがないからではないでしょうか?

犬はもっとすごい動物なのだということを子供たちが知る機会が、犬との山歩きにはあります。

子供自身の成長にも役立つ山歩きを通して、犬という動物について新しい見方をできるようになり、より動物として興味関心を持てるようになれば、子供の生涯を通して犬との暮らしは今までとは全く違うものになります。

実は私は子供時代に犬といっしょに山を歩いた経験がありません。

子供の時にやれなかったことを大人になってやっているようなものです。

小さな子供たちが山を犬と歩く姿を見ていると、本当に羨まして仕方ありません。

グッドボーイハートのトレッキングクラスでは、犬の家族の大人は二名まで、子供たちな何名でも参加できるというルールになっています。

子供たちが犬のことを知れば、犬の世界は変わります。

これからも子供と犬のトレッキングクラスがもっともっと広がるような仕組みを考えていきたいと模索中です。

どなたかよい案があれば、ぜひ教えて下さい。

関連ブログ記事 <初めて犬と山歩きですごく楽しく歩けたのは子供が自然だからです。>

 

Posted in クラスのこと, 犬のこと, 自然のこと

iphone13なら大丈夫!じゃなかった山のエリア感はさすがにすごい。ココから発展した「犬を変えるためにできるのは環境を変えることだけです。」

ネットの広告でiphone13を手にした人が激しく動き回ったあとにでるキャッチコピー「iphone13なら大丈夫」を見ながら思ったことは「iphone13も大丈夫じゃなかった」でした。

お預かりクラスのときに撮影している犬の自然の中での姿を、みなさんみたいにきれいに撮影できればという気持ちで携帯電話をiphone13に変更したのですが、2日で返品することになりました。

理由は、電話が通信できなかったからです。

iphone13に変えて七山に戻ると全くアンテナが立っていないことに気づきました。

来客の方々の中にもiphoneを利用されている方はいらしたはずだけど、有効なのはWi-Fiをつかったライン電話の方でした。

ドコモのエリアチェックを受けて、やはりエリア的に非常に通信が難しい場所であることがわかりました。

人工的になんでも発達して機械もどんどん良くなって、みんな最新の携帯機種を持ってより快適でより楽しい生活を作ろうとしている中で、山の奥にあるこのグッドボーイハート七山では通用しないものがいくつもあるということを実感したひとつの学びになりました。

そんな人の力の通用しない山の中にそれぞれの力で生きている動物がたくさんいます。

都会では触れることのできない野生動物のにおいがそこら中にあります。

都会では見ることもできない植物であふれています。

名前もしらない不思議な昆虫がたくさん生きています。

そんな人の手の及ばない場所だからこそ、犬の脳は活発に活動を始めるのだと感じるのです。

今自分がおかれているこの山の中で自分のためにできることは何か?

と、犬の脳が最大限に動き始めたときに、今まで閉じ込められていた壁を自ら突き破り解放されて犬の中で変革が起きることを待つしかありません。

私たちが犬に対してできることは、環境を変化させていくことだけです。

環境とは犬を取り巻く外的な要因のことです。

都会で過ごすのか、自然の中で過ごすのかといった大きな環境要因の問題。

室内で過ごすのか庭で過ごすのかといった環境の使い方。

リードをどのように使うのかという犬に用いる道具の使い方。

そして環境の中には飼い主としての向き合い方、接し方も含まれます。

犬にどのような問題行動が起きていようと、人が変えられるのは周囲の環境だけなのです。

それを内面から変えようとすると「薬やサプリメント」ということになります。

神経に作用するもの、脳の機能に影響を与えるもの、ゆっくりと効果のあるものであれば使用する価値はあると思います。

犬の内的なもの、内臓や脳や神経などに影響を及ぼすものについては急変するものはおすすめできません。

それぞれの犬にできることから精査して初めていきましょう。

でもどの犬にもできることは自然の中に連れ出すことです。

だれにでも気軽にできて犬が受け入れることができる自然がみなさんの近くにもあるはずです。

iphone13とはお別れしましたが、国産の携帯電話が七山では活躍しています。

結局写真はバージョンアップできなかったけど、つたない写真の中から犬たちの気持ちを汲み取っていただければと思います。

 

Posted in 犬のこと, 自然のこと

初めて山歩きをする犬は何を感じているのだろうか。

今日もまたトレッキングのために山まで行ってきました。

相当寒いと思っていましたが心地よく晴れて涼しい北風が吹く七山、紅葉は赤から黄色へと変化して落ち葉絨毯に埋め尽くされた山を歩くことができました。

参加した小さな犬ちゃんは山歩きが初めてとのことで、どのような反応を見せてくれるのか飼い主さんも楽しみに来られたようです。

最初は脚の毛にまとわりつく落ち葉に戸惑う様子で人に助けを求めるような様子もありました。

しかし、山を歩き進むうちに犬ちゃんは自分からどんどんと前に進んでいきます。

飼い主さんの方は、思ったよりも急坂ですねと言われながら、歩き進む小さな勇士の姿にびっくりした様子でした。

「山を歩きたがらない犬はいないのでしょうか?」という質問をされました。

今までにたくさんの犬と山を歩きましたが、山を歩きたがらないという犬はいませんでした。

山の坂でバランスを崩して動けなくなってしまうのは犬ではなく飼い主の方です。

犬はその四つ足で上手にバランスをとりながら上り道、下り道とむしろ楽しむように進んで歩いていきます。

山歩きが小さな犬ちゃんは臆することなくあゆみを続けました。

ときどきにおいとりをするようになっていきます。

木々から、地面から、風からにおうたくさんの獣のにおいをかぎ分けられたでしょうか。

犬との山歩きは犬だけの楽しみではありません。

犬が自然とどのようなコンタクトをとるのかを私たちが身近に感じることに楽しみがあります。

犬は人と自然をつないでくれるガイド役なのです。

小さな犬ちゃんの山での成長がこれからますます楽しみです。

グッドボーイハートのトレッキングクラスに参加したテトちゃん
 

Posted in クラスのこと, 犬のこと, 自然のこと