グッドボーイハートは人と犬が共に成長して調和することを目指すドッグトレーニング・ヒーリングスクールです。

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わんげる・ミーティング

今日はわんげる・ミーティングでした。

変わったクラス名ですが「わんげる」はワンダーフォーゲルの略文字で
犬の「ワン」をかけたものです。
ミーティングはみんなでいっしょにという意味です。

ワンダーフォーゲルはドイツ語で「渡り鳥」という意味だそうですが
自然の中での生活や営みを通して心身を鍛錬し、互いを語り合う自然活動という深い意味があるようです。

グッドボーイハートのわんげる・ミーティングもそういう精神の元に行っています。

小雨の中での出発になりましたがなんとか天気ももってくれました。

山に入り始めるとこの季節での風景。
たくさんの穴。
イノシシが春一番のたけのこを掘り起こして食べた後です。

「今日はなんとなくイノシシさんに会うような気がする。」
そう感じました。

案の定、休憩中にイノシシの声。
犬たちは反応しません。
姿は見えないので少し音を出してここにいることを知らせておきます。
あとはお互いに距離を縮めないこと。
私たちもゆっくりと退散しました。

今日はステップをあがってきた犬たちのために新しい課題を準備しました。
ビデオ撮影もお願いしておいたので、犬たちの反応をビデオに収めてもらいました。
あとで見直すのが楽しみです。

下山の際には窯に使うための焚きつけようの雑木を拾いながら歩きます。
バランスも悪くなり犬たちの協力も必要になります。

お昼は石窯に火をいれて早起きして手ごねした「全粒粉100%のパン」を焼き上げました。
いっしょに豆乳でつくったグラタンも窯入れします。

窯は私が担当するのですが、今日は火お越しに時間がかかってしまいました。
近くで行われている犬たちの新しい課題に気持ちがもっていかれたのかもしれません。

集中しないと窯の神様とは仲良くなれないようです。
自然の学びでもありますね。

お昼をいっしょに食べながら自然や動物のことで話も盛り上がります。
今日は猫の話題になりました。

グッドボーイハートは犬と共に生きることを学ぶ学校です。
その中で自然や環境、他の動物たちはどうしているのかに関心を持つことは見方を変えるきっかけにもなります。
そしてそのことが犬と共に生きることをより深く考えられるチャンスにもなります。

食後のデザートは生徒さんがクラスの最中に庭で摘んだよもぎの葉でつくったよもぎ団子です。
自然の恵みをいただいておいしい、そして有難いと感謝する気持ちも
犬との暮らしを変えてくれるきっかけになります。

犬との暮らしで得られる幸せは、自然の恵みのひとつだと思います。

いろんなことがつながっています。
つながっていることがわかると楽しくまた学びも広がっていきます。

今日も楽しく学ばせていただきました。

わんげる窯20160306
わんげるごはん20160306



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プライベートトレーニングクラス

プライベートトレーニングクラスを行いました。
今日は主にクレートの使い方について再検討しました。

クレート、ものによってはケイジやキャリーケースといわれる
いわゆる犬の寝床をどのように使っているのかは
ご家庭の事情や飼い主さんの価値観によって様々です。

そして、クレートを犬に提供する際、
つまり、クレートを最初にどのように使用したかという過去の経験において
犬がクレートを好意的に受け止めるか、嫌悪的に受け止めるかという反応の違いもあります。

子犬のころからクレートの必要性を説明しても
実際に生活上であまりクレートを活用することがないと
クレートはあまり活用されていません。

活用されていないというよりはクレートに入ることができない
クレートの戸口を閉めようとすると抵抗を示すようになってしまっていることもあります。

クレートの必要性についてはまた別の機会に紹介したいと思います。

まずはクレートに対して好意的かどうか、クレートを必要としているかどうかを
チェックしてみてください。

クレートの入り口を閉めることができないという場合には
本来クレートが必要になったときに用を足しません。
また別に解決しなければいけない問題を持っている可能性もあります。

逆にクレートに入っている状態でも、外の物音にクレート内から吠えるという行動があれば
こちらもクレートトレーニングが完了している状態ではありません。

この二つはほんの一例です。
他にもクレートが犬にとってどのようなものなのかを知る行動がたくさんあります。

クレートトレーニングはいろいろな特殊な状態を犬に負担なく過ごさせる道具にもなります。
都市生活では欠かせない道具です。

ぜひクレートを見直してみてください。

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トレッキングクラス

3月に入り暖かくなってきました。
季節の移り変わりがあるというのは心にめりはりができて気持ちがいいものです。

今日は初心者のトレッキングクラスでした。

とても広い環境におかれて落ち着かなくなることは動物としては珍しくありません。
特に犬の場合には、小さいころから人の手が入った状態で育ちます。
狭い場所に拘束されたり、つながれたりするという環境です。
室内で自由にしていても一定の場所から出られないという意味では自由ではありません。

自由にされると一気にストレスから解放されるとおもわれがちですが実はそうではないのです。

だかこそ段階が必要です。
ステップアップというものですね。

このステップアップが犬によってそれぞれ異なるためそれを模索しながらクラスを進めていきます。
事前に犬の性質を把握していても、おかれた環境によって犬がどのように行動するのかは
個体によって異なるからです。
犬の個体別の行動の性質を知る機会でもあります。

落ち着いてくると現在の行動はなくなっていきます。
それでも、今この行動を見ておくということは飼い主さんにとっても大切な時間です。

なので私は預りでトレーニングをすることはしません。
時間がかかっても飼い主さんといっしょに取り組んでいきたいです。
こんなにたのしいことを独り占めすることもできません。
いろいろな変化に悩んだり苦しんだり喜んだりすることを、飼い主さんと共有していきたいです。


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ドッグヒーリング

ドッグヒーリングを家庭訪問でさせていただきました。

ヒーリングは見えないエネルギーの循環なのです。
土地や室内環境の影響も受けてしまいます。

土地のエネルギーはとても強く土地のエネルギーの悪いところには人は住みつけません。
神社や神殿が建っている場所はもともと土地のエネルギーの良いところに建てられているようです。
昔の人は自然のエネルギーがよくわかったのでしょうね。
田舎や山林だからエネルギーがよくて、都会だからエネルギーが悪いということでもないようです。

室内のエネルギーもとても大切です。
風水は自然のエネルギーと調和する家や室内をつくるためのものですね。
風水に関心をもたれなくても居心地が良いとか居心地が悪いとか
そんな単純なセンサーで十分だと思います。

ところが、いつも居心地の悪いところにいるとそのことに気づかなくなってしまいます。
動物はとても敏感なので気づきます。
猫は気のいい場所にしかいないといわれているのは、猫が人にあわせずより野生に近かったから
ということでしょう。
最近の猫たちはどうでしょうか?
ずっと室内飼いでいると野生の感覚も遠くなるのかもしれません。

犬は人についていくため「ここって居心地悪いな」と思っても人のそばにいようとします。
逆に具合の悪い人のそばにくっついていることがあります。
自分に体を寄せて寝ているとか、ひざの上に乗って来るという犬がいたら
飼い主さんに何かのメッセージなのかもしれません。

居心地の良さをチェックするセンサーを取り戻すのは難しくありません。
よく整えられた場所で1週間ほど生活してそれから自宅に戻ってみればどうでしょうか。

今がどんなに悪い環境であっても、環境を変えることに抵抗を示すのが動物です。
ゆっくりと変えていくことをおすすめします。

タッチヒーリングを行うときには大切な「環境を整える」ということ。
ご家庭で実践できることが一番ですね。






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犬語セミナー

今日は毎月開催している犬語セミナーの日でした。
犬語セミナーの内容についてはホームページでぜひご覧にください。

私はこの犬語セミナーが好きです。
犬のことをもっと理解したいという気持ちで、単純にとても楽しい時間です。

動物の行動を知るために必要なことは実はとてもシンプルです。
行動観察をする
その行動を評価する
この二つだけです。

とはいっても実際に犬のビデオをみていただき参加者に行動をひろいあげてもらっても
ひろわれる行動とひろわれない行動があります。
ひろわれない行動とはつまり、見過ごしてしまっている行動です。
今回も見過ごしてしまっている行動があって、なんども同じ場面のビデオを見ていただきました。

なぜ見過ごしてしまうかというと、自分の脳が勝手に「必要のない情報」としてしまうからです。
ではなぜ「必要のない情報」として処理されているかというと、たいていの場合において思い込みです。

それも「良い行動として思い込んでいる」ものはほとんど「必要のない情報」ボックスに入れられます。
逆に「悪い行動として認識する」とその行動はひろいあげられる可能性が高くなります。
たとえば、ストレス行動とか攻撃的な行動とかですね。
こういった行動はたくさん拾われていました。

参加者はくり返しこのセミナーや他のクラスでも学んだ熟練者ばかりなので
行動を観察する力もとても高いですし、行動を評価する力もかなり高いのです。
それでも「自分がよく接して知っていると思っている犬」に限って思い込んでいることがたくさんあるのです。

犬という動物に関心をもち、仲良くなりたいと思い接することはすばらしいことだと思います。
そして、接するのであれば相手を理解するということが大切だと思います。
関係を深めていく過程の中では欠かせないことだからです。

先日読んだ野生動物の行動を研究している先生の執筆した野生動物に関する書籍にも
同じ主旨のことが書いてありとてもうれしくなりました。

今日このシーズンではじめてのうぐいすの声を聞きました。
生物が多様であるということは豊かなことなのだなと感じるひとときでした。

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プライベートトレッキングクラス

山道には昨日の雪がまだしっかりと残っていましたが
今日はトレッキングクラスにでかけました。

雪道を歩く私の楽しみは、野生動物の足跡をいくつも発見できることです。
これはうさぎ、これはいのしし、これはあなぐまかな?
そして小さな4つのパッドのある足跡をみつけました。
うーん。これは猫ではないだろうか?

私もつい最近まで里から離れた場所に猫はいないと思い込んでいたのですが
最近になって運転中に猫より一回り大きいかなと感じる動物が動いているのをみました。

車を止めてそちらを見ると、猫です。
向こうもやぶにらみな感じでこちらの様子を伺っています。
こんなに里から離れた山の中に生きている猫がいるのかと驚きました。

たしかに食べるものはあります。
野ねずみがたくさんいるし、小鳥もいますからね。

さて、犬の行動に戻ります。
雪になじみのある犬でも、雪の日はいつもと臭いが異なることもあり動きもいつもよりも大きくわさわさとした感じになることがあります。
全ての犬がということではありません。
こうした環境の変化による行動の変化のひとつひとつが、犬の性質や経験や状態を知るチャンスになるため毎回のことですがトレッキング中に犬を観察することはとても楽しいことです。

犬が落ち着いて移動することができるようになるまで相当の時間を必要とします。普段の生活、経験、ストレスの度合いや飼い主さんとの関係まで、影響を与えているものは多様なため原因をひとつにしぼることは難しいのです。
ですが、犬が今どのような状態かを知るチャンスにはなります。
そして飼い主が犬にできることもわかってきます。

トレッキングはみんなとワイワイとにぎやかにするものだという勘違いも多いですが、飼い主さんと犬の関係が一番大切です。


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トレッキングクラス&ミラグロアフタークラス

午前中にトレッキングクラスを行いました。

三寒四温のこのころは、一度暖かくなったあとの寒の戻りがこたえます。
人よりも暑さが苦手な犬たちも、さすがに3月が近づくと暖かくなるのが待ち遠しいようですね。

トレッキング中は春のお知らせを探したくてふきのとう探しが始まります。
春山菜の中でも一番に姿をみせてくれるのがふきのとうです。
山手ではまだ寒さが厳しいせいかひとつも見当たりませんでした。

トレッキングは犬だけでなく人の精神面にも影響を与えてくれます。
考えてもどうしようもないことも犬といっしょにトレッキングをしていると
頭の中から考えがなくなっていることがよくあります。

午後はミラグロコースのアフタークラスを行いました。
犬・ミラグロコース(ドッグヒーラー養成クラス)を受講された方が対象のクラスです。

犬におきたこと、出来事、病気のこと、関係性、自然とのつながりについて
どんなことでも自分が体験したり感動したり、気持ちが動いたり、気づいたりしたこと
全てをメッセージとしてとらえていきます。
私も自分におきていることを振り返ったりみなさんと共有できたりするので
このクラスの開催を楽しみにしています。

飼い主さんにおきていることはいっしょに生活をしている犬たちに直接的に影響しています。
犬はみえないものを察知する能力が動物的にとても高いからです。

以前生徒さんからこんな相談をされました。
「不規則な仕事で服装も自由なのでいつも違う時間に自由な服装ででかけるのに
犬が、仕事にいくのか、遊びにいくのかを見抜いてしまうんです。
それで、遊びにいくときは連れて行けとせがんで大変なんです。」
というものでした。

飼い主さんの精神的な状態が、仕事モードか、遊びモードかを知っているということですね。
珍しいことではありません。これは動物としては普通の能力です。

おきている出来事を飼い主さんがどう受け止めていくのか。
察知する犬がいることで自分でも気づかないことに気づかされることがあります。

犬はやっぱりメッセンジャーですね。

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ドッグヒーリング

七山でドッグヒーリングクラスを行いました。

タッチヒーリングというとまだあまり知られていないようです。
人のためのヒーリングのサロンもたくさんあるのですが、マッサージや整体に比べると体験されたり継続してタッチヒーリングを受けられた方は少ないのではないかと思っています。

マッサージや整体に比べてもんだりたたいたりひっぱったりということをしないため
刺激が少ないので物足りないと感じられることもあるかもしれません。
ヒーリングを受けられたときの感じ方はそれぞれです。
ところが、感じても感じなくてもタッチヒーリングではエネルギーは本人が必要としている方向に流れています。

ヒーリングってどんな感覚なの?を不思議に思われる飼い主さんにはご自分で体験して
いただくことがよいと思います。
私は体験ヒーリングサロンで体験ヒーリングを一度受けたその日にヒーリングスクールに
申し込みをして帰りました。
受け取り方は様々ですが人と比べずに自分の感性を信じることが大切ではないかと思います。

ドッグヒーリングを受ける犬たちも一定時間じっとしていることは難しいことです。
犬が多少動いていてもタッチヒーリングには影響はありません。

動物の寿命は人よりずっと短いですが、自然とのつながりは彼らの日々をいつも支えてくれていると思います。

ヒーリングはさせていただくことが有難い時間です。
感謝の気持ちを行動にかえるためにクラス終了後は山のお手入れをしに出かけました。
2月だけどしっかり汗をかいて風がとても気持ちよく感じました。

梅の花が咲いています。
もう春ですね。




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訪問トレーニング

家庭訪問のトレーニングを行いました。
動物愛護センターから保護犬を家庭犬として迎えられた飼い主さんのご家庭に伺いました。当日急遽、犬のお友達が来ているからその様子もみてほしいということだったのであわせてみせていただきました。

犬は生活環境や飼い主が変わると安定するまでに早くても数ヶ月を必要とします。特に成犬の場合には子犬の頃よりも適応能力が低下しているため少々時間がかかることを前提として迎えいれる必要があります。それでも、安定するまでの期間や安定の度合いは飼い主さんの協力によって違ってきます。

かわいらしい子犬から犬を飼いたいとか、以前飼っていた犬と同じ犬種を迎えたいなど、犬を飼う理由や環境は人によってさまざまです。今までどのような生活をしていたのかわからない成犬を迎え入れることに不安を抱かれる方もいらっしゃると思います。

人の生活が変化しやすいこの時代には、いろいろな状況から成犬を飼えなくなってしまうことも多いでしょう。最近では成犬の飼い主募集は子犬よりも多く、飼い主を必要としている成犬がまだたくさんいることも事実です。

成犬を迎えて不安を抱えられるような場合には早めに専門家からアドバイスを得ることをおすすめします。飼い主さんの不安が犬の不安につながっていきますし、その犬にあった飼育環境を聞くことも可能です。

ドッグトレーニングは問題がおきる前に、困ったことになる前に利用していただきたいサービスです。犬のことが理解でき、人の手に余すほどの問題に発展することを防ぐこともできます。

犬を理解することに関心の高い飼い主さんの家庭に来た元保護犬さんがどのような成長をみせてくれるのかとても楽しみです。

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家庭訪問トレーニング

家庭訪問トレーニングに行きました。
訪問トレーニングは犬が生活している空間の中で細かくチェックしアドバイスできるので生活トレーニングには最も効果的です。

今日はリードの使い方について練習しました。
すでに練習を重ねているので、散歩中のリードのひっぱりなどはなくなっていますが飼い主さんが少し上のステップを目指されているので練習に取り入れました。

リード(引き綱)は犬がいなくならないようにするための道具として使われていることが多いですがもっと違った使い方に発展ささえることができます。
リードをコミュニケーションの道具として使えるようになると犬がリードをつけているときのストレスはかなり少なくなり犬も楽になります。
コミュニケーションの道具といっても、グッドボーイハートではリードをひっぱったりして強制するトレーニング方法は使用していません。

リード使いは奥が深いのです。
リードは外に出るときには必ず装着しなければいけない道具です。
犬を管理する上で欠かせない道具であるリード。
ぜひ奥伝をきわめていただきたいです!

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