グッドボーイハートは人と犬が共に成長して調和することを目指すドッグトレーニング・ヒーリングスクールです。

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<クラス>犬の預かりクラス:外飼いの犬は落ち着ける空間が室内飼育の犬とは違うこと

グッドボーイハートのクラスの中に「お預かりクラス」というのがあります。

名前がよくないのでしょうが、よく預かり訓練と間違えられてお問い合わせをいただくことがあります。

グッドボーイハートでは、預かり訓練は行っていません。

理由は、預かり訓練は飼い主との関係改善にはならないというとてもシンプルなものです。

では、なぜ「お預かりクラス」というのかというと、単にお世話をする預かりではありませんよという意味合いをこめています。

飼い主さんがご不在やご旅行のときに犬を預かるといういわゆるドッグホテル形式であることは間違いありません。

一般的なホテルと違うのは、犬を預かっている際に見られる行動やシグナルについて飼い主さんに報告すると同時に、自宅で出来ていること、十分にはできていないこと、犬の変化やステップアップのためのヒントなどをご報告することがクラスの目的にもなっています。

預かりの方法については、できるだけ犬に負担をかけずに一対一で向き合う時間をつくるために、原則として1頭ずつしかお預かりしないことにしています。

また、預かり時の扱いについては、犬の環境に対する適応性と安定度をみながら、室内、屋外のどの場所をどのように使うのかも決めています。

たとえば、先日は外飼いされている犬くんの預かりをしましたが、この場合には、係留が可能な時間には落ち着ける場所に係留し、係留時に安定できるように観察しています。

お預かりのときに、他の生徒さんのトレッキングクラスが重なってしまうこともありますが、お互いにストレスとならないように上手に回避できる空間を作っています。

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トレッキングから帰ってくると、山の上から犬くんが寝ているのが見えました。

写真ではよくわかりませんが、さらに近付いてみるとわかります。
置いてあるクレートに入って熟睡しているようです。

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プライベートクラスにもよく参加してくれて、グッドボーイハートのルールもよくわかっている犬たちは、預かりのときには安定した状態で過ごしてくれます。

自宅では物音や子供の声などに落ち着かなくなってしまうことのある犬くんも、グッドボーイハートでは騒ぐことなく落ち着いていられるのです。

環境が広く臭いがなく、自然環境に恵まれているというのも理由のひとつなのかもしれません。

さらに、その環境を管理している人間が、この場合には私がその管理者になりますが、一定のルールをもって接し、預かり中は犬をきちんと守るという意志を表現できるほど強くなければ犬は不安になってしまいます。

先日のブログにご紹介したように、犬に対する甘えが犬を不安定にさせてしまうのです。

犬に必要以上に厳しくする必要はないんのですが、不安定になりがちな犬に対しては、興奮しないこと、慌てないこと、パニックを起こす前に落ち着きをもたらす強さを示すことは、犬のために必要なことです。

犬も人も同じかもしれませんが、精神的に弱く恐怖を感じやすい動物ほど、パニックになりやすく攻撃性も高まりやすいのです。

群れとして、家族として、規律のある社会に存在することは、社会性の高い犬という動物にとって、愛情よりも大切であるということを犬たちが教えてくれます。

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<犬のしつけ方>人が犬を甘やかすと犬が不安になるという仕組みを理解しよう

犬の問題行動の発生に関しては、そのほとんどが「厳しくしつけた」ことが原因ではなく、甘やかし過ぎたことが原因になっています。

「甘やかし過ぎました」というのはあくまでも飼い主側の言い分であって、
事実としては、甘やかし過ぎではなく単なる甘やかしが犬にとっては大変な負担になるということを理解することが難しいようです。

可愛がるところのどこがいけないのですか?という質問を受けることがありますが、
可愛がることがいけないのではなく、その行為は可愛がりではなく甘やかしですよということなのです。

犬の甘やかしを人の甘やかしとは違うと思ってしまうのは、犬にはできないことが多すぎて日常の世話を必要以上に飼い主に頼っているからです。

ゴハンをもらうこと、散歩に行くこと、ドアをあけてもらうこと、トイレにつれて行ってもらうこと、排泄を処理してもらうことなど、完全管理状態の人に飼われる犬たちは人から世話を受けないと生きていくことができません。

しかし、お世話をすることは甘やかしとは違います。

犬に行われている最も多くの甘やかしはもっと違うところにあるのです。


甘やかすとはそもそも犬がひとりでできることをできなくしてしまう存在として飼い主がいるということです。

たとえば、犬がすぐに膝の上に乗ってきて飼い主に抱っこ状態になったとしましょう。

犬は自分のベッドで落ちついて過ごすことができなくなると、すぐに飼い主に頼る状態になっています。

これは、すでに飼い主が甘やかしの結果、犬を落ち着かない状態にしてしまったということです。


他にも、必要以上の触るという行為は甘やかしになります。

常に人が接触することで犬は落ち着いていることができなくなってしまいます。

これも犬ができることをできなくする人の典型的な行動なのです。


また、必要以上に話しかける行為も甘やかしになります。

上記と同じように、人が犬に話しかけを続けることで(ときには愚痴のこともあるかもしれませんが)、犬は落ち着かない状態になっていきます。


犬ができないことを食べ物を使ってさせることは、当然甘やかしです。

これには、多くの飼い主さんも「いけないとは思うんですけど」といわれることがあります。

食べ物でつっているという行為について、飼い主としても多少の後ろめたさを感じているということでしょう。


こうやって人の犬に対する甘やかし行動を見ていくと、これらの行為は人が犬を甘やかしているのではなく、人が自分自身を甘やかす行為のように思えてこないでしょうか?

甘やかしとは、そういった人側の不安定な精神状態が犬に伝わる行為であって、その結果、犬は不安定な状態に追い込まれているのです。

かわいい犬を前にして「毅然とした態度で」いることが、人にとっては辛いことだといわれる方もいます。

かわいい犬をかわいい、いとおしい、大切を思う気持ちはとても大切です。

ただ、犬に接する際には、犬という動物を尊重し犬に理解できるように一定のルールを持って接することが本質的な犬への愛です。

犬は人の可愛がりではなく甘やかしの行為によって、犬としての落ち着きをなくしてしまい、本来の落ち着いた生活を送る権利を奪われていることを、そろそろ理解する必要があるのではないでしょうか。

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<クラス>プライベートトレッキングクラスで山デビュー:初めてのトレッキング体験

梅雨の前半なので、まだ晴れ間の見える時間もあります。

わずかな雨の隙間を利用して、プライベートトレッキングクラスを開催しています。

グッドボーイハートのクラスのご利用で一番多いのは家庭訪問タイプのトレーニングクラスです。

ご家庭の環境を改善しながら、犬との暮らし方、過ごし方、しつけの仕方を覚えていただきます。

トレーニングクラスのご依頼も、家庭内での犬の困った問題解決のご相談がほとんどです。

家庭訪問トレーニングで日常的な接し方やしつけについて学んでいただく過程が進んだ方を対象におすすめしているのが、プライベートトレッキングクラスです。

なぜ、おすすめしているのかはひと言ではいえませんので、少しずつブログでも紹介させていただいています。

それでもひと言でというならば、犬と人という動物が自然とのつながりを思い出し、心身を健康にして生きる術を身につける機会とでもいえばいいでしょうか。

結局、ひと言では収まりませんね。

犬とのトレッキングクラスは奥行の深いクラスなので、あせらずじっくりと細く長く親しんでいただくことが大切です。


犬との関係と同じように、自然との距離感も一気に縮めることはできません。

急いで学ぼうとしたり、何かを得ようとする行動はむしろ危険です。

犬に動物らしさが残っていれば、山歩きをする犬の行動はとても慎重なのです。

自然の方が近付いてくれない上に、とてつもなく広く大きく、そしていろんな生き物がそのスペースを利用しているのが山という空間です。

山に入る動物は、警戒心を持ってゆっくりと行動してしまうのは、山という生き物に対していつの間にか身に付いている接し方のルールではないでしょうか。

いつの間にか身に付いているというのは、それぞれの動物が種として生きる文化の上に成り立っています。

犬には犬の文化が、人には人の文化があり、そして人という種の場合には地域によって異なる文化の違いがあるのが、他の動物の比べて際立っています。

犬という動物として、人という動物として、山という自然環境がどの程度遠くなってしまったかを行動を通して知ることは、それぞれの文化の変化を感じる瞬間です。

今回は、プライベートトレッキングクラスを利用して山歩きデビューをした犬と飼い主さんと一緒に山歩きをしました。

まだ若い年齢の犬くんですが、興奮の度合いはいつもよりもぐっとひくく、歩行の速度もゆっくりで立ち止まりながら臭いをかぎながら、最初は慎重に行動しています。

普段は飼い主さんの方ばかりをずっと見ているのに、飼い主さんをチラチラとは見ますが、他のことに強い関心を示しているようです。

山歩き初めての飼い主さんたちの方が、体や気持ちが山になじんでいないため、バランスを崩したりビックリしてしまいます。

犬くんが最初の体験で山環境に夢中になっている間に、人の方も自然に近付く練習をしなければなりません。

犬くんが視野を広げて観察できるようになったとき、そこに不安定な姿勢と気持ちの飼い主さんがいるということでは、群れという家族としてのバランスも失ってしまうからです。

山歩きという犬との静かな時間は、犬の生涯を通してできる関係作りの場です。

しかも、どの犬にでもできるということではありません。

犬という動物としては可能なのですが、犬の状態や飼い主側の準備としておすすめできない場合もあります。

山歩きを学び始めたということは、階段を一歩上がったといえることでもあるのです。

自分も都心での活動が多くなり、山で過ごす時間が今はかなり少なくなっています。

せっかく学び始めた自然とのつながりを大切にしたいと思います。

自然の中で人として過ごすことは、時間があるからではなくて、まず最初に選択したい時間です。





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<クラス>老犬のトレッキングクラス:老犬の過ごし方もさまざま

人と関わりの深い犬は、人の医療の発達の中で確実に寿命を延ばしているようです。

20年前なら、12歳といえば相当の老犬だという印象を受けたり、
15歳まで生きたというと、神がかったように思えたのですが、今ではそうでもありません。

もちろん、人と同じように犬の寿命には個体差があります。

犬という動物の生きる時間を考えれば、10歳まで生きれば十分な時間だといえます。

生物学的には活動しない動物ほど長く生き、活動する動物は寿命が短いという見方もあります。

だから、10歳を越えての昇天は、長くも短くもなくその犬が活動する分は使ったという風に見るようにしています。


今日は2組のペアのトレッキングでしたが、いずれも10歳を越える犬たちでした。

12歳が2頭、そして14歳が1頭です。

若い犬たちが歩くのと同じ山のコースをゆっくりペースで歩きます。

息切れしたり疲れることもなく、淡々と上っていくのは小型犬ならではの活動力かなと関心します。


自分がどのように老後を生きていきたいのか、この年齢になると考えることがあります。

その生き方の望みはやはりそれぞれなのでしょうが、自分としては活動を終えたと同時に死を迎えられればと思うのです。

そうなるためには活動し続けるしかないのですが、できるだけ人の世話にならないようできることはするということでしょうか。


老犬たちのトレッキングする姿には勇気をもらいます。

ついこの前まであんなに元気だったのに、と自分もいわれたいと思ってしまうのは欲深いことでしょうか。


梅雨の晴れ間に絶好のコンディションで老犬たちとトレッキングできて、良い時間をもらいました。


もしも老犬が家庭の中にいたとして、その犬がどのように過ごしていたとしても、最後までその自律性を支えてあげてください。

老犬の過ごし方それぞれ、それでよしだと思います。

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〈クラス〉テントクラスの風景:犬はテントでどう過ごしているのか?

まだテントクラスをご存知ない生徒さんに「今日は、テントクラスなので七山に泊まりなんです。」とお伝えすると、たいてい同じような質問を受けます。

その質問とは「犬はどこに寝るんですか?」というものです。

「犬はテントの外に寝るのか、犬はテントの中に寝るのか?」がみなさんの一番の疑問のようですね。

テントクラスの際には、犬は飼い主といっしょにテントの中に寝ています。

室内で暮らしている犬であれば当然のことと思われるでしょうが、実は屋外飼育の犬もテントの中に寝ています。

日常的な空間ではないので、テントの中で飼い主と落ちついて眠れるようになるためにはいくつもの克服しなければならないことがあります。

飼い主と一緒に寝ている犬の方が早くテントで眠れるようになると思われるかもしれません。

実際、飼い主のベッドで寝ている犬は飼い主のシュラフの中に入ってきたり体の上に乗ったりして飼い主のスペースの中で過ごそうとするため、いつもと変わらないといえば変わりません。

ですが、テントクラスは犬たちに自然力を発揮してもらい、何かあるときにはいち早く人に伝えて安全を確保しようとする目的も入っています。

犬が人に依存的になりすぎると、自然の中でも犬は人に守られてしまうことになり、自律力をアップするせっかくの自然学習の機会が生かされません。大変もったいないことです。

実際、山中にテントを張っていますのでテントの中に入っているとテントの周囲をうろつく動物の気配などを身近に感じることができます。

テントに入っているときにテントの外に動物が通ったとしても、その動物が自分達を襲撃する気配がなくただ通り過ぎるだけの存在であったなら、気配を潜めてテントで様子を伺うというのが動物としての安全な判断です。

もちろん、気配を察する力はあっても、野生動物の気配にビクビクしてしまうのは家庭犬としては当然のことですので、最初は動物の気配を犬が受け取った段階で「静かに…」といって衝動性を抑えるのは飼い主の役割です。

最初は飼い主の安定度が犬に直結してしまうため、飼い主自身が経験を積むことが大切になります。

熟練の生徒さんになるとこの辺は上手に対応しているのを見ると、経験というのは大きな糧になるのだと痛感するところです。

普段は写真撮影に時間を費やすのはもったいないため控えていますが、今回特別にテント内の写真を撮ってきていただきました。

テントで休む犬たちの寝顔です。

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自分のテント泊のときには、いつも不思議な夢を見ます。

そのいくつかは過去にこのブログでもご紹介しました。

犬たちはどんな感覚を得ているのかと気になるところですが、朝テントから出てくる犬の顔を見ると、単純に朝を迎えられた喜びに満たされていると感じます。

自然の中では一晩を越すことがいかに大変なことかということ、そのことが瞬間を生きる力を高めてくれるのかもしれません。

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〈クラス〉梅雨の合間に犬とテントクラス

週末は犬といっしょにテントで休むテントクラスを開催しました。

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長い間テントクラスに参加している犬と飼い主さんなので、安心して山入りを見送れます。

ゆっくりと時間をかけて作ってきた関係だから、犬も飼い主さんもリラックスして過ごしているのを感じられます。

梅雨入りしていますからコンディションは十分とはいえませんが、屋外は快適さばかりではありません。

面倒なことも大変なことも、楽しめる動物は強いですね。犬と暮らすことにも繋がります。

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犬が山にしたしんで動物力を発揮できるようになると、凄いなと驚くことばかりです。

犬はやっぱり山の生き物であることを痛感して、人としての反省するばかりです。

初心者の方はテントクラスのまえに、まずプライベートトレッキングクラスで経験を重ねてみましょう。

犬と出会ったのに、犬と自然を楽しむ時間がないなどもったいないことです。

ただ、家庭で落ち着かず問題を抱えている状態でいきなり自然環境に連れ出すことはおすすめできません。

動物は衝動性を抑えられない状態で、自由な環境にさらされることがストレスにもつながるからです。

犬との山歩きやテントクラスを安全に楽しむために、家庭内で問題がある場合にはまず家庭内の犬のしつけから地道に取組んでいきましょう。

遠いように感じる道のりも、歩き進めばそんなに遠くはありません。

遠いと感じてしまうのは、まだ一歩も踏み出せないでいるときなのかもしれません。


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〈クラス〉犬語セミナー開催しました。

毎月、七山校で月に1回開催している犬語セミナー

今月もたくさんの方にご参加頂き、皆で学びました。

今回は、犬語セミナーとしてはイレギュラーなビデオ素材を使いました。

使用した動画は、某テレビ局で最近放送されたものです。

競技会で活躍する多頭飼育の犬たちの留守中の様子をカメラで撮影したものでした。

映像にはナレーションで犬の行動の説明がついていますが、その内容が項目学的には疑問をいだくものでした。

普通の飼い主ならどうみるのか、問いかけてみました。

参加者の方の反応は、実際ビックリといった感じでした。

行動分析についても、参加者のほとんどがナレーションとは違う意見を持たれていました。

七山まで犬についてセミナーを聴きに来られる方々なので、普通の飼い主とはいえないのかも知れませんが、それでも、少し安心しました。

テレビは影響力が強く、放送されるとそれが真実になってしまいます。

自分で考える習慣をなくしてしまい、情報だけを受けとるのは危険です。

犬語セミナーは、自分で考える習慣をつけるためのセミナーでもあります。

思い込んでいることについては、何度も動画をみて確認しましょう。

幸い、今は簡単に動画がとれます。

自分で考える犬語セミナーは毎月第4日曜日に七山校で開催します。

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<クラス>家族いっしょに共感する時間:プライベートトレッキングクラス

雨が降ると梅雨入りしたかのようにシトシトと降り続く季節です。

それでもまだ5月、晴れ間のときには心地よい風が通る尾歩山。

この季節はプライベートトレッキングクラスのご利用が多く、とてもうれしいです。

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うれしいのは、犬という動物そのものについて、もっと知りたいという気持ちを持ってトレッキングクラスに参加してくださるということが一番ですが、他にもいろいろとうれしいことがあります。

なにより、犬がとても充実しているように感じられるからです。

普段は家庭訪問を通して室内で見る犬たちが、山歩きをしているときにはいつもとは違うのです。

それは、楽しそうとか、喜んでいるという単純なことではなく、言葉では表現することが難しい感覚なのです。

その犬の「なんとなくいつもとは違う感じ」を、飼い主自身が受け取られるようになると、犬との関係性は今までとは違う新しい対等なものに近付いていく可能性を感じてしまいます。

その飼い主と犬の変化にワクワクしてしまうのです。

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プライベートトレッキングクラスでの犬の行動は、最初はかなり不安定なことがあります。

土や獣の臭いに興奮したり、ウロウロと多動な動きをします。

普段から完全に拘束されているため行動の自律性が育っていません。

飼い主との関係性もトレッキングに影響するため、トレッキングクラスを通して学ぶことは限りなくあります。


「うちの犬もちゃんと歩けるようになるのだろうか?」というご質問を受けることもあります。

どんな練習やトレーニングも、結果ではないのですがやはり結果は知りたいですよね。

この段階でお伝えできることは、犬には可能性があり犬という動物として生きることについては躊躇はありません。

あとは、飼い主である人が犬が犬でいられる時間と場所にどれだけ付き合えるかということではないでしょうか。

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山歩きをはじめたばかりの生徒さんは、犬よりもっと足元が不安定で「キャー」となってしまうこともよくあります。

最初はこけてズボンが真っ黒ということもあるので、着替えを持ってきたり、虫除けを持参したりと防衛の準備も結構大変です。

そんな大変さも苦にならないほど充実した時間が過ごせるのであれば、犬との山歩きの魅力は半端ないということではないでしょうか。

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うれしいことのひとつに、自分が山で過ごせる時間をいただけるということです。

土のにおい、草のにおい、風が肌に当たる感覚、そして足裏のやわらかさを感じること、自分にとっても貴重な時間です。

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<クラス>ゴールデンウィークに犬と山歩きいかがですか?

ゴールデンウィークの前半は好天に恵まれました。

七山校の尾歩山も連泊のテントクラス、プライベートトレッキングクラス、お預かりクラスが重なり、たくさんの犬と人を迎えました。

初めてトレッキングに来られた生徒さんに、テントで犬と寝るクラスについて説明すると「どうやって寝るんですか?」と興味津々です。

ただ、同じテントの中に寝るだけですが、周囲は深い山なので快適さは得られません。寝心地は硬いし、心細いし、とても熟睡はできません。

犬も人も半分寝ているような半分起きているような、そんな睡眠が続きます。

確かに少し睡眠不足な状態ですが、なぜか脳が活性化したような感じになります。直感的に冴えてくるといったらいいのでしょうか?

普段はあまり必要としなくなった原始的な脳が活動を始めるからかもしれません。

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テントクラスに参加する前に、山という自然の中でカモフラージュして歩けるようになることがはじめのステップです。

馴れない山道、不安定な坂、広い空間と獣たちの臭いなど、
本来は山の動物である犬も、都会生活が長引くとなかなか山に同化しきれません。

走ったり、興奮したり、立ち止まりが多くなったりと、興奮しやすくテンションも上がりがちです。

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練習を重ねていくと、どの犬も落ち着いて山歩きができるようになります。
同時に飼い主さんの方も、足や体の動かし方に余分な動きがなくなるため、
呼吸もゆっくりとなり無駄な体力を使うこともありません。

みなさんがビックリするほど、犬たちはゆっくりと山を歩いていきます。
山のリズムがとてもゆっくりなので、その動きは山と一体化しているように感じられます。

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七山校の近くにある公園のため池で、水遊びを楽しんできた犬もいます。

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自然とのかかわりは様々ですが、自然を楽しむという感覚は自然の中で騒ぐことでは得られない特別なものです。

持ち込む道具はできるだけ最小限にしながらも、必要な防具はちゃんと身につけて、安全かつ楽な過ごし方を身につけると、犬との山歩きは回を重ねることに洗練されていきます。

テントに初参加の犬。
飼い主さんとどんな夜を過ごしたのでしょう。

ゴールデンウィークはまだ続きます。
大切な日を大切な人とゆっくりお過ごしください。

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<犬のしつけ方>犬は純血種である前に犬であることを忘れないで!

まだ4月中旬なのに、山やひと月先くらいの風景になってしまいました。

暖かな日差しを思いっきり受けて、草も葉も成長したい放題になって少しあわただしくなっています。

春という不安定な季節に体調を崩す人も犬も増えているようです。

休息から活動に入るこの時期ですから、自宅ではゆっくりと過ごし屋外ではきちんと活動するメリハリをつけていくことも、健康のために必要な時間になりそうです。

プライベートトレッキングクラスに来られる方が増え始めたので、自分も山活動時間が増えてきました。

犬との過ごし方はいろいろありますが、自分にとっては犬と共に山歩きすることが最高の時間です。

一定のルールを持ちながら広い空間と時間を使って、お互いに拘束されることなく自由でありながらかつつながっているという関係性を深めることができるような気がするからです。

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歩いている犬を見ると、結構大変なことになっていることがあります。

杉の枝や草の種が犬の毛にからまっていたりと、歩きにくそうにしています。

先日いっしょにトレッキングしたリンちゃんの脚にも、たくさんの種が絡まりついていました。

リンちゃんはシュナウザーという純血種で、色は真っ白です。

白色の毛が土色に変わり、脚の汚れが目立ちます。

毛はほとんどが飾り毛なので、種や杉の葉といった繊維にひっつきやすいものが絡まってなかなかとれなくなってしまいます。

同じように土も繊維の深くに絡まるため、泥状の汚れがふき取る程度ではきれいにはとれません。

犬は本来、山で生活するようにできています。
その骨格、筋肉、皮膚、被毛も、この山空間で安全かつ快適であるように歴史をかけて自然がつくってきた犬本来の体というのがあります。

ところが純血種の犬は違うのです。

純血種というのは100年ほど前にヨーロッパで始まった趣味の犬の世界から始まっています。

よく純血種=働く犬と思われていますが、そういうわけではありません。

使役のために繁殖された犬たちはサイズや性質を求められましたが、規定の体の大きさや耳や尾のタイプ、毛質の色や状態を純血種の規格として求めているのはドッグショーという趣味の世界です。

このドッグショーのために繁殖されている犬たちから、家庭犬としての純血種が広がってきました。

不思議なことですが、ドッグショーをよくご存じない人でも「チャンピオンの子」と書いて売り出されている子犬を見ると、なぜか特別にいいものだと思ってしまうようです。

ドッグショーの規格の中で人為的に繁殖をくり返される純血種犬の中には、山という環境で快適さを保つことができなくなった犬種もあります。

前述した飾り毛、毛の色、皮膚の弱さ、免疫力の低さ、体型、筋肉のつきにくい体など、不便を強いられることもたくさんあります。

こうした犬たちと山歩きをしたあとは、このあと脚を洗ったり毛から種を取り去るなどいろいろと大変なのです。

その大変さや犬が汚れるのがいやだという理由から、犬に山歩きをさせたくないと思われる飼い主もいるとは思います。

それでも、知っていただきたいのです。

山を探索しながらゆっくりと歩いていく犬の満足した表情や真の安定や落ち着きや欲求を満たすということについて、実際に犬を見て感じていただきたいのです。

犬が山を歩く姿を見れば、犬が人の繁殖によって変わってしまい、汚れや種などが絡まる毛質になったことを不便だと思う前に、もっと違った気持ちが生まれるのではないでしょうか。

真っ白なリンちゃんですが、お山では満足した表情で歩いています。

たくさん歩いても、まだまだ歩けるといった風でもあります。小さいのに頼もしいですね。

飼い主さんも、汚れても苦にされている様子はなく、「リン、楽しいね、良かったね」と声をかけています。

犬がどこでどのように過ごすのか、その権利を持っているのは飼い主なのです。

その小さな積み重ねが犬の一生になることを考えると、人の10分の一の時間しか持たない犬に対してできることはわずかなことしかありません。

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