グッドボーイハートは人と犬が共に成長して調和することを目指すドッグトレーニング・ヒーリングスクールです。

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山菜

ゴールデンウィークが始まりました。
お天気が回復してくれたので気分も晴れます。

山では山菜取りの方々をよく見かけるようになっています。
私もあまり縁のなかったいろいろな山菜を
毎年、ひとつずつ覚えていきました。

せり
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ワラビ
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ウド
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他にもフキノトウ、タラ、ゼンマイなどありますね。

これからも、長い季節で楽しませてくれる
ヨモギ、ミツバ、スギナ、アケビ、フキなどもあります。

山菜にはアクがあります。
そのアクが体の毒を外に出す春の毒出しを手伝ってくれているように感じます。

それだけでなく、山菜がとれる土は本来の山らしい土の匂いがします。
山菜がとれると山が生きている気持ちがするのです。

その素敵な山で、今日から2泊犬たちとテントのクラスです。
犬が何を感じているのか、そして私たち人が何を感じるのか。
じっくりと味わいたいと思います。



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犬語セミナー

毎月開催の犬語セミナーを行いました。

本日のセミナーの題材となったビデオは、先日クラスのときに撮影した
飼い主さんがお友達同士の犬と犬の対面のビデオです。

初対面ではなくなんども対面したり一緒に散歩をした犬と犬。
クラスの中の対面となると、一定のルールが働くためいつもとは様子が異なります。

犬語セミナーはとてもシンプルな勉強会です。
ただビデオの中で見たことを、そのまま言葉にすればいいのです。
言葉にするといっても「喜んでいる」とか「この犬が好きなのね」
のような擬人的な見方は犬という動物への理解を深めません。

きちんと見るためには、まずは客観的に思い込みを捨てること。
見たものを分析して動物の情動を知るためには、科学的で生物学的な
知識を必要とします。

ただ可愛い、いつも楽しいはずという思いを一旦横において
冷静に動物を理解することは最大の愛だと思います。


ワナにかかったツキノワグマを飼育している大阪の寺院が飼育して
1周年になるということでイベントをしたというニュースを見ました。
その中のツキノワグマの扱われ方は、動物を理解する姿勢とは思えません。
強度のストレス行動をするツキノワグマを見学している幼稚園生たちが
「かわいい」「楽しい」という言葉を口にしてニコニコと笑っていました。

このツキノワグマはイノシシ用の檻ワナにかかったとのことでした。
害獣であれば駆除、誤って捕獲したものは自然に還すのがルールではないでしょうか。

愛情は誤解を生むことがあります。
犬語セミナーは犬を知るためにも、動物を理解するということが
どういうことなのかを知っていただくためにも継続していきたいです。

今年は熊本地震被災地のためのチャリティー犬語セミナーを企画しています。
「理解の輪」が広がりますように。

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Posted in クラスのこと, 犬のこと, 自然のこと

火と向き合う

トレーニングに伺ったご自宅の庭で奥様がかまどのようなものに
火をくべてありました。
思わず「かまどですか?スゴイ、憧れてます。」と声をかけると
大笑いになってしまい「たけのこをゆでてるの。」といわれました。
確かに鍋の近くにたけのこがゴロゴロと転がっていました。

飼われているワンちゃんはまだ生後4ヶ月の子犬なのです。
普段はかまって攻撃で飛びついたり、服をひっぱたりしてしまいます。
ですが、その鍋が火にかけられているそばで、人の邪魔をすることなく
じっとその様子をうかがっていました。

火はちょっとしたことで大きな事故につながります。
焚き火などの人が操作する火を扱っているときには
とても慎重になり集中力もあがります。

子犬にでも人の真剣さというのはなんとなく伝わっていくものです。
こういう風景は環境が整わないとなかなかできることではありません。
自然と向き合う人の真剣さを教える機会は、他のものに変えがたいものであること
子犬の様子をみながら実感していました。



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チコリー

パソコンで作業をする時間が長くなると
コーヒーを飲む回数が多くなってしまいます。

カフェインのことなど今まで気にしたことはなかったのですが、
カフェイン中毒にはなりたくないなということと
カフェインの苦手な生徒さんも多いので、
カフェインレスのコーヒーに変わる飲み物を探しました。

それで見つけたのがチコリーコーヒーです。
チコリーはハーブのひとつです。
チコリーコーヒーはチコリーの根を煎って作ったお茶のことで
コーヒーではないけど、コーヒーの代用になるような味のため
チコリーコーヒーと呼ばれてるらしいです。

ハーブとしての効能は肝臓のデトックスと浄血です。

コーヒーと同じ味ではありませんが、以外と好評です。
少々お高いのですが、体によいものだと安心して飲めます。

ちなみに、チコリーはフラワーエッセンスにも使われています。
フラワーエッセンスとしての働きかけはつぎのようなもの。
注目されたい欲求と行動に
執着や過度の期待を和らげ心を解放する
独占欲が強くなっているとき
過保護になりすぎているとき

身体的に働きかけるものと比較しても
キーワードは同じような気がします。
「手放すこと」
大切だけどなかなかできないことです。
必要のないもの、必要のない思いと考えを手放すこと。

ハーブの効能は別として、チコリーコーヒーはお気に入りになりました。

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Posted in 日々のこと, 自然のこと

自然の力

昨晩かすかな揺れを感じたと思っていたら
かなり大きな地震であったことをニュースで知りました。

崖くずれなどの状態もたくさん確認され、ご心配もいただきましたが
七山校は揺れも少なく今のところ影響を受けていません。

被災をされた方々の不安と恐怖を思うと身の詰まる思いです。

今回の地震の前日に福岡でも小さな揺れがあったと聞きました。
様々な研究もなされているのになぜ予知できないのだろうという疑問もあるけど
自然の力は予想不可能なもので、人の力には及ばないのだと考えると
自然の前ではできないこともあるのだということを納得するだけです。

地震のエネルギーは次のエネルギーを引き起こすといいます。
エネルギーが別のエネルギーを引きつけ連鎖するのでしょうか。

被害が広がらずに収まっていって欲しいと願うばかりです。

Posted in 日々のこと, 自然のこと

フラワーエッセンスレメディ

昨日からの地震で被害を受けられた地域の皆様にお見舞い申し上げます。
ご家族の安否がわからないなど、不安を抱えていらっしゃる方々も多いようですし、
作業にあたっていらっしゃる方々の安全など、気がかりなことばかりです。

今すぐにお役に立つことができないけど、祈ることだけはできるのかなと
今はそれだけをさせていただいています。

今日はホリスティックな学びをするゼミナールクラスのアフタークラスがありました。
本当はいつも考えていなければいけないことだけど、こういうことがあるときにこそ
自分たちだったらどうするだろうということについても、皆で考えました。

福岡でも集合住宅の方は、揺れがかなり激しかったと聞きました。
地震が起きたときの犬の反応は、犬によって様々です。
余震が続いたこともあり、落ち着かなくなった犬もいたようです。

福岡の方は震源地から少し離れているので、人の方は「大丈夫」と考えて
自分を落ち着かせることができたとしても、犬たちは状況がわからないので
適応性の違いによっては、普段と違うことに落ち着きのない行動や
パニック行動が出てくることもあります。

こんなときはどうしたらいいのでしょう?というご質問をよく受けます。

最初にしていただきたいことは、飼い主さんが深呼吸することです。
犬によっては飼い主さんの状態に敏感に反応することがあります。
飼い主さんが緊張や不安を抱いていると、犬も同じようになってしまいます。
そのため、飼い主さんが少しでも自分の緊張を解いていただきたいのです。

もうひとつすぐにできる事があります。
グッドボーイハートのホリスティックケアの中でもご紹介している
フラワーエッセンスレメディを使うことです。
犬と人の両方に使うことができます。使い方は状況に応じますが、
緊急時は頻繁に利用していただくことができるものです。

フラワーエッセンスレメディの内容については奥が深いので、
こちらのブログでは省かせていただきます。
関心をお持ちの方はクラスのときにお尋ねください。
人のケア用品なので、詳しい本もいくつか出版されています。

今日のクラス参加者の方の中にも「持っていたけど使うのを忘れていた。」
という方がいらっしゃいました。
フラワーエッセンスレメディは困ったときだけでなく、気軽に使っていただけます。

グッドボーイハートでのレメディー使用の約束事で大切なのは、
「感謝して使ってください。」ということだけです。

追い詰められているとき、大変なとき、辛いときや苦しいときは、
感謝の気持ちを持つというのが難しくなることがよくあります。

レメディを手にとっても「ありがとうございます。」という言葉が
遠くなってしまうことがあります。
時間がたくさんかかることもあります。
もちろん、急ぐ必要もありません。

それでも、その気持ちが自分に帰ってくるのは、自分次第だと思うのです。
自分の気持ちを変えられるのは自分だけだと思うからです。

フラワーエッセンスレメディは不思議なものです。
それがあることに気づけるようになったときは、不思議と
「ありがとうございます。」といえるようになっている自分に気づきます。

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たけのこ

猪が筍を掘り返している跡が無数に山に広がっています。
筍がすごく好きというわけでもないので、
猪のとった跡を見ても「よく見つけるな」と思う程度です。

先日山歩きのクラスのときに、生徒さんが掘り返されていない筍をみつけました。
「猪が見つけないなんて珍しいね。」
「お昼ご飯の食材に使おう。」
なとど話がまとまって、道具もないのに懸命に筍を掘り返しました。

いっしょに穴掘りをする犬もいるし
そばでボーっと見ている犬もいます。

そのうちやっと掘り出してピザのトッピングに使いました。
採れたてだけど少しエグミがありました。

「この筍って、エグミがあるから猪が食べなかったのかな。」と思うくらいでした。

この2日後、筍を掘り返したのととても近い場所で、
もっと大きな掘り返した穴を見つけました。
すぐ近くの土の下に、筍があることには全然気づきませんでした。

猪の嗅覚ってスゴイですね。
犬の嗅覚の方が優れているはずだけど、関心がないからほとんど反応しません。
猪の掘り返して食べた筍のカスを少し食べてみる程度です。
実際買ってきて与えてみても食べない犬が多いです。

竹は山を痛めるので、猪が筍を食べてくれるのは助かります。
光が当たると白っぽく見える猪も、山の中で見ると真っ黒です。
とてもきれいな動物です。
彼らが生きていく場所がここにあってよかったと、ただ思ってしまいます。

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犬とテントで過ごしたときに見た夢:動物の楽しい化かしなのか?

夢をわりとよく見ます。

昔からではなかったけど、いつからでしょうか?
少し時間に余裕のできたころからだったかと思います。

実は先日テントクラスのときテントの中で寝ているときにも
夢を見ました。

夢の内容はこんなものでした。

テントの中に私達がいて、犬もいっしょです。
起き上がって座った状態でいます。

テントの横を幼稚園生の一群が列をなして通り過ぎていきます。
それほど多くはなく、5、6人だったでしょうか。

テントの中からはその姿が透けてみえるのだけど
向こうは私達に気づいていません。

子供達が通り過ぎるのを、テントの中の私たちはお互いに気づいているけど
あえて声を出さず気配を消しているような感じでした。


夢分析というのもあります。
夢の意味がすごくわかりやすいこともあるし、
なかなかわからずそのままになることもあります。

幼稚園生は誰だったのか。
山の話の流れでいくとタヌキなのでしょうか。

「山怪」という本を読んだことがあります。
タヌキとキツネは人を化かすといいます。

キツネの化かし方は少々恐怖が伴い
タヌキのは冗談みたいなものが多かったです。

幼稚園生のような好奇心で私達を眺めていたとしたら・・・。

真実がわからなくてもこうして考えているだけで楽しくなります。

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Posted in 日々のこと, 自然のこと

山の手入れのルール

七山校の裏山の手入れや家の修理は力仕事の連続です。

失敗を重ねながら、安全に作業するためにいくつかのポイントがあることに気づきました。
1  良い道具をよく手入れして使うこと
2  やる気があるときにすること
3  余計なことを考えないこと
4  作業後のケアを十分にすること


先日、1つ目のルールを守れず、山の手入れ中に転倒してしまいました。

普段用の靴下を履いた上に長靴をはいていて
靴下が靴の中でズレてしまったのですが
バランスが悪いところで作業していたので気づいたけど
そのままにして作業を続けました。

それでバランスを崩して倒れたところが
自分が刈り込んだばかりの竹の上だったのです。


転倒したのは8年ぶりでした。

1回目の転倒ははげしく、崖を後ろ向きに3メートルくらい落ちました。
それからすごく注意深く作業するようになったのです。
1回目の転倒のときは、作業に見回り番犬をしていたオポが見ていたので
立ち直りも早かったのですが、今回はひとりで痛みに耐える感じです。

なぜかやりきれなさも強く感じられます。
大きなアザがふたつもできてしまいました。

4つ目のケアについてもしばらく怠っていました。

使い慣れていない道具、
特に刃物を扱うときは筋肉を使うだけでなく緊張を伴います。

寝る前に体の緊張をほぐしておかないと、なかなか寝付けないとか
寝ているようで朝になっても体がだるいというように
体が負担を抱えたまま雪だるま式に疲労がたまってしまいます。

疲れたまま作業をするとまたそれが怪我につながります。
今回の転倒も少しその影響もあったのかも、とさらに反省を重ねます。

日々のケアも復活させました。

8年前の転倒のときのオポの表情を思い出しました。
なんと言葉をかけていいかわからないような表情。
かわいそうに、でもないし
がんばれよ、でもないし
何してるの、でもないし

言葉を失ったといったらいいのかな。

今回はオポが見てなくてよかったという気持ちもあったけど
もしかしたらどこかで見ていたりして・・。

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Posted in 日々のこと, 自然のこと

しだれ梅

昨日はどうしても日のあるうちに七山にたどり着きたくてあわてて移動しました。
福岡は5月の陽気かと思えるようなとても暖かい日だったからです。

しだれ梅が花を開いているはずだと確信していました。
どうしても早くその花を見たかった。

咲いていました。
しかも2つも。

まだ小さなしだれ梅。
今年は咲かないかもしれないよ、といわれていたので
あまり期待はしていなかったけれど、
小さなピンク色の花を咲かせました。

花は自分のために咲きます。
人を喜ばせるためではないと思っています。
自分の命を輝かせるために咲いているのだと。

それでも「ありがとう」と思います。
その美しさに気持ちが救われるからです。

自分を輝かせるのは自分しかありません。
自分が輝くことで周りが喜んでくれるのであれば
こんなにうれしいことはありません。

だから、がんばって自分の花をしっかり咲かせなければ、と思うのです。

中年期にはいってくるといろんなことが若いときのようにいきません。
枯れた花になるだけなのかなと落ち込むこともありますが、
木を見ていると木々は花をつけなくなるともう終わりのような気がします。
もしくは、太陽が当たらない、空気が汚れていると
花をつけなくなることがあるようです。

もともと咲かせる気がなくあきらめているのと、
咲かせようとがんばったけど咲かなかったというのでは大きく違います。
終わりを決めるのは自分ではないように思えるのです。
だから終わるまでがんばることができるのだと。

しだれ梅を見ながら心のシャッターを押しました。
みなさんに届きますように。





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