今月からようやく本格的にオンライン犬語セミナーを開催しています。
前回のテストセミナーとは異なり、みなさんからいただいた意見を大盛に盛り込んだセミナーでした。
使用されている機材が各自異なったことで、やりにくい部分もあったようなので今後も改善を進めていきます。
今回は事前の動画公開という形でセミナー前に動画を見ていただく方法をとりました。
6個のビデオを準備しましたが実際に詳しくご説明できたのは3つでしたね。
数名でやりとりをしているだけなのにあっという間に時間が過ぎてしまい、60分のセミナーも少し延長しました。
利用したメイン動画は2頭の若い柴犬たちがお預かりクラス中に絡んでいる動画です。
みなさんの分析内容は、
競争している
遊んでいる
じゃれあっている
喧嘩している
優先権を競っている
全く分からない…。
と様々な見方がありました。
どれも間違っているということではなく、そのように見えるのはなぜなのかを自分自身で突き詰めていかれると犬語セミナーはもっと価値のあるものになります。
なぜそのように見えるのか?という質問に対して、ただそう感じるからというのも全く間違ってはいません。
ただ、いつもお話しているように犬のコミュニケーションはある程度の規則性があります。
その規則性があるからこそ世界共通の犬語というものがあるのです。
この部分をひとつでもつかんでいただければという気持ちで犬語セミナーを開催しています。
オンラインクラスは毎月開催いたします。
またぜひご参加下さい!
Author Archives: miyatake
オンライン犬語セミナーを開催しました。
習っていないのに表現できる、それが犬のコミュニケーション術
飼い主なら、犬が何をしたいのか、何を考えているのか、何を思っているのかを知りたいと思うでしょう。
そのために犬のことをいろいろと学ぶわけですが、その中でも犬のコミュニケーションについては奥が深くいくら学んでも学びつくせません。
でも犬のコミュニケーションの道具は、人のそれよりも単純でわかりやすい形でできています。
人は言葉が発達したおかげで、こうして文字にして遠方の方に情報を伝えることができるし、電話という方法でやり取りをすることもできます。
言葉もひとつの信号ではありますが、世界の地域によってそれぞれに違う言葉を使うため、英語しか話せない人と日本語しか話せない人ではすぐに意志疎通をすることができません。
ところが犬の場合には、やり取りしている情報が限られているため、今でも犬という動物が生得的に備えている能力でコミュニケーションをとることができます。
海外から輸送されてきた犬も到着してすぐに国内にいる犬と対話することができるのです。
犬は学ばなくも他の犬とコミュニケーションをとる方法を知っています。
稀に、他の犬に対して全く無反応のような犬がいます。
相手の犬が近づいてきたりにおいをかいだりしても、全く動かない犬です。
このような犬の飼い主やその犬を見た人は「この犬は犬の言葉を知らないのではないか。」と思うかもしれません。
ほとんどの場合、こうした犬は犬の言葉を知らないのではなく、犬とコミュニケーションをとる意志や動機を失っているだけです。
もし生まれた時から大きく知能的に問題がありコミュニケーションが発達しなかったのであれば、子犬は母乳を吸うこともできない状態であったでしょう。
一般の家庭にご縁のある犬なら、犬の言葉はその脳内に入っている状態であるはずです。
その「犬の言葉」がどのようにして引き出されるかというと、コミュニケーションがとれる相手がいることが前提です。
以前テレビかなにかで英語が堪能な芸能人に「英語を話してみて」とリクエストされましたが、その方は「誰に対して話せばいいのですか?相手がいなければ会話することができません。」と言い返されました。
犬の場合にも同じことで、犬の言葉を受け取る相手がいないのにどうやって犬の言葉を話したらいいのかということです。
飼い主でも犬の言葉を受け取ることができますが、まともな受け答えをしなければ「話のわからない人間」として犬は不信感を募らせます。
飼い主との対話が難しくなると、最後は飼い主に繰り返し吠える、唸る、かみつく、なめる、すり寄るなどの犬と犬では過剰な表現をしていら立ちを見せます。
飼い主が犬の言葉を学ぶ一番の価値は、犬と犬を会わせるための方法としてではなく、自分が家族の犬と対話するためです。
犬は学ばなくても身に着けているコミュニケーションの方法を、人は学ばなければ知ることができません。
そのための犬語セミナー。
オンラインセミナーは明後日ですね、楽しみにしています。
犬と犬でたくさん遊ぶ時間はとても大切。ただし基本的な規律を守ること!
ちょうど同じくらいの年頃の柴犬のオス犬くんたちをお預かりすることになりました。
子犬のころから預かりが重なるようになり、飼い主さんもお互いに相性が良い同年齢の犬なら合わせたいという気持ちがつながりました。
それぞれの飼い主さんから「○○くんがお預かりのときは声をかけてください!」とお声をいただくようになりました。
今回も2頭の犬くんたちは飼い主の申し合わせの中で2頭がいっしょに長期の「合宿」お預かりになりました。
2頭のオス犬たちは青年期でエネルギーも爆発的。
おいかっけっこしたり、じゃれあったり、おもちゃをとりあったり、がるがる言いながら一日中あきれるほどよく遊びます。
若くて元気な年齢ですから犬と犬が互いに関係性を深めながらこうしてよく走りよく遊ぶ時間を持てるのはすばらしいことです。
しかし、犬と犬がじゃれあっている光景がすべて良い結果になるとは限りません。
犬と犬がじゃれあうような激しい遊びは今やワンプロ(犬のプロレス)といわれるようになりドッグランでもよく見られるようになりました。
ドッグランで他の犬に追い回されるのが遊びだと思っていたけれど、いつの間にか他の犬に吠えるようになってしまった犬もたくさんいます。
多数で1頭の犬を追い回したりじゃれついたりするのは、遊びではなく弱いものに対する攻撃である場合もあります。
また規律なくただ犬たちを自由にさせることで発散させている飼い主が多いようですが、これは犬の遊び活動ではなくただのストレス行動です。
ストレス行動が重なれば毎日の生活の中には必ず問題が発生しています。
「犬と犬を遊ばせたい、走らせたい」と思うなら、犬が犬とよりよい関係を築くための時間として遊びを発展させているかどうか、慎重に見極めていく必要があります。
2頭の犬たちがどのようにコミュニケーションをとっているのか、どのように変化していくのかを預かり担当の私はずっと観察しています。
時にはすぐそばで、時にはすこし離れてみて、でも決定的なときには2頭の柴犬の若いオス犬に「止め!」と「フセ!」の合図で制止に入ります。
試合でいう審判のようなものですが、よい関係になればなるほど制止に入る回数は減ってきます。
犬たちも時間を通してお互いを知り信頼関係を高めていくのは犬と人の関係作りと変わりありません。
相性の良い犬はそう簡単に見つかるものでもありません。
だから出会いはいつも奇跡的なもの。
若い時代の遊び相手が見つかったらぜひ大切にして下さい。
一日中おやつをねだる必要もなく、人間にかまってということもなく、ドロドロになって遊ぶ柴犬たちを見て過ごしましたが、さすがに七山も冷えて来ました。
走って温かくなる犬たちがうらやましいです。
雨の日でも犬を大地の上で遊ばせたいという飼い主の気持ち
一雨ごとに寒さが増してきました。
緩やかな一日は過ごしやすいのですが、こうして寒くなったり温かくなったりする緩急が訪れると気持ちが引き締まります。
先日も朝から雨模様の気配の日に、トレッキングクラスに来る予定の生徒さんがいました。
ご連絡しようか迷いましたが、あの飼い主さんならこの天候でも来られるだろうと思っていると案の定、犬を連れて到着されました。
雨が降ってきましたね。降り止むまで少し待ちましょう。
といいつつも、少雨になると待ちきれなかったように山歩きに出かけます。
七山の環境にも慣れていて犬もある程度の自由行動ができます。
生徒さんはいつも草刈鎌を片手に歩きだすようになり、腱鞘炎が続くわたしは「しないでください。」と釘を刺される方で、手持ち無沙汰でしたがいつもとは違う雨宿りコースで山を歩きました。
しばらくするとまたザーっと雨が降ってきて、いったん戻ろうということになり室内で服を乾かし、再び雨が上がったのでまた広場に行ってふらふらと。
一日の気温や天候の変化が激しくても自然環境の中ではあまりストレスを感じません。
飼い主さんも「雨の日の散歩がいつもの散歩コースだったら、いやだなと思うのにこういうところだろ全然いやじゃないのが不思議です。」と。
むしろ天気にあわせて外に出たり隠れたりと天候の変化を楽しめます。
犬たちも同様にまったりして気温の変わらないときはぼーっとしているのに、雨が降ったり急に晴れたり、風が吹いたり止まったりという変化が起きると周囲の環境の変化をいち早く知ろうとするのか集中している様子がうかがえます。
こういうことを重ねていくことが頭を使うということではないかと思います。
その日にトレッキングに来ていた犬ちゃんも雨の日は散歩に行きたがらなかったので、山の雨トレッキングも最初は少し抵抗があったようですが今では全然なんともないという感じで雨の中を歩いていきます。
お預かりクラスに来ていた若いオス犬たちは、むしろ雨を楽しんでいるように泥まみれになって遊んでいました。泣きたいのはこちらの方ですね。
でもドロドロになってみたいという若い犬たちの欲求を満たしてあげる方が、汚れることを怖がることよりもずっと大切だと思うのです。
わたしたちも彼らも同じ動物で、自然の中で活動するための知恵を身に着けることが最も大切なことだとどこかで知っているはずです。
成長期に犬の脳を発達させるというのは、知的玩具でおやつを探させることでも、囲われた人工的な空間に連れていくことでも、たくさんの人に撫でてもらうことでもありません。
大きな自然という環境の中で安心を獲得していくこと、そしてそこに信頼できる仲間が共にいること、この二つが犬にとって最も大切なことです。
といっても体力がいりますね。
やっぱり犬はパワーがあります。
福岡市内でトレッキングクラス開催のお知らせ
最高の季節だからもっとたくさん山で犬と活動したい飼い主さんのために、福岡で気軽にできるトレッキングクラスを開催いたします。
初心者向けの軽い登山を計画しています。
先日もそう宣言して少し欲張り過ぎましたので、今回は本当に軽登山でみなさんと山を楽しみたいと思います。
開催日時 12月 1日 ㈬ 10時~ 1時間程度
定員あり
雨天中止 前日までに決定
※キャンセルは前日13時までにお願いします。
場所 参加者にお知らせいたします。
参加資格 グッドボーイハート生、お問い合わせください。
オンライン犬語セミナー開催のお知らせ
先日のプレオンライン犬語セミナーで少しコツを掴んだので、さっそくオンライン犬語セミナーを開催することにします。
オンライン犬語セミナー
開催日時 2021年11月18日 20時~21時
形式 ZOOMを利用したオンラインセミナー
料金 2000円 ※お支払方法は各自にお伝えします。
定員 5名
キャンセルは前日までにお願いします。
当日キャンセルされた場合にはキャンセル料金が発生いたしますのでご了承下さい。
参加者には前日までに当日使用の動画を確認できるメールを送信いたします。
追記:定員となりましたので募集を終了します。
次回参加をご希望の方はメールでお問い合わせください。
トレッキングクラスと犬語セミナーを開催しました。
秋晴れになった週末に、トレッキングを開催しました。
いやな虫もいなくなり心地よく涼しい風が吹いている七山に到着されると「やっぱり寒いですね。」とお決まりの言葉をいただきます。
七山は寒いだけではありません。
冬の空気は透き通っていて思いっきり深呼吸して気分もリフレッシュできます。
最高齢2歳という若い犬たちが集まったトレッキングクラスとなりました。
リードをたるませて余裕で歩く飼い主さん、リードを多少引かれながら歩く飼い主さん。
いつになったらリードを引かなくなるのですか?と聞かれると
「気づいたら引かなくなっていました。」と答えていらっしゃいました。
本当にそのとおりだと思います。
とびつきや甘咬み、リードのひっぱりなどのイヌとの暮らしで最初に出る問題は「気づいたらなくなっていた。」そんなものです。
もちろん、何もせずに問題が解決することはありません。
毎日の飼い主さんの犬との向き合い方と接し方次第で、これらの犬の行動がなくなるのか増えていくのか、もっと強い攻撃性になるのかが決まります。
トレッキングクラスではみな落ち着いて歩いている様子でしたが、犬と一対一となるとそうならないこともありますね。
犬との生活の中で生まれるたくさんの問題を課題に変えていくことが大切です。
トレッキングクラスのあとは犬語セミナーを開催しました。
再開して2度目の対面の犬語セミナーです。
前回のセミナーで衝撃を受けたからとすぐに2回目を申し込まれた生徒さんもいらっしゃいました。
ほんの数分の犬の動画を「どのように見るのか?」で犬とのかかわりはまた大きく変化していきます。
奥深い犬の世界を楽しむ犬語セミナーをたくさん楽しんでいただけたようです。
11月28日のセミナーは満席となりました。
対面のセミナーは来年一月に予定しています。
オンライン犬語セミナーは近々ご案内予定です。
いっしょに学べる機会はそうたくさんありません。
犬のことを理解して飼い主が変化することは、犬との暮らしを豊かにします。
福岡市内の山でトレッキングクラスを開催しました。
秋晴れの気持ちの良い祝日に福岡市内でトレッキングクラスを開催しました。
初心者数名でトレッキングの予定でしたが、ご近所の生徒さんたちにお声をかけると思うし込みをたくさんいただきました。
時々利用させていただくトレッキングコースですが、犬が嫌いな登山者もいらっしゃるので礼儀正しく配慮を持ってトレッキングを行いました。
のぼり道も下り道も数名の登山者の方とすれ違いました。
丁寧にあいさつをすると、道を譲ってくださったりと温かく見守って下さいました。
海外ではよく見られる犬連れのトレッキングも、日本ではまだあまり見慣れない光景です。
少し驚いた感じの登山者の方も笑顔で見守って下さったので安心いたしました。
トレッキングに慣れていない方のためにショートコースを予定していましたが、ついつい欲張ってしまいプラスアルファを歩いてしまいましたが、気持ち良い時間でした。
参加してくれた子供たちは七山の暖炉のためにたくさんの薪を集めてくれました。
お昼休憩をみなさんと取れたらもっと気持ちの良いトレッキングになっただろうなとさらに欲を出し、この冬季中にはあえてのロングコースで挑みたいと思います。
トレッキングが苦手な方に、体力を温存してケガをしないための秘策を二つお伝えします。
秘策1 軽量化
秘策2 リードが軽いこと
この二つをクリアすればトレッキングはただ楽しいだけです。
なんでも美味しい季節ですが一番のごちそうは犬と過ごす自然の中での時間だと信じ込んでいただき、またいっしょにトレッキングいたしましょう。
<お知らせ>出張交通費・有料パーキング利用時の料金改定について
いつもグッドボーイハートのクラスをご利用いただきありがとうございます。
2020年11月1日より出張交通費を改定させていただきました。
変更のある地域の皆様には個別にご案内いたします。
同時に出張交通費が無料の福岡市地域、唐津市地域の訪問レッスンのご利用で有料パーキングの使用が必要になる場合には、有料パーキング利用代金の一部として訪問レッスン1回につき200円(税込)をご負担いただくように改定させていただきました。
現在お手元にお持ちのチケットはそのままご利用いただき追加料金も必要ありません。
チケット更新時には個別にご案内させていただきます。
受講費についてはグッドボーイハートが開校以来20年間据え置きさせていただいております。
このまま頑張り続けたいと思っていますので、ご理解のほどよろしくお願いいたします。
ニホンオオカミに最も近いのは現代の柴犬である論文が発表された。
先日生徒さんから送っていただいたネットニュースの情報が面白いものだったのでここに紹介します。
紹介していただいたのはジャーナリストの田中淳夫氏がYahooに寄稿された記事です。
題名には「オオカミよりも柴犬を放て。獣害対策に有効な「放し飼い」」とあります。
田中氏が記事の中で紹介されている、サル対策のための忠犬事業については以前からネットで配信されている記事などで知っていましたが、二ホンオオカミの遺伝子情報の解析についての論文発表については初めて確認しました。
田中氏の記事の中から引用します。
総合研究大学院大学(神奈川)を中心とする研究チームは、各地の標本から9頭のニホンオオカミの遺伝子情報を取り出して解析し、他種のオオカミやイヌ属の動物と比べた研究が「bioRxiv」に発表された。
それによると、ニホンオオカミは他のオオカミとは遺伝的に異なるユニークな亜種で、現代のイヌにもっとも近いことがわかったのだ。
しかもDNAの共有率を調べた結果、シェパードやラブラドール・レトリーバーといった西欧の犬種とはほとんど共有していず、日本の柴犬やオーストラリアのディンゴなどと、最大で5.5%のDNAを共有していた。
ニホンオオカミは残された標本や写真などから見て、明らかに西洋のハイイロオオカミとは骨格よも容姿も異なることがわかります。
ですから、ニホンオオカミに一番近い犬種が柴犬だということが遺伝子情報として証明されたことについては驚くことではありませんが、科学的に証明されると納得できるということでしょう。
同時に柴犬そのものが野生のオオカミに近い性質や行動体系を持っていることは、犬を長く飼育された経験のある方なら気づかれます。
特に西洋の洋犬種と日本の純血種とは明らかに違いがあり、同じように育てようと思ってもうまくいきません。
同じイヌであっても、これだけ違いがあるのかと思うほどに面白い違いがたくさんあります。
例えば、多くの柴犬はワンワンと澄んだ声でなくことはなく、ギャンギャンとかギャとかといった締め付けられたような声を出します。
声だけを聴くと犬というよりは狐の鳴き声に近いような音を出します。
現在も生育しているハイイロオオカミもワンワンと鳴くことはありません。
やはり同じようにギャとかウォーとかそういった特徴のある音を出します。
日本に生育してきた犬の中でワンワンとなくのは、柴犬よりも野良犬の方です。
その野良犬の多くは雑種=ミックス犬です。
人がきっちりと管理してきた純血種の柴犬の方が、人から離れて勝手に繁殖を繰り返した野良犬の方が犬っぽいというところがあるようです。
西洋のイヌと日本のイヌでは大きな違いがあるうえに、日本の純血種と日本の雑種犬にもまた大きな違いがあるのです。
日本の雑種犬の中には西洋犬が混在を初めていますし、同時に雑種犬たちは純血種の柴犬のように完全管理で飼育されずに、一度の野に放たれて自由になった犬たちも多いのです。
生育の過程の違いが遺伝子に流れ込みまた遺伝子情報に変化を及ぼします。
今度は、柴犬と日本の雑種犬の遺伝子情報がどの程度離れているのかも研究していただきたいと期待しています。
田中氏は記事の中で、獣害被害を抑えるための方法として西洋のハイイロオオカミを持ち込むよりも訓練した飼い犬の放し飼いの方が安心だという意見を述べられています。
私ももちろんこの意見に賛成です。
もともと日本の犬たちが守ってきた里山の獣と人との境界線を守らせるために西洋から動物を入れる必要はないと考えます。
人とより良い関係を作ることができる日本の飼い犬こそ、里山を獣から守るためにともに戦ってくれる同志ではないでしょうか?
今月からイノシシ猟が解禁となります。
七山で活躍してくれる里山犬たちを募集しています。