グッドボーイハートは人と犬が共に成長して調和することを目指すドッグトレーニング・ヒーリングスクールです。

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クラスメイト

生徒さん自己紹介のクラスメイトです。
今回は、はるばる東京からドッグ・ヒーラー養成クラス(現在の犬ミラグロコース)を受講するために七山に来て下さっている舟山さんからメッセージをいただきました。
では、どうぞ。
**************

レネが家族になってから、早いもので9年がたちました。

初めて会ったのは、生後4週間位のヨチヨチ歩きの頃。
クロ、ベージュ、チョコ、同じ顔をした色違いの兄弟達とじゃれていました。
その出会いから2週間もしないうちに、我が家へとやってきました。

家に来たその日のうちに「トイレ」を覚えたのをスタートに
物覚えは早いし、私が言ってる事も理解している?ようだし?
「ウチのレネはめちゃめちゃおりこうさんだね~♪」と私と主人は親ばか丸出し。
レネとの、クールで幸せな未来のライフスタイルを想像して
両手離しで喜んでいました・・・・が、そうは問屋がおろさない!!

私たちの行動を観察し、その裏をかくような事をしでかすようになっていくのでした。
私の目を盗んでは、メガネや携帯電話や観葉植物の破壊活動
そして壊したものをわざわざ私のところへ運んでくる(そして私に怒られる)
・・・・さすがラブラドール!何でもかんでもとにかく運んでくる(苦笑)

お外では、お友達になろうとしてくれているワンコに “近づくなオーラ”をむき出だし。
おりこうさんの部分と問題行動のギャップの差が日増しに大きくなっていく感じでした。

生後8ヶ月頃に、やっと危険を感じてドッグトレーナーに協力を求めました。
そこで気付かされた事が「犬の問題行動は、飼い主に問題がある」という事。
「レネの訓練」は結果的に、私たち「飼い主の訓練」となりました。


いたずら、問題行動、良くない癖、挙げだしたら
本当にキリが無いのですが、今となってはご愛嬌。

ある時、私の中の直感がこんな事を感じ取りました。
「レネは、人生の折り返しを過ぎているかもしれない」
そう感じたときから、私の中の関心事が変わっていきました。
レネはどんな事を思いながら毎日を過ごしているのだろう・・・
一緒に過ごす私や主人の事、私たちとの関係をレネはどう感じているのだろう・・・
レネは本当に幸せなのだろうか・・・・そんな事を強く思うようになりました。

泣き声や行動から、レネの言わんとしている事を理解しているつもりでいましたが
私の理解できる範囲を超えたところにも
レネが伝えようとしている事があるとしたら・・・・
私のしている事に勘違いがあったとしたら・・・・

なんとも言えない切なさい気持ちを感じて
何か方法が無いものかと模索している時に
「グッド・ボーイ・ハート」との出会いがありました。
宮武先生とオポ君は、そんな私の中に沢山の気付きや素敵な答えをくれました。


『犬が持っている本来の能力、本質を引き出す事』
『そして、レネを信じること』
・・・これは2人が教えてくれた、私のこれからのとても大切な課題。
私の探し求めていた「レネが感じる幸せ」のヒントが沢山詰まっています。

そんな私の意識変化を察するかのように
どんどん爽快さを増し、レネは今日も元気いっぱいです。
お気に入りの“自分の場所”のソファーにもたれながら
「ムームー」と、私に向かってなにやら話しかけています。

3、4年程前からなのですが
ターコイズブルーの綺麗なアゲハチョウが
ちょくちょく、レネの散歩についてくるようになりました。
気付くといつもレネのそばにいて
レネにまとわりつくように寄り添って飛ぶので
私は「レネの天使さん」と呼んでいます。
もうそろそろ肌寒くなってきたので
来年までしばしのお別れ・・・が近づいてきていますね。
正式名称は“アオスジアゲハ”というそうですが
まるで作り物の蝶のような美しさに
はじめて見た時は驚いてしまいました。

これからも、レネとの穏やかで優しい時間が続きますように。

そして、宮武先生、オポ君、これからもよろしくお願いします。

舟山

**************

犬が若いときに学校で学ぶという飼い主さんは増えてきましたが
犬と重ねる月日とともに自分と犬との時間を見直すということで
全く違ったものと出会うチャンスもありますね。

蝶のスピリチュアルなメッセージは“変容”だそうです。
たくさんのものを受け取られて、レネちゃんの変化と自分の変化を楽しさに。
いっしょに学ばせていただている私たちもたくさんのものをいただいています。
冬の七山でお待ちしています!

Posted in クラスのこと, 受講生のコトバ

グループクラスいろいろ

屋外クラスに最高の季節となりました。
トレッキングクラスにドギー・テントクラスといろいろと開催されました。

お天気を味方につけたメンバー。
七山でとても人気の高い山へ挑戦します。

小さいけどさすがにわんこ、人のように息切れせずに軽い足取りでのぼっていく。
まだなれないのか少し緊張するね。
たくさん時間をつかって共にいることが豊かになるように。

衝撃のワンシーン。関係作りって犬たちにとっては成長の一歩。

頂上で休憩。ひと歩きしたあとは水も特別おいしいでしょ?


子供たちも参加してくれました。子供も犬と関わりたいもの。
部屋の中では難しいです。
いっしょに歩けばそのうち仲良くなれるよね。
雑木林に囲まれた貴重な山での秋の一日でした。

平日にもトレッキングクラスを開催しました。
たびたび開催していますが、写真がなくてごめんなさい。
平日にお休みが取れる方はぜひ楽しいメンバーとご一緒ください。

10月のドギー・テントクラスも開催されました。こちらも写真なくてすみません。
久し振りの“焚き火”の会となりました。
焚き火を囲むと、不思議と話がはずみます。

ある飼い主さんが、自分んちのわんこの行動のことで「これってこの犬種の特徴ですか?」
「いや…」
その後も「そういうのってこの犬種の特徴ですか?」
「いや…」
そしてまたまた「こうなるのってこの犬種の…」

「いや…」
こんな会話でテーマは深まります。

ラブラドールだからミニチュアダックスだから
ボーダーコリーだから柴犬だから
。。。
犬の立場からすればどうなんだろう。
私が犬なら「それがどうした」といいたいです。

自然の美しさにふれるとき、犬の中にも自然の美しさをみる瞬間がある。
ほんの一瞬だけど…ね。
ある人は気づいていて、ある人は気づいていないこともある。
気づいたときはドキッとするかも。
犬たちはお互いにそういう風にしか見ていないのかもしれない。
「お前、ボール遊びが上手だな」っていわれても、ね。

トレッキングクラスやドギーテントクラスでそうした犬の「瞬間」にふれたときはうれしさでいっぱいになります。
やっぱり、たくさんの時間をかけて少しずつ取り戻しましょう。

みんな犬
みんな動物ですものね。

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Posted in クラスのこと

トレッキングクラス

ひさしぶりに参加したメンバーたちとまずは肩ならしか。

飼い主さんの足元でおしあいへしあいする姉妹たち
トレッキングがだんだんと楽しくなってきたね。

山道で
みんなで頭をさげて草をたべたり土をたべたり
2日目のトレッキング

センタリング&グランディング練習
この瞬間、形じゃなくて感じるものがあります。

ボクもまねして練習!
ボクもお母さんといっしょに練習!!
とりあえず、やってみること。

あちこちと探索行動が広がる年齢
行動を起こすことが学びのきっかけになるね。
危険なことから身を守るのも自分で覚えること。
バックアップがあると安心して行動できる。

シンクロ・スイミング?
オポにそこまでついていかなくってもいいんじゃない?
でも、きっと何かあるんだよね。

3日目のトレッキングクラス
お母さんの足元にぴったり
社会性を身につけたら行動範囲は自然にひろがるんだよ。

別のわんこもお母さんの足にぴったり
今日は大変な勉強の日になったね。

もう1頭のクラスメイトは…遠くにお尻だけ。
いつも離れていたみたい

食事中のオポ。
昨年私がむかごをあげたら「!」がついたらしい。
昨年は自分でとれなかったのに今年は自分でとっている。わんこ山でも勝手に食べてます。こういうことにかけては天才的としかいえません。

ついでに山ゴボウの実も食してしまいます。
紫の強い実の臭いがするとどこへでもいってしまう。
根は猛毒ってしっているんだろうか。
教えてないのに犬が自主的に食べるときにはある程度まかせています。
街中に落ちているものを食べることはしないから、きっと、何かがあるのでしょう。
その何かが知りたいんだけどね。

そして最後に。
ただ泳いでいるだけなんですけど
苦節9年、はじめてみたオポの姿
泳いでいるだけじゃないの?
そうなんです。泳いでいるだけなんです。
でも…飼い主の私にとっては感動の時間でした。

犬たちは変化しているんです。
こういう風になってほしい
こういう風にしてほしいを捨てたら
そのままですばらしい動物です。

何かが「できるようになる」ことを楽しむだけではもったいない。
呼んでも帰ってくるようになった
一緒に歩けるようになった
トレッキングクラスのはじめに練習することですが
本当に学びたいことはここからスタートします。

犬の背中をみながら私も一歩ずつ。
置いて行かれるようなあせりもあるけど
がんばるからね。

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Posted in クラスのこと, オポのこと

シルバーウィーク ドギー・テント後半

後半のドギー・テントクラスは2泊3日の合宿です。
そもそも2泊を企画した理由は1泊目は人も犬も(どちらかというと人が…)テンションが高すぎて自然との一体感を得られそうなのに、というときにクラス終了となってしまい
「もったいないので2泊してみよう」ということでした。

1日目の夕食はバーベキュー
炭おこしメンバーとそのお手伝いわんこたち
木がおれる「パキ」という音ってなぜか犬を刺激するんですよね。
焚き火の始まりって知っているのかも。
もしそうだとしたら彼らにとっては「夕食」のシグナルですね。

テントは2組にわかれてもちろんわんこ山の頂上で
オポは今回からバックアップ体制に専念しみんなの自立を促しています。

テント2基を山の中に張って準備万端
この日は暑く昆虫たちなども活発でした。

9月だけど山蛇さんも応援に駆けつけてくれました。
蛇が見えなくてもしっかりと知っているオポ
配慮してなかなか前進しようとしません。
怖がっている様子もなくただ蛇がいなくなるのを待っているみたい
「どうやったらそんなことを覚えるのか?」と尋ねられますが
きっとみんな知っていることだと思うんです。
どんな命ともつながっていることを
彼らのテリトリーにお邪魔しているということを
そして礼儀を持って接することも。
山とのつながりは深い
期待せずにそのうちにそうなるのを待ちましょう。

そのためには、そばにいる私たちが声をかけすぎない、邪魔しない、興奮しないことが鉄則かな。

ドギーテントの常連さん
今回は初挑戦のお姉ちゃんもつれて格好いいところみせたかな

テント宿泊はみんな2回目以上
毎回の宿泊のたびに行動が違うこともあれば毎度のことながらよく寝ている犬もいます。
そんな違いも犬たちの違いなのかも。
どの寝方が正統派なのかについてはそれぞれのご意見をお待ちしています。


ごあいさつ、とにかく全ての基本です。
まずはこれが最初の一歩。何よりも大切にした犬同士のコミュニケーション

自分の殻にはいっているのは心地が良いように思えるけど
外の世界に接するとそこに執着していたことが不思議に感じられるかも
開かない扉も「何度もノックするとそのうち開く」と
教えてくれたのはオポでした。

ちょっと緊張気味のボク、犬だって凹むことあります。
周囲は過剰反応しないこと、立ち直るのはその犬の力。信じればかなう。

本当の強さは「愛と勇気」だということを知ると、犬は数倍強くなれるよ。

中日は全員は温泉へGO!
残されたわんこたちはミニお預かりクラス。
クレートの中でちょっと吠えてみたわんこも
「誰が吠えてるの?」の声にはお口にチャック
やればできるよね。
お家でもちゃんとさせてもらうことです。

要求は犬を不健康にするから。
要求しなくてもたくさんのプレゼントをもらえることに
気づいたらそんな必要はないからね。

温泉のあとはお散歩
そして急にパン作りをすることになってしまいました。
急にいわれて「小麦粉、らい麦粉、イースト」がそろっているところが不思議だけどいつも作ろうと思う気持ちはあるので常備しているわけです。


夕食は豪華でした。野菜のなんとか…。シャケのなんとか…。チキンを炭火で焼いて。
石窯で焼いたパン。

窯いれも始めての挑戦。
火のない生活の現在では
貴重な「自然の神様に接する時間」です。
もちろん、わんこたちにもパンをプレゼント
薪の臭いのついたパンは最高!

2泊目は雨に降られ真っくらな中を山までテント撤収に出掛けました。
すべる坂に取っ手をつけてほしいというリクエストもあったけど
あのくらいの坂はがんばってほしい!
足の裏をもんで、もんで、もんで。今度は足袋で挑戦してください。

テント撤収は速さが勝負…。
いろいろと課題も見つかったでしょうか。

3日間を通して犬たちの学びも飼い主の学びも盛りだくさんでしたね。
犬が動いていないと楽しくないと感じられるなら
犬たちの言葉を聞いてほしい。
私たちも自然と近づくには時間がかかるものです。
ゆっくりと距離を縮めることにワクワクする感覚を得られるでしょう。
自然のリズムはゆっくりなんです。

2泊テント企画、またチャレンジしてください!

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Posted in クラスのこと

わんげる・ミーティング

シルバーウィークの最終日は緊急企画の「わんげる・ミーティング」でした。
グッドボーイハートとしては初めての利用となるキャンプ場です。

脊振山にあるこのキャンプ場も夏は人気のようで直前まで利用者があったらしいのですが
なぜかこの日は空きがあり急な申込みにも限らず利用許可がおりました。


あいにく天気は朝から小雨
動いていれば気にならない程度でした。
遊びのひとつはキャンプ場の川
川といっても石の間をながれる感じでした。
気温が低く川に飛び込むような感じではなく
石飛び遊びができるような感じ。
ちっこいわんこが多かったのでそれでも石飛は大変だったみたい。

はじめてとびこんだ川
深くななかったみたいだけど体はびっくりした?

こちらもはじめての川よつあしをしっかりと使うのがジャンプのコツなんだよ
3歳の扉ももうすぐだね。大人の世界は厳しいよ。

川遊びはなれたもの、ちょっと冷たいから飛び込むのは…ね。
水がきれいだね。すきとおって川底がみえてる。

3歳軍団も体力はそれぞれ
体力のあるわんこは疲れをしらないのかな

もうひとつの会場はタープを張った広場。
広すぎず狭すぎずサイズはまずまずですね。
めったに使わないビッグタープがあるとやっぱり便利です。

テントの下は犬たちの遊び場に
人のために敷いた敷物も遠慮なく汚してくれました。

お昼ごはんは七山のある定食やさんにお願いしました。
お弁当を作っていないといわれたんだけどどうしてもお願いします、とお願いして。

夜中の2時に起きてお母さんひとりでこさえてくださいました。
「インスタントものは一切はいっていないからね。」と本当にお母さんの手作り弁当だったんですよ。

川あそびは続行、川のせせらぎがどう聞こえる?
ただの音なのか、ささやきなのか

2回目の参加で前回よりはペースダウンのわんこ。
それでもまだまだよわっ子は強くなるまでがんばれ!
社会性はあきらめないことから始まるんだから。

こんな極上のお昼寝をみんなしたかったでしょうね。
イスってあると便利ですね。

みごとなポイントポーズ。
ボールに集中すると自然に出てしまいます。

わんげる・ミーティングは自然との一体感がテーマ
その奥にあるのは家族の一体感知っている動物は強いんです。
依存ではないそれぞれが自立して一体となる強さを
家族で結べることが社会性のベースになるでしょう。

犬と人をこえて仲間となれるすばらしさを
知っている動物は強くなれます。

次回のわんげる・ミーティングは11月1日です。
でもわんげる・ミーティングだけでなく
ぜひ少人数のトレッキングクラスなどにご参加ください。
そのことがやはり力となるからです。

自然は偉大
犬は偉大

そして

人は謙虚でありますように

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シルバーウィーク ドギー・テント前半

シルバーウィークとやらを、みなさんは豊かに過ごされましたか。
GBHでもいろんなクラスを開催いたしました。

ドギー・テント前半組は1泊2日のメンバーです。
テント泊もわんこ山頂上が一般的になり、テント2張をはって夜の宿泊に備えました。

夕食は野外バーベキュー。
この日は急に寒さが強まったからか、食べながら話しながら
どんどんと服を重ねていくメンバー。
寒さって慣れもあるのでしょうね。
洋服もきずに素足で素っ裸の犬はさすがです。

男子組、男同志の話はつきません。
女の子、女の子たちはマイペース、自分の興味が優先するみたい

こちらも女の子、寒い夜は動きが少なかったけど暖かくなると活発になるね
クレートからずいぶん離れていられるようになったみたい。

もうそろそろ…あまえんぼうも卒業しないとねー。

バーベキューの炭はよい浄化のお薬になるんだよね
お山でたくさんいらないものを出そう!

いっぱいお話したいことあるんだろうけど、今まで見たいに甘えられないね。
大人同士、よい仲間となるハードルは高いけど飛び甲斐があるはず。

知らないわんこと同じテントに寝るっていうのは良い経験になりますね。
寒さで飼い主さんのシュラフにもぐってしまうわんこにはわんこ用シュラフをご持参ください!
飼い主さんに守ってもらおう…という悪い癖がつかないように。

全身がセンサーの犬にとっては何かを被せられるのは特意でないかもしれない。
わんこと話し合って決めてください。
さて、みんなのところのわんこはどうだろう?

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オポのひとり言

さて、ひさしぶりの休日
ちょっと、しし山散策にでもでかけるか。

「オポ先生、今日は補講ですから。」

補講?
デイケアクラスの生徒?
ボク指名なの?
パンの差し入れがあるって?
…そんなことなら、仕方がないなあ。

「補講の生徒はグッドボーイハートの前スタッフ2名
オポにとっては家族のような存在だね」

じゃあ、まずはわんこ山登山から。
あれ、足腰よわったんじゃない?
ボクが老犬になったと思ってたの?
姉ちゃんたちより若返ってると思うけど。どう?

さて、つぎはテントの組み立て
早くしないと、お腹すいたよ。
ボクの七山話は飼い主から聞いてね。っていっても、遅くまで話し過ぎじゃない?
七山では9時就寝ってきまってるんだよ。

都会で学んだことが人生にどういかせるかは
自然とのつながりの深さによってきまる。
テントの中で眠れないなんてまだまだ鍛え方が足りないね。

写真とってないでしっかり勉強してくれよ。
地に足をつけてる感覚、ちゃんと覚えたかな。
風のささやきを聞くこと、もうちょっと練習しようね。
曇りなき眼で見れるようになるまで判断を下さないことだよ。

勇気をもって一歩を踏み出せば
新しい世界はだれにでも開けてくる。
それぞれにとって必要な道。
どの道もかわらない。どの道も比べようがない。
みんな自分の道で学ぶ。
学びの途中で、必要な時にまたいっしょに学べばいいさ。
じゃあ、宿題をしっかりとやること。
神様はいつも君たちをみているよ。

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Posted in オポのこと

手前梅みそ

8月のエコツール食事会のときにみなさんに出した「梅みそ」
のあママからレシピをいただきましたのでこちらに掲載します。

<梅みその作り方>

材料 梅  1kg、白みそ 1kg、砂糖800g、みりん50cc、酢50cc
保存用のビンを準備してください。
梅以外のものをまぜてタレとします。
梅→タレの順で3回ほどにわけてビンにいれます。
隙間ができても自然とおちるから大丈夫とのこと。
3ヶ月くらいそのままおいておくとできあがり。

はじめは冷蔵庫にいれなくてもいいそうです。
夏になったら冷蔵庫にいれてください。
できてから1年くらい食べられるそうです。

アドバイス
みそは米みそがおすすめ。
梅は洗っておく。気になる人はへそをとっておいてください。
できあがった梅は食べなくてもいいし、食べることもできるそうです。
梅エキスはみそのほうに出ています。

野菜のドレッシングとして焼いたあつあげにつけたり
豆腐にのせたり焼きナスのタレにしたり

梅のエキスがいっぱいでていて、梅干しがあまり入らない方にもおすすめです。
梅の季節。七山ではおいしくて安い梅がたくさん出ています。
来年はぜひ!

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わんげる・ミーティング

8月夏休み最後の日曜日。
子どもたちと犬たち、そしてお父さん、お母さんにぜひいっしょにすごしてもらいたい日です。みんな集合!それでは開始します。

子どもたちも水遊び 川の水はつめたいね。
犬にも自然と会話できるこの年齢に自然の中でいっしょに過ごすことって大切。
少しずつ水にはいるようになってとうとう4歳で上手に泳げるようになりましたね。

まだ泳げないけど大丈夫水の中を歩くってきもちいいでしょ。
脚がつかなくても心配ないよ。きみたちの脚は水を蹴ることもできるんだから。

高見の見物かな。岩の上でもしっかりとグランディングしてね。

オポが若いころよくやった川のぼり
お父さん、お母さんは昔なつかしかった?
川をのぼる楽しさ伝わったかな。

川のジェットコースターにのったおちびさん、抱っこされちゃいました。
岩をはいあがる筋肉をつけて再チャレンジしてね。

はしごの上でバランス練習…かな。
愛するお母さんをおって決死の覚悟で泳ぎはじめる。がんばれー。

若いからみんな元気、3歳はパワーが備わり社会性を身につける時期
そんな遊びでお腹もすきました。

今日のお昼ごはんは、七山のおにぎりやさんのおにぎり。
七山の素材をいかしたおにぎりだって。
それにソーセージとさしいれのゆでたまご。
どんな豪勢なご飯もかないません。

お父さんはお昼寝休憩。
ボクは見張り番をするよ。

お母さんたちはおしゃべりタイム
かたときも離れず聞き耳をたてなくちゃ。

今日のゲームは飼い主さんたちの線香花火大会
わんこのおやつを獲得できたね。

年を重ねるほど自然がいとおしい
そうだね。きみたちの故郷だからね。

いつものお茶タイム。
今回もたくさんのおやつを作っていただきました。
こうして夏休みの1日はゆっくりとすぎていきました。
1日って長いでしょう。

時間って過ごし方によってかわります。
犬の1日と人の1日。
みんなちがう時間をもっています。
自然は時間のことも教えてくれる。
ゆっくりすごすと心がつながることもね。

わんげる・ミーティング。次回は9月23日、そして11月1日に予定しています。


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山登りの達人に学ぶ

先日、状況の折にある知人に再会しました。
以前アメリカで開催された犬関係のセミナーでご一緒した仲間です。

彼は、再会の数日前にオーストラリア大陸のコシウスコという山への登頂を果たし帰国したばかりで、
来春には7サミット(世界最高峰の7つの山)の全てを制覇してしまうという、とてもパワフルな方です。

こんな人に出会うと聞いてみたくなることは
「きっとすごく訓練を摘んだり、相当忍耐力がないとできることではありませんよね?」ということです。

ところが、「そんな事は必要なものの大切さからすると、ずっと下の方ですよ。
要は“いかに要領よく登るか”ということだけです。」
とさらりと言われます。

“要領よく”とはどういうことでしょうか?
どうもピンと来ない聞き手の私たちに対して、
登山の極意を分かりやすく話して下さいました。

彼にそれができたのは“すばらしいガイドに巡り合ったから”だそうです。
すばらしい山のガイドやその山の全てを知り尽くしています。
なるほど。山にはいろんな顔があって、今日はこんな顔かな?とか
こんな表情の時は気をつけた方がいいよということを
山と会話ができる人なんですね。

その瞬間の山の状態から、
どうすれば安全でどのように行動すれば危険なのかを、
そして個々の登山者にとってそれぞれに必要な情報を、
すばらしいガイドは適切に提供してくれるそうです。

次に大切な事は、登山者はガイドの教えをきちんと守って行動できるかどうかだそうです。
話を聞く事はできても、それを実行できる能力がなければ
ガイドの教えも宝にはなりませんね。

そして、その行動を成し遂げるためのモチベーションを
自分が明確にしているか、と続きます。
これは互いたそれぞれの役割の元に信頼を結んでいくためには大切なことです。


この話を聞きながら、まるで飼い主さんと犬のような関係だなと、
と感じました。
きっと犬たちも、言葉もわからぬ。文化も違う見知らぬ国で、
自分のガイドとして飼い主さんにサポートをして欲しいと願っているのだと
思います。

ところが最近は「はじめて犬と暮らす」という飼い主さんが多いため
犬といっしょに迷子になっているようですね。

そういう時は飼い主さんにもガイドが必要です。
自分がどの道を歩いているのか分からなくなったり、
迷路にはまったり、
一緒に登山をしているメンバーとのコミュニケーションがうまくいかないときには
ドッグインストラクターという臨時のガイドが必要でしょう。

ひとりひとりの飼い主さんにとって、よきガイドでありたいと思うと
毎日の勉強にもひときわ力が入ります。

みなさんもステキなガイドとの出会いを見つけてくださいね。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
このコラムはグッドボーイハート機関紙(2004年12月発行)に掲載されたものです。

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