グッドボーイハートは人と犬が共に成長して調和することを目指すドッグトレーニング・ヒーリングスクールです。

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Monthly Archives: 2月 2026

2月のグループトレッキングクラスを開催しました。

2月22日の唐津市の最高気温予想は22度でした。

2月とは思えぬ暖かい一日にグループトレッキングクラスを開催しました。


オポ広場の常緑樹のクヌギの木はまだ枯れ葉を付けたままですが、対面する梅の木には柵直前のつぼみが膨らんでいます。


毎月参加しれくれるお兄ちゃん犬にごあいさつするジェイも最初はテンション高めでした。


一列に並んでゆっくりと、一歩一歩と進むのが犬との山歩きのリズムです。


余裕がでてきた年齢の犬くんも新しい犬くんの後ろで力強く歩きます。


トレッキングコースでは山羊のアールとゼットがお食事中です。写真の手前のヤギがゼットですが、相変わらずの貫禄ぶりでした。


山の中でリラックスして呼吸する犬ちゃん、山馴れしていますね。


仲良しの犬たちは寄り添いながら。いっしょに過ごす時間と回数とどのように過ごしたかが関係性を作っていきます。


最年長は12歳の犬くんですが、しっかりとした足取りに驚きます。


トレッキングクラスの後に開催している対面のクラスです。若い犬ちゃんに押され気味のお姉ちゃん犬。どちらもリードが弛んでいて上手く対面できています。


こちらも対面のクラス、飼い主さんと犬との信頼関係がリードのたるみを作っていきます。


リードをたすき掛けにして手に持っていなくてもちゃんとポジションを歩く犬ちゃん。理想的な歩き方です。


対面クラス中に太陽の暖かさにうっとりするチワワくん。


直接対面するのが苦手な犬たちも飼い主とのチームテリトリーで安心を獲得することができます。


出発前の整列状態です。先頭のジェイはリードを置いた状態でマテをしています。練習すればみなできるようになります。


初めて参加した犬ちゃんの到着時の様子ですが、飼い主さんの姿勢がいいです。飼い主の気持ちが犬に伝わりますので、こうしていると大丈夫な感じが生まれていきます。初めての犬ちゃんの参加は全員の気持ちを高めますのでとてもよい影響を与えてくれています。


今回もみなさんといっしょにグループトレッキングクラスを開催できて、ありがとうございました。

少数でも多数でも2頭いればグループトレッキングを開催していますので、土日以外をご希望の場合にはお気軽にご相談ください。

山歩きというと何千メートル級の山を一日かけて歩くとか、どこどこの山の山頂を目指さなければいけないと思う方もいるかもしれませんが、私はそうは思いません。

10分でも30分でも1時間でも、山を歩くという行動が山歩きなのです。だからどの山を歩いても良いと思うのです。ただ私の場合は、歩いた山を愛おしいと思い手入れしたいと思い、山のために何かをしたいと思うのです。

だから、いろんな山に出かけて行きたいという気持ちはなく、ただもっとこの目の前にある山が生き生きとするようにと作業をする時間を必要としているというのが現状です。

このあとは個人的なことです。

昨年末から竹を整備する作業に夢中になった結果、自分の右手を使いすぎてしまい病院嫌いのこの私が本日整形外科にお世話になることになり、母指CM関節症と診断されました。痛みがあったのに無理をしてチェーンソーや小枝切りの鋏を使い続けたので自業自得ですが謙虚さに欠けていました。

逆に作業ができなくなったばかりか他のこともなかなかできなくなってしまいました。ダンナくんの指の骨折が良くなったばかりなのにバトンタッチして私がこんな感じで凹んでいます。他にも大きく凹んだ理由があるのですが、また近々書くことにします。

とはいえ、山で犬たちと飼い主さんたちの笑顔を見ることができるのは私たちにとっての最大の喜びです。今回は広場の電柱撤去でみなさんに驚いていただきたかったのですが、また今後も楽しんでいただけるようにほどほどにがんばります。

山中で休憩するジェイ

Posted in クラスのこと

最近のオポハウスでの作業いろいろ・転倒そしてジェイ広場についても

ここ数日は山でも暖かさを感じるようになり、寒さで痛み始めた体の節々から喜びの声が聞こえてきます。

外で活動しているといってもやはり寒いなかでうろうろしたり写真とったり犬のお世話をしてたりすると、寒さで体がガチガチになってしまうものです。若さがあれば固まった筋肉が緩むのにも時間がかからないはずなのですが、長く使ってきた体の中では一度硬くなった筋肉は思うように元に戻りません。硬くなった筋肉は骨を動かなくしてしまいます。

そういえば今年に入って早々、2回山で転倒しました。ジェイとのお休みディに張り切りすぎてチェーンソーを抱えて山に入ったときでした。1回目は片手にチェーンソーをもち片手に戦利品の薪を持った状態で坂道でお尻からドスン、よくある転倒のパターンですが両手に物をもっていたおかげで手をつかずにすみました。このお尻からの転倒では手をついた時の方がダメージがあります。

2回目の転倒は思いもよらぬ形でした。同じようにチェーンソーを抱えて山に入ったときに山羊たちが係留されたロープを移動させようと山羊たちに近づこうとしたときです。この時はチェーンソーを一旦おいて歩き始めたのですが、数日前に切った小枝を右足を上げるときに拾い上げてしまい、それを右足で踏みながら自分の中左足の膝の後ろに小枝を押し付けながら一歩を前に出したのですから絶対絶命でした。そのまま前から倒れて胸をおもいっきり地面にぶつけた上に同じく数日前に切った切り株が喉の中心にあたったときは「終わったな」と思いました。

しかし、作業のために首につけていたネックウォーマーと眼鏡が私を守ってくれて喉は多少痛みがあったものの軽い打撲で済んだのです。このときは前方に倒れながら手をつけばよいものをなんとかして倒れるのを防ごうと手を後ろに回してがんばったのだと思います。そのためその後の体の痛みは大変なものでした。

今年はこんな感じでスタートしたのですが、山にはびこる竹をカットするのが今年のテーマなので泣きごとを言っている時間はありません。竹カットの作業にはジェイがお供をしてくれるのですが、ジェイの方もだんだん作業慣れしてきたのか作業中に離れて散策していることが多くなりました。

竹を切る作業では竹が倒れる方向が読めなかったり竹を切るチェーンソーが危険だったりするので、距離をとって散策してくれるのは助かります。ジェーイ!と呼ぶと全速力で走ってくるので名前を呼んでから戻って来るまでの時間で大体の距離感が分かるようになりました。

ただジェイがひとつだけ特別な反応をすることがわかりました。私が小さなチェーンソーを使っているときには離れて活動するジェイが、私が大きなチェーンソーを使っているときには少しだけ離れてもじっと座ったり立っていたりして私に注目しているのです。大きなチェーンソーの操作には緊張感が伴うため若干のアドレナリンを放出しているのかもしれません。

人の小さな変化に気が付くのは犬の特技でもありそのことで人との関係性も高まるのでしょうが、時にはそれが大変だろうなとも思います。夫婦喧嘩を感じ取ったり、飼い主のストレスを一番わかってくれるありがたい存在でもあるけれど犬に負担をかけすぎないように我慢しすぎるのは止めようという気持ちも働きます。

だからこそそんな愛犬の小さな行動の変化も見逃さずに気づくようにしようとこちらも頑張ります。そして、最近気づいたことがあります。

ジェイの到着に合わせてつくったジェイ広場、植林したり種を撒いたりしていますがまだまだ土は良い環境にはなっていないため、主に私が整備するときにジェイと入るようになりました。最近ではうろうろするイノシシが他の場所よりもジェイ広場に入って欲しいと思いジェイ広場の入り口の戸口を開けたままにする時間も多くなりました。

そのためジェイがよくジェイ広場に入っているのをみるようになったのですが、気づくとジェイ広場の境界線に沿って広場の内側にいくつもの排便が見られます。冬の間は犬の糞便を運ぶ昆虫が出てこないので排便はそのままになっておりわかりやすい便の点線ができていました。さらに入口付近に座ってじっとしていることもあります。

どうやらジェイ広場はジェイにとってのジェイ専用広場になっていたようです。朝夕の排便時にも部屋まで戻ってくるのに時間がかかるようになっていたため、どこまで排便をしに行っていたのだろうと思っていたらそういうことでした。

そこで新しい計画を立てました。

ジェイ広場の手前側の柵を外すことにしました。ちょうどオポ広場の柵を強固にするために鉄柵を貼り足す計画があったので、ジェイ広場の柵を移動させることにしました。柵を取り外すとジェイのつくった境界線は無効になりますが、境界線を作らなくても誰も君のテリトリーを脅かしたりしないよ、ということを伝えていきたいのです。ぜひみなさんにもご協力をお願いしたいです。

もちろんみなさんの使うオポ広場は景観重視のため鉄柵を黒ペンキで塗る作業をスタートさせます。ダンナくんには無理だと言われましたが、そういわれるとやってみたくなるのが性分なので、黒ペンキ塗りをがんばって素敵なオポ広場を作ります。

追加の予定ですがオポ広場の電話用の電柱も移動することになりました。引っ張る犬をつなぐために貢献してくれた電柱ですがオポハウスの前に君臨しているのがとても残念だったので、大好きなオポハウスのために移動することになりました。この件の提案者はダンナくんの方です。

オポハウスは平成元年生まれだと考えるとよくここまで持ちこたえてくれたなと思います。古くて不便なこともたくさんありますが、それよりもたくさんの思い出がつまった愛する家です。そしてまたここで新たな思い出が生まれようとしています。

Posted in 日々のこと

犬の“J”の腸内細菌検査&口腔細菌検査について

可愛い我が愛犬が横たわっているときに、そのお腹に耳を当ててみたことがきっとあると思います。ダンナくんも暖炉の前に横たわる愛犬ジェイのお腹に耳を当てていました。「わー、生きてる。オレのお腹と同じ音がする。」ジェイのお腹の音とはぐるぐるー、きゅーという腸が動く音なのです。健康のための日々の腸活は人だけの問題ではありません。犬も日々、腸活をしています。

腸活の大まかな仕組みは人と同じです。犬の腸内や口腔内に小さな小さな細菌たちがたくさんいて、お互いに牽制しあいまた協力しあいながら口から入れた食べ物を栄養にしたり内臓の機能を高めるための分泌物を作ったりと心臓いっしょに一秒たりとも休むことなく活動しています。

最近は犬のはみがき習慣が一般的となりましたので、定期的に歯磨きによって歯をきれいにしている素晴らしい飼い主も増えてきました。ただ、歯磨きをしていれば口腔内の菌の状態がベストだということでもありません。

口腔内と腸内の細菌は遺伝からはじまり、日々の生活環境やストレスなどの影響でできあがっていくため、いったいわが愛犬の口の中や腸の中がどのような状態になっているのかを知ることは難しいものです。

ところが、科学は進歩し続けているようで以前には個人では難しかった犬の腸内細菌や口腔内細菌検査ができるようになりました。先日、生徒さんがチャレンジされたという報告を聴いて、そろそろジェイもやってみようかなと思い二つの検査を同時に行いました。


腸内検査はジェイの便の一部を提出する形で行いました。検査結果は数枚のシートにまとめられており、専門用語がたくさん出ていて難解な部分もありましたが、アドバイス的に小さなコメントがついておりとても参考になりました。

腸内細菌については犬に多いアレルギーやアトピー体質の改善のために役立つ情報が得られるのは確かです。さらに、腸内細菌は行動や性質との関連性があることが医学的に明らかになりつつあることが人の医療では知られていますが、犬の不安定な行動や性質も腸内細菌との関連性を否定できず、とても興味がわきます。

犬の行動問題を解決する日々のトレーニングクラスでも犬の食事内容については必ずお話するようにしています。もしかしたらその犬に合わないドッグフードが犬の不安定な行動を助長している可能性があると信じているからです。

フォレマさんからは毎回素敵な自然の風景写真とコラムを掲載された冊子が届くのですが、今回の冊子には「性格と腸内細菌Part2」と題して、2頭の山羊姉妹の腸内細菌の比較についての検査結果と概要が掲載されており興味深く拝見しました。

2頭のメスのヤギのうち一頭は慎重で臆病、もう一頭は冒険好きで積極的、この二頭のヤギたちは同じお腹から生まれ同じ環境に育っているのに腸内細菌の結果は基本構成は同じであったものの明らかに違いが出たものが3点だったということでした。

同じ遺伝子で同じ生活環境、同じ食べ物を食べているのに腸内細菌が違うのに、性質や行動の違いが逆に腸内細菌に影響を及ぼしているということなのか、コラムの中にも答えはありませんでしたが、動物の行動の変化が腸内細菌に影響を及ぼすのではないかというのが私の今の考えです。


口腔内検査は唾液の一部を提出することで行いました。

こちらも数枚のシートにまとめられおり専門用語が並びますが、小さなアドバイスとともに一般的な指数も提示されており、素人にもわかりやすい内容となっています。

この検査結果から将来の疾病に発展する危険性についても示唆されており、敏感な方がみると怖いと思われることもあるかもしれませんが、あくまで傾向ということですから過敏に反応せずにじっくりと犬にとって良いと思うことを選択していくひとつの素材として利用していただきたいと思います。

腸内細菌の中には長寿菌と呼ばれるものもあって多い犬もいるし少ない犬もいるでしょう。少ないからといって短命であるというわけではないし、多いからといって長生きする保証になるわけでもありません。あくまで参考として、ですね。

実は、ジェイの口腔内の問題に関しては小さな不安を乗り越えた直後の検査となりました。昨年の2月にジェイを迎えた時に口から強い悪臭があったことと口の中を見せることを極度に拒否をしたため、奥歯かどこかの歯が破折しているのではないかという疑いを持ちました。施設から移動してきたばかりの状態ではまだ判断しかねずに8月まで経過を見ることにしました。

ジェイを迎えてから6ケ月を経ても口臭には違和感を覚えたため歯科専門の獣医師に診察をしていただきました。診察の結果、歯の折れている部位はないということで一旦安心はしたものの、口臭に関しては歯石の除去が必要ということになり手術の予約を入れました。なかなか都合が合わず手術の予約日が数ケ月後になったのですがこれが幸いしました。

それから秋を迎えて手術まであと少しというころになると、悪臭を漂わせていたジェイの口臭に変化が見られるようになりました。この頃から便の状態にも変化が見られました。また到着当初は激しかった自傷行為がなくなり、排便直後にする食糞行動もなくなりました。草をよく食べるようになり山での活動も増え始めたころです。

においのことなので私の個人的な感覚に頼らずにおいに敏感なダンナくんの意見も聞きましたが、同じように口臭の強さを感じなくなったという意見で一致し、また視覚的に確認できた奥歯の歯石も薄くなり始めていました。そこで緊急にと予約した手術を一旦キャンセルさせていただき、もう少し様子を見ることにしたのです。そしてこの口腔内検査を受けることで現状を把握し、改善のためにまたひとつできることがあれば生活改善を試みようとチャレンジしました。

口腔内な腸内よりももっと直接的に生活環境の影響を受けます。腸内の方はすごく時間をかけて変化していくのに対して、口腔内の方は住環境の影響を早く受けるように思えます。思えますという曖昧な表現になるのは、私は獣医師ではなくたくさんの犬の口腔内のデータを持つものでもないからです。ですが、一飼い主としてジェイの変化を一番把握することができるのは私自身です。

どちらも検査も決して安価なものではないので毎月というわけにはいきませんが、経過を追っていきたいので定期的に利用させていただきたいと感じました。そのためここで皆様にもお知らせします。

この二つの検査をしていただいたのは株式会社フォレマです。「自然との共存」を以下のサイトから検査の申込が可能です。

株式会社フォレマのホームページ

もし検査をされた方がいたら、ぜひ情報を教えてください。特にお預かりクラスをご利用の場合には、排泄物の管理についての参考にさせていただきたいので情報共有できればありがたいです。

ジェイの日々の生活環境



ジェイの日々の生活環境はこの一年で大きく変わりました。変わったのは環境だけでなく日々の生活習慣から行動習慣にいたるまでです。そのことがまたジェイの性質に影響を及ぼし腸内細菌にも影響を及ぼしていくのが楽しみです。

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