グッドボーイハートは人と犬が共に成長して調和することを目指すドッグトレーニング・ヒーリングスクールです。

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<クラス>犬と飼い主のための風水講座&トレッキングクラス開催しました。

七山でも暖かな春の日差しを感じることができました。
この日は、グループでのトレッキングクラスからスタートしました。

グループのトレッキングクラスは上級者の方のみのクラスです。
トレッキングは山遊びではなく、山歩きのクラス。
山を歩くという行動が実現されるまで、長らく継続してクラスに通って来られた生徒さんと犬たちでいっしょに春の山をゆっくりと散策しました。

午後は唐津市のサロン「ペタルローズ」の山岸厚子先生を講師としてお迎えしての「犬と飼い主のための風水講座」です。

知識として習得するというよりも、環境を整える実践版として楽しみながら学びたいという気持ちから、この講座の開催をリンパマッサージを教えていただいた山岸先生にお願いして快諾していただきました。グッドボーイハートでは2回目の開催になります。

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風水というと魔術的な印象を受けられるかもしれませんが、感覚と照らし合わせていくと案外納得のできることも多いのです。
たとえば、寝心地が悪いので寝場所を変えてみたら、風水上でも気の流れやすい場所であったなど、今回クラスにご参加の方々のコメントの中にもそんなものがありました。

動物は本来は「気=場のエネルギー」にとても敏感で、気の良い場所を選んで過ごそうとするものです。
ところが、犬の場合には「人につく」性質を持ち合わせているために、人が気の悪い場所にいてもその場にいることがあります。それだけでなく、飼い主自身が不調の状態を抱えていても飼い主のそばにいようとするのです。
もちろん、飼い主を心配して離れないのではありません。飼い主の不調という状態そのものが犬を不安定にさせてしまうからです。

犬と飼い主にとって最適な環境を整えるための風水講座は、まず自分の家について知ってほしいということです。

次回は3月10日に行われます。
ご参加のみなさんは、ご自宅の図面か相当するものをご持参ください。
犬のためということで、犬のいる部屋の図面だけにならないようにお願いします。

犬は環境の影響を常に受けている。一番影響を受けているのは飼い主である自分であることを再認識して、風水講座を活用してください。

講師の山岸先生もこんなことを言われていました。
「風水講座を受講したのになかなか変わらないとおっしゃる方は、自分が変わろうとしていないからです。自分が変わって周囲が変わるのだから、自分が変わらなければ何も変わりません。風水で変えてもらおうというのではなく、風水を利用して自分が変わろうと思うことが大切です。」

ですよね。風水講座とか風水のところを犬のしつけ方講座とか犬のしつけ方と置き換えてみてください。飼い主が変わろうとしてないのに、犬が変わるわけはないのです。犬が変わったら自分も楽になれると思っていも、犬は全く変わりません。

逆に、犬が変化しているなら自分が確実に変化しているのです。そのことを認めて前進を続けていただきたいと思います。

次回はこの講座を福岡で開催します。残念ながら満席となっていますので、ご希望の方はお問い合わせください。

自分が変わると周りが変わる。

自分が変わると犬が変わる。

自分を変えていくために環境を変えていく。

すごくシンプルでわかりやすいステップを、風水講座でもグッドボーイハートのトレーニングクラスでも、いっしょに学べれば幸いです。

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<クラス>今年はじめての水泳教室:海という自然を感じる時間

春の大きなエネルギーの風が吹き荒れて、七山校の自作のドアが破壊されたりとわずかとはいえ、やはり被害は堪えるものです。

今日は3月中旬くらいの気温ということで、予定していたプライベートの水泳教室を無事に開催できました。

グッドボーイハートの水泳教室。
最初は、オポという犬の先生のもとにプライベートクラスで開催をはじめ、その後はグループクラスの水泳教室へと展開していきました。

しかし、最近ではまたプライベートクラスの重要性を再認識するようになり、たくさんで楽しいのもいいけど、家族でまずはしっかりと勉強することの方が何十倍も大切と思うようになり、グループクラスよりもプライベートクラスの方に重点を置いています。

そこで今回の水泳教室もプライベートクラスとして開催しました。

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オポ先生は他界しましたが、弟子である私が残っていますので、犬たちの様子をみながら海という自然との距離感を近めていきます。

普段は室内拘束、短いリードで拘束されてがんじがらめの生活をしていると、自然の中で解放されたときに興奮しすぎて適応力を育てられないような状況になることがあります。

自然学習も普段からの飼い主との生活という基盤があってこそ実現が可能なクラスです。

そのため、トレッキングや水泳教室といった自然学習クラスだけをクラスとして提供することはしていません。

日常生活の中での生活環境、飼い主との関係性をつくる生活のルールなど、ベースをしっかりと築き上げてこそ犬と飼い主の自然学習は価値のあるものになります。

今回クラスに参加してくれたのは、まだ1才になっていない2頭の同じ胎から生まれた姉妹犬です。ラブラドル・リトリバーですから、海の香りと海の鼓動は脳の記憶を呼びさます機会になったことでしょう。ほんの少しだけ動画をとってみましたのでご覧ください。



犬と自然は切り離すことができません。
同じように人と自然も切り離すことができないと思います。

犬たちのための水泳教室は、飼い主さんが犬と共に自然という環境で過ごす勉強のためのクラスです。訪問レッスンがしっかりと進んで来た中級者以上の飼い主さんが対象になります。

犬と人と自然がいつもひとつであるように、その時間と空間が新しい関係を築いていけるように、きっと何か良いヒントが生まれるはずです。

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<クラス>犬語セミナー開催しました:犬と犬のコミュニケーションから犬の社会性を評価する

週末の日曜日には七山校で恒例の犬語セミナーを開催しました。

このセミナーにも関東方面からご参加いただきました。
遠方からご参加いただいた方にも、福岡佐賀方面からご参加いただいた方にも、同じように何か新しい視点を持って帰っていただければと、題材選びにも悩むところです。

特に初めて犬語セミナーに参加される方にとっては、素材選びによっては難しいと感じられることもあるようです。
犬語セミナーは2回目からが本当に面白くなるセミナーなので、続けてご参加いただくことをお薦めしています。

今回はやはり、犬と犬を初めて対面させたときに撮影した動画を素材1として使用しました。

犬のコミュニケーションの中でも、犬が犬に対面したときに表現するコミュニケーションは真の犬語です。

犬は人に対してもコミュニケーション能力を持っていますが、受け取り側が犬語を十分にはわからないヒトという種族なので、犬の表現方法もかなりいびつなコミュニケーションになってしまいます。
その点、犬が犬に対して表現するコミュニケーションは、犬語を学ぶ素材としては最適なものです。
犬語セミナーときには犬と犬を対面させたビデオを取り上げているのはこうした理由からなのです。

犬語の読み解き方はそれほど難しくはありません。
まず、犬の行動を細かに観察できるようになることです。
行動のひとつひとつは点ですが、その点の行動がつながって線になり、そして輪になっていきます。

行動を細かくあげて、その順番を明らかにし、その行動に影響を与えた刺激=対象や対象者の行動を整理していくと、案外犬語はシンプルなのです。

行動のコミュニケーションと比較すると、言語のコミュニケーションの方が記号としては複雑で誤解を招きやすいのです。

犬の場合には音声のコミュニケーションはありますが、言語のコミュニケーションはありません。

犬のコミュニケーションは記号化されており本来はとてもわかりやすいものなのです。

しかし、最近は犬が洗練されたコミュニケーション力を発揮できなくなっています。

子犬のころから親犬や兄弟犬との安定したコミュニケーションを表現する機会を機会を奪われることが多いためです。

さらに、子犬の育児を担当する保護者の接し方によって、コミュニケーションを通して気質形成にも影響を与える関わり方が発生するため、興奮や不安が強いとか、認知力が十分に発達していない犬ではコミュニケーションという表現力が極端に低くなってしまうからです。

このコミュニケーション力の低さこそ、社会性の低さになります。

社会性という言葉が本来と違うものと誤解されている傾向があるようですが、社会性が発達しているというのはお利口で飼い主の言うことをよくきくということではありません。

犬の本来の社会性とはコミュニケーション力、認知力、グループ力です。

3月の犬語セミナーは以下の日程で開催します。

8日(木) 福岡校
21日(水・祝日) 七山校

人数に限りのある少人数制のセミナーです。
お早めにお問い合わせください。

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<クラス>小さな犬ちゃんたちのプライベートトレッキングクラス

福岡では着込むと汗ばむほど暖かくなってきました。

七山の家の裏にはわずかに雪が残るものの、昼間は太陽が心地よく小鳥たちが元気に羽ばたく姿を見ることができる季節が到来しています。

早速、山歩き勉強「トレッキングクラス」を申込みされる方が増えています。

そのおかげで七山滞在時間が長くなり、この週末は山歩きと薪ストーブという自然の力で、骨折していることも忘れて活動が上昇中です。

プライベートトレッキングクラスに参加された生徒さんの中には、東京から起こしいただいた方もいました。

単身赴任で犬たちとも別居になってしまったご家族が、ほんの少しの家族との時間を山で過ごすために七山校まで来てくださったのです。

普段とはかなり違う犬たちの行動や表情に、何か感じていただけるものがあればいいなという思いが強くなります。

むしろ犬との山歩きでは、犬の変化よりも飼い主自身の感性が自然のセンサーに反応する瞬間の方がずっと大切なのです。

一瞬で感じるセンサーもあれば、くり返し接することで受け取れるセンサーもありますので、人については気長に待つことも練習のひとつです。

犬たちの方はどうしても最初はテンションが上がりがちです。

特に人とのがんじがらめの生活の中で閉ざされた脳の機能が正常な行動を引き出してくれるまでにはかなりの時間を必要とします。

犬との山歩きを見る際には「興奮しているテンションの高い犬を見て喜んでいると判断しない」というところからスタートします。

走り回ったり駆け出したりする犬を「喜んでいる」と解釈してしまうと、走り回ったり、走り出したりすることを飼い主が奨励するようになってしまいます。

山歩きの上級犬たちは、とてもゆっくりと山を歩いていくのです。

安全第一、防御第一、確実に移動しながら情報を得ること、これが犬の山歩きの姿です。

トレッキングクラスへ参加するたびに、犬の行動に変化が見られてワクワクします。

最高の季節、5月まででしょうか。

限られた時間を一番大切だと思える時間にできるといいですね。

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<クラス>犬語セミナー開催しました。

本日は福岡で犬語セミナーを開催しました。

偶然という必然なのかもしれませんが、参加された飼い主さんがみなさん犬を保護という形で迎え入れた方ばかりでした。
そして、犬語セミナーの題材として使用した動画も、保護施設や保護団体から飼い主宅へ迎え入れられた犬の動画でした。

家庭に来た年齢はまちまちなので、それぞれの犬が過去にどのような経験をしてきたのかを知ることはできません。

保護犬に傾向の多い行動というのもありますし、新しい環境に適応することに時間のかかる場合もあります。

犬語セミナーを通して犬の行動への理解が進むと、その犬の過去を知らなくても目の前にいる犬が何を必要としているのかを知ることができます。

過去のことを知らなければ犬と共に前進できないと思われているなら、それは大きな誤解です。

犬が必要としてることは、現時点での犬に対する理解でしかありません。

むしろ、過去の詮索することで目の前にいる犬のことが見えなくなってしまうことの方が多いのです。

他にも純血種としての性質にこだわりすぎることで、個性を見失ってしまうことがあります。

今回の保護犬たちは皆ミックスなので、犬種的な性質の枠にとわられず個々の犬の個体の特徴に単純に焦点を合わせることができます。

個性は犬種を越えるし、現在の行動は過去の情報を引き出すのです。

犬語セミナーは一般の方が唯一参加できるセミナーです。

今月は25日日曜日に七山校でも開催します。

犬との関係を今ひとつ進めて行きたいなら、ぜひお問い合わせください。

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<クラス>プライベートトレッキングデビューの小さな犬ちゃんたち

寒暖の差が激しいので、今日は暖かいかな寒いのかな?と天気予報が気になる日々です。

七山では今日も朝からかなり気温が低く、雪がちらついていました。

気持ちを引き締めて、いただいた木材をチェーンソーで切る作業をしながら、生徒さんの到着を待ちました。

はじめて七山に、いや山歩きデビューする小さな犬ちゃんたちを連れて来られるのです。

飼い主さんはドキドキでしょうし、私の方も気合がはいります。

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山歩きデビューをした小さな犬ちゃんたちは、初回のため1頭ずつ歩いて犬の行動を飼い主さんといっしょに観察しました。

普段の散歩とは何が違うのかとか、飼い主さんとの距離感はどうなのかなど、観察して得られることは犬について大切なことばかりです。

犬の行動を細かに観察する力をつけることは、飼い主が犬を理解するためにできる最初のことです。

行動の意味はわからなくとも、行動を見る力をつけることはできるからです。

知識がなくてもできることで、この情報がないと先に進まないこと、それが犬を観察するということなのです。

緊張しやすい犬くんの方は、適応に時間がかかりましたが、やはり変化がみられてきます。

犬がどのような状態であるのかを、普段とは異なる環境で、さらに環境を整えながら経過観察を続けることで、犬が必要としていることが見えてきます。

トレッキングの帰りがけに、笹薮へ1頭のジュニアイノシシが走っていくのが見えました。

イノシシがいますと飼い主さんに声をかけて、イノシシの様子を伺うとなんと数頭いました。

1頭が走り出し、2頭目が走り出し、そして3頭目が走り出しました。

いずれもジュニアサイズ、ウリボウよりも大きく成獣よりも小さなサイズです。

ジュニアだけが集団で行動しているのをはじめて目撃しました。

すべてのイノシシが走り終えたあと、移動を再開します。

犬くんの方は全く気づいていない様子でした。

まだそこまで余裕がなかったのでしょうね。

山道という坂で自分の体を落ちつかせるのが精一杯だったようです。


環境が整えば、動物たちの行動の予測もたちやすいのです。

環境が不安定でストレス値が上がってくると、行動の予測がたちにくくなります。

動物の行動は案外シンプルなものだと思います。

人の行動が複雑で入り組んでいるため、犬もそのようになっているのかもしれません。

人にとっても犬にとっても、楽しいことはそんなに難しいことではないと感じてしまうのは、楽観的な考え方でしょうか。

単純なことで犬たちは楽しい、それは信頼できる家族と日常という自然をを楽しむことかなと思いながら、山歩きを楽しむ一日となりました。

dav

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<クラス>犬語セミナー開催しました:多頭飼育のコミュニケーションを読み違えるな!

七山に戻ると…積雪していたのでビックリしました。

突然風景が変わってしまうので、山に慣れていない方にはドキドキの運転になります。

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クラスにご参加のみなさんには、直前でもルートについて連絡しますのでご安心ください。

わずかな積雪とちらつく雪の中を、気持ちよく犬たちとトレッキングしました。

ずっとトレッキングを続けている犬のバランスや使い方が、少しずつですが変化していき体のバランスが整っていくのは不思議なことです。


トレッキングクラス後は月に一度の犬語セミナーを開催しました。

今日は、はじめて参加される方に撮影をお願いした、同居の2頭の犬たちの動画を主題にしてすすめました。

多頭飼育の犬たちの関係性は、かなり違った見方をされていることが多いため、科学的にちゃんと見て、現実をちゃんと把握して理解したいところです。

今回のビデオは、その誤解されやすい典型的な行動のパターンだったので、犬語セミナーの教材としては最適なものでした。


多頭飼育の犬たちの中には、かなり行動が増えています。

走り回りやとびつき、なめる、じゃれる、プロレスするなどの激しい犬と犬のコミュニケーションをすべて遊びとしてしまうのはとても危険です。

多頭飼育の犬と犬が、適切な関係とコミュニケーションを構築している場合には、散歩中に他の犬に吠えかかるなどの行動はほとんど見られません。

なぜなら社会的行動の安定は、テリトリー内で作られているからです。

散歩中、他の犬に吠えるなどの行動が出る犬も、室内同居の犬たちでは吠えあうことはめったにありません。

そのためか、おうちでは犬が好き、お外の犬は嫌いと犬の行動を判断(評価)してしまうことがあるようです。

これは擬人的な見方であって、犬を行動学的に理解する見方ではないのです。

犬語セミナーは、ただ単純に犬という動物のコミュニケーションを理解しよう、そしてその理解を犬そのものへの理解につなげようというセミナーです。

セミナーの主旨は簡単ですが、とても奥の深いセミナーです。

来月は2月25日(日)に七山校で開催予定です。

福岡では2月の平日に開催しますので、決まり次第ブログでご案内します。

dav

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<クラス>上級者のトレッキングクラス

七山では家の裏や玄関には解けきれないわずかな雪が残る程度になりました。

この季節、雪の降るたびに暖かさを増していく春の訪れを感じられる季節なので、天候を見ながら犬と山に入るのはワクワクする時間です。

七山に移ったばかりのときには、木々の変化もほとんどわからず、季節の移り変わりにも無頓着でした。

10年も山の中を犬と歩いていますので、木々の色の変化などで春の訪れを感じるようになったのです。

臭いもなんとなく若葉のような青臭さをひろえるようになりました。

雪の下でいつの間にか大きくなったいろんな植物が、雪が解けると一気に顔を出しています。

犬の方はわたしたちよりももっと鋭く、この環境の中に起きていることを気づいているようです。


日曜日には、上級者の方でトレッキングクラスを開催しました。

上級者とはどういうことかというと、山のかなり奥の方まで歩いていきます。

足場があまりよくありませんので、体力もバランスも必要です。

油断するとこけてしまうようなそんな山を歩いています。

周囲には野生動物の気配もたくさんあります。

流れるにおいを察知するのか、犬が鼻を高くあげて臭いを嗅ぎ始めたり、少し落ち着きなく体を左右に振ることがあります。

こちらも早めに察知して備えをしなければいけません。


整備された山しか歩いたことのない方からすると、単純に怖いと思われるような行為かもしれません。

安全を周りに確保してもらうのではなく、自分でつくっていく必要があります。

慎重さも必要だし、行動する必要もあります。

体も緊張するし、心も緊張します。

そして、感知力の高い犬とのパートナーシップは絶対です。

一頭の犬、ひとりの人の衝動的な行動が、周りを危険に巻き込んでしまうこともあります。

環境把握をしながらブレーキとアクセルを上手に使って進みます。

その間、心地よい風、きれいな光、山のにおいを味わえるのですから、最高に心地良い時間です。


山歩きの最中に、遠くからバイクの音が聞こえてきました。

数台のバイクが山中を走り抜けていく音です。

集団で競い合うように走るバイクの音はあまり得意ではありません。

でもゆっくりと山間を走り抜けていくような流れのある音は心地よいものです。

バイクを上手に乗る人は、一体感とコミュニケーションを大切にするといいます。

知人にバイク乗りがいて、バイクに乗る理由を尋ねたら「美しくなれるから」という答えでした。

緊張と緩和、そして自然を感じながらバイクに乗ることで、美しくなれるということらしいのです。

犬との山歩きといっしょなんだなと思いました。


犬との山歩き、最初はみんな初心者です。

まず一歩からぜひお試しください。

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<クラス>雪山の初トレッキングクラス

昨日のブログでご紹介したとおり、グッドボーイハート七山校あたりは大変な大雪でした。

大量の雪はまだ解けきれておらず、引き続き外は真っ白で室内は鏡に照らされたように明るくなっています。

しっかり積雪すると犬たちを雪の中に連れて来たいと思ってしまいます。

この大きな自然の景色の中に犬という動物がいてほしいという単純な気持ちからです。

気持ちは単純なのですが、実現するのは大変です。


積雪しそうなんですけど、七山まで犬を連れてきてくださいとはなかなか言えないからです。

自分の車は4駆でタイヤも冬用に履き替えていますが、福岡・佐賀近郊のみなさんの車は2駆でノーマルタイヤが一般的です。

観音の滝あたりまで起こしいただければ、こちらで送迎して雪山歩きに来ていただいたことがありました。

実は今回もトレッキングクラスが数件入っていたのですが、コンディションが読めずお越しになったのは1家族だけでした。

積雪はあったけど吹雪はなく、路面の状態も良い上に山には雪がどっさりというベストな雪山になっていました。


実は今回、始めての七山トレッキングクラスにご参加の犬くんとご家族でした。

最初のトレッキングで雪山となると、多少抵抗があるものです。

この困難を乗り越えられたのは、小学生の子供さんが楽しみにしていたことでした。

雪が積もっていると聞いて、前の日からとても楽しみにされていたそうです。

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なんども雪の上に寝転んでいました。

寒くないかと尋ねると、全然寒くない、気持ちがいい!といいます。

さすが子供ですね。自然と一体化しています。


犬くんの方が少しドキドキだったでしょうか。

普段は都市空間のなかで、建物に囲まれて緊張しながらの散歩です。

今日は雪山の中にいろいろな野生動物の臭いを見つけながらドキドキしたことでしょう。

同じドキドキでも、少し違いがありそうです。

普段の散歩コースで会うときには、私に対しても緊張の行動を見せる犬くんですが、トレッキング中はそれどころではなかったようで一緒に山歩きをがんばりました。

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一生懸命やらなくちゃいけないことがあって、しかも誰からも強制されていないのに自然を向き合う行動というのは、なかなかありません。

犬の場合には、山があって集団で移動すれば自然とその行動をするようにできています。

それが悪路であれ、困難があっても、協力しあって進むしかありません。

我先にと駆け出すと危険が待っているだけですし、動かないと決め込んでもみんながそこに戻ってくる可能性は100%でもありません。

お父さんもお母さんも子供さんも、そして犬くんもみんなでがんばって歩きました。

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実は私は小学校低学年まで都心で育ちました。

自然の中で遊んだ経験がほとんどありません。

ただ一度だけ、尾瀬の川で遊んだ記憶があります。

今でもその記憶が頭に残っています。

自然の中で体感したことって、大人になっても深く根付いているものです。

子供さんにとっても犬くんにとっても、雪山トレッキングが体と心に大切に刻まれたと思います。

行動をするのは思い出を作るためではありません。

ただ、この瞬間を充実して感動して、そしてちょっとワクワクしていただければ、犬との関係も少しずつ変化していくでしょう。

山の中につくった雪だるまは、数日中になくなっても、無くならない大切なものを持って帰りましたね。

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<クラス>今年の抱負を語ろう:初詣トレッキングクラス開催しました

毎年、尾歩山では恒例の初詣トレッキングを開催しました。

古い住所名が「山影」というグッドボーイハート七山校に、冬の季節に朝日が当たるのは11時くらいになってからでしょうか。

朝からゆっくりと山を登っていくと、ちょうど目の前に朝日が上がっているのを見ることができます。

視覚的な情報で情緒を感じられる動物であるわたしたちヒトの方は、朝日を拝みながら心地よくすすみます。

鼻をつかって嗅覚的情報で環境を知ろうとする犬たちの方は、この寒い時期でもピクピクと鼻先をよく動かしながら、環境把握を行っていました。

もちろん、犬には「新年」という概念はありません。
1月1日も1月2日もいつもと変わらぬ一日でしかないのです。

改まって新年の挨拶をする必要もありません。

その犬たちであっても、季節の移り変わりにはとても敏感なのです。

むしろ、動物であるからこそ季節の節目を感じやすいのかもしれません。

今日は鼻先だけでなく、体全体を北側の谷の方角に向けている犬たちがいました。

体を集中させるのは、何か特別な情報があるときです。

体の向きが左右に揺れ始めると、風にのってくる臭いをより多く取ろうとする行動です。

ですが、行き過ぎるとこの情報収集の方法では、自分のバランスを崩してしまいます。


犬がひとつの方向に集中しているのはわかるのだけど、それが何であるかを知ることは容易ではありません。

果たしてそれは、人なのか、他の犬なのか、イノシシなのか、アナグマなのか、もしくは全く別のものなのか、知らないのもなのか…。

長年連れ添ったパートナー犬であれば、その様子でそれが人か犬なのか、動物であるのかという区別をつけることができました。

長く連れ添うということは、お互いのコミュニケーション力が深まるということです。

人と犬はそもそも異質のものなのです。

はじめから理解することを放棄してしまっては、関係性は始まりません。


何を伝えようとしているんだろうと、周囲に気配を配りながら歩くことは大切なことだと思うのです。

さて、山のお土産の薪も手伝っていただいてたくさん持ち帰りました。

室内の薪ストーブも大活躍です。

これからまだまだ寒くなる山の時間。

今年もたくさんの時間をどうぞお山でお過ごしください。

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