グッドボーイハートは人と犬が共に成長して調和することを目指すドッグトレーニング・ヒーリングスクールです。

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クラスメイト

クラスメイトのコーナーです。
今回はチワワのピースくんです。

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はじめまして。
うちのピースの紹介をさせていただきます。
ピースは臆病で甘えん坊です。

いろんなことを飼い主といっしょにするのが大好きですが、
中でもオヤツを使ったトレーニングには目がありません。
家の中では宝探しやボール遊びなども好きで、
体が小さくていつも元気いっぱいです。

何かを教えようとすると、とにかく真剣に向かってくるので
いつの間にか芸持ちになってしまいました。(笑)


楽しい笑顔はもちろん、
毎日違った表情をもみせてくれます。
ですから仕事での疲れを癒してくれる存在でもあります。

あのまん丸の目でみつめらえると、もうメロメロですよね。

トレーニングを通して犬とのコミュニケーションのとり方を学ぶことで
お互いがより理解しあえるようになりました。

お散歩会や専門学校でのデイケアレッスン
グループレッスンなどを通していろいろと経験させてもらっています。

とにかく楽しくて楽しくて・・・といった感じです。

みなさんとのふれあいを通して、
最近では好奇心旺盛になってきたんですよ。

一緒に暮らし始めてから、いろんなことが変わりました。

犬との関わりにより、純粋な気持ちを持てるようになりました。

散歩で四季を感じたり、自然とふれあう機会が多くなったのです。
期待しなかったような喜びをピースとの生活の中で得られています。

これからもピースと共にmかれにとって「幸せ」と思えるような
犬生を送らせてあげたいと思っています。

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このコメントはグッドボーイハート機関紙(2004年11月)に掲載されたものです。

ピース君は現在14歳ですね。
今では二人の弟ができて長男になりましたね。

飼い主さんは訪問トレーニングを通して犬のことをたくさん学ばれました。
飼い主さんの深い愛情の上に、正しい理解が加わり、
怖がりのピース君がどんどん積極的に行動できるようになった成長が感動的でした。

オヤツに夢中になる犬も
オヤツが好きでトレーニングしているのか
飼い主さんに応えたくて行動しているのかは
見ると区別がつきます。

ピース君はもちろん後者。
飼い主さんの気持ちに敏感で共感を得ていたのですね。




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クラスメイト

クラスメイトのコーナーですが
今回は海外のセミナーで数回ご一緒した知人からいただいたメッセージです。

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みなさま。はじめまして。
みなさまと可愛いワンちゃんは幸せにお暮らしですか?

私の生活は動物とは何の関係もありません。
「じゃ何故ここに?」との疑問に対しての答えはまたいつか。

先日あるランニング雑誌に「Q熱(慢性になった患者の65%が死亡)」になったランナーの記事が出てきました。

当然、治るまではランニング禁止。
きびしい闘病生活を救ってくれたのが愛犬ポピーとの散歩だったそうです。
「走れない辛さもポピーの顔を見るだけで和らぎました。」
とありました。

私にもこういう経験があります。
アラスカのある山から下界に戻ってきたとき、
出迎えてくれた友人が連れていた犬に、疲れていた登山者たちが
どれだけ元気をもらったことか。

世界中どこでも人は犬と暮らしているようです。
自宅前の芝生に愛犬と一緒に寝転びながらランナー達に拍手を送るのはホノルルマラソンの典型的な応援風景です。

エベレストのベースキャンプ(6,000m)付近でも
犬を連れている人を見ました。

一方、RSPCA(イギリスの動物保護団体)のセミナーや
動物福祉関係のシンポジウム等に参加すると、安易に動物を飼い
その結果として動物虐待がいかに多く行われているかの実態を知ります。

コンパニオンアニマルから受け取る恩恵は
双方が幸福
であってこそ生まれると信じます。
皆様とご家族の一員であるワンちゃんたちの生活が幸せでありますように。

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このコメントはグッドボーイハート機関紙(2005年1月発行)に掲載されたものです。

コメントをいただいたKさんは7サミットを2クール登頂され
ホノルルマラソンのボランティアも勤められています。
そして、犬の飼い主でもなく専門家でもありません。
犬のセミナーで数回お会いしたときにとても不思議な存在でした。

何か関心を持たれたことに向き合うこうしたKさんの姿勢が
厳しい自然に向き合う姿勢と同じであることを感じることができます。

犬と暮らしいない人も、犬との暮らしを考えています。
自然と生きる方は、動物たちとも生きています。

学びの機会をありがとうございました。

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クラスメイト

クラスメイトのコーナーです。
今回はラブラドル・リトリバーのさくらちゃんです。

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私は4月生まれのせいか桜の咲く春が一番好きな季節。
死ぬときもぜひ桜の樹の下でと思うくらいです。

それだけの理由で7月生まれであってもの彼女の名前は
「さくら」と彼女が来る前からそう決めていました。

ラブラドル・リトリバー=盲導犬のイメージで飼ってしまったのが
そもそもの間違いでした。

さくらが来てから、マニュアルに弱い私は、育犬本、インターネット
人の教えなど、さまざまな情報を駆使してさくらを従順なお利口な犬に
しようとしました。

案の定、素人にも限界。
さくらが何をしたいのか、
してほしいのかさっぱり分からなくなっていました。
私もお手上げ状態でした。
彼女も最悪な家に来てしまったと後悔したことでしょう。
そんな私たちを救ってくれたのは宮武先生でした。

最初のカウンセリングで感じたことは、
私がさくらの行動をよく観察していないこと。
どんな行動をとったのか詳しくいえなかったことです。

多分、見ていなかったし、見ようとしなかったから
彼女の言いたいこともわからなかったのだと思います。

レッスンを続け、課題をこなすことで、
さくらとのコミュニケーションの幅が増え、
だんだんさくらの言い分がわかるようになりました。

そしていっしょに勉強しているみなさんとワンちゃんを見ていると
私達はまだまだ努力が足りないなと思うことも少なくありません。

また、いろんな犬に対する考えかたや、
犬と人間社会との関係についても知る機会があり
私の犬に対する考えはかなり変わったのではないかと思います。

人間に都合のいい犬を育てるのではなく、
犬らしく生きてもらう、人間と一緒に生きてもらうのが
犬にとって幸せな犬生かなと最近考え始めました。

犬らしく生きてもらうという点においては、さくらはまだまだ未熟です。
時折、洗面器や枝をもって走り回る、強烈な匂いをつけてアピール
過度なごあいさつでご迷惑をおかけしますが暖かく見守ってくださると幸いです。
最後にたくさんの出会いを運んで来てくれたさくらへ
ありがとう!

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このコメントはグッドボーイ機関紙(2006年3月発行)に掲載されたものです。

さくらちゃんは桜の花がよく似合う美人さんですね。
今では妹分のリトリバー犬と自然の中で暮らしています。

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犬語セミナー

先日このブログでもご紹介した犬語セミナーについて「犬語セミナーファン」より感想文をいただきましたので以下にご紹介します。

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犬語セミナーで何を学ぶかと言うと、それは「犬を知るということ」につきると思います。

犬とずっと暮らしておきながら、こんなにも彼らが表現していた様々なことをスルーしていたなんて、
なんてもったいない事をしてきたんだろうと悔やまれます。

あの子は何て言っていたんだろう、
あの子は何を伝えていたんだろう、
あの子とあの子はどんなふうに会話を楽しみ、
私のことを何て言っていたのかな・・・。

犬語セミナーに参加して、自分がどれだけ犬のことを知らなかったのか、
知った気になっっていただけなのかということがわかって落ち込むこともありましたが、
それよりもむしろ自分たちに与えられたツールを使って犬たちが一生懸命自己表現しようとしている姿に、
そしてうまく伝わらなかったり、答えられなかったりして思い悩んでいる姿にちょっと嬉しくなったりもしました。
当たり前なんですが、犬なんだなぁと改めて思い知らされる気がしました。

犬語セミナーで、犬たちの豊かなコミュニケーションの世界を知った今となっては、自分のすぐそばにある小宇宙をのぞかないわけにはいきません。
きっと映像では伝わりにくいツールもふんだんに使っているに違いありません。
その世界に触れて初めて、犬を知ることができるのではないかと思います。
先は長いですが、あせらずゆっくりと楽しみながら、
犬語マスターへの道を歩んでいきたいと思います。

「犬語セミナーファン」より

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「犬語」のファンがいるなんて犬たちが知ったらきっと喜ぶことでしょう。

「犬のコトバとその世界」を忘れてしまった犬も多くなり『ところでボクタチって一体何者?』と
いつか犬に聞かれるのではないかとドキドキしているところ。

『あなたたち、犬なのよ。』と私が諭す前にきっと自分たちで気づいてくれるでしょう。
そのチャンスさえあれば…。

私たちが人という動物であるということに気づくことはそのチャンスのひとつなのだと感じています。

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クラスメイト

GBH生徒さんの自己紹介のコーナーです。
今回はナティボコースを受講中の現役のペットシッターの方からです。
ではどうぞ。
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ナティボクラス初級コースの授業も、残すところあと1回になってしまいました。
通い始める前は、正直言って「七山、遠いな・・・」と思っていましたが、
ふたを開けてみれば何のその、毎回あっという間の道のりでした。

なぜなら、七山へ向かっている間は、こんなことも聞いてみよう、あんなことも聞いてみようと頭の中のモヤモヤを整理し
逆に帰りには、あれはどういう意味だったんだろう、こういう場合はどうなんだろうと新たなモヤモヤを抱えて帰っていたからです。

これも、私達の疑問にさっと答えを差し出すのではなくヒントとなる情報や方向性を指し示してくださる先生のおかげだと思います。
そうやって自分で考えれば考えるほどやはり“犬って面白いな”とますます犬の世界にはまっていってしまいました。

ナティボクラスは、その名の通り「犬の本質」を勉強するクラス。
犬とは本来どういう動物なのかを体のつくりや行動などから読み取っていくという内容でした。
ある程度わかっていると思っていた犬の新たな姿…
というよりは本来の姿にふれることができ毎回新鮮な驚きがありました。

授業の日に帰宅したあと我が家では愛犬「のも」がごはんの間中じっと観察されたり、口の中をのぞかれたり、
狼爪をさわられたり、といい迷惑だったかもしれません。

私を含め多くの飼い主さんは、 自分の犬を「犬」としてではなく、まず「○○ちゃん」として認識しがちだと思います。
散歩は好きじゃない、お外は怖い、一緒に寝なきゃダメなど、
「他の犬は知らないけどうちの○○ちゃんはこうなの、それがこの子の個性なの、犬じゃないみたいでしょう」という声を仕事柄よく聞きます。

でも本当にそうなのかなとずっと思ってきました。
本来の犬の姿を知らずして犬を飼うことが、犬たちにどんなに大きなストレスを与えているかを考えると本当にこわい事だと思います。

犬の本来の姿やベースを理解したうえで自分の犬がどれだけベースからずれているか
もしくは自分の生活環境の中で犬が犬としてストレスなく暮らしていくためには
どうしたらいいのかを今一度考えるいい機会になりました。

我が家の愛犬のもさんは「のも」である前に「犬」です。
のもが犬らしく過ごしながら、人間との暮らしを楽しんでくれれば何よりです。
グッドボーイハートにはその助けになるようなヒントがまだまだいっぱい詰まっていそうです。
まだまだグッドボーイハート歴半年の私ですが、これからも新たな発見や気づきをもとめて
七山への道を走っていきたいと思います。


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ナティボクラスでは毎回質問の熱心な生徒さんです。

「良い学びを得るためには良い質問をする」
ただ知りたいことを質問するのではなく「良い質問をする」というのがポイント。

質問を聞くとみなさんが何に関心をもっているのかが講師の側からははっきりとわかります。
また、その質問を通して講師側は自分が触れることのない自分の知恵の一部に触れ質問によって講師である私も共に成長していくことができます。

ペットシッターという仕事は犬たちの素の環境に触れることが多く、犬がどのような生活を送り、その生活の中でどのようなストレスを抱えているのかを自然と知ることになる立場でもありますね。

ナティボコースの学びが犬と飼い主さんの対等な関係や幸せに貢献できるかどうかは受講者の思いと行動にかかっています。

そんな思いを行動にできる勇者のおひとりとこうしてクラスを通して出会え講師としてもやりがいのある時間でした。
これからも共に学び共に行動し共に成長する仲間としてどうぞよろしくお願いします。

アマルの里の上

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クラスメイト

グッドボーイハートの生徒さんたちが自己紹介をするクラスメイトです。
今回はミックスの女の子らぶちゃんの飼い主さんです。

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私とらぶとグッドボーイハートの出会いは5年前になります。
それまで関心があったにも関わらずさけてきた保健所の犬の写真集
「動物たちのレクイエム」をなぜか手にしてしまいました。
その犬たちを人と生活ができるようにトレーニングをして新しい家族をみつけてあげたいと思いました。

そのために犬のトレーニングを教えてくれるところを探していた時
『犬語を話せるようになりませんか?』というコメントでグッドボーイハートにたどりつきました。

宮武先生と2年を共に学ぶことになるトレーナー養成クラスの同期生との出会いでした。
2週間毎に行われたトレーナー養成クラスは毎回驚きと発見と後悔の連続でした。
クラスが進むたびに自分がいかにらぶに間違ったことを教えていたのかに気づき
私の接し方に問題があったことを思い知ることにもなります。

自分の犬でさえまともにしつけられていないのに他の犬のトレーニングなどできるわけがない。
『いくつになっても学ぶ姿勢があれば大丈夫』との先生の言葉に後押しされて
“らぶ7才”にしてトレーニングを開始しました。

散歩中の引っ張り、興奮して私の腕を甘噛みすること、初めてのケイジ、アイコンタクト、ジェントルリーダー。
いろんな道具にもお世話になりました。卒業したものもあるし今でも活用しているものもあります。
『らぶちゃん賢いね。』と何度先生に言われたことか。

らぶはケイジでの留守番ができるようになり、引っ張り回していた散歩も随分楽に歩けるようになり
私が「無駄に触らない、興奮させない、犬の表情やしぐさから犬の気持ちを理解すること」を学ぶ中、腕への甘噛みもほとんどなくなりました。
もっと早く気づいていたららぶもどんなにストレスフリーな犬生を送れたか、と思うと
残念な気持ちもありますが、でもきっとこれが私とらぶの変わるベストのタイミングだったのでしょう。

そうするうちに、先生がドッグスピリッツというボランティアの会を立ち上げられ早速参加しました。
まだまだ未熟でなんの貢献もできていませんが、おかげでまた学びの機会を得られました。
わかっているつもりでもいざ人に説明しようとすると頭が真っ白になり、しどろもどろに。
会で行っているしつけ方相談会の終了後に行われる反省会ではたくさんの収穫があります。
まだそれを充分に活かしきってはいませんが・・・。

トレーナー養成クラスの最終クラス「インストラクター講座」の修了間近という時期に
博多にあったグッドボーイハート校が佐賀の七山に移転することになりました。
「佐賀?七山ってどこ?」
都会派の私は地図をみて「・・・」
でも私とらぶの先生は宮武先生でなければならない。

先生には(オポ先生にも)申し訳ないけど、本当に泣く泣く通いました。
毎回のように道に迷いやっとの思いで講座を修了しました。

この講座が終わる直前にらぶの乳腺と腹部に悪性腫瘍が見つかりました。
体の組織の一部を摘出する手術を受け、できるだけ体に負担のない方法を獣医師と相談した結果
免疫力を維持するサプリメントと予防のための注射、定期的な検査で様子をみることになりました。
2年たった今、予防薬や検査もずいぶんと減らすことができました。

この期間にも勉強を重ねるうちに私の中で何かが変わりつつありました。
ヒーリングとの出会いはこの頃ではなかったかと思います。
もともと物事を深く考えたり先のことを考えて行動するより
自分がどう感じているかなど感性によって行動していたので興味のある分野でした。

犬のヒーリングを学ぶミラグロ初級コースに入って得た素晴らしい仲間との出会い。
そして、トレーナー養成クラスをはるかに上回る驚きの連続とらぶとの絆の再確認。

ただ、私の人生にもいろんな出来事が起こっているときで
すでに自分の感性はセンサーとしての働きを失っていたようです。

仕事に追われ子供たちの行事にも参加できず毎日心に少しの余裕もなく引きずられるように生活していました。
仕事は好きだったのに仕事に行く時はまるで水を含んだ洋服を実に付けているような
体の重さを感じるようになっていました。
らぶはその間ずっと私のそばにいてくれました。
はうように仕事に出かける私を見るらぶの目がとても悲しみに満たされていた。
らぶにこんな思いをさせて毎日長い留守番をさせて、私は一体なにをやっているんだろう。
私の価値観がどんどん変わってきました。
その変化に自分が一番戸惑っていました。

なんとか抜け出したいとあがき、らぶと共にヒーリングを受けましたが
先生のおっしゃることはいつも同じでした。
『らぶちゃんは滞りはあるけど少しハートが開いているよ。ママの方がね・・・。』
ヒーリングを受けるたびにすぐに眠ってしまう私。「出るものが出てくる」という感覚も無縁の状態。
いつも最後に『でも私はあきらめていませんよ』との先生の心の言葉に愛と勇気をもらうのですが
体がいうことを聞かない、心が開かない・・・。

仕事にやりがいを持ち直すことができず、そしてらぶのあの目が忘れられず。
ついに退職の手続きに入りましたが引継ぎの作業がきっかけで執着が強くなり
退職の際にいろいろとあり心がすっかり滅入ってうつうつとした日々を過ごしていました。
朝起きれない、家事に気持ちが入らず食事の準備も億劫。
体が重くてだるく眠って眠って毎日を過ごしました。
毎晩音楽を聞きながらひとり泣きながら眠りました。

そんなとき参加したクラスの後で『すぐヒーリングしないとね』と先生に声をかけられヒーリングをしていただきました。
先生はいつも考える道筋やヒントは与えてくれますが、その先は自分でみつけなければいけません。
でも今回だけは具体的にどうしたらこのトンネルから抜け出せるのか尋ねました。
『執着を捨てること。何も考えず身を任せること。毎日感謝して過ごすこと。』
また、身に着いた感性は消え去りはしないということと
今執着しなくても、いずれ縁があればまためぐり会えることも。
そうしているとやっとの思いで通った七山がとても居心地がいいことに気づきました。

ミラグロクラスのアフタークラスの時に強くそれを感じます。
みんながありのままの私を受け入れてくれる。
同じ志を持っている人の集まりだから居心地がいいのかな。
「自分の居場所がみつかった」そう思いました。


最近は定期的にヒーリングやトレッキングクラスなどらぶと参加できるグループクラスや
草刈大会など、七山に通いつめています。
毎朝6時に起きてらぶと散歩し、庭の草むしりをしながらお日様にあたったり
今置かれている状況を受け入れ心静かに穏やかな日々を過ごしています。
ときどき心に闇が立ち入ることがまだあり、自分の内面を目のあたりにして
苦しんだり悲しんだりもしますが、それでも少しずつ何かが変わりつつあります。

泣くことも笑うこともできなかったのが、泣き笑えるようになりました。
殺していた感情がよみがえってきつつあります。
まだまだ時間がかかるでしょうが謙虚さと学びの姿勢をいつまでも忘れずに
日々感謝して自分の道をみつけていきたいと思います。

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「犬の役に立ちたい」という気持ちで始めた学びが
「犬を理解したい」に変わりそして「自分を知ること」へと変化していく。

動物を心から理解したいと望むと
犬という家族に私たちが与えている影響について知ることになります。

犬を変えることばかり考えて自分が変わることを忘れていないだろうか。
成長という変化は自分たちがこの世を去るまで続く。
私たちが学びながら成長しそして犬と共に歩みたいと望めば犬たちは自然と変化していくのでは・・・。

そんな七山グッドボーイハートの学びを続けているらぶママさん。
12歳にして緊張さんのらぶちゃんは始めてのグループクラス、始めてのデイキャンプと犬たちと共に過ごす時間をもてるようになりました。

共に学び成長することをあきらめなかったから。
病気や転職など生きる中には学びのチャンスがいっぱいですね。
自分がそのことをどう受け取りどう変化していくのか。
必要なものは全て与えられていると感じます。

現在はトレーナー養成クラスがバージョンアップした犬ナティボコースで
さらに驚愕しながら学ぶらぶママさんが、これからどんな犬語の通訳者になられるのか心から楽しみにしています。

そして、12歳という年齢はただ老いるのではなく、いかに老いるのかというとき。
生きている限り成長するのだということを犬たちは知っているのですね。

2011/06/27 15:46

2011/06/27 15:46

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犬ミラグロコース

犬ミラグロコースを受講された生徒さんたちからの感想を紹介させていただきます。
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自然とは遠い場所にいたわたしたちを導くために犬が家族なったんだと感じます。
土に触れたり風にあたったりすると自然と癒される感覚が生まれます。
下界におりるとなかなか保てませんが、できる限りこの瞬間の自分でいようと思います。


部屋をきれいにすることだけで、自分の子供たちの心がきれいになると思いました。
起きていることを少しだけ受け入れることができるようになった気がします。
自分が穏やかでいると子供たちも感じ取っているのか穏やかになっているようです。


まずはグランディングからできるようになりたいです。
そして家族にヒーリングができるようになりたいです。
見て見ぬふりをしていたことやごまかしていた事を少しずつ受け入れられるようになれたらと思います。
もちろん要らないものは手放しながら!


木や葉、動物の足跡、動物のふん…。今まで気にすることはありませんでしたが
より目に入ってくるようになりました。
山でボーっとすると気持ちがいいと感じることが多くなりました。


まだまだわからないことはありますが、ただ見ているだけでなく犬の行動の意味を考えるようになりました。
「オイデ」ができないとイライラしていましたが、「オイデ」ができないなら「行かない」を教えるとか
見方を変えることで犬にもより伝わりやすくなったように思えます。
それで、最近はだいぶんできるようになりました。


犬のことはもちろん、自分のことすらよくわかっていないのだと思いました。
気づいていないことがたくさんあるので少しずつでも犬のこと、自分のことを理解していきたいです。
「感じる」ことが少ないのでたくさんのことを感じることができるようになりたい!

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たくさんの気づきを受け取られたようですね。
犬達のメッセージもいっぱい受け取られたようですね。そして家族からのメッセージも。
たくさんの「わからない」はたくさんの「気づき」のチャンス
家族、場所、仲間、出来事、チャレンジ…。私たちの周囲に学びの応援団がいっぱいです。
毎日、毎日、1日ひとつでも何かに気づいて行動すれば、きっといつか成長したな~と感じることができますよね。オポからのメッセージにこんなことばがありました。
「一歩でもすすめばいつかたどりつくさ」
目標もいらないし、期限もない。
今できることだけがすべて。
次回は「気づき」を分かち合うクラス“犬・ミラグロアフタークラス”へどうぞ。

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クラスメイト

今回のクラスメイトはエドちゃんタハティちゃんの飼い主さんです。
ティキちゃん飼い主さんの母様ありエドちゃんのお父様のクラスメイトに「妻」として登場したあの方です。
ではどうぞ。
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グッドボーイハートとの出会いは今から一年前になります。
我が家の二頭のW・コーギーのうち、女の子のタハティからカウンセリングしていただきました。
彼女はずっと病気がちで、四肢の未発達を抱えた子でしたから
「せめて楽しい人(犬)生を送らせてやりたい」との思いがありました。

たとえば、他の犬たちと仲良く遊んだり、ドッグランで思い切り走らせたり・・・
自分の中ではまるで映画に登場する「笑っている犬」がイメージされており
犬の幸せとはそういうものだ。と勝手に思い込んでいました。

とはいえ、当の本人(犬)は他の犬に対してフレンドリーに振舞うことなどまったくありませんでした。
ドッグランでもどこでも、私のそばを離れることはなかったのです。

困ったことに、当時の私は、そういうことは「訓練」で何とかなる!と思い込んでいたのです。
「人」について考えれば「友愛」や「親しみやすさ」の感情が訓練などで培えるものではけしてないことなど容易に解るものなのに。

タハティと私は主人と現在9歳になる先住犬エドと共に7年間さまざまな犬のためのしつけ教室に通いトレーニングを受け犬のために書かれた教科書を読み身近なところでも、犬を飼っている友人に相談し・・・
誰のための何のためか分からない「犬のしつけ教室難民」を続けていました。

その間学べた情報や教育が全て無駄なことだとは今も思いませんが「満たされない何か」を感じていたことも確かです。

今思えば私の場合動物病院や犬の専門誌などでその名前をなんども目にし
気になりながらもその門をくぐることのなかった「グッドボーイハート」に出会うためには逆にそうした期間が必要だったのかなと思います。
手にした書物や2匹の犬と暮らしてきたわずかな経験だけで『私はもう十分知っている』と実は何も知らないくせに、高慢な気持ちにさえなっていたからです。

こうして必要な時間はかかりましたが、今から一年前「犬とは?」と本当に素直な気持ちになれた時活動の拠点を福岡から七山に移された、宮武先生との出会いが許されました。
素直に「許された」と、そう思います(笑)今となれば「時が来たのだと」そう思えるのです。

最初のカウンセリングで、すぐに自分の一方的な思い込みに気付かされます。
『それって真逆じゃないですか!?』と何度も大声をあげるほど驚いていた様な気がします。
私が彼らに「してあげたい」と思う気持ちは犬の目線に立ったものでなくの思い込みや考え方の押し付けだったからです。

タハティは犬です。「当たり前のこと」のようですが、当時のわたしには「人」でした。
そのような誤った見方を変えさせてくれたのは他でもなく、タハティ自身(犬)でした。
『この子、脚が悪いんです!山登りなんて無理です!できません!』

内心そう思いながら、先生の家を迎える山に初めて登らせていただいた日、感動しました。
タハティはとても生き生きとしていました。何も特別なことではなく「当たり前」のことようでした。

自然の中では、人間なんかより本来、犬のほうがずっと物知りでそして強いのです。
長い間部屋の中でだけで暮らしてきたものだから、忘れてしまったものがたくさんあります。
エドにもタハティにも「本当に大切なもの」「思い出さなきゃならないもの」たくさんあります。

ずい分遠回りさせてしまったなあと落ち込んだりもしたけれどこれからも家族で一緒にそれを取り戻していこうと思います。

出会いの日から一年間
宮武先生の言葉『曇りなき眼で見れるようになるまで、判断を下さないこと』
『愛と勇気を持って』『そして感謝を忘れないこともね・・・』に励まされ
「人が人らしく、犬が犬らしくあるために」今できることに励む毎日です。

だけど、私たちはもう「○○難民」ではなく
ちゃんと、いるべき場所住むべき場所を与えられた家族なのだと確信しています。


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どんな学びも無駄にはなりません。
犬たちは知っていたかもしれないことをやっと気づき始めたわたしたちに「よくわかったね!」とエールを送ってくれるでしょう。「犬・ナティボコース」を通して、彼らをびっくりさせてあげましょうね。

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クラスメイト

今回のクラスメイトはトイプードルのティキちゃんの飼い主さんからです。
ではどうぞ。

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私のパートナーはトイプードルの女の子で3才になるティキといいます。

ティキは私がトリミングショップを開業するときに迎えた犬です。
その時から私はティキを「犬」としてではなく「店の看板犬兼マスコット」としてみていたように思います。
トリマーとしてトイプードルを飼うことがそれまでの私の理想だったのです。

「いつも可愛く、常にきれいにカットされて
可愛いお洋服を着せ、お客様にも愛想よく振る舞える犬。」
これが、私が目指していた理想的な看板犬でした。
もちろん私のしつけでティキはそうなるのだと信じていました。

「お店をもって可愛いプードルと暮らす」
すべてが完璧に思えました。
こうした私の接し方がティキにどのような影響を及ぼすのかなど知ることもなく。

でもティキが1才を迎える頃、急にお客様に吠えるようになったんです。
この頃からドッグランやドッグカフェに連れて行くと
そこで会う人や犬にまで吠えるようになりました。
私はティキが「吠える」ことが気になり
「ティキが何故が吠えるのか」という根本的な原因を考えることもなく
それを矯正することばかりを考えていました。

犬のしつけ本や自分の経験から得た知識で、吠えるときに大きな物音をたてり
「NO!!」と怒った口調で叱ってなんとか止めさせようとしました。
でもティキの吠える行動は良くなるどころか、ますますひどくなっていきました。
私の理想と離れていくティキに苛立ちを覚えたこともありました。

このころ、ティキが2才になろうとしていたときに母がグッドボーイハートと出会いました。
そして私もグッドボーイハートのクラスで学ぶようになり初めて知ることになります。

私がティキに対し「犬」ではなく「お人形さん」でいることを望んでいたことや
「パートナー」ではなく「マスコット」として扱っていたことを。
それがどれほどティキにとって負担であり自信を失わせていたのかということも…。

当初は気づいたことをなかなか受け入れられずに苦しみました。
“私”が“ティキ”のためと思っていたやってきたことが全て“私”のためだったと どうしても思えなかった
いや思いたくなかったというのが事実です。

何かを手放すのはとても勇気がいります。
まず私が手放すべきものは「自分のもつ理想のティキ像と自分像」でした。
これには時間もかかりました。

手放したとき見えてきたものは「等身大の自分とティキ」でした。
もちろんその現実を知ることは私にとってつらいことでした。
ティキと私はあまりに弱く小さな存在のように思えたのです。

でも、うまく伝えられないのですが
手放すと同時に心のどこか奥のさらに奥の方で何か清々しさのようなものを感じました。
それまでは自分の理想に私自身がしばられていたのかもしれません。
それがなくなってやっと、私とティキは“新しいわたしたち”として再生したのです。

グッドボーイハートに出会う前は「自然と触れ合う」ということなどほど遠い暮らしをしていました。
海で泳ぐとか山登りなんてもってのほかだったし虫も土も草はもちろんのこと、太陽さえも避けていたのです。それが今ではティキと一緒に山に入り、野いちごを食べ、草の匂いを嗅ぎ、海岸を走ります。
まだ虫は苦手なんですけどね。

こうしてティキを「パートナー」といえるようになるまでには3年かかりました。
真の「パートナー」となっているかどうかは、まだわかりませんが
そうなりたいと願い私と彼女ならそうなれると信じています。
ティキとどう過ごしたらいいのか、ふたりの未来について悩みや迷いはあります。
でも、私たちはスタートしたばかりなのです。

「犬が犬らしく生きる」ということ
「人が人らしく生きる」ということ
「犬と人が共に生きる」ということ

このことをティキと共に、グッドボーイハートの皆さんと共に学んで行こうと思っています。
いつか胸を張って「私はティキのパートナーです!」と言えるように

ティキから「この人が私のパートナーです!」と言ってもらえるように。
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犬のプロフェッショナルとして、いち飼い主としてたくさんのハードルを越えて来られましたね。
自分が当たり前だと思っていることが実は当たり前でないと気づくことは新しい自分とのすばらしい出会いとなります。

たくさんの新しい自分とティキちゃんとの出会いをこれからも楽しんでください。

またいっしょにトレッキングに行きましょうね。

Posted in 受講生のコトバ

クラスメイト

今日のクラスメイトはコーギーのエドちゃんとタハティちゃんのお父様からです。
ではどうぞ。

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私の家族はコーギー2頭と暮らしています。
彼らにはそれぞれに身体的な不調がありました。
メス犬のタハティは1歳ころ赤血球の病気になり治癒の可能性は50%といわれ
一時は動物病院へ入院するほどだったのですがなんとか快復しました。
オス犬のエドワード(通称エド)は、ある日突然悲鳴のような声をあげそれから後ろ足が麻痺して歩けなくなりました。

いろんな情報を得て外科的な手術もすすめられたのですが
動物の治癒力を高める形で治療にあたっている獣医師との出会いもあり
手術をせずに6ケ月以上のリハビリを続けました。

治療やこの間の世話などに関しては大変なことが多かったのですがこのことを通して「自然治癒力」ということに対し興味を持ち始め犬の体調不良やその治癒のために自分たちが出会ったことがグッドボーイハートへの道を開いてくれたように思えるのです。

そして、道が開かれるとまた別の課題を与えられました。

実は憧れはあったものの、まさか自分が犬と暮らすようになるとは思ってもいなかったのです。
犬のことをよく知らずに犬を飼うことになり、飼い始めてからスクールに通ったりドッグランに出かけたりして一般的なしつけを行っているつもりでした。

今思えば、理想の犬にしたいという気持ちが強かったのでしょう。
犬が来る前に憧れていた犬との関係とはかけ離れていこうとしていたのに…。

犬との関係を見直したときにまず気づいたことは
いかに犬に向き合っていなかったということです。
彼らを犬としてつきあうことの難しさにも直面しました。

犬の行動を人社会に適応させるために矯正していることも多く
この生活環境は誰のものなのかという現実に対して向き合うようになると
このことは自分と向き合う作業でもあることに気づかされました。

犬との生活をお互いにとって良いものにしていきたいという気持ちが芽生え
犬と共に自然に触れ合う時間が増えてきました。

人と犬が自然の中に身を置くことで犬と共に生きるという感覚が生まれたのです。
共に過ごす時間を持ちながら犬の小さな体調の変化にも気づくようになってきました。

習慣となっている接し方をなかなか止められず不自然な感じもあります。
ときに混乱もしますが、これが自分の課題なのかと受け止めています。
自分の一方的な考えや思いに逃げ込まなくなってから「犬達の行動をそのまま受け取ろう」という思いが高まっていきます。

ここで知り得たことが自分の中で消化されていくと犬たちにおこっていることは自分たちの影響だったのだと思い当たることが多く、今では自分のあり様をみつめなおす日々を送っています。
迷いや悩みは減り、本当に必要なことは何かを知りたいという気持ちが優先し頭を使うことも少なくなってきたんです。

今では足の悪いタハティも歩けなかったエドも山登りができるようになりました。
山を歩いているときに犬の行動が自分と重なってみえたとき「大変だけど変わっていかなきゃなあ」と感じます。
時折みせてくれる彼らの動物らしい輝きを目にするとその思いに自信がつくのです。

私に「今できることが何なのか」を知る機会を得られたことはとても大きいものでした。
ここで出会う人と犬をみていると、課題はそれぞれだと感じますが、たどり着く先はみな同じところではないでしょうか。

ここで深い自然と出会うようになって、人にも犬にも、すべての生き物にとって、「自然」という言葉が示すものが「必要なものである」という漠然とした思いが湧くようになってきました。

こうして犬を通して自分の内面についても学ぶきっかけとなり「自分が変わってエドやタハティにも良いことであれば」と犬をだしにもしましたが、妻や娘、犬達との出会い、そして故郷へ帰って仕事をしようと決心したこともすべては今につながっていると思え奇跡のようです。

奇跡の積み重ねに「感謝する気持ちを持つこと」が人生を豊かにするものだということをちょっとずつですが知りはじめています。

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ご家族で通ってきてくださり、人としての学びにも積極的にご参加いただき前向きな姿勢に頭が下がります。
足のよわかったタハティちゃんが走るようになったり
ふらついていたエドちゃんが山を歩く姿を見るようになり
変化というのは必要であれば訪れるのだな~とその生命の不思議に出会わせていただいています。

小さな毎日の奇跡をこれからも受け取っていかれますよう
また共に学べること楽しみにしています。

Posted in 受講生のコトバ