グッドボーイハートは人と犬が共に成長して調和することを目指すドッグトレーニング・ヒーリングスクールです。

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となりの犬:微妙な境界線で微妙な関係を保つ犬たち

グッドボーイハート七山校、つまり「オポ邸」の入口を護るのはオポと私の共同作業。
私よりもオポの方がセンサーが格段にいいことは言うまでもない。

お客様や宅配便、そして近所の動物たちのどんな来訪をも気づかぬことはない。
ところがただ一つの動物だけがゲートのフリーパスをオポから渡されているようだ。

彼の足あとである。
ゲートの下をくぐって入ってきてゲート沿いに反対側まで歩き
ふたたびゲートの下からくぐって出て行った様子である。

普段は犬が臭いで見ているものを目でみることができるから
雪の日は人間の私にとって彼の来訪回数がわかりやすく雪の日の楽しみにもなっている。

私たちが山に行っている間に来訪されたようで
オポが柵越しに様子をうかがっている。

「彼」というのはオポの住処に最も近いところにテリトリーをもつ犬のことだ。
オポよりも若い昔流行ったスピッツ犬の風貌を思わせるような伝統的ミックス犬である。

オポの姿が見えれば柵越しにあいさつに来ることもあるし
オポが庭にいないときに柵の中に入ってきてもオポはなにも言わない。
もっとびっくりするようなことだってあった。

オポと彼には線をひくような境界線がない。
彼が来たときにゲートを開けても、オポは彼を追ったりはしない。
ゲートから少し入ったところまでは来るが山に上がろうとするのを見たことはない。
この犬達の間に結ばれているものは、都会では見ることができなかった。

人間にはさほど関心がないようで私が立っていても近づいてくることもない。
その彼が、今日はめずらしく私に関心を示してくれた。

雪のため車を下の道に止めておいたからだろうか
車を止めていたのは彼のテリトリーだった。
車で作業をする私のそばを離れず
私が車から降りると近くまで来て臭いとりをして私を確認する。そして自分の家へと帰っていった。

彼の見回り(嗅ぎまわりかな?)は1日数回。
雨の日も雪の日も、つないである紐が外されている限り欠かすことはない。

オポと彼の不思議な関係は
オポと私の中での「犬ミラグロ」であり
私にまたひとつ「犬ナティボ」を教えてくれた。

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Posted in 日々のこと, 犬のこと

納めの日

古い資料の整理をした。
11年前に作ったプリントが出てきた。

11年前…。専門学校の講師の仕事を受けたときだ。
オポとはまだ出会っていないころ。随分昔のことのよう。

学校の授業の内容の組み立てとして作ったそのプリントは
「何のためにトレーニングをするのか」という題目で始まっていた。
その中にこんな言葉が走り書きされていた。

共感、信頼関係、安心感、理解、自立、社会性、協調性、自信

いろんなことをやってきたように感じていたけど
目指していたものは何も変わっていなかった。
出会ったものは、道で得た喜びや気づきに過ぎなかった。
これを目指して来たから今があるのだと
与えていただいた全てのものに対し改めて感謝の気持ちが生まれる。

オポとここに移ってきたときに植えていただいた柿の木。
今年やっと私の背丈を追い抜いてくれた。
そして、はじめてかわいい花のようなものをつけた。

遠回りをした私につきあってオポがここにたどり着いたとき
随分と年老いて疲れきっていた。
植えたばかりの小さな柿の木をみながら
この柿の実が落ちるころにオポがそれを食べることを信じようと誓った。

木は育ち、オポの命は輝きを増した。
そして、私は探していた犬との関わりを通して気づきをいただいている。

生きて輝いていることだけがすばらしいのだから
生きがいというほどのものはいらないのかもしれない。
このことは私にとって生きがいというより日々の喜びでしかない。
ほんの一瞬の喜びを共に感じる仲間たちと過ごした今年の納めの日。
それにふさわしい静かな山。

今年をきちんと納めて、
オポのいう「現実と現実を超えたものを結んでいるものについての学び」を
変わらずみなさんとご一緒いたしましょう。

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Posted in 日々のこと, オポのこと

毎日の散歩

朝、窓の外を見ると…
これは非日常ではない。これは現実だ。

玄関の前に、一晩かけて屋根から落ちてつもった雪。
家の周囲がこの雪の小山に囲まれている。
室内の気温は1度。
脚まで埋もれる雪にオポの足取りもいつもと違う。

そんな今日も、いつもと変わらず山へと歩く。
私はセーター、防水ジャケット、帽子、手袋、厚手のソックスと…防寒準備を怠らない。

オポはいつもと変わらない。
生涯をかけて1着の極上マイ毛皮とカギのついたゴム靴がある。
アンダーコートの薄い毛質なので防寒力はそれほどないと思える。
見に付けているのは山と暮らして得たもの。
「ないものは補えばいい」は、オポが教えてくれた。

雪の日は一面が白く道が見えない。
オポの足あとに自分の足を重ねて歩く。
犬は迷わない。天下一品の鼻があるからね。
尾根の脇の若木たちはその葉に雪をのせて頭を深く垂れている。

同じように私も頭を深く垂れたまま前進。
昨晩の雪は長く降り続いたみたい。
動物たちの歩いた跡も見つからない。

山の中でオポの耳をさわってみた。
あたたかい。

木をかじっている。この季節にしか得られないハーブ。
いろんな命が君と共にいるんだね。

雪解けの水を吸って、木々たちは一層輝いている。
この雪を迎えるための毎日の厳しい寒さが
動物の体に準備を促してくれる。

私も家につくころには汗びっしょり。
もう、そんなに防寒しなくてもよくなったのかな。
皮下脂肪っていうのが増えたってことね。
見かけより機能だよね、オポ。

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Posted in 日々のこと, オポのこと

雪化粧

この冬初めての真っ白なおしろい。

やはり油断は禁物だった。
唐津の平地では雨になるこの天の水はこの地では雪に変わってしまう。

トレッキング予定日だったこの日、昨日から「雪…大丈夫ですか?」の連絡が入ってくる。
大丈夫かどうかは私にもわからないんだけど、危険と感じたらみなさんは近寄るべからずです。

結局コース変更をして車を乗り換え、雪舞う中でのトレッキングとなった。
犬は大興奮。
厳しい冬を越えた遠い昔の記憶を思い出しているのかな。

さて、家に帰る準備は男仕事。
力まかせにチェーン装着をしなければならない。
応援を受けて今年最初のチェーン装着は気合はあるけど手間取った。
まだまだ腕力が足りないらしい。

これ以上腕力がついたら大変なことになりそう。
必要なものは与えられるってこんなこともそうなのかな。

雪道では車の運転も方向を失いそう。
寒い部屋の中に待つオポの元へと戻る道で、雪をも溶かす勇気をいただく。
どんなときにも、家族がいるって心強いね。

こんな日に家の中ではそうすることもない。
片付け、掃除をして小豆を煮ようかな。

こんな季節もそう長くはないので、どうぞお越し下さいませ。
チェーンの装着くらいはお手伝いできるかも。
それと腕力の付け方説明書もつけときます。

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Posted in 日々のこと, 自然のこと

犬・ナティボコース

ドッグトレーナー養成クラスの名前を変更しました。
7期生からバージョンアップしたドッグトレーナー養成クラスとなります。
そのクラスの名前は「犬・ナティボ コース」

ナティボ NATIVO
というのはネイティヴのスペイン語です。

ネイティヴという言葉が少しはやっているようで多少の抵抗はあったのですが
お知らせを受け取ったので素直に使わせていただきます。
犬・ナティボ コースは「本来の犬を知るコース」という意味で名付けました。

ドッグトレーナー養成クラスの復活をご案内したとき
トレーニングという言葉にそれぞれにもつ価値観や思い込みがあるのか、抵抗を感じられた方もいらっしゃったようです。

トレーニングと聞くと「犬に人がやってほしいことを伝えること」と単純に感じられるかもしれません。
犬のしつけの本やドッグトレーニングに関する情報の大半はこうした視点で提供されています。

たくさんの方が「犬に人がやってほしいことを伝えること」を求めていらっしゃるからです。
でもトレーニングというのはそうした視点だけではありません。

トレーニングの本も読んだこともない、興味もない、スクールにいったことのない人の方が
知らず知らずの内に犬にトレーニングをしてしまっているからです。

それも「これを教えよう」というものがないのに、無意識に行動していることが実は犬に対するトレーニングになっているのです。

他にも、無意識に行動していることが犬に対するコミュニケーションの方法になってしまいそんなことをいうつもりはなかったのに、ということを犬にたくさん伝えているんですよ。

犬・ナティボコース科目には、犬の歴史、習性、本能、感覚、体、行動、コミュニケーション、学習
などなどと書ききれないくらいの知識があります。
どれもナティボ=本来の犬についてのことばかりです。

たとえば、学習については

犬がどう学習しているのか
飼い主さんが無意識に学習させていることって何か
それが犬の成長にどう影響をするのか
そしてそれが犬と飼い主の関係をどう作っているのか。

トレーニング使う道具も使い方は様々。
その道具をどのように使うことができるのか。
それが犬に与える影響など。

だからこのコースは「こうして犬にトレーニングをして下さい。」というクラスではありません。
これだけの知識を持ってあなたは何をしますか?という問いかけがあるだけです。
どう行動するかは飼い主さん次第。
またクラスの内容をどう受け取るかも飼い主さん次第。

6ケ月のコースは長距離と感じられるかもしれませんが
10年以上も生活を共にするパートナーのことです。
私がこのコースでお話することは、17年間犬と向き合う仕事をしながら
パートナーのオポと暮らした10年も重ねて知り得た全てのことです。

たとえ犬が老犬になっていたとしても
このコースで学ばれたことを受け取られれば
きっと10歳と1日目のその1日は、今までと違った1日になるでしょう。
10歳のオポと暮らす私にとっての犬のナティボを追うときは
この暮らしがある限りいつまでも続くでしょう。


犬・ナティボ コース 犬の本来
犬・ミラグロ コース 犬の奇跡

どちらも語源はスペイン語です。
なぜスペイン語になったのかについては理由はありません。
スペインは日本では「西」
西は真実へと導かれる方角。

犬の真実へ

私たち人間の真実へ

そして人と犬の真実の関係へ向けて

ときには真剣に、ときには笑いながら、ちょっとだけがんばったりしながら

癒しの世界で起きることはきっと素敵なことばかりです。

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Posted in クラスのこと

仲間のお仕事

雪の精がやってきた。緑もしばらく見られなくなりそう。
夏の間歩いていなかったわんこ山のある場所にふしぎなものをみつけた。

なんだかお面みたい。
知人の虫博士に聞いたところ“ドロバチ”という蜂の巣ではないかということでした。
蜂の母さんが幼虫と餌の昆虫をこの泥の家にいれておくと
幼虫が育ってから自分からこの家に穴をあけて出て行くんだって。

だから3つの穴は幼虫が育つときに旅立った戸口ということ。
でも、もうこの家にはもどって来ない。だから今は空き巣状態。

昆虫たちの季節にこの周辺は通ることを許されていなかった。
巣があるから近づかないでっていうことだったのかな。
誰にも教わらなくても生きていくために必要なことはちゃんと知っているんだね。
ひとりで旅立つことを怖いとは思わないのね。

山の中で冷たい北風に鼻先をあげ
背中をまっすぐにのばして座り
しっかりと眼を開いて微動だにしないオポ。

同じく背筋を伸ばし、寒くないふりをしながら
「やっぱり首巻はもっとあったかいのにしとけばよかった」
と思う私。


なかなか追いつけないけど毎日の素敵な時間。
昆虫たちに負けてはいられない。
来年の夏の陣を乗り切るためにはこの冬どう過ごしたかが勝負。
オポ先生。お手柔らかに!

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Posted in 日々のこと, 自然のこと

奥山の心得

先日ある山に関する小冊子でとても良い言葉を教えていただいた。
そこには「奥山」という言葉がでていた。

奥山さんという名前を持つ方がいるのは知っているけど
奥山という言葉は思いつかなかった。

山を歩く日々の中で感じていることは
里と山はどうしてこんなに気が違うんだろうということ。
犬も里と山では行動が異なる。山の中でも犬それぞれに行動が異なる。

里は里山、山は奥山。

里とは人がその場で生活するために必要なものを山の麓に集めた。
畑、薪に使うための雑木、住むための小屋、そして川の水。
人々がここに暮らしそして人の影響を受けた動物たちだけが里に住む。
もちろんこれは開発ではない。自然の力をお借りするが自然と調和した山の麓。

奥山は自然の神々の住むところ。自然の神様と生きている動物たちが暮らしている。
里山も奥山も自然だけど、奥山は今の私たちが暮らせる場所ではない。
仙人が暮らしていたところだね。

犬は人に影響を受けた動物なので里山の動物。
都会では里山もなくなり町となったので、今では里山の動物でもない犬が多い。
いわゆるシティドッグになってしまった。

奥山の心得を身につけている犬がなかなかいないということがわかってきた。
町に長居をしすぎてその心得を忘れたらしい。
奥山の心得を知らなければ、傍若無人な態度になることもある。

神様、動物、植物たちは山に入る私たちをどう感じているのだろう。
たくさんの道具を持ち込んだり騒いで走って発散する場は山にはない。

それは里山でも奥山でもない。山の中に作った「なんとかランド」かもしれない。
私も都会で暮らすころはこの間違いをよくやっていた。
山で暮らすようになって山の声が聞こえるようになり、こうした行為が山を傷つけることを知るようになった。

オポはここで暮らすうちにいつのまにかその心得を取り戻していた。
できることをひとつずつやり、何かを超えていったから。突然変身したわけではない。

奥山に入る心得を犬たちと共に取り戻したい。
ここに暮らして知ったありがたい気づきのひとつ。
そのためにできることをみなさんも何か知っているだろう。
みんなができることをひとつでもやっていこう。

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Posted in 自然のこと

復刻版トレーナー養成クラス

今年の冬はあたたかい。だいぶ山の冬にも慣れてきたのかな?と、つい最近まで余裕だったのですがなんだか違うことに気づきました。

冬は今まさに到着したばかりのようです。
寒くなってきて冬到来と思っていたのに実は秋だったんですね。
昨年の寒さをもう忘れてしまったということか…まだまだ肌身にしみていないようです。

さて、新クラスのお知らせです。
来年の春に「ドッグトレーナー養成クラス」が復活することになりました。
ドッグトレーナー養成クラスはグッドボーイハート博多校時代に始めた講座です。
プロとしてドッグトレーナーになる方だけを対象にしたものではなく、一般的な飼い主さんも受講できるように構成されています。

犬と暮らすご家庭におひとりは「犬の理解者であり通訳者であるドッグトレーナー」がいると犬たちは安心して暮らせるよね、という思いやドッグトレーナーって「犬に何かを教える人」ではなくちょっとだけ犬のことを理解できる人なのだという視点で始まりました。
グッドボーイハートが山に移ってから、知識を中心としたお勉強を少しだけ減らして感覚と感性を磨くことにたくさんの時間を費やしてきました。

自然の中で自分の感覚を失わずに犬たちと過ごす時間を得たときも、身についていた知識は全くそれを邪魔することはありませんでした。
逆に、新しい感覚の中に知識がすっと入ってきて、ピンとくることを何度も繰り返しています。

本を読むほどに混乱してしまう多すぎる情報は、単に知識として頭の中でゴロゴロとしているだけなのかもしれません。
少人数制のこのクラスでは、毎回みんなでわいわいと語りあいながら、自分の中に何かが入ってくるのを感じられるようになるでしょう。
学ぶのはもちろんここ山のふもとのグッドボーイハート。
座っているだけで感覚が芽生えてくる不思議な場です。

ドッグトレーナー養成クラスは講師をしている私がいうのは少しだけ気がひけますが、実はとても楽しくためになるクラスなんです。
グッドボーイハートのどのクラスも「楽しくためになる」クラスですので何かと比較していっているのではありません。
他のクラスと同じようにドッグトレーナー養成クラスじゃないと味わえないワクワクする感じです。

このクラスの卒業生たちはいろんな現場で活躍されています。
犬のプロとして仕事をしている方々もたくさん受講してくださいました。
ボランティア活動をしている方々もいらっしゃいました。
もちろん飼い主として犬との関係作りのために、という方もたくさん。

先日このクラスの卒業生から「トレーナー養成クラスを受講後にうちの犬のことについてたくさん気づくことがあったんです。
それだけじゃなくって、あちこちから犬について尋ねられるようになったんですよ。」という言葉をいただきました。
犬たちがかぎつけるのかもしれませんね。そして「ボクの通訳者」のところへ飼い主が連絡をするようにしているのかも、ね。

ドッグトレーナー養成クラスは2011年の春、2月末ころから開催を予定しています。
7期生としていっしょに犬の学びを深めたい方はお気軽にご連絡ください。

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わんげる・ミーティング

第17回目のわんげる・ミーティングは三瀬キャンプ場で開催されました。

みんなでたき火。
お昼はシチュー(七山野菜ごっそり入り)と七山のパンで七山づくしとなりました。

わんげる・ミーティングのテーマは自然との一体感です。
それぞれに、自然との距離を縮めていただけたかと思います。
「どう遊ぶか」ではなく
「どのようにしてそこにいるか」といえば伝わるのかな。

毎日の生活はその繰り返しですからね。
次回は2月28日に
久しぶりに窯のパンでがんばります。

また、わんこ山も奥深くへ入ることを許していただいています。 謙虚に、謙虚に。
深い山のエネルギーにふれにいらしてください。

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お申込みはあと数名で締め切りとなります。

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犬ミラグロコース

犬ミラグロコース。
名前を聞いただけでは一体何をするんだろうというクラスです。
元も名称は「ドッグヒーラー養成クラス」でした。
養成クラスというと技術を身に付けるためのクラスという印象がぬぐえません。
それで、名称を改めました。
ミラグロとは「奇跡=ミラクル」のスペイン語です。
どの飼い主さんと犬にも奇跡の関係があります。
ミラグロコースは、その関係性を深めていくクラスで、そのコミュニケーションとしてドッグヒーリングを用いています。半年に及ぶ長いクラスです。

今回ミラグロコース初級クラスを修了したみなさんから感想をいただきました。
抜粋でご紹介させていただきます。

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山、川、海で、家族で過ごす時間が家族の中に新しい風を吹き込んでくれました。
他の犬たちや飼い主さんたちと共に山に入って自然と共にいる体験も私の意識を変えてくれました。
家族や犬を尊敬し、愛することの大切さを学んでいます。
そして、もっと大きな自然界のエネルギーと、すべての生命えの感謝を、祈ります。

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自分にとって自然は遠くからながめたりときおりふれる程度のものだったがヒーリングや自然の近くにたびたびいることで心身ともに癒され「ひとりではない」と感じることがあり、自分に余裕ができ家族や職場の状態がより心地よいものになりました。

自分で自分を癒し、良い変化を受け入れ自分が変わることによって落ち着いて対応できるようになりました。

犬への愛情がときには犬にとって重いんだと感じることができるようになり、いかに自分が犬に癒されていたかを知りました。

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今までは口に出したり表現してもなかなか伝わりませんでした。そのことで自分も相手も傷つけてしまったこともあります。
クラスを受講してから口に出さなくても家族や犬が少しずつですが、とても静かに穏やかに変わってきているのを感じます。

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今までふたをしてきたことを「あけていいんだよ」と言われたような喜びを感じます。
クラスで出会った方といっしょに学べ、回を重ねるごとに感謝しています。
なにげなく集まった仲間に偶然ではない何かを感じています。
人間として一歩一歩あせらず、感じることを大切にしながら学んでいきたいです。
妻として母として飼い主としての自分と、自分自身である私のバランスを崩さず成長していくことが目標です!

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海は好きでしたが山に入るのはあまり好きではありませんでした。
エネルギーを受け取ったり出したり…という感覚で山に入ると、の場所と違う神聖さがありました。生命の生々しさも感じました。力強さも感じました。
自分が小さく世界の一部であるような気がします。
自然とのつながりの変化によって犬との散歩の意味が大きく変化しました。

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犬に一方的にさわることが少なくなり、別の方法で理解しようと努めるようになりました。

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まだできることをやり遂げてはいない感じがあります。
「ただ受け入れていく」という感覚は難しいですが、それができて、
そして、そのものがなんであれ「感謝する」という気持ちをもつことを出きる限り続けていき自然な自分の感覚となることが今の目標です。

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みなさんの胸につまった精いっぱいの思いを言葉にして下さりありがとうございました。
気づきは毎日たくさん起きています。
意識はどんどん変化していきます。
つながりは強くゆっくりと広がっていきます。
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犬とのつながりも、犬への理解も、すこしずつ変化していきます。
何かが変わったのか気づくのはずっとあとのことなのかもしれません。
そんなことが私とオポにもたくさんありました。
ゆっくりと時間をかけてお互いの関係を育てていきましょうね。

Posted in クラスのこと, 受講生のコトバ