グッドボーイハートは人と犬が共に成長して調和することを目指すドッグトレーニング・ヒーリングスクールです。

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Monthly Archives: 8月 2026

【お知らせ固定ページ】お預かりクラス休業日のお知らせ※随時更新

※この先頭ページは固定されています。ブログ記事はスクロールしてご覧ください。

以下の日程をお預かりクラス休業日とさせていただきます。お預かりクラスをご希望の方は、事前に確認をお願いいたします。

この情報は予告なく随時更新されます。※9月23日更新

青字のものは確定です。

休業予定日にお預かりを希望される場合は直接ご相談ください。

尚、お預かり希望は3ケ月前の月から受付させていただきます。(例2027年1月分→2026年10月1日から受付)旅行などの都合で早期にご予約を希望される場合は仮予約として受付させていただきます。

9月確定

28日、29日、30日

※9月27日、25日、グループトレッキング

10月確定

1~2,3日、15日~17日、26日~31日

※10月25日、10月13日 グループトレッキング

11月確定

10日~15日、28日~30日

お預かりはできるが送迎だけができない日程 18日~21日

※11月22日 グループトレッキング&犬語セミナー

12月確定

1~5日、6日、14日~19日

※12月20日はオポディトレッキング&オポディ

年末年始の送迎→12月27日~1月4日までは送迎サービスを中止させていただきます。

2027年

1月確定 

16日~23日、26日~28日、31日

2月確定

1日~4日

皆様にはご迷惑をおかけいたしますが、宜しくお願いいたします。

グッドボーイハート

スタッフ一同

Posted in お知らせ |

川トレッキング&川トレーニングという「川トレ」で何を学ぶ?

お盆を過ぎてオポハウスには秋がやってきましたが、この夏もたくさんの思い出を振り返るころとなりました。

今年は例年以上に“川トレクラス”のご要望がありました。川トレクラスとは川トレッキングであり川トレーニングです。いつもは「山」という自然環境の中での学びですが、川トレでは山の中の「川」環境に絞って活動をするクラスです。

川トレ希望者の中には「うちの犬も泳げるようになりたい」という夢を抱いている飼い主さんが多いのですが、川トレの目的は犬を泳がせることではありません。結果として犬が泳げるようになるということはあり得ますが、どんなトレーニングの目的も結果ではありませんので川トレもまた同じです。

では、川トレの目的は何かというと、繰り返しお話している「結果」ではなく「過程」です。川という普段活動する場とは全く違う犬にとっても飼い主にとっても馴染みのない環境の中でどのように過ごすのか、これが川トレの目的です。

過ごし方は様々ですが、やはり山を過ごすのと同じように環境をよく知るためにまずは川の中を歩いていく川トレッキングから始めます。川の中央を歩くというよりも歩きやすいところを歩きます。リードをつけて歩きますが、山よりももっといびつな地形のため犬と人の連携が必要になります。石ばかりで水が流れているし川のゴウゴウという音で会話も聞こえません。

リバートレッキングするダンくんと飼い主さん



常日頃からリードをつけてい歩いているはずですが、これほど自分の足元に注意が向くとリード上でのコミュニケーションがいかに大切かわかります。

 

人が歩いて渡れる場所でも小型犬は泳いで渡る必要のある場面もあります。どのタイミングで犬が地面から足を離すようになるのか、サポートが必要なのか任せていいのか、ルードを変えた方がいいのか。リードをつけているときは一心同体なので経路を決める飼い主にはいくつもの選択肢を決断する能力も求められます。小型犬だからといってずっと抱っこして歩いてしまっては川トレーニングの意味がありませんので、どこまで自力でできてどこから援助するのかと犬への注意は欠かせません。

川の環境では大型犬の方が利がありそうですが、決してそうとも言えません。特に川トレッキングの場面では、小型犬たちは小さな岩に四つ足をのせてうまくバランスをとっています。大型犬なら足がひとつしか乗れない場所です。いくつもの違った岩にそれぞれの足をのせてバランスをとっている大型犬にとってはうらやましい光景です。

石から石へのジャンプも小型犬ならではの体重の軽さで実現できます。大型犬の方が体重がありすぎてジャンプ移動が難しいことが多いのです。自分の愛犬がこの環境でできることとできないことを飼い主側が知るチャンスにもなります。同時にさっきまでできなかったことをできるようになるという場面を見ることもできます。

移動する能力が高まることは動物として一番大切なことだと思います。家畜化の歴史のある犬は移動の必要がなくなったことで人同様退化しています。川トレッキングの練習は人にとっても犬とっても良いトレーニングになります。

リバートレッキングするコータくんと飼い主さん



川トレッキングで環境を把握したあとはやや深い場所に移動して「泳ぎ」の移動を試します。あくまで私たち人間が足がつく環境の中で安全に行っています。

「どの犬でも泳げるようになるのですか?」という質問には、もちろん泳げるようになりますという答えになります。どの程度泳げるようになるのかと聞かれると、それは犬にもより環境にもよりますから一概には言えません。川トレでは犬が泳ぐというのがどのような行為なのかを言葉ではなく実践で体感します。この体感とは犬に起きていることを人も体感するということで、つまり共感につながります。

泳ぎの得意なはるちゃん



泳いでいる犬の姿勢は足が地面につかない空間を歩いているのと変わりません。ただ立ち止まると沈んでしまうため、ずっと歩き続けなければいけません。歩く方向さえ決まれば、ただその方向にむかって歩いているだけです。

ただ、川の中には水の流れる方向というのがあります。上流から下流へ、そして大きな岩や川の地形によって流れが変わり、川の上と下ではまた流れの強さが違います。川の流れをうまく利用しながら移動できるようになるということは、犬が環境をうまく利用できるようになったということです。

移動の行為だけでは積極的に泳ぎと関われない場合には、水の中に落ちているものを拾ってくる行為で泳ぎを誘発することもあります。しかしこれは最初からではありません。まずはリードでうまく誘導しながら移動の行為としての泳ぎを引き出していきます。

川の中でのリードワークは歩いているときと少し違います。当校で許可をとっている場所は深い場所が比較的少ないため、そのスペースに犬がうまくはまりかつ移動の方向がわかるようにリードを操作していきます。

犬の動きをよくみながらのリードワークは歩行の練習とは違うのですが、万が一犬といっしょに川を渡らなければならなくなっときにはきっと役にたつと思います。だって、犬を抱っこした状態で川を渡ることはできませんから。先日豪雨で冠水した道路の映像をたくさん見ましたが、こんなときに犬といっしょだったら泳いで避難するしかありません。万が一はあるかもしれません。

初泳ぎのさゆちゃん



移動の行為としての泳ぎができるようになったら、水の中に投げたものを持ち運ぶ、リトリーブの練習で泳ぎを克服します。

持ってくる行為を縮めて持来(じらい)といったりしますが訓練で使う言葉なのでどのような言い方でも構いません。リトリーブが得意な犬もいれば得意でない犬もいますので、あくまでもその犬が得意であったらトライしてみましょう。

小枝をリトリーブするジェイ



ラブラドルリトリバーはその名前が示すとおり「持ってくる」が得意な犬ですが、特に水の中に落ちたものを拾ってくるのが仕事であったためこの作業には執着します。黒ラブのジェイは昨年はじめて川へ連れていったときには水につかることできず川岸でキュンキュンと鼻を鳴らしていましたが、今年は果敢に飛び込みをした上に一分以上泳ぐようになりましたが、これは遺伝子の情報が引き出された結果です。

小枝をもって泳ぐダンくん



上の写真はダンくんが泳いで小枝をくわえて持ってきています。物を口にくわえて移動するときはふつうに泳ぐときとは姿勢が違います。どうしても頭が浮いてしまうので後半身が沈みがちになります。地上での持ち運びとは違う筋肉を使ってバランスをとっています。

犬が泳ぐときにもっとも必要な体の部位はどこだと思いますか?答えは「尻尾」です。尻尾は歩くときにも走るときにも大切な役割を果たしていますが、特に泳ぐときにはもっと尻尾の役割が重要になります。尻尾は船でいうところの舵です。

舵の役割とは川の流れに流されないように直進を促すことです。舵である尻尾をしっかりと水面で降ることができればもっと直進するのですが、尻尾の短い犬は思うように行きません。また尻尾のちゃんとあるジェイですら尻尾をきちんと使うことがまだできていません。

ジェイの場合には、歩いたり走ったりするために尻尾の動きがそれほど必要とされなかったということでしょうが、風のように走るのなら、いや風の中を移動するときならもっと尻尾が必要だったはずです。今までそうした環境で使うことがなかったからという理由で発達していないのなら、泳ぎの練習によって回復する可能性はありますので期待は低く今後も川トレを続けていきたいと思います。

初泳ぎするといぞうくん



川トレでは犬が泳ぐ姿を見て「わー泳いだ~」と飼い主さんが喜ぶのは当たり前のことですが、ただそれだけではこの時間がもったいなさすぎます。犬がその環境の中で何を感じ何をしようとしているのか想像したり考えたり、そして一緒に体験して体感する時間になると犬との暮らしはもっと深いものになるはずです。

今年は川トレのために半年前から樹木の選定、竹を切ったり、川の中に浮かんでいた孟宗だけを撤去したりと労力を時間を使って整備を続けましたが、みなさんとの学びの時間でその苦労も報われました。

来年への学びにつながるようにこれから引き続きます。

Posted in 犬のこと, 自然のこと |

柿の実と犬の事件、ジェイに起きたこと。

七山ではお盆が来る少し前から涼しい風が通り抜け、例年よりも早く秋の到来を感じるようになりました。近くの農家さんから聞いたところによると、お米の育ち方も早いらしく酷暑の都会とは違った空気感があります。

秋が近づいてくると変わり始める風景の一つとして秋の実が育ち始めていること。栗林には大きな栗の実がなりそのうちのいくつかは地面に落ち始めています。

今年の初めに剪定した柿の木にはきれいな青い実がたくさんなっています。その柿の青い実のいくつかは熟す前に落ちてしまうのですが、昨年から柿の実を食べることにはまった犬のジェイが落ちた青い実を見つけました。

最近は柿の木周辺のパトロールに熱心だなと思っていたのですが、柿の実が落ちる前からジェイの頭上に漂うかすかな匂いを感知していたようです。もちろん私にはまったく匂いはわかりませんが、視覚の優れたホモサピエンスですから緑の葉に囲まれてカモフラージュした青い実を見分けることはできます。私もジェイも、そろそろかなと期待に胸を膨らませていたころでした。

偶然にも風の力で地面に落ちた青い柿の実は犬が食べられるほど熟してはいません。犬の顎の力で簡単に砕ける硬さではありますが、わりと慎重なジェイは一度に砕こうとせずに少し歯を当てては離れ、また少し歯を当てることを繰り返していました。多くの青い実は哺乳動物にとっては危険なもの、この様子では一度に食べることはないから大丈夫だなと青い実を取り去ることなく放置していました。

その日の夕方のジェイの夕ご飯の後、いつもよりとても早く外に出たいというシグナルを発しました。いつもは夜の21時から22時くらいに庭に出るのに、その日は19時くらいに庭にでていき、またかなり長い時間戻ってこなかったのです。青い実を少しかじって下痢をしたのか、もしくは新しい青い実を見つけて格闘しているのかどちらかは不明でしたが、20分ほどするとようやく戻ってきました。

事件はこの日の未明に起きたのです。

夜中の3時くらいに部屋の中を歩く足音で目覚めました。これはジェイが外に出るというシグナルとして部屋を歩く音です。飛び起きてジェイだけを庭に出して寝ぼけた私は玄関で待つ、やはり青い実を食べて下痢をしたのだと確認しました。

しばらくすると戻ってきたので再び部屋に戻りいったんベッドに横たわったのですがほんの数秒してすぐにまた歩き出すジェイの足音に飛び起きて、またジェイだけを庭に出して2回目は30分ほど待ちましたが戻ってきません。あまりにも遅いので服を羽織って外に出ようとしたタイミングでジェイが戻ってきました。

そして部屋に戻ったあとベッドに寝ようとしたのですが、どうやらジェイの方はまだ収まっていないようで、少しうろうろとしたあとベッドの近くに座りました。これはまだ問題が解決していないという合図です。

私は床に座る姿勢をとり、次の要求があればすぐに応じられるようにスタンバイしているよというアピールをしました。するとジェイは私の近くに対面で足を崩して伏せました。そのとき左足が小刻みに震えているのがわかりました。さらに時折足をつっぱるようにわずかに蹴り出す行為も見られます。その様子をしばらく見守っていたのですが、少しすると震えている自分の足をなめたりかじったりするようになりました。

ここからは私の推測になりますが、柿の青い実を食べたことがきっかけで下痢などである程度は排出したもののすでに体内に入り込んだ毒性があったのか軽い神経症状を起こしたのかなと思いました。本来なら毒性の強いものを食べた直後に胃が受け付けず嘔吐する、腸内で吸収せずに下痢をするで解決するはずですが、量が少なすぎて反応が低かったのかもしれません。

ジェイが足の様子を気にしているのが二時間ほど続きましたが次第に落ち着いてベッドに移動したのは明け方の6時前くらいでした。見守っていられたのは呼吸が安定していて意識がしっかりとあったからです。犬が熟す前の実を食べて消化不良を起こしたり、毒性のあるものを口にして嘔吐することなどはよくあることです。

先代犬のオポにも青い実の事件がありました。田舎暮らしを始めたばかりのことにたくさんのトマトを作ったのですが、トマトが好物のオポがまだ赤くなりきっていないトマトの青い実を一度に全部食べてしまったのです。このときにはしばらくしてすべて嘔吐し、その後は青いトマトを口にすることはありませんでした。

自然の中とはいえ普段から生活している環境なのでどのような植物がどこにあるのかということはある程度把握していますが、毒性のあるものをすべて犬から遠ざけることはできません。犬も間違いを犯しながら少しずつ学んでいくしかないのです。もちろん自分の犬にだからこそさせられることです。もし預かりの犬が同じようなことをしようとしたらすぐに取り上げて厳しく管理します。

自然との暮らしや体験は決して心地の良いものばかりではありません。むしろ自然の中では難しい問題や厳しい教えがたくさんあります。だからこそ、対峙して学ぶ価値があると思うのです。今回のジェイと青い柿の実の学びは完結したとは言えませんが、引き続きその学びを見守り、見守ることを自分の学びとします。

柿の青い実を嗅ぐジェイ



 

Posted in Jのこと, 犬のこと |

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