グッドボーイハートは人と犬が共に成長して調和することを目指すドッグトレーニング・ヒーリングスクールです。

トップページ
お電話でのお問い合わせ
お問い合わせフォーム

Monthly Archives: 7月 2009

ドギー・テントクラス

2部にわたるドギーテントクラスが開催されました。
5月連休以来の2泊組も含めて、季節なのかたくさんのご参加ありがとうございました。テントもろもろの準備や天候も重なり
写真はほとんどとれない状態でここではご紹介できませんが
いくつかのストーリーがありましたので復習をかねて。

その1 他のわんことテントに寝ること
みんなの状態がずいぶんと落ち着いてきたので、テントに寝るときにクレートから出して寝るように変更しています。
もちろん初心者の方はクレートでどうぞ。
テントの中に入ると、テントの外では知らん振りもしくはちょっと厳しい関係の犬もちょっとちがったムードになるんですよ。

「あのわんことテントにご一緒してみたい」というご希望はどしどし手をあげてください。もちろん、飼い主さん同士の距離もぐんと縮まるでしょう。
仲良し同士もいいけど、新しい関係を結んでいくことが課題になるはずですからね。

その2 自然での犬の行動
夏にはたくさんの生物が山に現れます。寝ていた蛇たち、かえる、クモ、バッタ、もちろんもっと巨大な方々もいらっしゃいます。
そうした生き物たちも、自然の摂理に従って生きています。
その場所に入るのですから、それなりのルールをもっていなければなりません。
犬たちの方が私たちよりも早く受け取ってくれます。
私はこのことで今までに何度もオポに教えてもらいました。そんなことがここしばらく続いていました。
犬が自然とふるまうようにするためには、犬に構いすぎないことです。
声をかけすぎない、触らない、ダッコしないなどは当然のルール。

時間を過ごすたびに変化があるはずです。
犬からの合図を見逃さないで。
みなさんの安全のためでもあるのです。

その3 山中で寝る
暑さもあるうえに、やはり山のすばらしい場所で眠りにつきたいと
山中のテントを希望される方が増えました。
2泊目は全員が山ん中で寝たのです。
あぶれた二つのテントはさらに山奥に前進しました。

私は部屋番でよかったのですが、「オポくんは山で寝たいはず!」と
なんだか、最前線に押しやられたのは、まさか“とりで”じゃないですよね。

予想通り、巨大な動物はいらっしゃいました。
足音だけで去っていかれました。
早くテントに行きましょうと誘った理由がわかっていただけたでしょうか。
テントに人がいることがわかれば、近付いてこられませんが、
歩いているときに遭遇するのはやはりお互いに緊張が高く危険なのです。

山の住人となっていない私たちは、もっともっと謙虚にあるべきです。

その4 犬の行動
私はオポとテントなので、またいろいろと知ることができました。
他のわんこたちはテントで「白目をむいて」寝ていたとか。
以外に寝てしまう犬たち。
家の中よりも安心しているように感じる。

山ってなんだろう。

そんなたくさんの気づきをえながら無事に終了しました。
テンションが高いときには行動も不安定です。人も犬もですね。
オポはテンションを下げようといろいろな行動をしています。
連泊されるとテンションが落ちてくることもわかりました。
ということで9月の連休は連泊テントを行います。

山中の場所が限られていることとテントの数などの理由で
限定人数となりますが、どうぞご期待ください。
7月末に日程を発表します。


Posted in クラスのこと

水泳教室

今年はじめての海での水泳教室となりました。
前日は雷雨に豪雨と心配したお天気も
翌日にはすっかりと変わってよい水泳日よりです。

さて、さっそく始まりました。
事前練習を重ねた成果ひとりで海に入っていけるようになりましたね。
自発的な行動は犬の自信につながるかも。

泳げるようになったわんこは後脚をうまくつかうのだ。
アスファルトの生活じゃほとんど機能してないから

はじめての海?とは思えないほど
積極的に泳ぐ小型わんこもいます。
おもちゃを加えようとたち泳ぎになってるけど
きっと練習してうまくなりそうだね。

どのこも泳げるんだけど
苦手なわんこもいるでしょう。
土の上でも自然に行動できることにつながっているんですよ。

スイムスーツをきていたわんこも
飼い主さんのやさしさかな。

はじめての犬には飼い主さんがしっかりサポートする
犬の体が泳ぐには十分でないほど不安定にしたのは私たちですからね。

水泳教室って何がなんでも泳がせる教室ではないんです…
飼い主さんが海に入ったり他の犬たちが海に入ったりすることに
泳げない犬たちが緊張感をといて何か行動を起こすきっかけとしてほしいのです。

だから、泳げなくてもいいんですよ。
濡れるのを拒む犬は、雨のトレッキングクラスにご参加ください。
濡れることに自然となれていきます。
他の犬や他人との距離が遠い犬は、それぞれに課題をかかえているでしょう。

一体何が課題なの?がみなさんの疑問でしょうが
それに気づくのは自分しかないのです。
求めれば必要な学びは与えられます。

gro_8_02

Posted in クラスのこと

miniわんげる・ミーティング

わんげる・ミーティングと一緒なのですが、昼までに終わる集中クラスで
「お気軽にご参加ください」という気持ちをこめて開催してみました。
梅雨の晴れ間のよいお天気となり、
わんこ山→いの山幻想コースで犬たちの呼吸も変わります。

お山の空気はどんな感じ
山にはいるといろんなものがある
犬なら関心を示すところから始まるのかも
お母さん、今は声をかけないでね。

人の手の入っていない山は動物たちの住みかでもあります。
山にはいるときにはひと様にお邪魔するのと同じ気持ちでいたいもの。

さて、お昼ご飯はパン焼きました。
コネのお手伝いもありがとうございました。
スープもおいしくできあがりました。

タープを出していますがそれほど暑くはなかったですね。
犬たちもまったりしてよい時間が流れていきます。
楽しみを急ぐと興奮しなければいけません。
時間をゆっくり使うことをもったいないと思わないでいることのすばらしさは犬たちの自然な行動から学べます。

次回のわんげる・ミーティングは8月30日日曜日に七山のキャンプ場で行います。
ご予約はまだ受け付けしておりますのでご参加の方はご連絡ください。

Posted in クラスのこと

ドギー・テントクラス

梅雨入りしたあとのドギーテントクラスでした。
雨もようの多いクラス。誰か雨女じゃないかといろいろと疑惑もかけられつつありますが今回はくもりで何とか翌日までお天気がもちました。

ちょっとみないうちに大人になったね!
ドギーテントクラスでの経験が
君の成長のチャンスになるといいね。

いつもとおりテント設営から。
テントの種類がふえたので設営の仕方を覚えるのが大変みたい。
すでに汗ばむ季節。びっしょりと汗をかいて設営を終わったら
「やっぱり、ビールもってくればよかった」なんて声もありました。
今日のごはんはとても豪華。おかず支援までうけて久し振りに石窯に挑戦。


だいぶ上手になったでしょう?
石窯グラタンです。

犬たちもごはん休憩のあとは夜空の下でいつまでもあそびます。
あまり関係を築いていない犬たちの中には積極的に互いにぶつかりあうシーンも
ありました。その時間は翌日までつづき6時間くらいやっていたのではないでしょうか。片方がやめようとしても辛抱強いもう片方が再度はなしかける…。

そんなくりかえしでみんなもじーっとそれをみていました(首が痛くなりそうなのに!)
「ビデオでみるのと違うね。」

そうですね。ビデオはビデオのよさがあります。みのがした細かい部分がみれるからです。実際にみるときには臨場感があります。
今しかみれないというワクワク感もあります。まわりの犬たちの反応も気になります。

こうした犬同士の関わりは目立つものから目立たないものまで
犬がいればいつも行われているものです。
人間が過度に刺激をいれないことが大切です。人間そのものはその場にいても関与せず、犬たちの世界に任せましょう。
犬らしく犬としての関係を作っていけることが彼らの孤独を解放するひとつのきっかけになるからです。

自然な会話。みているとあきませんね。
「涙がでてくる…」と飼い主さん。
そうそう、相手がいるから成長できること、お互いに感謝しましょう。

私もこの日、オポと山奥へ再挑戦しました。
さすがに熟睡できず意識のある私をしって、オポは“夜番”を放棄。
テントの中でいびきをかく、寝事をいう。
私の方は若干の高低に体に力が入り、翌日は体の一部に違和感を感じました。
平でない地面にどこかで緊張しているんですね。
犬はどこでもへっちゃらなのに。
柔軟な犬の体はすべてを受け入れる器量の深さかも。
犬からたくさんのことを学べます。
気づきや学びはそれぞれの過程で。
みなさんの気づきを大切にしてくださいね。

p5302869-150x150

Posted in クラスのこと