グッドボーイハートは人と犬が共に成長して調和することを目指すドッグトレーニング・ヒーリングスクールです。

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Monthly Archives: 6月 2009

わんげる・ミーティング

梅雨なのに雨がふらないのも困りますが
今日はわんげる・ミーティングの日なので晴れの天気はうれしいものです。
いつも雨にふられるこのキャンプ場でこんなにお天気がいいのははじめて。

梅雨あけだと流れの早い川もそれほどながれておらず
川遊びに夢中になる犬たちと飼い主さん

水が透明…
流れがないからはじめてのわんこもこんな風に
生まれて初めて泳いだ気分はどんな感じ?
水しぶきをあげるくらいはしゃいでしまうわんこも。

気温が高かったからちっこいわんこもがんばりました


数年前にオオカミにあいにいったときオオカミたちが湖を泳いで近道をしているのを見ました。
水音もたてずまるでワニが泳いでいるかのようにスーッと泳いでいるのです。
よくみないとみうしないそうです。
というのも出ている顔の部分にも水藻をつけているので
自然とカモフラージュしているからです。

犬科の動物がこんなに泳ぎが得意なのをはじめてみました。
犬たちもそんな風に泳げるようになるのでしょうか。

川で冷やしたトマトとびわ
七山のあちこちのびわの木は今たくさんの実をつけています
びわは昔からいろんな薬になるので1家に1本あったようですね。

ゆっくりと時間をつかってすごしているので
犬たちもすきなことをしています。
土の上でごろごろとねころぶわんこもいて
土の上ではじめてあそぶ子供さんもおおしゃぎで大冒険してました

お昼はみんなでバーベキューなぜか焼きそばがすごく好評でした。。。
ゆっくりと息をすっておいしい空気といっしょにいただくのだから
なんでもおいしく感じるのかもしれません。
ごはん中犬たちもしっかりとマテができました。
十分に時間を使ってすごせば犬もイライラしなくなってくるのでしょうね。

はんもっくで飼い主さんといっしょにお昼寝
どんな夢みてるのかな。

犬のように働くという言葉があるけど
犬は本来はのんびりした生き物ではないかと感じます。
人に忠実な動物なので
人に付き合って働いてくれていたのかもしれません。
忙しいとついつい急いで遊ばせてしまいます。
私もそんな間違いをおかしてきました。
時間がないから短い時間で早く「発散」させようとしてました。
犬には負担のかかることです。
犬たちはただ自然のリズムに調和してすごしているときに
とても満たされた表情をみせてくれます。

自然のリズムって感じますか。
なぜかゆっくりとしているんですよね。
今日はそんなリズムを犬と飼い主さんの間に感じました。
普段の生活の中にも少しずつこのリズムが戻ってくるといいですね。

7月はミニわんげるクラスで行います

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Posted in クラスのこと

クラスメイト

今回のクラスメイトはようのすけちゃんの飼い主さんの光戸さんからいただきました。ではどうぞ。

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夫の転勤で私たち家族が愛犬とともに福岡に来たのが2年半前。
当時は、まさか別のわんこと暮らすようになることなど想像すらしませんでした。

そのわんこと出会ったのは、昨年の8月。
愛犬との突然の別れから二ケ月ほどたったころでした。
警察から保護されてきた、先代わんこと比べるとずいぶんと小さな体をした
ミックス犬の男の子を、里親が見つかるまでという約束で預かることになりました。

そのコが我が家の長男“ようのすけ”です。
ようのすけをわがコとするまでにはさまざまな心の葛藤がありました。
でも、今、ようのすけは先代わんこに頼まれて我が家へやってきてくれたのかなと
思えるようになりました。

先代わんこはどんなに激しい台風の日でも
手術後のきついであろうその体でも
自分の足で歩くといい、外でしかおしっこウンチをしないコでした。
その様子をみていた私は、ようのすけには室内でも排泄できるようになってほしいと思っていました。
そして先代わんこができなかったお留守番もできるようになってほしいとも思いました。

それで、はじめはようのすけのために勉強しようとレッスンを受けることにしました。
でも、そのうちGBHでの勉強は「自分のための勉強」という思いが強くなりました。
ようのすけが私に力をつけさせるためにグッドボーイハートという学びの場と出会わせてくれたのです。

8回の出張レッスンを終えて七山デビューしたのが今年の一月。
この半年間で私の中では大きな気づきがありました。
「自分の足で歩く」というようのすけと同じ課題が見えてきました。

この数年間、肉親との別れ、先代わんことの別れと悲しいことが続きました。
でもようのすけと出会ったのはそれらのことがあったからこそ。
全部つながっているんだなぁと思います。

そして本当の意味で前を向いて歩いていなかった自分に気づくことができました。
福岡に来るまでは、ヒールのある靴しか持っていなかった私。

トレッキング?キャンプ?ヒーリング?
つい最近までは私と無縁だと思っていたことにはまりつつあります。
今では靴といえばスニーカーばかり。
東京へ帰ると友人達に「格好が変わった」といわれる私。
自然の力にやっと気づきはじめた私。
自分の変化がとても楽しいです。

先生やオポさんはもちろん
七山に連れて来てくれたようのすけ
ようのすけにつながるみんな
そして七山につながるみなさんに感謝です。


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光戸 真知


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ほんと、全てはつながっているんですね。
ふしぎ、ふしぎ。
かわいいようのすけちゃんの中にも「かわいいだけじゃないさ」と光る何かがたくさんのことを教えてくれます。

草刈りデビューはもうすぐかな。
たくさん楽しんでください!

Posted in クラスのこと, 受講生のコトバ

ドギー・テントクラス

クラス開催のご報告です

久しぶりのくもりと晴れに恵まれたテントにふさわしい日となりました。
回数を重ねた犬はテントデビューするわんこのよい先輩となります。

今回ははじめて山の頂上にテントをたてました。2基です。
ちょっと微妙な表情のオポ。
テント不足でずっと不参加だったけど、やっとテント組にはいれたからか
はたまた場所なのか…。

「走っている」=「喜んでいる」 の大勘違いにまたはまりだったけど
いやいやそんなわけないと思い込みをあらためて捨てて感じることが最も大切。

テントを立ておわったら夕食。
ドギーテントの夕食はシンプルイズベスト
七山の命あふれる野菜カレーと野菜サラダ。
新鮮な空気の中で食べるごはんは格別おいしい。
ちょっと食べすぎてしまうのでテントで熟睡してしまいそうです。

目も覚めるような緑に犬が自然にとけこみますね。
犬の毛の色は白、茶、黒、のいずれかで目立たないことが動物の基本
やっぱり洋服を着ていない自然な犬が一番きれい。

テントの中ではそれぞれのストーリーがあったみたいです。
今回は全員がクレートから出してテントの中にフリーで寝ました。

あのわんことあのわんこが!
はじめてのわんこたちはどうしてた?
お母さんがトイレにいったときどうしてた?
私とオポにもいろんな学びがありました。
そんな話で朝食ももりあがりました。
犬たちはそれぞれに満足な風景

久し振りのしかもはじめての森の中のオポとのテント宿泊で例の「もしかしてこれって…」というなんともいえない感じを得て、すぐに数日後に単独テント生活にいどんでみました。

ところがそのテントでもまた事件が発生…。
あらためて「出直しテント」してみます。

「なんともいえない感じ」なのでコトバに表現することはまだできないのだけど、きっと参加されたみなさんそれぞれが「なんともいえない感じ」を得ているのかも。

犬たちもこの感じを得ているのかもしれません。
ああ!これだ!と思いだすまでこの経験を繰り返してみます。
シンプルな環境で両手を手放してただ何かが来るのを待つ。
忙しい時間にはとても無理だと思えることもちょっとの時間でできてしまう。

だからドギーテントはシンプルに
テントの中に犬と人間と水とシュラフ
快適性とはかけはなれているけど
お互いに向き合うしかないもんね。
食事もスタイルもお化粧も
おやつもボールもお洋服も
普段はいっぱい楽しみに使えることも
ちょっと手放すと何か入ってきます。
こんな貧乏ドギー・テントですが豊かさはいっぱいつまってます。

平日クラスのご希望がありました。
ご希望の方はご連絡ください!

Posted in クラスのこと