グッドボーイハートは人と犬が共に成長して調和することを目指すドッグトレーニング・ヒーリングスクールです。

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山登りの達人に学ぶ

先日、状況の折にある知人に再会しました。
以前アメリカで開催された犬関係のセミナーでご一緒した仲間です。

彼は、再会の数日前にオーストラリア大陸のコシウスコという山への登頂を果たし帰国したばかりで、
来春には7サミット(世界最高峰の7つの山)の全てを制覇してしまうという、とてもパワフルな方です。

こんな人に出会うと聞いてみたくなることは
「きっとすごく訓練を摘んだり、相当忍耐力がないとできることではありませんよね?」ということです。

ところが、「そんな事は必要なものの大切さからすると、ずっと下の方ですよ。
要は“いかに要領よく登るか”ということだけです。」
とさらりと言われます。

“要領よく”とはどういうことでしょうか?
どうもピンと来ない聞き手の私たちに対して、
登山の極意を分かりやすく話して下さいました。

彼にそれができたのは“すばらしいガイドに巡り合ったから”だそうです。
すばらしい山のガイドやその山の全てを知り尽くしています。
なるほど。山にはいろんな顔があって、今日はこんな顔かな?とか
こんな表情の時は気をつけた方がいいよということを
山と会話ができる人なんですね。

その瞬間の山の状態から、
どうすれば安全でどのように行動すれば危険なのかを、
そして個々の登山者にとってそれぞれに必要な情報を、
すばらしいガイドは適切に提供してくれるそうです。

次に大切な事は、登山者はガイドの教えをきちんと守って行動できるかどうかだそうです。
話を聞く事はできても、それを実行できる能力がなければ
ガイドの教えも宝にはなりませんね。

そして、その行動を成し遂げるためのモチベーションを
自分が明確にしているか、と続きます。
これは互いたそれぞれの役割の元に信頼を結んでいくためには大切なことです。


この話を聞きながら、まるで飼い主さんと犬のような関係だなと、
と感じました。
きっと犬たちも、言葉もわからぬ。文化も違う見知らぬ国で、
自分のガイドとして飼い主さんにサポートをして欲しいと願っているのだと
思います。

ところが最近は「はじめて犬と暮らす」という飼い主さんが多いため
犬といっしょに迷子になっているようですね。

そういう時は飼い主さんにもガイドが必要です。
自分がどの道を歩いているのか分からなくなったり、
迷路にはまったり、
一緒に登山をしているメンバーとのコミュニケーションがうまくいかないときには
ドッグインストラクターという臨時のガイドが必要でしょう。

ひとりひとりの飼い主さんにとって、よきガイドでありたいと思うと
毎日の勉強にもひときわ力が入ります。

みなさんもステキなガイドとの出会いを見つけてくださいね。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
このコラムはグッドボーイハート機関紙(2004年12月発行)に掲載されたものです。

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ドッグタッチ&エコツール

一般的なお盆休みの最終日。
七山でわんことゆっくり1日を過ごそうと集まってくれたみなさんとグループレッスンのドッグタッチクラスが開催されました。

今回はドッグタッチお昼寝バージョンと題し、テーマは「眠り」です。
眠りについてみなさんいろいろと思い当たることもあったようです。実際のお昼寝ドッグタッチでは、みんなのエネルギーが少しずつ解放されて部屋全体のエネルギーがほんわかになるのを感じられました。

写真はとりませんでしたが、なんとかなくイメージしてください。
犬たちと人間が、横になってくつろいで
外から蝉の鳴き声と木洩れ日
そして、秋を感じさせる風。

犬たちもリラックスし始めて、みんな深い意識の中にひとつになりました。
ドッグタッチクラスは毎月開催しています。
初めてご参加の方は、緊張もあるでしょう。もちろん犬も落ち着かないこともあります。
でも、初めてはみんなあるんです。

迷惑をかけそうだなんて思う必要はありません。
共感のひととき。とても素敵な時間です。
8月は29日土曜日にドッグタッチクラスが開催されます。

9月5日は「祈り」をテーマとしたドッグタッチクラスを開催します。
いずれも空席がありますのでお気軽にお問い合わせください。

ドッグタッチの後はエコ・ツールクラスです。
エコ・ツールクラスは自然のつながりを援助として
共感性、社会性、精神性を高めていくことを目的としたクラスです。

なんだかわからないかもしれません。
何も感じないかもしれません。
何かを感じようと思わずに、自然にただそこにいるだけでいいんですよ。
自然の中で静寂の時間をみんなでいっしょに共有する。
その中で変化していくものをきっといつか感じていただけます。

ちょっとだけエネルギーについてのお勉強が入っています。
チャクラのエネルギーをみて犬と共に成長の課題を知りましょう。
犬と飼い主さんの影響の度合っておもしろいでしょう?

今回はクラスの後にお食事会火おこしにがんばってます。
「火のある生活」から離れてしまった現代人
「火のある生活」は犬にとっても大切なもの
細胞は記憶しているはずだ。
がんばれ、お母さん!
ということで食事会はすすみました。

以後、食事に熱中してしまい写真を撮るのはいつも通り忘れておりました。
犬たちは散策したり、土に寝転んだり、おねだりしてみたりと
思い思いの形で七山の空が暗くなっていくのを見守りました。

また明日から、毎日のお留守番ご苦労さま。
君たちがいるから、帰宅の足取りも早くなってしまうんだよ。
君たちがいるから、思わず笑顔ばこぼれるんだよ。
そして、ひとりでいるどの瞬間にも私たちひとりひとりが輝くように
みんなそれぞれの課題でがんばっているからね。
自然とのつながりがそのことを教えてくれる。
またいっしょに学ぼうね。


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ドギー・テントクラス

お盆休みの夏休みも終わりました。
お盆が過ぎると七山はもう秋の気配です。
今年は夏らしい夏が来ないまま、ずーっと雨が降り続きました。
川の水音は衰えを知らず、梅雨時期のようにゴウゴウと響きが伝わってきます。
さて、8月のドギーテントも無事に開催されました。
8月は2回テントクラスがありますのでこのクラスは前編となります。

夏休みということで子どもたちも参加できました。
はじめてのテントではじめて犬といっしょに寝る!ってはりきってきてくれました。テントの中ではどうだったかな?

早起きして焼いてきてくれたクッキー
おいしかったです。やっぱり手作りっておいしい。
形や色じゃないよね。

今回は初めての参加者が2頭5名いたにもかかわらず
なんと全員が山ん上キャンプに挑戦しました。
なんだろう・・・いいっていわれるとやっぱりなのか。
そろそろ次のステップなのか。

年齢は近いけど犬種もサイズも違う
それに住んでいる環境も違うでも「ボクタチ“犬”である」ことはどちらにもすぐにわかる。
同じクラスに何度も参加すると
犬もだんだんリラックスし始める。
たんたんと、期待を捨てていくと
犬の殻もいつかはやぶけるものです。

「ところで君、何しているの?」
家族との時間はとても大切
お散歩だってみんなではいかないものね。
家族全員がそろって何かをするとき
犬のその一歩を踏み出す勇気がでるでしょう。

若いつもりでいたけどいつの間にか一番年上になってたね。
若いコたちの面倒をよろしくね。

8月の最も厳しい季節のテントクラスでしたがみんなの協力で無事に終了しました。
夏はたくさんの生きものたちが必死に生きているのでその中にお邪魔するというのは大変なことです。
だからこそ「自然のレッスン」は奥が深いもの。
毎度、クラスの流れはいっしょなんだけど犬たちの中に起きているものは、それぞれに異なるもの。
もちろん、私たち人間の中にも…。
8月は後編もあります。
主人公はそれぞれですね。

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水泳教室

8月1日海の水泳教室、8月2日山の水泳教室が開催されました。
海。豪雨の後で海も少し透明度が落ちていますね。
それでも日差しが強くないのに助けられ、初泳ぎなるのか。

集まったのはみな男子。
「海の男になる」チャンスの日です。

家族の愛は大きいですね。
みんなの声に背中をおされるかな
ひとりだったらこんなには入れないかも
少し興奮がおさまると
あまり入っていかなくなることもありますよ。
冷静な方がけがはしません。マイペースで練習します。

3歳の扉は無事に開いたようですね。
大人の世界は大変でしょ?

波打ちぎわでの戦い。
海のエネルギーをいっぱいもらえたかな。
海の利点は夏なら自分たちも中に入って呼んであげることができるからですね。

山の方では人間が中に入ることができません。
そう…。犬もダイブすることになるわけです。

こんなにスイスイと泳いだのは初めてだってね。
みんなといっしょだと力強くなれるのは
群れの力を受け取るその犬の力
オポ兄に報告しなくちゃね。

おとなの犬に近づくと「正義」も生まれる。
自分の中にしっかりと秩序を作っていくことが大事。
今までとは違う関係も始まります。

さて、興奮してたわんこも走り回ってだいぶん発散かな?
発散は興奮度が高いのでケガに気をつけようね。

海に山に、それぞれの水泳教室でした。
8月7日は臨時川遊びグループクラスを開催します。
海は犬にとっては少し興奮が高いので時間は短くしてあげてください。
人間は暑くないとおもっても熱射病になるのはあっという間です。
熱射病のときに普段とあまりかわりません。
息使いもそれほど荒くならず、逆に体温が逃げない感じでぐったりとしてきます。
この季節には十分に注意してください。

遊びにいくときには必ず水のあるところ。ないところには水をたくさんもっていくことです。
8月30日わんげる・ミーティングでは川遊びができますね。
ご参加まだ受け付けしております。ご連絡ください!

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ドギー・テントクラス

2部にわたるドギーテントクラスが開催されました。
5月連休以来の2泊組も含めて、季節なのかたくさんのご参加ありがとうございました。テントもろもろの準備や天候も重なり
写真はほとんどとれない状態でここではご紹介できませんが
いくつかのストーリーがありましたので復習をかねて。

その1 他のわんことテントに寝ること
みんなの状態がずいぶんと落ち着いてきたので、テントに寝るときにクレートから出して寝るように変更しています。
もちろん初心者の方はクレートでどうぞ。
テントの中に入ると、テントの外では知らん振りもしくはちょっと厳しい関係の犬もちょっとちがったムードになるんですよ。

「あのわんことテントにご一緒してみたい」というご希望はどしどし手をあげてください。もちろん、飼い主さん同士の距離もぐんと縮まるでしょう。
仲良し同士もいいけど、新しい関係を結んでいくことが課題になるはずですからね。

その2 自然での犬の行動
夏にはたくさんの生物が山に現れます。寝ていた蛇たち、かえる、クモ、バッタ、もちろんもっと巨大な方々もいらっしゃいます。
そうした生き物たちも、自然の摂理に従って生きています。
その場所に入るのですから、それなりのルールをもっていなければなりません。
犬たちの方が私たちよりも早く受け取ってくれます。
私はこのことで今までに何度もオポに教えてもらいました。そんなことがここしばらく続いていました。
犬が自然とふるまうようにするためには、犬に構いすぎないことです。
声をかけすぎない、触らない、ダッコしないなどは当然のルール。

時間を過ごすたびに変化があるはずです。
犬からの合図を見逃さないで。
みなさんの安全のためでもあるのです。

その3 山中で寝る
暑さもあるうえに、やはり山のすばらしい場所で眠りにつきたいと
山中のテントを希望される方が増えました。
2泊目は全員が山ん中で寝たのです。
あぶれた二つのテントはさらに山奥に前進しました。

私は部屋番でよかったのですが、「オポくんは山で寝たいはず!」と
なんだか、最前線に押しやられたのは、まさか“とりで”じゃないですよね。

予想通り、巨大な動物はいらっしゃいました。
足音だけで去っていかれました。
早くテントに行きましょうと誘った理由がわかっていただけたでしょうか。
テントに人がいることがわかれば、近付いてこられませんが、
歩いているときに遭遇するのはやはりお互いに緊張が高く危険なのです。

山の住人となっていない私たちは、もっともっと謙虚にあるべきです。

その4 犬の行動
私はオポとテントなので、またいろいろと知ることができました。
他のわんこたちはテントで「白目をむいて」寝ていたとか。
以外に寝てしまう犬たち。
家の中よりも安心しているように感じる。

山ってなんだろう。

そんなたくさんの気づきをえながら無事に終了しました。
テンションが高いときには行動も不安定です。人も犬もですね。
オポはテンションを下げようといろいろな行動をしています。
連泊されるとテンションが落ちてくることもわかりました。
ということで9月の連休は連泊テントを行います。

山中の場所が限られていることとテントの数などの理由で
限定人数となりますが、どうぞご期待ください。
7月末に日程を発表します。


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水泳教室

今年はじめての海での水泳教室となりました。
前日は雷雨に豪雨と心配したお天気も
翌日にはすっかりと変わってよい水泳日よりです。

さて、さっそく始まりました。
事前練習を重ねた成果ひとりで海に入っていけるようになりましたね。
自発的な行動は犬の自信につながるかも。

泳げるようになったわんこは後脚をうまくつかうのだ。
アスファルトの生活じゃほとんど機能してないから

はじめての海?とは思えないほど
積極的に泳ぐ小型わんこもいます。
おもちゃを加えようとたち泳ぎになってるけど
きっと練習してうまくなりそうだね。

どのこも泳げるんだけど
苦手なわんこもいるでしょう。
土の上でも自然に行動できることにつながっているんですよ。

スイムスーツをきていたわんこも
飼い主さんのやさしさかな。

はじめての犬には飼い主さんがしっかりサポートする
犬の体が泳ぐには十分でないほど不安定にしたのは私たちですからね。

水泳教室って何がなんでも泳がせる教室ではないんです…
飼い主さんが海に入ったり他の犬たちが海に入ったりすることに
泳げない犬たちが緊張感をといて何か行動を起こすきっかけとしてほしいのです。

だから、泳げなくてもいいんですよ。
濡れるのを拒む犬は、雨のトレッキングクラスにご参加ください。
濡れることに自然となれていきます。
他の犬や他人との距離が遠い犬は、それぞれに課題をかかえているでしょう。

一体何が課題なの?がみなさんの疑問でしょうが
それに気づくのは自分しかないのです。
求めれば必要な学びは与えられます。

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miniわんげる・ミーティング

わんげる・ミーティングと一緒なのですが、昼までに終わる集中クラスで
「お気軽にご参加ください」という気持ちをこめて開催してみました。
梅雨の晴れ間のよいお天気となり、
わんこ山→いの山幻想コースで犬たちの呼吸も変わります。

お山の空気はどんな感じ
山にはいるといろんなものがある
犬なら関心を示すところから始まるのかも
お母さん、今は声をかけないでね。

人の手の入っていない山は動物たちの住みかでもあります。
山にはいるときにはひと様にお邪魔するのと同じ気持ちでいたいもの。

さて、お昼ご飯はパン焼きました。
コネのお手伝いもありがとうございました。
スープもおいしくできあがりました。

タープを出していますがそれほど暑くはなかったですね。
犬たちもまったりしてよい時間が流れていきます。
楽しみを急ぐと興奮しなければいけません。
時間をゆっくり使うことをもったいないと思わないでいることのすばらしさは犬たちの自然な行動から学べます。

次回のわんげる・ミーティングは8月30日日曜日に七山のキャンプ場で行います。
ご予約はまだ受け付けしておりますのでご参加の方はご連絡ください。

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ドギー・テントクラス

梅雨入りしたあとのドギーテントクラスでした。
雨もようの多いクラス。誰か雨女じゃないかといろいろと疑惑もかけられつつありますが今回はくもりで何とか翌日までお天気がもちました。

ちょっとみないうちに大人になったね!
ドギーテントクラスでの経験が
君の成長のチャンスになるといいね。

いつもとおりテント設営から。
テントの種類がふえたので設営の仕方を覚えるのが大変みたい。
すでに汗ばむ季節。びっしょりと汗をかいて設営を終わったら
「やっぱり、ビールもってくればよかった」なんて声もありました。
今日のごはんはとても豪華。おかず支援までうけて久し振りに石窯に挑戦。


だいぶ上手になったでしょう?
石窯グラタンです。

犬たちもごはん休憩のあとは夜空の下でいつまでもあそびます。
あまり関係を築いていない犬たちの中には積極的に互いにぶつかりあうシーンも
ありました。その時間は翌日までつづき6時間くらいやっていたのではないでしょうか。片方がやめようとしても辛抱強いもう片方が再度はなしかける…。

そんなくりかえしでみんなもじーっとそれをみていました(首が痛くなりそうなのに!)
「ビデオでみるのと違うね。」

そうですね。ビデオはビデオのよさがあります。みのがした細かい部分がみれるからです。実際にみるときには臨場感があります。
今しかみれないというワクワク感もあります。まわりの犬たちの反応も気になります。

こうした犬同士の関わりは目立つものから目立たないものまで
犬がいればいつも行われているものです。
人間が過度に刺激をいれないことが大切です。人間そのものはその場にいても関与せず、犬たちの世界に任せましょう。
犬らしく犬としての関係を作っていけることが彼らの孤独を解放するひとつのきっかけになるからです。

自然な会話。みているとあきませんね。
「涙がでてくる…」と飼い主さん。
そうそう、相手がいるから成長できること、お互いに感謝しましょう。

私もこの日、オポと山奥へ再挑戦しました。
さすがに熟睡できず意識のある私をしって、オポは“夜番”を放棄。
テントの中でいびきをかく、寝事をいう。
私の方は若干の高低に体に力が入り、翌日は体の一部に違和感を感じました。
平でない地面にどこかで緊張しているんですね。
犬はどこでもへっちゃらなのに。
柔軟な犬の体はすべてを受け入れる器量の深さかも。
犬からたくさんのことを学べます。
気づきや学びはそれぞれの過程で。
みなさんの気づきを大切にしてくださいね。

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わんげる・ミーティング

梅雨なのに雨がふらないのも困りますが
今日はわんげる・ミーティングの日なので晴れの天気はうれしいものです。
いつも雨にふられるこのキャンプ場でこんなにお天気がいいのははじめて。

梅雨あけだと流れの早い川もそれほどながれておらず
川遊びに夢中になる犬たちと飼い主さん

水が透明…
流れがないからはじめてのわんこもこんな風に
生まれて初めて泳いだ気分はどんな感じ?
水しぶきをあげるくらいはしゃいでしまうわんこも。

気温が高かったからちっこいわんこもがんばりました


数年前にオオカミにあいにいったときオオカミたちが湖を泳いで近道をしているのを見ました。
水音もたてずまるでワニが泳いでいるかのようにスーッと泳いでいるのです。
よくみないとみうしないそうです。
というのも出ている顔の部分にも水藻をつけているので
自然とカモフラージュしているからです。

犬科の動物がこんなに泳ぎが得意なのをはじめてみました。
犬たちもそんな風に泳げるようになるのでしょうか。

川で冷やしたトマトとびわ
七山のあちこちのびわの木は今たくさんの実をつけています
びわは昔からいろんな薬になるので1家に1本あったようですね。

ゆっくりと時間をつかってすごしているので
犬たちもすきなことをしています。
土の上でごろごろとねころぶわんこもいて
土の上ではじめてあそぶ子供さんもおおしゃぎで大冒険してました

お昼はみんなでバーベキューなぜか焼きそばがすごく好評でした。。。
ゆっくりと息をすっておいしい空気といっしょにいただくのだから
なんでもおいしく感じるのかもしれません。
ごはん中犬たちもしっかりとマテができました。
十分に時間を使ってすごせば犬もイライラしなくなってくるのでしょうね。

はんもっくで飼い主さんといっしょにお昼寝
どんな夢みてるのかな。

犬のように働くという言葉があるけど
犬は本来はのんびりした生き物ではないかと感じます。
人に忠実な動物なので
人に付き合って働いてくれていたのかもしれません。
忙しいとついつい急いで遊ばせてしまいます。
私もそんな間違いをおかしてきました。
時間がないから短い時間で早く「発散」させようとしてました。
犬には負担のかかることです。
犬たちはただ自然のリズムに調和してすごしているときに
とても満たされた表情をみせてくれます。

自然のリズムって感じますか。
なぜかゆっくりとしているんですよね。
今日はそんなリズムを犬と飼い主さんの間に感じました。
普段の生活の中にも少しずつこのリズムが戻ってくるといいですね。

7月はミニわんげるクラスで行います

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クラスメイト

今回のクラスメイトはようのすけちゃんの飼い主さんの光戸さんからいただきました。ではどうぞ。

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夫の転勤で私たち家族が愛犬とともに福岡に来たのが2年半前。
当時は、まさか別のわんこと暮らすようになることなど想像すらしませんでした。

そのわんこと出会ったのは、昨年の8月。
愛犬との突然の別れから二ケ月ほどたったころでした。
警察から保護されてきた、先代わんこと比べるとずいぶんと小さな体をした
ミックス犬の男の子を、里親が見つかるまでという約束で預かることになりました。

そのコが我が家の長男“ようのすけ”です。
ようのすけをわがコとするまでにはさまざまな心の葛藤がありました。
でも、今、ようのすけは先代わんこに頼まれて我が家へやってきてくれたのかなと
思えるようになりました。

先代わんこはどんなに激しい台風の日でも
手術後のきついであろうその体でも
自分の足で歩くといい、外でしかおしっこウンチをしないコでした。
その様子をみていた私は、ようのすけには室内でも排泄できるようになってほしいと思っていました。
そして先代わんこができなかったお留守番もできるようになってほしいとも思いました。

それで、はじめはようのすけのために勉強しようとレッスンを受けることにしました。
でも、そのうちGBHでの勉強は「自分のための勉強」という思いが強くなりました。
ようのすけが私に力をつけさせるためにグッドボーイハートという学びの場と出会わせてくれたのです。

8回の出張レッスンを終えて七山デビューしたのが今年の一月。
この半年間で私の中では大きな気づきがありました。
「自分の足で歩く」というようのすけと同じ課題が見えてきました。

この数年間、肉親との別れ、先代わんことの別れと悲しいことが続きました。
でもようのすけと出会ったのはそれらのことがあったからこそ。
全部つながっているんだなぁと思います。

そして本当の意味で前を向いて歩いていなかった自分に気づくことができました。
福岡に来るまでは、ヒールのある靴しか持っていなかった私。

トレッキング?キャンプ?ヒーリング?
つい最近までは私と無縁だと思っていたことにはまりつつあります。
今では靴といえばスニーカーばかり。
東京へ帰ると友人達に「格好が変わった」といわれる私。
自然の力にやっと気づきはじめた私。
自分の変化がとても楽しいです。

先生やオポさんはもちろん
七山に連れて来てくれたようのすけ
ようのすけにつながるみんな
そして七山につながるみなさんに感謝です。


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光戸 真知


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ほんと、全てはつながっているんですね。
ふしぎ、ふしぎ。
かわいいようのすけちゃんの中にも「かわいいだけじゃないさ」と光る何かがたくさんのことを教えてくれます。

草刈りデビューはもうすぐかな。
たくさん楽しんでください!

Posted in クラスのこと, 受講生のコトバ