グッドボーイハートは人と犬が共に成長して調和することを目指すドッグトレーニング・ヒーリングスクールです。

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わんげる・ミーティング

雨・・・・ 大切な自然のめぐみだけど人間にはやっぱり少し寒いかな。
犬たちは全然元気。というか、久し振りの山にテンションが高い。
「雨だからテンションが低い」というわんこもいたけど
総合するとやっぱりテンションが高い。

本日のわんげる・ミーティングはわんこ山→いの山→沢の神さまを拝む コースで行進しました。
なんかすごいでしょう。
でもとてもきれいなところです。
人間が入っていない場所だからです。

歩きにくいのはあたり前。
いのしし、うさぎ、ふくろう…むささびなんかもいるのかも。
動物たちの住む場所です。

人間は森に入ると無力
犬たちにはすることがたくさんある
においかいだり
穴に顔をつっこんだり
散策したり、風を感じたり
獲物の排泄物でにおいつけたり。

沢の跡になる道を下って
今日はお天気の都合で寄る予定ではなかった沢の神様のお参りもしました。
グッドボーイハートのみんなです。どうぞよろしくお願いします。
神様は岩場にいらしたんだけど通り過ぎてしまったみんな…。沢の神様の声が聞こえなかった?
山にはたくさんの命。
たくさんの話かけがあるから、今度は聞き逃さないでくださいね。
きっと、すばらしいことを教えてくださいます。

ボクにはやることがある
急ぎ足で戻るには理由があった
石窯に火がはいっている
ということは…
食べるものができあがるということ

今日の石窯料理はピザ。
お昼ご飯を食べてこられるだろうから
おつまみ程度でいいよね、と準備したものの。
みなさん、思った以上に食べていただきびっくりしました。
あとで聞いたら「お昼は抜いてきた。」って。

はじめに聞いていたら恐れ多くて焼きあがらなかったかも。
おいしく召し上がっていただき窯の神様もうれしそう。
わんこたちの今日の石窯おやつは
石窯でやいたパン
おいしそうでしょう。

犬たちのおしゃべりもさかん。
休肝日予定だったオポもただならぬ感じに急きょ出動
犬口密度が高すぎる空間。

ひそひそ話はお母さんにきかれないように
特別にいいこと教えてあげよう

今日のティータイムそうたパパさん手作りの
プリンほかいろいろやっぱりおししい。
ありがとうございました。

ママたちがお仕事中もよく待ちました。
待つのも仕事のうち。
その分はたくさん自由もくださいね。

犬と飼い主さんの行動、感覚。
観察しているとたくさんの「いろんなこと」がみえてきます。
森の中で居場所をうしなったわんこ。

いの山歩きで飼い主さんの足元から離れなかったわんこ。
お母さんがいないと落ち着かないわんこ。
常に興奮して動き回っているわんこ。
こんなわんこ達には成長の道がいっぱいあります。
その鍵を握っているのは、飼い主さんです。

鍵の開け方を忘れてしまったら、
参加数の少ないクラスで気づきのチャンスを得てください。

テンションの高かったオポはみんなからたくさんのことを受け取った様子
今から反省会&次回の作戦会議です。

明日になったら、今日の涼しさがなつかしく感じられるかな。
人にとって、雨や風は不快なものかもしれない。
不快さを捨てると見えてくるものがある。
都会だったら「お散歩中止」になりそうなお天気の中
大変だったけど、よくがんばりました。
がんばったみなさんに、今日の時間を思い出しながら気づきのヒント。

わんげる・ミーティングのテーマは「自然との一体感」です。
犬を自由にするところから始まります。
自由ってなんだろう。

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トレッキングクラス

お天気も最高!
初のトレッキングコース「わんこ山~いの山」です。
わんこ山からさらに山奥へ入りずーっと進んで「いの様」のお里へ。
そのお里の手前にある幻想的な森まですすみました。

小学校3年生から上はうん才のお母様まで
幅広い年齢の程よいチームでいざ出陣
久し振りにわんこ山登山に挑戦するお母さんにオポから励ましのキッス。
今日の日のために登山リュックも準備され気持ちは十分に!七山のパワーってすごい!!

あやしげなポーズ。
季節外れなのにまだたべるか…

はじめてとれる
とれたて生たけのこのお味はいかが?
自分でさがすともっとおいしいらしいよ。

子供は元気。かずらをみつけてターザンごっこ
自然の中では創造力が湧き出します。
私もやりたかったけど体重的に無理…
森の中の探索はどうだった?
いのししの臭いをかぎ分けられたかな?

オポー、オポーって
オポのいくとおりについていく。
子供のセンサーってすごいね。
一番頼りになる動物を知っているし。
私の子供に戻ってオポの後をおいかけたいなぁ。

女の子にはキッスは必須
「無事にかえりました。お疲れ様。」
ふまれちゃいそうな小さな草花
子供は「きれーい!みてみて!」と歓声をあげる
何人の大人たちがこの花を振り返るのか

自然ほど美しいものはない
自然に近い心ほど美しいものはない
自然の中に輝く動物ほど美しいものはない
動物が少しでも自然との距離を取り戻せますように
わんこ山の神様。ありがとうございました。

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トレッキングクラス

日差しが夏のようになってきました。
「七山、寒いと思ってきたのに。」
いえいえ、さすがに七山も田植えを終えたとたんに季節が変わりました。

今週はトレッキング三昧です。

走っている=楽しい という思い込みを捨てると何が見えますか?

こんなこともあろうかと

一応、おさえ。オポも今週は「働く週間の犬」
初対面なのになぜか距離が縮まるおふたり
どちらもヒーリングメイト
自然とのつながりが距離感を超えさせるのか、飼い主は感激します。

七山にきたらこれを食べなきゃとお気に入りの草にはまるわんこ。

トレッキング中のにおいつけ、排尿の場所やタイミング、みんなの視線と行動
なんど見ていても見あきない毎度のことながら、新鮮です。

そして翌日のクラス
このクラスは「超お嬢様」のみなさんがご参加とあって
もちろんボディガードがいるわけです。
まとまってくれればもっといいかも。

爆走するお嬢様も
今日なオポのうしろでしんなりと
元気なお嬢様も今日は「群れ」を意識しての行動
距離感もばっちり、リラックスして散策にも余裕がありましたね。
おっと。ここにもお嬢様が。

こちらのお嬢様とは距離を縮めるためのオーラ作戦、飼い主さんはご協力を!
とこんな2日間のトレッキングクラスでした。

明日はわんこ山トレッキングです。
季節柄、日陰を選んでトレッキングを開催したいので、
6月の一部クラスは「わんこ山&いの山コース」に変更いたします。
ご参加者に直接ご連絡いたします。わんこ山~いの山 のフィールドはすごいですよ。まさにいの様のお膝元。

17日のわんげる・ミーティングにご参加の方はいの山の里にご案内いたします。
9才のオポ。みなさんといつまでトレッキングクラスに参加できるかわかりませんが
がんばってますので、どうぞオポクラスにご参加ください。
数頭で歩くトレッキングクラスはオススメクラスです。
いっしょにお勉強しよう!

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呼び名のいろいろ

先日のグループクラスのことでした。
いつも元気に参加してくれる男の子に思わず「○○ちゃん!」と呼びかけたところ、「ボク、男の子だよ。みんな間違ってるよね。」と返されてしまいました。

小学校3年生も過ぎれば子供の内面でも何かが変わり始めるんですね。
犬でいうと1歳半くらいの年齢です。
犬の中でも大人と一緒にテリトリーを守り始めるなどの自覚ある行動をするように
なります。他の犬に対しても境界線を引くようになったり、他の成犬に対する行動も
今までとは少し異なるものになります。

もちろん、他人にたいしても、そして飼い主に対する行動も若干変化がみられます。

実はオポも年齢とともに呼び名が変わっていきました。
みなさんからはこう呼ばれていました。
オポちゃん→生後6ケ月くらいまで
オポくん→3才くらいまで
オポ兄(にい)→今でもそう呼ぶ方もいます
オポ先生→7才くらいからかな
オポさん→こちらも最近ふえてきました

今年みなさんからいただいた年賀状も、オポちゃん、オポくん、オポにい、オポ先生とあり、いつ頃からオポとの関係を築いてこられたかがわかります。

面白いのは、小さいころに出会った飼い主さんは今でも「オポちゃん」だし
最近の生徒さんは「オポ先生」と呼び、オポちゃんとは呼ばないんですよ。

人間でも同じようなことがありますね。
小学校1年生の同級生から電話があるときは「さっちゃん」
若い訓練士時代の仲間からは「みやちゃん」
最近は「先生」
と私の方も時代に応じて呼び名は様々です。

呼び名は自分をその動物との関係性を表します。
「チャン」づけされることを「くん」と呼んだり、ちゃんをつけずに呼んでほしいという気持ちは「自分はあなたとそういう関係になりたいんですよ」という意志表示です。
動物が大人になっていく過程でとても大切なことで、それを自分から感じられるというのはすばらしいことです。
大人として受け入れ、できることを頼み、対等な立場になろうとしていることを応援したいですね。

残念ながら犬は「ボクのことをオポちゃんと呼ばないでください」とか
「オポくんと呼ばないと来ないんです」ということもありません。

犬には自主的に意志表示をして呼び名を変えることができません。
もし身近なお友達犬で「大人になってきたな」と感じる犬がいたら
その犬に対する呼び名を変えてあげてください。
きっとそれにふさわしい自信のある行動をするようになるでしょう。

敬称のない呼び捨て「オポ」は、本当の仲間レベルになりたいときに用いてください。
あなたに何かあったら私がサポートするわよ。そのかわりお互いに秩序を守りましょう。
そういう気持ちをこめて「オポ」と呼ぶと、お互いの関係にも変化があります。
どんな敬称もその語句のとおり「敬意」をこめてつけることにはかわりありません。

呼び捨てとなる名前もその中に「敬意」があります。
まさに、お互いの関係を築いた「経緯」がそこに表現されているようですね。

「ボクはいつまで○○○ちゃんなのかな」

Posted in クラスのこと, 犬のこと

ドギー・テント09年5月3.4.5日

ゴールデンウィークをいかがお過ごしでしたか?
犬とともに過ごす時間をたくさん使っていただけたと思います。

GBHでももちろんそんなクラスをが行われました。
3日間連続のドギー・テントが行われました。
2泊3日をすごされた方たちが半数。あとの半数はいれかわりです。

「雨かなーーーー。」お天気をきにしつつもテント張りの準備を開始してスタート。
お宿が整うまで犬たちはわんこ山で大地を踏みしめていました。

今日のおかずの一品。唐津でとれた魚を炭火で焼く。
焼く係りはもちろん「お父さん」
今夜のメインはちらし寿司。
最近、自宅でちらし寿司なんか作ることなくなりましたよね。庭にあったフキをご飯に混ぜて作りました。わんこ山で採った「さんしょ」をいれたお吸い物。
山の恵みに感謝!
差し入れおかずもいただきました。ありがとうございました。

ですが、この後雨が、しとしとだったので強引にテントで寝てみましたが
避難者はなく無事に朝まで…熟睡とはいきませんね。

雨は朝までしとしと・・。
雨でも犬たちは元気なんだけど
人間は足取りが重いんですね。緑がきれい。
2日目はずーっと雨。

夜には小ぶりになったので、テントで寝ていない人と犬はみんなテント宿泊が
なんとかできました。
でも翌日はすごく良いお天気に。朝からわんこ山散歩に2時間も行ってしまいました。


4月に9才をむかえたオポにとっても大役でしたが、がんばりました。
「3才以上の犬たちはオポを支えてね。」母

こどもたちも大人に交じってがんばりました。
でも犬よりも子供たちの方が元気かもしれない。
人間ももともとはパワーがあるんだよね。

お昼寝タイムで自然のエネルギーをたくさんもらって帰ってね。
と、こんな3日間でした。

3日間もみなさんと一緒にすごすと、またまたいろーんなことを発見してしまいました。ウフフ・・です。
みんなとのお話のキーワードは、「布団」「やばん」「家出」「3才」など今回もとにかく豊富でした。 実行されたら教えてくださいね!!

4月のドギーテントがなんだか「実践的」な感じになってしまったのですが
犬たちは次々に行動を起こしはじめているようです。
まさか、私たちを置いていくはずはないという気持ちをもちながら
でももうそろそろいい加減にしなくちゃね、という気持ちが強まります。

「かえって来なかったときはそれまでの犬」あらため
「かえって来なかったときはそれまでの仲」ですね。
「どこにもいなくなる」以外のメッセージもいくつもあります。
ケガ、病気、事故など、すべて犬たちからのメッセージです。

今回のドギー・テントでみなさんはそれぞれにどんなメッセージを受け取りましたか?受け取ったら行動しましょう。でないと次に来るメッセージはもっと強烈なものになります。あきらめない犬ほど強いメッセージです。

ドギーテントの今後の予定は、
5月30、31日
6月20、21日
となっております。
常連でない方も、チャレンジの方も、どうぞお気軽にご参加ください。

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トレッキングクラス

4月の快晴日。
前回同じ場所のトレッキングクラスが「霧」「風」「寒」の厳しい環境だっただけに、快晴で澄み切った青空がなんとも目に痛い限りです。
厳しさを知るからこそ、やさしい環境には感謝の気持ちも生まれます。

「天気が違うと、景色が違ってみえるんですねー。」
そうなんですよ。
そればかりでなく、天気が違うとみんなの行動もちょっと違っていますね。
何が違っていたかはみんなで感じてください。
犬たちの物理的距離が近づいているときには心の距離も近づいているのかどうかを感じられるか・・。

犬が受け取っているものを人も受けっとているのか。
このクラスは個々の成長と変化、そして群れの成長と変化を味わうクラスです。

関係をつなぐ成長のためのステップは、高い技術を求めていくと落とし穴にはまります。基本となることをくりかえしくりかえし、淡々と行いその中に小さな変化や気付きを得ていきましょうね。

刺激を楽しむのではなく、修行の心持ちでのぞまれると楽しみも違います。
6月からトレッキングクラスの時間帯が朝や夕方に変わっていきます。
この季節だからできることも少し取り入れました。でも、あくまでも基本が一番の姿勢でまいりましょう!

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ドッグ・タッチクラス

4月25日(土)にグループクラス「ドッグ・タッチクラス」が開催されました。
月に1~2回、開催されているこのクラスには、ドッグタッチファンと称されるメンバーがお申し込みをされます。

クラス内容を簡単にご紹介します。
ドッグ・タッチクラスは「つながり、共感性」に焦点をあてた、感覚と精神性を高めるクラスです。
博多駅南校でのこのクラスは「犬の心身の状態をみる」とか「タッチ法」について行っていましたが、ここ七山校ではクラスの内容を変え、感覚と場とのつながりに焦点をあてるクラスに
変えて行っています。

ドッグタッチクラスでは毎回、不思議な感覚がみんなを包みます。
安心感、癒しのエネルギー、犬たちからのメッセージ・・・。
なんとも言葉では言い表せないのですが、このクラスの場がみんなを包んでいく感覚をぜひ味わいに来てください。
クラス中はあまり写真をとっていないので掲載写真がなくてすみません。

5月24日の同クラスはもうまもなく定員に達します。
6月6日は「ドッグ・タッチの夜」という新クラスが開催されます。
幻想的な七山の夜の精とともに、「犬にふれる」コミュニケーションを深めていきましょう。


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追記:ドッグタッチクラスは犬と飼い主さんの状態に応じた内容にするために現在プライベートクラスのみ開催しています。(2016年2月)

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クラスメイト

生徒さんのコーナー。今回は宗太郎くんご本犬からいただきました。
通訳は飼い主のお母さんです。
ではどうぞ。
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ボクは宗太郎。2歳7ケ月になるゴールデンリトリバーのオス犬だ。

ボクが1歳3ヶ月のころ、公園で人を咬んでしまって、パパとママが相談してしつけ方教室に通うことになったんだ。
それが、グッドボーイハートだったんだけど、ボクは教室に通うのが本当はイヤだったんだ。
だって、教室は他のワンコの臭いがするし、2階からは他のワンコの鳴き声まで聞こえてくるから、不安で不安でじっとしていることもできなかったんだ。

でも、グッドボーイハートはパパやママも勉強するんだってわかってきたから、ちょっと我慢しようかな、と思うようになったんだ。

そりゃあ、ボクだって落ち着きはないし、臆病だし決してお利口さんじゃないけど
パパもママもボクの気持ちを全くわかってくれないんだもん。
ボクがこんなに、人も犬も苦手なのに、全然逆だと思っていたみたいだし
ボクがきらいな事を平気でするんだ。

これじゃ、ボクだっていいコに育つはずがないよ。
だから、パパもママも勉強してほしかった。
そしたら、ボクもいいコになれると思った。

でも、実際はそううまくはいかなくって。
ボクは人や犬がいると緊張してしまって、グループレッスンやお散歩会では失敗ばかり・・・。

それをみて、パパやママは他の犬とボクをくらべてガッカリしてた。他のわんこの飼い主さんだって、がんばってるって全くわかってないんだから。

いつまで、こんなことが続くのかな?っておもっているうちに
夏になって水泳教室に参加することになったんだ。
パパとママはボクがリトリバーだから、当然泳げるはず!!とはりきっていた。
海は波が高くてちょっとだけ怖かったけど、水の中は気持ちがよくて
がんばって入っていって前脚と後脚を動かすと泳げた!!

パパとママはボクの泳ぎ方がおかしいって大笑いしたけど、なんだかうれしそうだった。それをみたらボクもうれしくなった。
そのときに、パパとママはボクには思いっきり遊ばせていろな経験をさせる事が必要だと思ったんだって。

秋になって、教室は七山へと移った。七山はすごく遠いんだ。
だけど、七山は街の中とちがって、自然がいっぱいあって、空気がおいしくてボクは七山が気に入った。

それからは、トレッキングクラスとか、わんげる・ミーティングとかに参加するようになったんだ。
トレッキングのときは、他のわんこに追いかけられたりして、パパやママのそばを
離れられなかったりするけど、自然の中にいると「ボクは犬なんだぁ~!!」って実感できてちょっぴり自信を持てる気がしてきた。

1月に大雪が降った日のトレッキングクラスは本当に楽しかったな。
あたり1面が銀世界でテンションあがりっぱなしで走りまわったよ。

今は暖かくなって、菜の花とか、桜が咲いていてとてもきれいなんだ。
ボクはすっかり七山がすきになったんだけど、最近になって、ボクは「ボクよりママの方が七山に行くのが楽しいんじゃないか」と思うようになった。

パパはパパで、なぜだか七山に行く前はお菓子をつくるようになったし、
ふたりともGBHに通い始めたのは勉強するためだって忘れているんじゃない?

ボクはちょっとずつだけど成長しているつもりだよ。
相変わらず女の子のワンコには人気ないし、オポ兄には「しっかりしろよ!」って叱られてばかりだけど、そのうちボクだってきっとカッコイイ、立派なオス犬になれると思うんだ。

そのためにもパパとママも、もっとしっかりしてよね!
そんなわけでみなさん、ボクたち家族をこれからもよろしくお願いします。

****************

かわいい男の子ぶりで、女性の飼い主さんたちには大人気の宗太郎くん。
海や山ではいきいきと体がよろこんでいるのを感じますね。
飼い主さんのお勉強の一歩は“犬の少しの変化でも楽しめるようになること!”
パパもママも実践しているから大丈夫。
今年は3歳を迎えるんだね。大人への扉をあける年。
自然からたくさんの恵みをいただいて、いっぱい輝く宗太郎君をたくさんみせてね。

Posted in クラスのこと, 受講生のコトバ

わんげる・ミーティング

大変おくればせながら、いくつかのクラスの開催報告を掲載させていただきます。
まずは4月19日(日)のグループクラス「わんげる・ミーティング」から。
快晴!でした。前回同じ場所でのわんげる・ミーティングがあまりのお天気だったので今回の快晴はやっぱりうれしかった。

集合する犬たちはすでに日陰にはいって涼しさを求めていました。
さて、「自然との一体感」という壮大なテーマをもつこのグループクラス

日頃の都会のストレスを解放させたいのか、はじめはみんなテンションが高まってしまいますね。

川と広場のある場所。でもなんといっても周囲の大自然がいいです。
風が水が土が、本当に呼吸しているのを感じます。
「ほーんと、久し振りに深呼吸できたね。」
あたり前にしている呼吸だけど、気持ちよく呼吸することって大切ですね。

お昼は村のお母さんたちの手作り「おこわ」&取れたて筍のバターしょうゆ炒め。
前日に知人から「掘ったばかりのたけのこ」をいただいたので、急きょしこんで持参したのですが
これがなかなか好評でした。旬の山のめぐみはなんでもおいしいということですよ。
それに、深呼吸した体で食べるとさらにおいしい。

自然の中での「犬の行動」「人の行動」をウォッチングしていて、今回もたくさんの学びと気付きを得られました。
犬がとんだり、はねたり、走ったり、していることは犬の楽しみのひとつではあるかもしれません。
でもこれは「変化」の入口のひとつに過ぎません。

そこにあまり喜びすぎると、飼い主さんの喜びのためにそれを表現しすぎてしまうかも。
犬たちの中にあるすばらしい光の輝きはもっと違った形で表現されてくるでしょう。
わたしたちにも見る「目」が必要なのですね。

Posted in クラスのこと

クラスメイト

チコちゃんの飼い主さんからお手紙をいただきました。
とても想いのこもったメッセージでした。
チコちゃんとお母さんの今の気持ちがいっぱいつまっています。
そして飼い主としての意気込みも感じられました。

自己紹介として今の気持ちをみなさんにお伝えしていいとのことでしたので、
今日はチコちゃんクラスメイトコーナーとしてご紹介させていただきます。
今年2歳を迎えるダックスの女の子、チコちゃんの飼い主さんからのメッセージです。

では、どうぞ。
***************
ブログの「デイケア卒業の日」を拝見して思ったことがありました。読んですごく考えました。
どうやら、私もデイケアクラスから卒業できていなかったようです。
実家は転勤族で借家住まい。
初めて犬と生活することになった私は、
犬を飼うという知識がまったくありませんでした。
はじめは犬のしつけ本を頼っていたのですが、
すべてがチコに当てはまるわけもなく…
ホームページでグッドボーイハートを見つけて、自分の勉強がてら、と思いチコのトレーニングをお願いすることになりました。

当時通っていた博多のデイケアでは、毎回のレポートで気づくことがたくさんありましたし、個人レッスンやグループレッスンでは
他のわんちゃんの行動をみたり、先生たちから話を聞いて、
何度「しまった…間違っている…」と思ったことか・・・。

他のわんちゃんと比べ、なかなか上手にできないチコに対し
腹を立てていた時期もありました。(本当は飼い主が悪いくせに・・・)
七山にスクールが移って、デイケアがなくなって・・すごく寂しかったです。

何回か、扉が硬く閉まった博多のGBHまでチコと散歩に行きました。
チコは建物を見つめたり、地面をにおって回ったりしていました。
いまでは建物もなくなり、地面にアスファルトがしかれ・・・。
しばらくは、そこに行くと必ずチコが足を止めていましたが、今では見向きもしなくなりました。思い出というか、心のよりどころがなくなった感じでした。

デイケアでチコは犬になりつつありました。ごあいさつできるようになったり、兄さんたちに指導していただいたり、年下わんこに戸惑ったり。
日中、お留守番でつまらない間に遊びの時間をもらい、
社会性を育てるチャンスをもらいました。
GBHに出会わなければチコは犬ではなくなっていたと思います。

私だって、「社会性」なんていう言葉も知らなかったと思います。
私自身、犬に対して理解することができていなかった部分もあり、
デイケアクラスは私の安心でした。
結局は私もデイケアやレッスンに頼りすぎていたのかもしれません。

レッスンしているから大丈夫、デイケア行ったから大丈夫!
チコと向き合わなければならない時間を、こんな形で自ら避けていたのかも知れません。

たくさんの課題があるとおもいます。
チコの課題ではありません。飼い主である自分が抱えている課題。
それが解決しなければ、チコの課題は解決しないんじゃないかと感じました。

「チコと向き合う」これが最大のキーワードかもしれません。
チコと暮らして1年4ヶ月になろうとしています。
他の飼い主さんと比べればかなりのスロースタートですが、
先生のおかげで霧がちょっと晴れたような気分です。

まずは私の「意識」を変えていこうと思います。
どうやったら「意識」が変わるのか。そこから考えていかないといけませんが・・・。

言葉で表すのは簡単ですが、ますは行動からですね。
具体的なビジョンがまだ見えてきていませんが、目は少し覚めてきました。
私にはたよれるGBHがありますので、まずは、他の飼い主さんや七山の大地、先生、オポ兄さんからなにかを感じ取れるようになりたいです!

気持ちをうまく言葉をまとめることができませんが、
今の気持ちを文章にして誰かに伝えたいと思いました。
きっと、くじけたときに支えになるエネルギーになるような気がしたので・・・。

ありがとうございました。
グッドボーイハートに出会えて、先生に出会えて、本当によかったです!!

*********************

先日エコツールクラスに参加したとき、初めてチコちゃんが外で「吠える」声を聞きました。

飼い主さんに「はじめて聞いたけど?」というと
「わたしたちもはじめて聞きました。びっくりしました・・」とのことでした。

こんなに小さなチコちゃんの中でも、何かが動き始めているんですね。
そしてその小さなチコちゃんが、飼い主さんの心をも動かし始めています。
犬たちの力にもう驚かされないはずなんだけど、やっぱり「わぁ」かな。

実は私も、先週GBHの跡地に行く機会がありました。
駐車場になったその場所に来て、じわっと感謝のコトバがうまれました。
「本当にありがとうございました。ここがあったからこそ、すばらしい飼い主さんと犬たちと、出会いました。そしてここがあったからこそ、階段をひとつ上がることができました。」

今わたしに与えていただいていることに感謝して学べることが今までいただいたことへの感謝につながっていくのです。

さあ、チコちゃん、お母さん、
これからもいっしょに成長していこうね。
七山でまってますよー!!

Posted in クラスのこと, 受講生のコトバ