グッドボーイハートは人と犬が共に成長して調和することを目指すドッグトレーニング・ヒーリングスクールです。

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もしもマムシに咬まれたら

七山を数日離れて戻ると、草刈したはずなのになぜ?という状態になっていました。この梅雨の時期、刈っても刈っても延びてくる雑草。その生命力には驚くばかりですが、気持ちが負けそうになることもあります。「あとは野となれ山となれ」というコトバの感覚が、山暮らしにより身にしみて分かるようになりました。

梅雨の晴れ間に都合よくトレッキングクラスが開催できました。わんこ山の下刈りをお願いしたばかりだったのでコース変更でわんこ山散策となりました。下刈りというのは、まだ成長しきっていない雑木を育てるために、雑木の間に生えてくる成長の早く高い雑草を刈り込んでいく作業です。私も手をいれますが、梅雨時期になると一気に伸びてしまい、素人では思うようにいきません。それで、下刈りをお手伝いしていて、おかげさまで雑木はスクスクと成長し、山は健康に育っているようです。

下刈りをお願いしている方はご近所にラブラドルリトリバーと暮らしています。子犬のころから七山のきれいな空気と水と空間のある環境で暮らせるなんて素敵ですね。そのラブちゃんとご家族が立ち寄られてお野菜をいただきました。少し前にマムシに咬まれたと聞いていたのですが、腫れもほぼひいてとても元気な様子でした。

山歩きや畑近くの散策でマムシと遭遇する確立は非常に高いです。草むらで何かの動く気配があり、顔をつっこんだり、脚を踏み出したりしてマムシに咬まれる可能性も十分にあります。「マムシに咬まれたらどうしたらいいですか?」と聞かれることもよくあります。

マムシに咬まれるときは突発的なので、瞬間なにがあったのかわからないこともあります。マムシに咬まれたとわかる理由の一つ目はすごく腫れてくるということ、二つ目は、咬み跡が穴が開いたように小さいけどはっきりとした傷があることでわかります。

腫れは、時間の経過と共に少しずつ進むので、数十分にかけてゆっくりと、かなり大きく腫れてくるでしょう。咬まれた傷から出血し少しずつですが継続します。毒が体内に少し入ってくるのを防ぐため免疫反応が高まり、息遣いが荒くなってくることもあります。最初はゴハンも水も取りたがらず、じっとふさぎ込むようになるか、犬によっては土の上にいたがることもあります。体は毒素をできるだけ外に排出しようとするため、嘔吐するような症状が出る事もあります。戦っているんですね。

いずれも自己治癒力のなせる業です。治癒反応は、犬も他の動物のようにとても高いなと思います。人と暮らして長く、動物力を落としているように思えるのですが、犬という動物の底力はたいしたものだと関心します。腫れは人間よりも少なく、食欲の快復も早く、2日目には何かを口にするようになり、行動も快復に応じ普通に動くにようになります。

犬は治癒反応を出しながら快復へがんばるのですが、飼い主はどうしたらいいのか、というのがみなさんの知りたいところでしょう。犬がケガをしたときにどのように対応するのかには、飼い主さんの価値観や経験が強く反映されます。よく「病院に連れて行ったほうがいいのか」尋ねられるのですが、それを私が決めることはできません。私だったら、と答えるしかなく、飼い主さんのしたいようにしていいのですよ、ということです。

マムシに咬まれたら、私だったら病院へは連れていかずに様子をみます。それは私が自分の犬が自律して行えることに対しては、それができる環境を整えたいと常々思っているからです。特に自然環境の中で、犬として生きていたら遭遇する確立の高い昆虫やヘビなどに咬まれることについては、犬の体もそれに対する機能を備えていると信じていますし、毎日の生活の中で犬である過ごす時間を大切にしていれば、犬の動物力は見えてきます。

でも、普段から犬という動物のことを知らなかったらとか、また、下痢をしたりゴハンを食べなかったらすぐに動物病院へ連れて対応される飼い主さんには、病院へ連れていかずに様子を見るということは難しいことです。またストレスのかかる生活をしている犬は、何事においても無気力なる傾向があります。体が戦う用意があるのかどうかと不安を感じることもあることも事実です。

そして、犬にとって一番難しいことは、自分のグループの基盤である飼い主が落ち着かず、不安で、悲しげな顔をして緊張していることです。だから、病院へ連れていきたいと思うのならそうしてください。犬のためにというよりは、自分を落ち着かせるためにという理由であっても、結果、犬も落ち着きます。犬がケガをしたり症状が出たのが、病院と連絡のつかない夜間や土日に出るのであれば、夜間対応する病院を事前に把握しておくといいでしょう。

それよりも、常日頃から犬が犬らしく過ごせる時間や環境、関係性を大切にしているかどうかを考えてみてください。犬らしさがわからないのでしたら、犬ってどんな動物なんだろうという素朴な質問をもって学ぶことをおすすめします。まずは思い込みを捨てること、これが最初の一歩です。

まるちゃん3




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純血種の繁殖について

大雨で地盤が緩んでいたり、鉄砲水に襲われたり、浸水したりと、福岡でも避難勧告や避難準備を促すサインがネット上に出ています。七山校はすぐ裏手が山なのですが、七山校よりも博多駅の近い福岡の方が、よほど危険にさらされているのは不思議なことでしょうか。

グッドボーイハート七山校は、七山地区でも最も奥、つまり一番標高の高いところで、七山校の集落を基点に佐賀市へ向かうと下りになるという場所にあります。あまりにも奥地過ぎて人の手が入りにくい状態で維持されているので、山の奥の姿は昔とたいして変わっていないようです。

それと比較すると、人の入りやすい場所はなんども手を入れられ、植生も人の必要にあわせて変わり、道路も作り変えられるなど、人の手による改善がくり返されてきました。博多の都市環境になると、都市整備は大変進んでいるのですが、その分、大量の雨水の流れる場所がないことで、こうした大雨には弱い環境になってしまったのでしょう。

人が手をいれるということは、人にとって良い方へと考えて行われているはずなのに、自然の力までを考慮できなかったという反省は、都市整備だけではないと思います。

犬の場合もこれは多いにあります。純血種の犬を家族に迎えている方が増えました。先日もミックス(雑種)の犬を人に紹介したところ「これは何犬ですか?」と尋ねられました。純血種が犬だと思ってしまうと、全ての犬が何かの純血種だと思ってしまうのかもしれません。純血種が犬だという誤解も、いつの間にか広がってしまいました。

純血種とは、人が必要だと思う形質を、人為的な繁殖で強めていき、それを固定化させて作った様々な犬の種類です。その繁殖方法は、非常に狭い遺伝子のプールの中でくり返し行われます。そのくり返しの繁殖により、通常のイヌ科動物には出ないような毛の質、色、尾の形、骨の形、脚の長さなどが出るようになって、今のような、いろんな種類の純血種をつくってきたのです。

人為的に選択した形質は残せたけど、近親繁殖により動物に不利な情報を持つ遺伝子を隠すことができず、本来なら隠れている弱い部分が現れやすくなります。
特別な形質を持った犬はいろいろと弱い部分をかかえているのは、純血種と暮らしているみなさんもご存知のことと思います。遺伝的な病気として有名なものは当然のこととして、神経の障害、脳の障害、骨の形成の異常、関節形成の異常など、純血種の抱えている問題はとても深刻です。

純血種の繁殖が始まってから120年くらいになります。これを長いと考えるか、短いと考えるか。その間、遺伝子のプールはどんどん小さくなっており、そして、今でもまださらに、その純血種をさらに人の好みにあわせて繁殖する動きは止まりません。最近、日本では純血種をさらに小型化させている傾向があります。

小型の純血種が一番多いのは、日本ではないかというのが私の印象です。それほど旅人ではありませんが、外に出るたびに犬の行動にはつい目がいってしまうのですが、これほど小型の純血種が街中を歩いているのをみることも、海外では珍しいと思います。

小型化は、小型の犬のさらなる小型化と、日本犬のような中型犬の小型化にも広がっています。マンションなどの住宅事情で、小さな犬しか買えない日本人のライフスタイルに合わせた工夫と、愛玩化を好む傾向に応えることのようです。この小型化をビックリする方もいるようですが、今までの純血種の繁殖の目的と変わらない「人為的繁殖」ということで、流れとしては何も変わっていないのです。

ですが、みなさんに注目してほしいことがあります。小さな遺伝子プールでの繁殖は、動物の機能にいつか障害をもたらすことになります。行動が不自然、ストレス行動が多い、不自然行動が多い、など、なんらかの形で行動に異常が見られたら、それは動物としての危険信号として受け取ってあげてください。

犬という動物も自然とひとつです。自然からあまりにも離れてしまうといつか大きな災害を受けるように、犬もその波に飲まれてしまう危険性もあります。犬が犬らしさを失わないように、犬を愛する皆さんで見守ってほしいのです。

犬の繁殖をされる方も、純血種と暮らしている方も、みんな犬のことを本当に好きなのだと思います。あまりにも好き過ぎていろんなものが見えなくなることもあります。だから、犬好きたちは、お互いに関わりをもって、「もしかしたらおかしいかも。」という犬のメッセージを大切にしてほしいのです。そのためにも、犬の行動のいろいろについて、これからもブログを通して伝えていきます。

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ドギー・テントクラス<自然のリズムを受け取る犬>

昨晩は犬といっしょにテントに寝る「ドギー・テントクラス」を行いました。

梅雨の合間のテントクラスなので湿度が高く、特にテントを張る夕方の時間は蚊も多くなるため快適さとは遠くなります。それでも、6時を過ぎるころから、気温は急激に下がってくるので、日頃アスファルトジャングルで暮らす生徒さんにとっては、「こんなに涼しくなることはない」といってホッと一息つける時間になります。

午前中のデイキャンプからの延長の犬たちは、テント張りのときには地面に横になって飼い主の作業を待っていました。人間が働いているときは犬はすることはないのですが、こういう時の犬の行動も様々で、犬の性質や飼い主との関係を示す行動になるため、細かに観察すると得られることが多くあります。

今日はホタルも見納めだから川までいって見てみようということになり、夜8時を過ぎてから犬たちといっしょに近くの川まで散歩しました。ホタルがいます。あがったり下がったり、止まっていたり。ホタルの光って本当に不思議ですね。幻想的というか、こういうものをみて喜ぶのは人。犬たちはそのそばで伏せてゆったりとしていました。街灯もわずかしかない暗闇ですし、車も走ってないし、静で暗くて、ひとりでは心細いけど、みんながいっしょにいるから大丈夫という感じでしょうか。興奮する犬もいないので、人は落ち着いてホタルを見ていました。もしくは、落ち着いてホタルをみている人がいるから、犬は興奮しないのでしょうね。

自然のリズムにあわせて呼吸する犬たちは、家の中で見る犬とは違った存在のように感じられます。呼吸が変わると行動も変わります。犬は興奮していることを喜んでいると勘違いされやすいですが、実は落ち着くことを求めていると思うのです。

テントの中とはいえ大自然の中に寝転んでしまうと、自分は本当に小さな存在に思えてきて、自分の悩みはさらにもっと小さなものに思えてきます。悩んでも仕方ない、自分の力でないものが動くのを待とう、そう思っていたら、今日いくつもの問題が一気に解決しました。自然の力にのるということは大切なことですね。

とはいえ、やわらかい布団は心地いいものです。今日はふんわり布団のありがたみを味わいます。

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ハエ追いとハエ退治

ハエは漢字では蝿。五月蝿い(うるさい)に使われるように、4月~5月になるとハエの数は一斉に増えていきます。梅雨にはいったこの時期になると、コバエまで飛ぶようになり、イエハエ、クロバエとともに、気温が下がるまでハエとの戦いは長く続きます。

庭のあるご家庭では、犬が庭で排便をしたあと取り残しなどが出たりすると、ハエにとってはごちそう兼卵を産みつける場所ともなり、ハエの数はすごく増えていきます。といっても家庭のレベルであれば殺虫剤を使うほどでもありません。どんなタイプの殺虫剤も、必ず環境に影響があります。素足で歩き、庭の草を食べ、芝生に体をこすりつけ、土の上に寝る犬という動物が暮らしているなら、殺虫剤の使用はできるだけ少なくしたいものですね。

集合住宅で暮らしている場合にも、窓から入ってくるわずかなハエや、ゴミ捨て場においたペットシーツなどのゴミによってくるハエもいます。こうしたハエの駆除についても、できるだけ殺虫剤を使わないようにしたいのです。

殺虫剤を使わない方法で一般的なものが、粘着性のテープをつかったハエ捕りテープや、ハエ捕り棒です。成虫を確実に除去する方法な上に、以外とたくさんつくため効率よくハエ駆除ができます。天井からつるすタイプのテープには、幼少期のトラウマ的な体験を残していらっしゃるかたも多いようで、あまり評判がよくありませんが、テープが真黒になるほどとれる上に安全とくれば、長く使われているのも理由がわかります。

犬との生活を考えるにあたって、なぜ「ハエ」ごときのことを考えなければいけないのかと不思議に思われるかもしれません。公衆衛生のためや感染症を防ぐためには、ハエの増えない環境を作ることは大切なことです。犬の糞便、ご飯の食べ残し、犬小屋やトイレシーツが一部汚れたまま、ゴミの臭いなど、ハエがわずかでも寄ってきそうな環境がある場合には、ハエ捕りテープは必須です。
また、他の問題からもハエ対策は大切なのです。それは、ハエが苦手な犬は以外と多いということです。

犬が屋外にいるとき、屋外でも家の近くにいるとき、そして室内にいるときで、ハエに対する反応が異なることがあります。ハエが顔の近くを通ってもしらんぷりすることもあれば、目線だけで追うこと、そして顔を向けて追うこと、カツカツと口で噛むような仕草をして追いかける動作などがあります。状況や犬の状態に応じても若干の行動の差が出る事はあるでしょう。それでもカツカツと口で噛むように追い回す行動が出る場合には、強いストレスのサインなので犬の様子には注意が必要です。

理由はいくつか考えられますが、主な原因として過去にハエが発生しやすいような環境におかれたことがある場合や、ハエでなくても音をたてて顔の近くを飛ぶような虫が大量に発生するような環境におかれたことがあると、このハエ追いは出やすくなります。

ハエの数がほとんどないような空間なのにもかかわらず、目線や顔を向けてハエを追うような仕草がみられる場合にも、犬の警戒値はかなり高まっています。これらの行動が見られる場合には、過去の経験によるものだけではなく、今まで過ごしてきた環境に対する安定感が現れる場合があります。

犬は囲いの中で飼うか、つないで飼うことが義務付けられています。よほど大きなお屋敷でなければ、犬は拘束されている状態を継続して生きていることになります。これは自然に動物の防衛本能を強くしていきます。それを下げるためのいろいろな管理の方法はありますが、犬が自然に過ごすということは難しいことなのです。

こうした理由からストレス行動が時々、もしくは頻繁に見られるようになります。そのひとつがハエを追う行動です。犬がハエを追う行動を見て「動くものを追うのは狩りの練習だから」と思われるのは大きな誤解です。このハエのいる季節に犬の行動をよく観察してみてください。

犬は清潔な動物です。ハエの発生しやすい環境は犬の好む環境ではありませんので、人の知恵を使ってハエ捕り対策をしてあげてください。オポは私がハエをハエ叩きでしとめようと思った瞬間から、私から離れていきました。犬はハエも嫌いだけど、ハエをしとめようとする殺気はもっと苦手です。犬にとって心地よい環境は、わたしたちにとっても心地よいものです。私の愛用しているのは「カモ井のハエ捕りリボン」です。捨てるとき大変だけど、とれた数でハエの多さの変化もわかるのでお気に入りです。どうぞお試しください。


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犬と刺す飛び虫<ヌカカ編>

先日の犬語セミナーのときに虫博士の大田こぞうさんが参加されたとき、聞こうと思って待ち構えていたことがありました。昨年から悩まされていた、大量の室内に入ってくる極小の虫のことです。

大田さん「うわあ!見えません。」
私「小さいよね。たくさん入ってくる、しかも刺すし…。」
正体さえわかれば、という気持ちだったのですが、さすがに虫博士「ヌカカじゃないですかね。」ということで、うーん、やっぱりかという感じでした。

早速数日後のラジオ月下虫音の中の“ロクヨンコーナー”(6と4、虫のことですね)で、ヌカカを取り上げてもらいました。ブユよりも小さな刺す虫で、あまりにも小さく洋服の中にも入ってくるため、いつの間にか刺されてしますそうです。確かに腕や足の洋服から10センチくらいのところにいくつかの刺され跡を見つけることがあります。それが“やつら”の仕業だったことがついに確定しました。

七山の土地の人にブユについて尋ねたとき「シノブという名の網戸を通ってくる小さなブユのような虫がいる」ということを聞きました。シノブはヌカカの地方名称だったようです。

刺したり噛んだりする昆虫に対して、犬は個体事に反応したりしなかったりします。七山校でいっしょに過ごしていた大型犬のオポは、このセンサーの精度がかなり高い方で、さらにわかりやすく伝えてくれていました。

オポの昆虫に対する反応を3つのレベルで分けるとこんな感じです。

大変危険=レッドシグナル
注意が必要=イエローシグナル
安全=ブルーシグナル

たとえば、ムカデはレッドシグナル、ブユやヌカカはイエローシグナル、ゲジゲジやアリはブルーシグナル、という感じです。

イエローシグナルのヌカカに対する反応は、数が少ないと刺されることがあっても反応はないのですが、数が増えてくると場所を移動したり、室内にいるときは息遣いがハアハアと上がってきて、その危険性を知らせていました。

こんなこともありました。ある夜、オポの息遣いが急に上がってきます。その様子から、何か環境に変化が起きているにちがいないと部屋のあたりを見渡すのですが何も見つからず、それでもオポの状態が変わらないため、いつもは薄暗くしている部屋の電気をつけて入念にチェックしました。そうすると部屋の四隅の天井が真っ黒になるくらいヌカカで埋め尽くされているのです。

このとき天井にいたヌカカ軍団のうちのいくつかが、私たちを刺していたのだと思います。オポもすごく刺されているという風ではありません。
羽音もなく天井を見ているわけでもないのに、ヌカカがたくさんいる!ということを、オポが知っているということが、とても不思議でした。
さらに、オポはこのときすでに15歳を過ぎていて、十分なおじいちゃん犬であったにもかかわらず、そのセンサーだけは十分に機能していたということにも驚かされました。

科学的に調べたわけではありませんが、こうした犬の行動は日頃から行われることなので、虫情報を得ているのだと確信することはできます。虫が与える危険性や、虫数により危険度が増すということを受け取るしくみについては、推測の範囲内になります。犬にとって可能性の高い情報は、虫のフェロモンです。フェロモンとは臭いの物質です。昆虫も臭いを出すことはよく知られています。その臭いの質が、危険性のある虫が群れて活発になったり、刺す直前になると独特のにおいを出すなのだと思います。推測の域をでないのは、感知できる犬と感知できない犬にわかれてしまうためです。すべての犬の鼻は人よりずっと優れていますが、センサーの精密度は犬によってかなり違いがあります。

感じられる気配もあります。こちらも冷静に受け取れる犬と、日常の不安定さや恐れや興奮が強く、反応が大きく出すぎてしまう犬など様々です。

犬の昆虫センサーがしっかりと機能している場合には、それを家族の人間に伝えようとしている場合があります。特に室内犬の場合で室内環境を変化させられるのは人であることを理解している場合には、オポのように伝えるシグナルもはっきりとしてきますので、こちらも対応しやすいです。

昆虫センサーがまだ未発達の場合には、飼い主さんの管理力や環境を整える予防的努力が必要になります。センサー力は、個体差だけでなく日常の生活や心身の発達の影響も受けますので、伸びる可能性も十分あります。

昆虫センサーに調整が必要な場合。反応が強すぎて防衛行動が多かったり、逃走行動が出たりします。この犬たちには毎日の安定した環境が必要です。生活全般を見直してみて、足りないことを足し、過剰なことを減らす、環境整備が有効です。

ところで私のセンサーはまだまだ未発達です。とりあえず、予防管理を優先する必要があるため、網戸の仕様から変えなければ…。まずは、ホームセンターですね。

臭いを取るオポ

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猫のヒーリング

熊本地震で被災した飼い主さんとペットを支援するための資金作りを起こっていますが、そのひとつがチャリティーセミナーの企画運営です。
チャリティーセミナーの題材について意見を聞いたりミーティングを行いましたが、その中のひとつに、ヒーリングについて知りたいというものがありました。いつもはドッグヒーリングセミナーの形になるのですが、今回は猫のヒーリングも含めた希望があったため、猫のヒーリングのビデオを撮影するために、モデル猫ちゃんのご家庭に伺ってヒーリングをさせてもらいました。

ヒーリングのことをこのブログで何度か書きました。ヒーリングにはいろいろな作用やその中で起きることというのがあるのですが、私は病気治しを目的としたヒーリングは行っていません。
グッドボーイハートのアニマルヒーリングは「共感する」=「相手を理解する」姿勢と立場でさせていただいています。私は猫の動物行動学については本をかじった程度の初心者です。犬の行動を読み取るように猫の行動を説明することはできません。ですが、相手の状態に共感する姿勢は犬と向き合う姿勢と全く同じです。人とは異なる動物、分かり合えない部分がたくさんあるのが当たり前の中で共感する姿勢を持ち続けることは、長い犬とのつきあいの中で身に付けてきました。

ヒーリングは、動物の自律神経や内分泌系のバランスを整えていくため動物の自己治癒力が高まっていきます。これはあくまで動物側の主たる反応であって、ヒーリングを行っている側の与えているものではありません。自己治癒力の高まりは病気がなくなることと直結はしてません。目に見えない部分での動物の癒しが動物に起きているかどうかを知ることができるのは、多くの価値観を捨てて動物に向き合っているときだけなのです。

猫ちゃんのヒーリングですが、猫が必要としていなければヒーリングを受け入れません。「今は必要ないよ。」ということです。ヒーリングの途中に動物側から終了させることもあります。猫は見えない気配に敏感ですよね。自分の環境の変化に非常に敏感なのですが、それが好まれるものであれば受け入れが早いのも猫という動物です。2匹の猫ちゃんにタッチヒーリングをさせていただきましたが、歓迎してもらったようで安心しました。

すぐには、手で動物にさわるタッチヒーリングができないこともあり、信頼を得るために何回も訪問する必要も考えていました。決して人に甘えるような猫ちゃんたちではなかったけれど、モデルさんとして協力してくれ、初めてのヒーリング体験を楽しんでくれたようです。

撮影したビデオは、動物へのヒーリングを紹介するセミナーで使用させていただきます。ヒーリングは実際の行為を見学していただくことはできないので、関心のある方はどうぞセミナーにいらしてください。







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変わる生態系と猟

知人のお友達が猟師という仕事に転職されたということで
会ってお話を伺う機会を得られました。

猟師やイノシシ猟などに対する以前の私の姿勢は、多少嫌悪的な部分を含んでいました。
福岡や佐賀の山では、毎年3月の猟期になると次のシーズンには使われない猟犬たちがたくさん山に放置され、捕獲されているという現状を目の当たりにしてきたからです。
「猟のために犬を使い、いらなくなったら捨てる」
そんなことが行われている「猟」という作業に、違和感を抱かずにはいられませんでした。

ところが、犬のことを考え、自然とのつながりについて考え、そして生態系という環境について知る中、猟師という存在についても前とは違う関心を持つようになっていました。ですから、今回、直接現場のお話を聞けたのはとてもラッキーでした。

狩猟の対象になっているのは、農作物に被害を及ぼしその頭数が年々増えているため捕獲すると報奨金の出る「イノシシ」と「シカ」だということでした。
州のある地区のイノシシとシカの捕獲数は1シーズンで1100~1300にものぼっているそうです。
捕獲しなければいけない頭数が決められているのかと思ったら「いくらでも」ということでした。
ところが、これだけの数を捕獲しても頭数はまだ増え続けていて、このままいくと報奨金もおいつかなくなるのではないかというほどの数になっているそうです。
そうなると、捕獲した「イノシシ」と「シカ」はその後どうなるのか、ということころが気になるところです。実はこれが本当に大変なことらしく、解体の技術的な問題、解体に必要な設備、解体後の処理の仕方と猟師さんによりマチマチで、できることもやりたいこともそれぞれに違っているようでした。

解体に時間と手間をかければかけるほど、安く販売しすぎれば赤字になってしまいます。
でも捕獲した獲物は大量にあるので、どのように流通で販売していくかということを考えていかなければいけないそうです。報奨金だけが目当てなら猟の後にその獲物は山中に放置されることになります。猟師としてこれはできないということですが、命をいただくなら大切に食するというのは、私たちが小さなころから教えられた礼儀のようなものです。そこで消費対象者を絞るとターゲットの入り口は犬になります。
ペットショップでもシカ肉のジャーキーが販売されているのを見られたこともあるでしょう。シカ肉やイノシシ肉の生肉をネットショップで販売しているのをご覧になったり、すでに犬に与えている方もいるかもしれません。犬たちは事情を知る由もないため「最近シカジャーキーがやたらと多いよね。」とお気楽に喜んでくれそうです。


しかしなぜ、こんなに農作物の被害が多くなったのでしょうか。理由はひとつではありません。
たくさんある理由の中のひとつには、日本の山からオオカミを消し去ってしまったことがあると思います。
戦後西洋から新しい価値観が入ってきて、みんなが洋服を着てハイカラさんになっていくとき、オオカミに対するひとつの価値観が入ってきました。「赤ずきんちゃん」です。オオカミは怖いて恐ろしい動物で、絶滅させなければいけないという価値観に変わり、オオカミの駆除のためにやはり報奨金が出されていたのです。オオカミの頭蓋骨の数で報奨金が決まるので、猟師さんたちはたくさんのオオカミを駆除したことでしょう。そして日本の山からオオカミはいなくなりました。オオカミはイノシシとシカを捕食する動物だったので、捕食者がいなくなったことでイノシシとシカの数は増えていきます。

時代は変わり、今は「イノシシ」と「シカ」に報奨金が出ます。人の力は小さいもののように思えるのですが、それでも人の動物に対する価値観が生態系の形に影響を及ぼして来たことは、まぎれもない事実です。日本のオオカミは一説では絶滅した、一説ではまだ生きていると意見もさまざまです。真実は山しか知りません。
私たちが知ることができるのは、私たちが何を大切にしたのかということ。行き当たりバッタリの対応は、日本オオカミのくり返しになってしまいます。山の動物のこと、猟師さんだけの問題ではなくて私たちの問題として、そして、私たちと犬の問題として考えていきます。


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動くものを追う行動は本能なのか?

昨日のブログに、山歩き中に野うさぎと出くわしたことを書きました。
「犬の反応はマチマチです。」という文章を読んだときに
「うちの犬だったら追いかけただろうな。」と思われたでしょうか。
「うちの犬だったらどうしたんだろう、予想がつかないかも。」という方もいるでしょう。

猫を追いかけたり、走る子供を追いかけたりする、動くものを追う行動を
「犬の本能」だといわれることがあります。
他にも動くものとして、枯葉とか、ハエ、トカゲ、ヤモリなどもありますね。
本当に「動くものを追うことは犬の本能」なのでしょうか?

動くものを追うことが本能だといわれる所以は、犬が捕食動物だからです。
獲物を食べるために捕らえる行動をするため、その獲物を追いかけるという行動をします。
それが「動くものを追う」という行動と同じことになります。

ですが、動くものならなんでも追うというわけではありません。
ボール遊びが好きな犬が、転がっていくボールを追いかけていくのは
そのボールを食べるためではありません。

トカゲやミミズなどの動くものを追って殺してしまうこともありますが
それを食べるわけではありません。

犬が捕食行動に入る際には、いくつかの条件が整っていること、また
捕食行動が始まる際の行動のパターンというものがあって、そこから捕食行動が始まっていきます。

いくつかの条件のひとつには、捕食を必要とするほど空腹であるということです。
野生動物が無駄に食べ過ぎていないことはみなさんもご存知ですね。
捕食しすぎたらえさがなくなってしまうなどと、生態系の維持を考えているわけではありません。
捕食行動にはエネルギーを必要とするため、無駄な捕食はしないという機能が備わっているためです。
ペットの犬たちはいつもお腹いっぱい食べています。空腹知らずといってもいいでしょう。
犬がいつもお腹をすかせているように感じるのは、3日分くらいは一度に食べて消化する機能、
つまり「食べためる」機能も持ち合わせているからです。
空腹知らずとはいえ、人の味わう満腹感を知っているのは、
留守中にドッグフードの袋に頭をつっこんで食べたことのある犬くらいです。

捕食行動の始まりのパターンは、目の前を通り過ぎた動物をいきなり追いかけるという
行動からは始まりません。
特にテリトリーから離れて、グループで移動の最中には、自分だけがそのグループを離れる行動は
できないのです。
グループを衝動的に離れるということは、群れを離れるということ、社会性の高い犬にとって
最も危機的な行動になります。

動物はいつも自分の身を守る必要があります。
捕食に関する行動は自分と群れの安全が守られていることが前提で、計画的に行われています。

移動中に目の前を野うさぎが横切ったら、一旦停止し環境を確認し異変がなければ前進、という行動が群れ全体を安全に導く行動です。
衝動的に走り出そうとする犬がいれば、制止の声を出して止めるのが管理者の役割です。

野うさぎに気づきもしなかった犬は環境の変化に対する理解力が低い状態です。
このタイプの犬はのんびり屋さんではないのです。環境を把握する能力が低いのは
能力の違いのひとつですが、併せて経験不足と遺伝的な情報不足によるものがあります。
ビックリすると走り出す可能性もありますので、細心の注意を必要とする常態です。

犬が「動くものを追うのが本能」ではあるのですが、細かくみるとそうばかりでもないということです。
自由な環境を与えられないため、衝動性が強い犬が増えています。
環境制限をしていれば衝動が強くても事故にはつながらないからです。
ハエやトカゲ、道路に舞う葉を追っている犬たちは、本能に従っているのではない、ということなのです。


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わんげる・ミーティング開催しました

今日はわんこ山でのデイキャンプ「わんげる・ミーティング」を開催しました。
少し蒸し暑くなってきたけど、まだ風の冷たいこの季節に山で過ごせるのは最高です。

春から夏にかけて、また山の風景は少しずつ変化していきます。
春が始まるころは、色とりどりに咲く花や、小鳥達のさえずりに心ときめくものですが、
梅雨入りを意識する頃になると、苦手な虫の出現に悩まされるものです。

今日は特に蒸し暑く、蚊の数が今までよりグンと増えたと感じました。
ところが、この人も犬も苦手な蚊の姿も、山の奥に進むほど数が減ってきます。

何が違うのかというと、山の樹木の種類が違います。
人里に近い山にみられる樹木は、ほとんどが杉や孟宗竹です。
これらの樹木は手入れが不十分な山では、日当たりが悪く暗く湿気も多いのです。
蚊はこういう環境を好みます。杉林では蚊柱を見たこともあります。

人里から離れていくと原生林がひろがってきます。
100歳を迎えているであろう樹木とその子供の木々が立ち並びます。
森の中はやさしい日差しが差し、心地よい風が吹いてきます。
この景色の中には蚊が見当たりません。

人里近くに蚊を寄せ付けてしまったのは、人が作った環境だということです。

わんこ山は当初手入れをされていない杉林だったものを、広葉樹に植え替えて今年で10年を迎えます。
木々は育ち日陰もずい分できるようになりました。

下山の途中に、私たちの列の間を野うさぎが走って横切っていきました。
後を追おうとする犬、うさぎに気づかなかった犬、対応はマチマチですが、
こうした出会いも珍しいものです。

暗い杉林が広葉樹の小さな森になりつつあり、木陰ができて草が生えて
そして、野うさぎが戻ってくる。

わんこ山はますます活気づいてきそうです。

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お気に入りのラジオ番組

お気に入りのラジオ番組があります。
大田こぞうさんというパーソナリティの「月下虫音」という番組です。
LoveFMという放送局で毎晩10時~11時半まで放送されています。

番組の内容は本当にバラエティーです。音楽にも詳しいし雑学も豊富。
大田こぞうさんのキャラクターもとても素敵です。

ですが、なによりお気に入りの理由は、大田さんが生き物好きだということです。
特に昆虫は小さいころから好きだったそうで、めっぽう詳しいです。
虫博士の大田こぞうさんは、虫だけでなく生き物全てについて博識です。
樹木や草花についても大田さん目線の特別の話しを聴くことができます。

最近では番組の中で、シマヘビやマムシの話題があがりました。
シマヘビは七山校では同居動物といえるほど近いへびです。
先日は草刈の後部屋に戻ると室内に子シマヘビが入ってきてました。
残念ながらマムシも七山校ではご近所さんです。
遠慮なく室内に入ってくる最も苦手な生き物です。

博多に生活しているときには蛇やマムシは遠くなっていました。
子供の頃にも博多に住んでいて、その頃は蛇などよくみかけていたのに。
さすがに博多周辺は蛇が生きていくことができない環境に変わってしまったのですね。


みなさんは犬のことに興味はあっても、昆虫や樹木のことには興味がないでしょうか。
私はそうでした。嫌いなものには殺虫剤があるし、考える必要もないし
知りたい犬のことと、そんなことがつながっているとは思っていなかったのです。

ですが、今は違います。
犬のことがもっと知りたくて山すそにオポと暮らしてみて
犬が生きているということが、こうした小さな生き物や植物といかに関わっていくことかを
知ることができたからです。
犬のオポからたくさん学んだことの中の、とても大きな学びのひとつです。

オポがヘビやマムシやアナグマやタヌキやイノシシなどと
対話という関わり方を持っていたことを知りました。
犬は人のようにネットで検索しているわけではないのに
どうしてその動物について知ることができるのだろうということが
不思議でなりませんでした。

私はオポのようにその感覚を通して全てを知ることができませんが
身近にいる、自分と関わってくる生き物についてはよく観察し
その習性や行動のパターンを知ろうと学んできました。

動物、虫、生き物について、好きとか嫌いはともかくとして
人は身近で自分にかかわりのある生きているものに関心があるのだと思います。

それが「嫌い」なものであったとしても無関心であるよりはいいのです。
マムシが嫌いだからこそ、マムシの習性を知って自分をどう守っていくのかを考えます。
簡単に殺虫剤を使う前に他の方法をいろいろと考えてみます。
マムシが部屋に上がってこないようにするためには何をしたらいいのかとかですね。
なぜ殺虫剤を簡単には使いたくないかというと、それが自分に与える影響について知るからです。
環境に対して敏感になれるからです。

都市生活で自然環境が遠くなってしまい、昆虫や草花、雑草、動物たちも
いっしょに遠くなってしまいました。
関心がないとそのことを知ることもありません。

犬や猫などのペットは、人によって都市環境に連れてこられた動物です。
小さな虫とかかわる機会も奪われてしまいました。
私は都会っ子ですが、私の世代にはまだ小さなころに虫や動物と共に
成長した人たちもたくさんいらっしゃると思います。
それが自分に与えた影響について考えるとどう思われるでしょうか。

七山は山の裾にあるためかラジオの電波があまり入らず
LoveFMはエリア外だったのですが、最近有料でラジオが聴けることを知り
七山にいるときでも聴けるようになりました。

大田こぞうさんの番組は、遠くなった小さな虫達を少しずつ人に近づけてくれます。
もちろん大の犬好きで、犬の話題もときどき出ているみたいですよ。
犬と暮らす方にぜひ聴いていただきたい番組です。

そして犬と生き物の関わりについて、これからもっと深く考えていきます。
それも犬のことを知ること、そう強く思っています。

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熊本被災ペット支援ネットワーク
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